2008/02/09 - 2008/02/09
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harihariさん
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冬の特別公開第2弾。
前日から一晩中降り続いた雪のため、近畿地方の平野部にしては珍しく雪景色でした。
雪の降る京都なんてのも、いいんじゃない...ということで、昼から京阪電車に乗って七条へ。そして、国宝障壁画の待つ智積院へ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄
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午後2時過ぎ、京阪七条駅に到着。
何回も京都に来てるけど、雪景色に覆われた京都は初めてな気がします...
転ばないように足元に気をつけながら、七条通りを東に。右側の壁は三十三間堂。 -
屋根に雪をかぶる京都国立博物館。この日は何をしてたんだっけ?こんな天気にもかかわらず、入場者が列を作っていました。
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七条通のつきあたりに、智積院の門が見えてきました。
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智積院の総門。これは、かつての東福門院の旧殿の門を移築したもの。
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白く覆われた金堂。
以前の金堂は、宝永2年(1705)の建立でしたが、明治15年火災により焼失しました。現在のものは、昭和50年に建設されらもの。 -
自然には、どんな芸術作品でも真似のできない“美”があるように感じます。素人の写真では、百分の一も伝わらないのが、残念ですが...
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昔の人は、こんな光景を見たさに梅林を作ったんじゃないかとさえ思う。
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本日の特別公開、収蔵庫です。
桃山時代に長谷川等伯・久蔵親子らによって描かれた金碧障壁画、「楓図」「桜図」「松と葵の図」「松に秋草図」など、国宝の絵画が収蔵。
少なくとも、日本最高の芸術作品の一つをここでお目にかかれるなんて、ありがたいですねぇ。 -
収蔵庫を出て庭園のある大書院へ。
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おそらく、普段は枯山水の庭として白砂利が敷き詰められているのでしょうが、今日に限っては雪山水とでも言うのでしょうか...
雪で模様が描かれているのが、感動ものです。 -
そして、東山随一とも言われる利休好みの庭園へ。
当たり前ですが、寒いです。めちゃめちゃ寒いです。足も冷たいです。でも我慢です。
団体観光客も大勢いるにはいますが、しばらく辛抱していると、人が極端に少なくなる時間帯もやってきます。 -
この庭の真髄は、目前の築山を見上げるこの景色。
正面に、中国の盧山を模した築山を造り、さらに平安期の寝殿造りの釣殿のように、庭園の池が書院の縁の下に入り込んでいます。つまり、廬山を望む渓流をたゆたう船の上にいるかのようなコンセプトということらしいです。
もちろん、冬は寒いし夏は虫が...なんて考えてはいけません。それが風流というものらしいので...。 -
手前の縁先手水鉢は有名な一文字型手水鉢。このような手水越しに庭を見る細工も、江戸時代以降に見られる意匠だとか。
もしかしたら、暑い夏の盛りに、ひと時の涼を求めてこちらの書院で庭を眺める...なんてのも最高かもしれない。 -
上段の間は立入り禁止。
付書院ごしに望む景色が、こちらの一番の特等席。 -
大書院と庭園を拝観し終えても、雪は一向に降り止む気配すら見せず。
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七条通り沿い、京菓子の七條若狭屋。今日のお土産を買いに入ります。
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こちらのお店の銘菓・「加茂川つづみ」を購入。求肥で包んだつぶあんを、二枚のふやきで挟んでいるもので、素朴な甘さと食感がお気に入り。
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雪空の薄暗さから夕刻の薄暗さへと移ろい始めた時間帯。
帰ってから食べるお土産も買ったし、少し早めでしたが、晩ご飯のお店「わらじや」さんへ。 -
その昔は茶店をしており、豊臣秀吉がわらじを脱いで休憩したことから「わらじや」と名乗る、創業400年の老舗中の老舗。
今は「うぞふすい」(鰻雑炊)一本で営業しています。 -
老舗の風格たっぷりの入り口。時折、観光客や外国人などが興味深そうに中を覗いている姿を見かけます。
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まだ早いせいか、お客さんは我々のほかに一組だけ。
ここ以外にもいくつかお部屋はあるのですが、前に来た時もこの部屋で頂いています。もしかしたら、予約をしたり4〜5人の団体であれば、いい感じの個室に通してもらえるのかもしれませんね。 -
大部屋といっても、他のお客さんとの間には衝立があるので、あまり気にならないと思います。
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食事の前に、まず出てくるのが「お薄」。わらじやのロゴが入った干菓子と一緒にいただきます。
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そして、季節の先付け。今回は、海老にわかさぎ、生麩の田楽。
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次に鰻なべ。
骨を抜き、焼いて絶妙な香ばしさを醸し出す鰻のぶつ切りに、麩、九条葱、春雨などが入っています。
何より、ダシが最高。最初の一皿目は、お店の方がよそってくれます。次からは自分でするのですが、絶対にダシは最後まで飲まないと損ですよ。雑炊は、また別のお鍋でやってきますから、安心してください。 -
鰻なべを食べ終えて、メインの雑炊が出てくるまでの間、木枠の窓を開けて庭を見下ろしたりすると気分がいいですよ。
気がつくと、あれだけ降っていた雪も止んでいました。 -
名物うぞふすい。こちらには、鰻の白焼きが入っています。これがまた、めちゃめちゃ美味しい。一杯目はそのまま、二杯目は山椒をかけて、三杯目はお漬物で...。冬に京都に来たら、迷わずこれを食べたくなります。
重く厚い鉄製のお鍋が、雑炊をいつまでも熱いままでいさせてくれるんですよね。 -
デザートは、季節のフルーツが多いみたいです。前に来た秋の時は、柿だったので...。
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満腹で幸せな気分。昔、祖父母が住んでた古い家は、こんな感じの階段だったなぁ...とか思いながら、狭い階段を下ります。
それにしても、お店の方はこの急な階段を、あの重い鍋を持ちながら上ってくるんですよね。しかも、中には熱々の雑炊が入っていて...。大変だろうな。 -
入り口で下足番をしてくれたおばあちゃん。入るときには最初に迎えてくれて、帰るときも最後まで送り出してくれました。やっぱり老舗には、おばあちゃんがよく似合う。
寒さが和らいだのは、雪が止んだからか雑炊のお陰か...。来たときと同じように、転ばないように足元に気をつけながら、京阪七条駅に向かいました。
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