2007-2008　年末年始　エジプト旅行記６

2007/12/28 - 2008/01/04

生まれて初めて、海外で年を越してきました！
今年は年末の休みの並びが良かったので、思い切ってベストシーズンのエジプトへ。

ＪＴＢ旅物語の８日間のツアーに一人参加。
なんと一人参加は私だけでしたが、添乗員さん、現地ガイドさん、ツアーメンバー、そしてお天気にも恵まれて、とっても楽しい旅になりました！


ルートはルクソール→アスワン→アブシンベル→カイロです。

5日目〜7日目はカイロとその近郊を観光しました。

詳しくはhttp://www.geocities.jp/anb45690/egypt/top.htmlをどうぞ！

エリア カイロ(エジプト)

アブシンベルで日の出鑑賞した後は空港へ。
8：00　エジプト航空MS246便　アブシンベルを離陸。アスワンまで30分ほどのフライトです。
8:25　アスワン着。
歩いてArrivalからDepartureまで移動したんだけど、途中階段を登っての移動があって、エレベーターかエスカレーターくらい作ればいいのに、と思っちゃいました。

ところで、アスワン空港ではなんとシステムダウンが発生！
搭乗券が発券できなくなっちゃったんです。え～って感じ。なんか、おじさんが一人で手書きで書いてたらしいんだけど、結局間に合わないってことで、席番なしのチケットが配られたの。 自由席だって（笑）。飛行機で自由席って、ちょっと貴重な体験かもね。
10:10　エジプト航空　MS346便　アスワン発。
11:20　カイロ着。

カイロに降り立つと結構涼しい。長袖カットソー＋長袖シャツじゃちょっと寒いのよ。北と南じゃこんなに気温が違うんだねぇ。
しっかし、カイロは都会です！南ののんびりした風景ばっかり見てきたので、すっごい違和感。私は南の雰囲気の方が好きだな～。

空港からバスで40分くらい走って、カイロ市内のレストラン「AL　TAFT」で昼食です。今日のメニューはなすペースト＆ゴマペースト＆パン。牛肉と野菜のエジプト風シチュー。デザート3種盛り。（12:40－13:35）

お昼の後は徒歩でオールドカイロ地区にある聖ジョージ教会へ。ここはギリシア正教の教会だそうです。

これは「聖ジョージが白馬に乗って、悪魔を退治する図」だそうです。ヨルダンの聖ジョージ教会でも似たようなモチーフの絵を見たような気がする。あそこもギリシア正教の教会だったから、同じモチーフでも不思議はないけどね。

内部は物凄く広いってわけじゃないけど、結構豪華。右手上部に宗教画が飾ってあるんだけど、なんとピラミッドが描かれてるんですよ～。 エジプトっぽいですね。

これは3種類の十字架が付いてる鐘楼の門。カトリックとコプト教とギリシア正教の十字架が付いてます。宗派は違ってても、同じキリスト教。仲良くしましょうね、と言うことらしいです。（13:40－14:10）

次はハンハリーリバザールへ。
ここで1時間ほどフリータイムです。安全なエリアを教えてもらったので、グルグルと２週ほどブラブラしました。ま、観光客向けのバザールなんで、そうディープな感じもなかったけどね。シリアやチュニジア、イランの方が面白かったなぁ。（14:35－15:35）

次はパピルス屋さんに向ったんだけど、途中ビルの間にピラミッドが！街から近いとは聞いてたけど、本当に近くにあるんだね～。ちょっと不思議な光景です。

さて、パピルス屋さんで私は生まれて初めてパピルスを見ました！パピルスってこーゆー植物だったのね～。 なんか、箒みたい。今は古代とは気候が変わってしまったので、このパピルスはもうエジプトでは取れないくて、スーダンで育ててるらしいです。 昔のほうがもっと暑かったそうです・・・。しんどいよね、それって。（16:15-17:15）

この後は早めに夕食のレストランへ。早めの夕食にも身体が慣れてきたわ。今日のメニューは前菜各種と熱々のパン、魚のフライ、オレンジ。（17:40－18:15）

18:40頃、ようやくジョセルパートナーホテルに到着。まあまあ、いいホテルです。高級ホテルって感じのゴージャスさはないけど、ショップや銀行も入ってるしね。便利な感じ。

6日目
7:00、Ｂ１のレストランで朝食。ホットミール、コールドミール、一通りのものは揃ってました。シェフはいたかな？記憶がないわ（＾＾；）。

７:４０、ロビー集合でギザの観光に出発！まずはクフ王のピラミッドへ。
これはでかい！まじにでかいです！！ＴＶや写真で何度も見たことがあるけれど、それでもやっぱり凄いわ～。写真に収めようにも、どうやっても入りきらないし。うひゃ～、です。

サムさんの説明を聞いた後は、入場観光付きなので各自で中へ。
入り口が二つあるけど、本来の入り口は上の方。私たちが入るのは下の入り口。この穴は９世紀の王様がお宝目当てで開けた、盗掘用の穴だそうです。 この穴、ただ掘って造ったわけじゃなくて、石灰岩で出来てるので酢をかけて酸で脆くして、それから掘り進んだそうです。へぇ～。

中へ入ると、最初は普通に歩けますが、途中から狭い通路を屈んで歩かなきゃになります。暑いし、狭いし、結構大変。背をかがめて、ずんずん進んでいくと大回廊にでます。ここがまた素敵♪ 何とも言えない独特の神秘的な雰囲気で、特に下りの時は思わず吸い込まれそう。私が降りる時は混んでなかったので、少し立ち止まって雰囲気を楽しんじゃいました。

そして、最後に入り口をくぐると王の玄室です。薄暗くて、奥に棺らしきものが置いてあるだけのシンプルなお部屋。 でも、持ってきたペンライトで壁や棺を見てみると、とっても綺麗な御影石で出来てるんですよ～。アスワンから最上級品を運んできたんだよね、きっと。 ちなみにこの棺、入り口よりも大きいのでピラミッドの完成後に運び込んだんじゃなくて、建設中に設置したとしか考えられないそうです。 コンピューターも無い時代にこれだけ緻密に設計するって、凄いよね。ただただ感心するばかりです。

外に出てきて、改めて見上げるとやっぱり凄いよね～。ピラミッドの石の平均重量は2.5tだそーです。ひえ～っ！2.5tの岩。スロープを使ったって言ったって、人力で運ぶのは物凄く大変だよね～。 （8:00－9:05）

クフ王のピラミッドを見た後はカフラー王とメンカウラー王のピラミッドが見えるところで写真ストップ。 青空とピラミッド、絵になるわ～♪カフラー王のピラミッドの上にはまだ化粧石が残ってます。化粧石って磨いた石灰石なんですって。石灰石が大理石みたいにつるつるになるとは知らなかったわ。

メンカウラー王のピラミッドは他の二つに比べると小さいので、王の権力が弱かったんだろうと考えられてたそうですが、実はピラミッドを石灰石じゃなくて、もっと高価な 御影石で作ろうとしたので小さくなったんだそうです。なので、決して権力が弱かったわけじゃないんですって。考古学って定説が変わっていくから面白いよね。 （9:10－9:20）

そして次は三大ピラミッドが一望できるパノラマポイントへ。今日は霞んでないので、ピラミッドが良く見てた～！ 向こうに街が見えちゃうのがちょっと雰囲気を壊すけど、サムさん曰く、元々砂漠に作った訳じゃなくて後から砂漠化してしまっただけ、との事。 そう考えれば街が近いのも当たり前といえば、当たり前かもね。

そして、ここでお約束のラクダに乗ってみました。が、これが結構怖かった！チュニジアで乗ったときより位置が高かったし、ラクダちゃん機嫌が悪いし・・・。ま、面白くはあったけどね。（9:25－9:45）

そして次はスフィンクスと河岸神殿の観光です。

スフィンクスで～す！
確かに噂通り、そう大きなものじゃないですね。って言うか、大きいものを見すぎて、感覚が麻痺してるだけかもしれないけど。
インパクトはピラミッドの方があるなぁ。できれば足元まで降りてみたかったです。（9:55－10:25）