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昨日は夕方の早い時間にチェンマイに着き、ホテルにチェックイン後早速半年前の5月、スコータイでお世話になったモーさんに連絡すべく電話番号を探したが、見当たらない。どこに書き写したのか電話番号が出てこない。<br /><br /><br />日本からいっぱいお土産を持ってきたが、渡すこともできなかった。<br /><br />又同じくこのチェンマイでお世話になったツクツクの運転手、ステープさんの電話番号もどこかへ仕舞い忘れ、連絡できない。彼の案内でモーさん家族とどこか美味しいところでの食事をとも考えていたが、その二つとも水泡に帰し、<br /><br /><br />結局昨夜は又一人でターペー門付近のナイトバザールをふらつき、屋台で夜食をつまんだり、チェンマイ大学生が作ったというワインをしたた飲んだりして、異邦人の一夜を過ごした。<br /><br /><br />事前の準備が悪いのか、出当たりばったりの性格が災いしているのか、それもこれも自身のなせるわざ。<br /><br /><br /><br />さて今朝。今回旅行の楽しみの一つであるドイ・インタノン登頂を目指すべく、先ずはホテルフロントでこの山への登山方法、ガイドブック、行き方、等を聞いたら、フロント女性から直ぐにも返ってきた言葉は、この山へのツアーがあるからそれに申し込んだほうが良い、とのこと。<br /><br /><br />当方が頷いている間にも早速どこかへ電話をしている。一旦電話を切って言うには、今ならツアーの空きがある。1300バーツ(約4000円)で連れて行ってくれるが、どうか?との話。<br /><br /><br />何か一昨日のロイヤルホテルでのツアーデスクの時の対応と似ているが、どんどん決めていくのがタイ流なのかも知れない。<br /><br /><br />タイで一番高い山に登るのにかなりの覚悟をしてこの街までやってきたが、何か随分簡単に行けそうで意外な感がしたが、いずれにしても今回の旅行の主目的はこの山に登ることで、その目的の為、Agodaを通してこのホテルに3泊の予約を入れていたのだが、まあ、知らない土地、自分ひとりで、何から何までやるのも大変だろうと、このツアーに申し込んだ。<br /><br /><br />そこで明日の山登りの計画もFixできたし、今日は一日ゆっくりと観光に充てることが出来たのだった。<br /><br /><br />前回のチェンマイ訪問では目玉であるドイ・ステープ、チェンマイ動物園(パンダ)、後市内の幾つかの寺院を回ったが、今日は前回行きそびれたワット・スアン・ドーク(白い寺院)と国立博物館へ行くことにする。<br /><br /><br />タイ語での「スアン・&#3626;&#3623;&#3609;」、これは「庭園とか庭、公園」を意味していて、タイ語の「美しい、綺麗な」を意味する「スアイ・&#3626;&#3623;&#3618;とどこと無く似ている言葉だ。<br /><br /><br />更に又「ドーク・&#3604;&#3629;&#3585;」は「花」(花の類別詞でもある)を意味しているから、寺院(ワット・&#3623;&#3633;&#3604;)の名前、「花の庭園」と聞いただけでも魅力的で、一度は訪ねたくなる。<br /><br /><br />50バーツ支払ってツクツクで行ってみると、名前に違わず美しい寺院で、元チェンマイ王室の王立寺院だけのことはある神々しさである。<br /><br /><br />真っ白の大理石で出来た純白のチェディ(仏舎利塔)は整然と幾重に並んで霊峰ドイ・ステープ山に向かい、この山とこの寺院が一帯になっているかの感、大きな芸術空間を見るがごときであった。<br /><br /><br />古く14世紀、というから日本で言えば室町時代。タイではこの頃既にセイロンとの活発な交流があり、当時のセイロンの高層が招来した仏舎利を収めた大きなチェディがその中心に立っている。<br /><br /><br />又本堂には奈良の大仏を少し小さくした位の大きさの金の仏像が鎮座している。<br /><br /><br /><br />チェンマイ、いや正式名はランナータイ王国の財力の豊かさが感じられるものだった。<br /><br /><br />実に貿易風、Trade-windはここからきた言葉で、貿易品は季節により風向きが代わる偏西風を上手く利用してアラビア半島からアラビア海を横切ってインド南端、セイロンに達し、次に又ベンガル湾を横切ってマレー半島に到達する。<br /><br /><br />又季節が変わり、タイからの宝玉、香辛、シルク等の雑多の商品を運んで、偏西風に乗って帰って行く。最大の受益者はアラビア商人、インド商人であったかも知れないが、タイの人々もこの様な貿易により少なからぬ利益を挙げていたに違いない。<br /><br /><br />600年以上も経った今でも風化せずに燦然と太陽光に反射しているチェディを見るにつけ歴史の雄渾を思うのだった。

タイ北部旅行(16)チェンマイ、スアン・ドークマイ

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2007/12/26 - 2008/01/09

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ちゃお

ちゃおさん

昨日は夕方の早い時間にチェンマイに着き、ホテルにチェックイン後早速半年前の5月、スコータイでお世話になったモーさんに連絡すべく電話番号を探したが、見当たらない。どこに書き写したのか電話番号が出てこない。


日本からいっぱいお土産を持ってきたが、渡すこともできなかった。

又同じくこのチェンマイでお世話になったツクツクの運転手、ステープさんの電話番号もどこかへ仕舞い忘れ、連絡できない。彼の案内でモーさん家族とどこか美味しいところでの食事をとも考えていたが、その二つとも水泡に帰し、


結局昨夜は又一人でターペー門付近のナイトバザールをふらつき、屋台で夜食をつまんだり、チェンマイ大学生が作ったというワインをしたた飲んだりして、異邦人の一夜を過ごした。


事前の準備が悪いのか、出当たりばったりの性格が災いしているのか、それもこれも自身のなせるわざ。



さて今朝。今回旅行の楽しみの一つであるドイ・インタノン登頂を目指すべく、先ずはホテルフロントでこの山への登山方法、ガイドブック、行き方、等を聞いたら、フロント女性から直ぐにも返ってきた言葉は、この山へのツアーがあるからそれに申し込んだほうが良い、とのこと。


当方が頷いている間にも早速どこかへ電話をしている。一旦電話を切って言うには、今ならツアーの空きがある。1300バーツ(約4000円)で連れて行ってくれるが、どうか?との話。


何か一昨日のロイヤルホテルでのツアーデスクの時の対応と似ているが、どんどん決めていくのがタイ流なのかも知れない。


タイで一番高い山に登るのにかなりの覚悟をしてこの街までやってきたが、何か随分簡単に行けそうで意外な感がしたが、いずれにしても今回の旅行の主目的はこの山に登ることで、その目的の為、Agodaを通してこのホテルに3泊の予約を入れていたのだが、まあ、知らない土地、自分ひとりで、何から何までやるのも大変だろうと、このツアーに申し込んだ。


そこで明日の山登りの計画もFixできたし、今日は一日ゆっくりと観光に充てることが出来たのだった。


前回のチェンマイ訪問では目玉であるドイ・ステープ、チェンマイ動物園(パンダ)、後市内の幾つかの寺院を回ったが、今日は前回行きそびれたワット・スアン・ドーク(白い寺院)と国立博物館へ行くことにする。


タイ語での「スアン・สวน」、これは「庭園とか庭、公園」を意味していて、タイ語の「美しい、綺麗な」を意味する「スアイ・สวยとどこと無く似ている言葉だ。


更に又「ドーク・ดอก」は「花」(花の類別詞でもある)を意味しているから、寺院(ワット・วัด)の名前、「花の庭園」と聞いただけでも魅力的で、一度は訪ねたくなる。


50バーツ支払ってツクツクで行ってみると、名前に違わず美しい寺院で、元チェンマイ王室の王立寺院だけのことはある神々しさである。


真っ白の大理石で出来た純白のチェディ(仏舎利塔)は整然と幾重に並んで霊峰ドイ・ステープ山に向かい、この山とこの寺院が一帯になっているかの感、大きな芸術空間を見るがごときであった。


古く14世紀、というから日本で言えば室町時代。タイではこの頃既にセイロンとの活発な交流があり、当時のセイロンの高層が招来した仏舎利を収めた大きなチェディがその中心に立っている。


又本堂には奈良の大仏を少し小さくした位の大きさの金の仏像が鎮座している。



チェンマイ、いや正式名はランナータイ王国の財力の豊かさが感じられるものだった。


実に貿易風、Trade-windはここからきた言葉で、貿易品は季節により風向きが代わる偏西風を上手く利用してアラビア半島からアラビア海を横切ってインド南端、セイロンに達し、次に又ベンガル湾を横切ってマレー半島に到達する。


又季節が変わり、タイからの宝玉、香辛、シルク等の雑多の商品を運んで、偏西風に乗って帰って行く。最大の受益者はアラビア商人、インド商人であったかも知れないが、タイの人々もこの様な貿易により少なからぬ利益を挙げていたに違いない。


600年以上も経った今でも風化せずに燦然と太陽光に反射しているチェディを見るにつけ歴史の雄渾を思うのだった。

  • チェンマイ西郊、ドイステープの下の辺りは高級住宅地になっていて、このような大きな街路樹が涼しげな木陰をつくっている。

    チェンマイ西郊、ドイステープの下の辺りは高級住宅地になっていて、このような大きな街路樹が涼しげな木陰をつくっている。

  • 色取り取りの果物も豊富に売られている。<br />一籠、高くても200バーツ、600円はしない。普通200〜300円程度。信じられない位の安さ。

    色取り取りの果物も豊富に売られている。
    一籠、高くても200バーツ、600円はしない。普通200〜300円程度。信じられない位の安さ。

  • 遠方に見えるのが、霊峰、ドイステープ山。

    遠方に見えるのが、霊峰、ドイステープ山。

  • チェンマイ王室に長らく保護されてきたスアン・ドークマイ寺院。真っ白な大理石が南国の陽光にまぶしい。

    チェンマイ王室に長らく保護されてきたスアン・ドークマイ寺院。真っ白な大理石が南国の陽光にまぶしい。

  • 仏舎利を収められたチェデイ。

    仏舎利を収められたチェデイ。

  • 山の中腹から少し上の辺りに見える建物が、ワット・ドイステープ。<br />タイ国民の信仰を集め、全国から参詣者がやってくる。

    山の中腹から少し上の辺りに見える建物が、ワット・ドイステープ。
    タイ国民の信仰を集め、全国から参詣者がやってくる。

  • スアンドークマイ寺院の内部の様子。

    スアンドークマイ寺院の内部の様子。

  • 真近で見るチェデイは随分大きく、金色に輝いている。

    真近で見るチェデイは随分大きく、金色に輝いている。

  • 本尊、釈迦無二仏。これも又大きな仏様である。

    本尊、釈迦無二仏。これも又大きな仏様である。

  • チェンマイは古くは城塞に囲まれていた町で、今でもその痕跡、遺跡が残されている。<br />これはターペー門の一部。

    チェンマイは古くは城塞に囲まれていた町で、今でもその痕跡、遺跡が残されている。
    これはターペー門の一部。

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