2007/12/28 - 2008/01/04
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Aliceさん
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産まれて初めて、海外で年を越してきました!
今年は年末の休みの並びが良かったので、思い切ってベストシーズンのエジプトへ。JTB旅物語の8日間のツアーに一人参加。
なんと一人参加は私だけでしたが、添乗員さん、現地ガイドさん、ツアーメンバー、そしてお天気にも恵まれて、とっても楽しい旅になりました!
ルートはルクソール→アスワン→アブシンベル→カイロです。
今回はルクソール西岸観光編です。
https://blogs.yahoo.co.jp/alice_in_fireland/64702195.html
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カルナック神殿を見た後はルクソール神殿へ!カルナック神殿と比べると小じんまりとした神殿で年に1回、2週間ほどアメン神のお祭の時に使われたんだそうです。
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そして、ルクソール神殿といったらやっぱりオベリスク!
そう、あの有名なパリのコンコルド広場にあるオベリスクはここから持っていったものなんですよね~。あのオベリスク、フランスが盗っていったのかと思ってたんだけど、そうじゃなくて友好の証としてエジプトがフランスにプレゼントしものなんですって。 知らなかったな。 -
そして、ラムセス二世の座像。この人ね~、なんせ長生きしたからあっちこっちに神殿建ててるし、座像も立像もいっぱいあるんだよね~。ラムセス二世は嘘つきで、女好きで、人の名前を削り取りたがる困ったさんな所があったそうです(^^;)。
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この第一塔門を抜けると、ラムセス二世の中庭です。ここにもラムセス二世の立像がいっぱい(笑)。
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ラムセス二世の座像もありまーす(笑)。
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この台座には2人の神様がパピルスとロータスを結んでるレリーフが彫ってあるんです。パピルスは下エジプトを。ロータスは上エジプトをを象徴してるから、つまり上下エジプトの統一を表してる絵なんですって。
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これは800年ほど前に作られたモスク。
入り口の扉がすっごい上にあるでしょ。何でかって言うと、当時はあの高さまで砂に埋まってたんだって~。びっくり。この神殿も砂に埋もれてたのを1800年代に掘りだしたらしいです。 -
そして大列柱廊の先にはアメンへテプ三世の中庭があります。
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ここはコプト教の礼拝堂として使われてたことがあるそうで、フレスコ画が少しだけ残ってたの。ヒエログリフや古代エジプト風のれレリーフの中にフレスコ画って、ちょっと不思議な感じです。
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で、この奥にアレキサンダー大王が作った礼拝堂があって、アレキサンダー大王の姿とカルトゥーシュが彫ってあるの。カルナック神殿にもアレキサンダーが作った礼拝堂があったんだけど、存命中には完成しなかったそうで、こっちには何も残ってないのよね。
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外にはスフィンクスの参道があります。今度こそ、羊じゃなくてスフィンクスです(笑)。この参道は昔はカルナック神殿までずーっと続いてたんですって。
カルナック神殿はオベリスクとラムセス二世の像が印象的だったなぁ~。(10:30-11:30) -
これで午前の観光は終了。お昼は市内のレストランです。
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メニューはパンとゴマペースト、野菜スープ、白身魚のムニエル、モンキーバナナ。(11:40-12:20)
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お昼の後はいよいよナイル川西岸・ネクロポリスの観光です。
まずはメムノンの巨像。ま、でっかい像はいっぱい見たので、ふーんって感じでしたけどね(^^;)。 昔は後にアメンへテプ三世の葬祭殿があったそうですが、ナイルの氾濫でボロボロになっちゃったそうです。 ちなみ左の像はオリジナルで一枚岩から掘り出されてて、右の像は地震で壊れちゃったのをローマ時代にトラヤヌス帝の命令で修復したんですって。(13:00-13:10) -
次はハトシェプスト女王葬祭殿でっす!バスを降りて、トラムに乗って葬祭殿まで行きます。この葬祭殿、ほんとに崖の真下のすっごい所に建ってるんだよね~。後の崖が天然の屏風って感じで、実際よりも大きく見えてるんじゃないかなぁ。 葬祭殿っていくつか残ってるそうだけど、3階建ては珍しいんですって。
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1階は保存状態が良くないってことで、まずは2階へ行くと壁画がいっぱい!
女王がプント王国と交易してた図やトトメス3世、神々の絵が描いてあって、色もかなり綺麗に残ってるので、見ごたえ抜群!
ハトシェプスト女王がプントから香料の葉を輸入するのに、摘み取った葉を輸入した方が安いか、木ごと輸入した方が安いか検討してる図とかもあるんですよ~。 -
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ただ、ハトシェプスト女王の姿やカルトゥーシュはきれいに削り取られてるんだよね。これは仲が悪かった義理の息子のトトメス3世が やったって言われてたんだけど、実はハトシェプスト女王とトトメス3世は仲良しで、削り取られたのは第19王朝に入ってから、おそらむラムセス2世の時代 だったんじゃないかと言う説が、最近有力になってるそうです。へぇ~、だよね。考古学って新しい資料が見つかれば定説がどんどん変わっていくんだわ~。
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3階には復元されたハトシェプスト女王の像があります。ちゃんと髭をつけてるけど、表情は何となく柔らかくって女性っぽいよね。
この葬祭殿、本当にだだっ広い所にあるんですよ。銃撃なんかされたら、地面に伏せる以外に逃げようもないって言うか・・・。10年前ここで、今の私たちみたいにただ観光に来ただけの何の罪もない観光客が大勢の方が亡くなったんだよなぁと思うと、ちょっと考えるちゃうよね。(13:40-14:40) -
そして、そして、いよいよメインの王家の谷で~す♪
もっちろん、まずはツタンカーメンの墓に行ったんだけど、「えっ!?」てくらいガラガラ・・・ うっそ~。あのツタンカーメンの墓だよ、世界的に有名な…。同じツアーで午前に来た時は1時間半くらい待つ羽目になったこともあったって言ってたのに。サミュエルさんの言ってたことって本当に正しかったよ~。 -
ツタンカーメンの墓の前の説明盤です。王家の谷ではまず一番にツタンカーメンの墓に行きました。
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お墓の外でたっぷり説明を聞いた後、カメラをサミュエルさんに預けて中へ。私たちのツアーの人と欧米人が数人いただけなので、もう見たい放題♪ツタンカーメンのミイラもがぶり寄りでしっかり見れました!足の指から耳から、綺麗に残ってるんですよね~。すごい。見る角度によってはちょっと微笑んでる感じかな。
お墓自体は小さくて、玄室に金箔張りの棺(3重目と4重目?)があるくらいで、壁画もたくさんはないです。でも、これがあの有名なツタンカーメンのお墓なんだよな~、と思うと「うわ~~~」って感じだよね。 -
ツタンカーメン以外に3つのお墓が見られるそうですが、まずは皆でサミュエルさんオススメ筆頭のラムセス3世の墓へ。
外で説明を聞いたあとは自由見学です。と言うわけで、早速中へ入ってみました。 -
入り口は大体みんなこんな感じ。何もない岩山だけに、考古学者も盗賊も良く見つけたものよね?。
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この墓はツタンカーメンのと違って深い!ずーっとずーっと下まで降りていくんだけど、その途中の壁画やヒエログリフが凄いんだよ~!!3000年以上も前のものがこれだけ鮮やかな色彩を残してるなんて、ホントにスゴイの一言です。うひゃ~。
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他にサミュエルさんはラムセス1世と4世と9世をオススメしてくれた(5、6世の墓は別料金になっちゃったんだよねぇ)けど、ラムセス1世の墓は外人さんが大行列してたので、私はラムセス9世の墓へ。
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ここも3世の墓ほどじゃないけど、下まで降りて行って、ドンツキには石棺が置いてあったらしい所がありました。ここは途中の天井に書いてあった黒地に黄色の天井画が印象的だったかな。
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で、最後はラムセス4世の墓です。
ここも作りはラムセス9世の墓に似ていたけど、突き当りの玄室に棺が残ってたんですよ~。 -
それにその玄室の「門の書」の壁画が素晴らしかった!
太陽の舟の絵もとっても印象的で、あんまり素敵なんで15分くらいボーっとしてたら、誰もいなくなっちゃって、独占状態!シーンとした中で、死者に手向けられた書の中、一人佇んでるのって、ちょっと鳥肌モノでした。だから、ツタンカーメン以外ではこのラムセス4世の墓が個人的には一番印象に残ったなぁ。 -
王家の谷って、ホントに見た目はただの砂漠の岩山なんだけど、地中には素晴らしい壁画が残る美しいお墓がいっぱいでした。あんまり混んでなくてゆっくり見れたし、3000年前の世界にちょっとタイムトリップした気分だね。(15:00-16:30)
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食事に行く途中のナイル川とクルーズ船。
ちょっと絵になるよね。 -
夕食は市内のレストランです。
サミュエルさんはルクソールに実家があるそうで、お母さんの手料理を食べに帰って行きました。私たちの本日のメニューはパンと前菜色々、トマトスープ、イカのタジン(煮込み)、パイ。(17:20-18:10)
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