2008/04/05 - 2008/04/06
970位(同エリア6985件中)
pianoさん
- pianoさんTOP
- 旅行記390冊
- クチコミ16件
- Q&A回答4件
- 1,298,542アクセス
- フォロワー311人
月は東に日は西に…。
春は、あけぼの。やうやう白くなりゆく頃から彷徨い続け、京の町を東奔西走、東に素晴らしい桜が咲いていると聞けば駆けつけ、西に旨い酒が飲めると聞けば、人を押しのけ踏みつけ駆けつける…。
時刻は夕暮れを迎え、人々は三々五々宴会を開くべく、円山公園周辺に集合、またも地の底から湧き出たような人・人・人…何とかしろよ、俺は酒は好きだが酔っぱらいは嫌いなので、丁寧に簀巻きにしては鴨川へ、簀巻きにしては鴨川へとなかなか忙しい…。
京の夜桜もようおすえ…。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
ここは何処?
次なる目的地、円山公園に向かうべく、竜安寺前のバス停から何の疑いも無く乗りこむバス…、で、このバスってどこ行きなのよ?
ぼんやりと車内アナウンスを聞いているうちに、最終目的地は京都駅と言うのだけは、何となく解った、ああ、嬉し、気がつけば能登半島なんかだと演歌の一つでも歌わなくてはならない…。
「次は○○四条、○○四条…。」
おお、四条だー、円山公園は近いぞー!!とぬか喜び。
…?????ここって何処? -
都大路を西から東へ…。
確かに降り立ったのは四条だった、が、西の端、目的地の円山公園は遥か東、マルコポーロじゃあるまいし東方見聞録が執筆できるくらい遠い(おいおい、大げさな…。)。
ついでに言えば、無茶苦茶人が多い、普段人ごみをスラロームのようにすり抜けてゆくのを得意とする私だが、隙間が無い…、ええい我慢ならんと、車道の端をスタスタと進む、障害物が無いので歩行スピードが3倍にはなった、えへ…良い子は危ないから真似しないでね。 -
人も歩けば鴨川に辿り着く…。
○○四条から歩くこと20分程でようよう鴨川へ。
右岸の歩道にはテントが張られ花見ムード最高潮なのだが、こちら左岸は…フランソワーズ・サガンである、あはは、失敬、一度言ってみたくってウズウズしていたので、これで何の心残りも無くあの世へ…行きたくねー、まだまだ、遊び足りないぞ…。
と言うことで、ホンワカ・ムードの左岸でした。 -
音楽は国境を越え…。
インディオらしき服装の方が鴨川縁で民族楽器の演奏を、鮮やかな民族衣装もさることながら、ヘッドホンにスピーカーとなかなか本格的である。
が、熱心に演奏している彼の前で、明らかに酔っぱらった親父がタコ踊りを続けている、ひたすら熱心に演奏している彼に対し甚だ不遜な態度で、同じ同胞として情けない思いである。
然るに、タコ踊りの親父の後頭部を鈍器で痛打、簀巻きにすると四条大橋の真ん中から鴨川へ放り投げた、今頃は大阪湾に浮かんでいるかもしれないが、発見者は棒で突いて大阪湾に沈めてほしい…。 -
歴史とは何ものとも交換できない宝である…。
慶長8年(1603年)京都四條河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りをする、ここを発端し400年を超える歴史が始まった、継続は力なり、と言う言葉があるが、この場合、継続は努力のたまものである…。
で、わっちは歌舞伎と名のつくものを一度もお目にかかったことが無い、たぶんこれからの生涯においても接点はないように思える、悲しいかな…。 -
八坂神社西楼門…。
長きにおける修復の末、煌びやかに蘇った西楼門、が、本日は飲み会の集合となり果て、憮然とした表情。
至る所でプラカードを持った、大学生らしき若者が所在無げに突っ立っている、たぶん1回生だろう、そして、またたぶん、先輩達はもう勝手に宴会を始め、おだを上げているのだろう…ま、大学のサークルと言う世界は未だ厳然とした年功序列社会が生きている、貴重な存在だ…。 -
八坂神社西楼門からに眺め…。
大政奉還により京の人口が1/3が流出したと前述したが、花見と紅葉の季節には逆に日本中の人口の大半がこの地に集結したのではないかと思える賑わい、神無月の出雲の国も真っ青…。
で、ここ円山公園は花見酒のメッカ、日が西に傾き始めると何処からともなくゾロゾロゾロゾロと集まること集まること、老若男女、狐狸妖怪、魑魅魍魎とこの世の生きとし生けるもの、否、遥か昔に死んじゃった人から、人ですら無いものまで、一夜の享楽に身をまかせんと、集結…。 -
ロード・オブ・ザ・円山公園…。
この時期ばかりは、泥酔予備軍と泥酔軍の行き交うスクランブル交差点状態、あちらこちらで、馬鹿笑い、嬌声、怒号、その他諸々がパトリオットの如く飛び交い、まさに戦場さながらの様相、お陰で安眠を妨げられご機嫌斜め45度のスサノヲノミコト様…。 -
煮込みは京では不人気か…?
グツグツと旨そうな匂いを辺りに振りまいている、牛すじ煮込み、その甘き華美な匂いは鼻腔に吸い込まれるや否や、胃袋を直撃炎上、即座に小さな灰色の脳みそに対し「メーデー・メーデー・メーデー」とスクランブルの発動要請、もはや、パブロフの犬の如くダラダラダラ〜〜と情けなく涎の池を作る有様…。
が、不思議とお客が近寄ってこない?何故なんだ?煮込みは浪速の専売特許か? -
桜に木の下には死体が埋まっている…。
もし仮にそれが事実だとすれば、この桜の木ほど相応しいものは無いだろう、人を惑わせる蠱惑的な雰囲気、虚空に突き出す腕、ならぬ枝…。
ま、これだけ桜の木があれば、地中から這い出る這い出る…、甚だ近所迷惑な話だと思う、近所住民を代表して(岡山県民のお前が何で代表…?)夜更けは静かに楽しむよう進言したい…聞く耳持たず、ってか耳ないじゃん…。 -
ゾンビの宴会…、否、ヒューマンの宴会…、大して違わないか…?
むさいです…、野郎ばかりの宴会は。
華やかさも無ければ、艶も無し、当然のことながら盛り上がりも無しと言った具合で、無し無し尽くしの魔のトライアングルが形成されています…。
一度この魔のトライアングルに足を踏み入れれば最後、その荒涼たる凍土に瞬時にして凍りつき、再び春の陽を浴びることはないでしょう…ナルニア国か? -
坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像…さて、どっちがどっちでしょう?俺も分かんねー?
幕末の志士の中で一際人気のある坂本さん、ン〜〜?何でだろ?彼の場合思考回路のスケールが大きく、佐幕、倒幕に囚われず日本のこれからの進路を見据えていたから?
お陰で薩長からも煙たがられていた節もあるようで、竜馬暗殺の陰に薩摩ありと言うもっともらしい話が出てくる有様、だって西郷さんって見方によっちゃなかなか食えない男だって言うじゃん…鹿児島の皆様、ご免なさいね…。 -
満開の桜を肴に飲む酒は旨い…ま、無くても旨いけど…。
この時期、日中は初夏を思わせる陽気に汗ばむこともあるが、日が西に傾く頃から、何処からか吹いてくる夜風は存外に冷たい…。
ましてや京の都は盆地である、昼夜の寒暖の差は思いの外激しく、ビールを握る手は悴み、桜吹雪かと思えば単なる吹雪であったり、気がつけば隣の人は座ったまま凍死していたなどと言うことは…無いよなー。 -
花より美女…。
祇園枝垂桜に向けられていた無数のカメラの放列が、瞬時にして下方修正、突然のサプライズに彼女の周りには十重二十重三十重四十重…ン〜もう何が何だか僕分かんないの人だかり。
後方では一目舞子はんの姿を見ようと戦闘が勃発、空中を飛びかうビール瓶、ワンカップ、七輪、愛犬等々…後世に第一次円山戦争と語られる争いの発端である…。 -
花より美女−2…。
彼女は舞子では無い、何故ならこれだけのカメラの放列を前にして艶然として笑みを絶やさない、つまりカメラ慣れしているモデルなのだ、彼女にとってはマックのスマイル=0円ではなく、スマイル○万円なのだ…。
と、持論を述べたところ、横から若者が「舞子はんに対する冒涜だ!」とビール瓶片手に殴りかかってきた、争いは舞子はん派とモデル派に二分され、祇園枝垂桜を震源地に繰り広げられる阿鼻叫喚の世界…後に語られる、第二次円山戦争の発端だ…。 -
ボロは着てても心は錦…でも、コンパクトデジカメはな〜〜、………。
祇園枝垂桜を囲む素人カメラマンの放列、少しでも良いポジションをと早くから陣取り合戦、皆一様に三脚を立て愛機のセットに余念がない…。
で、遅ればせながら私もデイパックの中からカサゴソと三脚を取り出し、IXYをセット…三脚にコンパクトは俺だけか…。
ああ、無情…。 -
コンパクトには立ち入ることの出来ない聖域…それって何?
祇園枝垂桜…その姿はバラを口にフラメンコを踊る美女の如く妖艶…。
でもって、如何にその美しさをカメラの中に封じ込めるかがカメラマンの腕なのだろうが、その点においてはマニュアルすらまともに読んでない私に語る言葉を持たない、モニターを覗いてシャッターを押す…それなら犬でもできる。 -
それなら犬でもできる…と言うことで、園内を夕餉を求め徘徊していたシロにお願いして(焼き鳥一本で交渉成立…。)シャッターを押してもらいました。
ディープブルーの夕闇に浮き上がる祇園枝垂桜が艶めかしく、上々の出来上がり、シロもモニターを眺めてはご満悦の表情で尻尾を振ってました…。 -
夕闇に行灯きれい祇園さん…な、シロ。
祇園枝垂桜もしこたま撮ったので、ほぼ満足して円山公園を撤収、カメラ犬シロも西楼門まで見送りに来てくれました、今度は是非キジと猿も仲間に加えタッグを組んで鬼ヶ島攻略に行こうと、堅く誓い合い別れました…。
鬼ヶ島って何処よ…? -
石畳が敷かれた細い路地に肩を寄せ合うようにして店を構える祇園の料亭…高いんだろうな〜…。
行灯の灯が石畳を照らし、何処からともなく舞妓はんのカラコロと言うおぼこの音が聞こえくるのは空耳か?
これぞ日本の春、キンチョーの春…否、祇園の春か…。 -
祇園白川のライトアップ…やっぱ祇園は違う…舐めたこと無いけど…さ。
円山公園から流れた素人カメラマンが祇園白川に再度集結、またもポジション争いに体を張っての攻防戦、まさにゴール前で虎視眈々とゴールを狙うFWと、そうはさせじとFWに体ごとぶつかってゆくDFの様相、頑張れニッポン!!
…何の話だっけ? -
祇園の夜も更けて…俺もいい加減老けてきたな…。
何て自嘲気味な言葉とは裏腹に、体を張っての三脚ガード、イエローカードぎりぎりの肘打ちで、次々と襲いかかるFWを撃沈…。
行くぞ!!南ア!ワールド・カップ!!…って、何で? -
同じ夜なのに…。
不夜城と言われる新宿、渋谷が得体の知れない暗闇を抱えているのに…。
祇園の夜に触れると心の中に小さな灯火が灯るのは何故…。 -
チントテシャン…トコトントン…。
ああ、あれが彼の有名なお茶屋遊び?
が、遊びとは名ばかり、眼前に立ちふさがるのは古くからの仕来りと言う名の巨大な壁、かつて幾千人の者が乗り越えようとして、無惨に命を落としたことか…。
お馴染みさんへの道は限りなく遠く、湯水の如く銭がかかる、恐るべしお茶屋遊び…なむなむ。 -
一日中桜に埋もれた京の都を彷徨って得られたもの…感動・感動・感動そして空きっ腹…。
最近金をケチっては三条河原町のサウナを定宿としている我が身、どーせ寝るだけなら、静かな空間、きれいなシーツ、枕、そして毛布それだけで十分、ここのサウナはお馴染みのTV付リクライニングチェアの外、仮眠室があり、深い眠りが約束されている…早く行かなくっちゃ満員だけどさ…。
で、空きっ腹を処分しに、サウナの近くに新たにオープンした居酒屋「ゆめ八」へ。
で、自他共に認めるだぼはぜ、何でも喰います、東南アジアの片隅の怪しげな屋台から、ミシュラン三つ星レストランまで(行ったこと無いし、これからの人生全く縁が無いと思うけど…。)、好き嫌い無し、人は言う「陸に上がったジョーズ」 -
良い店行きたけりゃ予約はちゃんとね…。
所謂大箱と言われる居酒屋「ゆめ八」、何が売り物かと言えばALL330円均一、何を飲んでも、何を喰っても同じ値段、赤貧の我が身としては財布の中身を気にせずに(本当は無茶苦茶気にしている…。)、皿、グラス×330円=チーンでOK…。
さすがに花見シーズンと言うことで、予約で一杯とのこと、が、不思議に空席がいやに目立つ…もしもし、すいません、あそこあたりに空席が見えるのは、私の目の錯覚?(本当はすご〜〜〜く丁寧にお尋ねしたんだけど…。)
で、結果そこらの席は予約が入っているのだけど、予約時間まではまだ1時間以上あるとのこと、じゃ、1時間で喰って帰るからと粘ったところ交渉成立…。 -
新装開店の店は要注意…。
タイムリミットを肴に酒が飲める…、グビグビ…、残り1時間15分です、グビグビ…、残り1時間ジャストです…、ああああーーー、いちいち残り時間を告げに来るのだけは勘弁して、お願い女神様…。(何か違う路線のような…。)
生ビールをあおりながら、焼酎のロックをすする、甚だ忙しないのだが、自ら選んだ道故文句は言うまい、が、料理が来ない、何故?本日厨房のシェフ全員食中毒でダウン?それはそれで別の意味で怖いのだが…。
で、最初に頼んだ砂ズリの行方を尋ねたところ、「焼くのか、炒めるのか分からなかったので…。」と、もはや、小学生以下のスタッフか?
新装開店の店は要注意…。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (6)
-
- 雲の仙人さん 2008/05/03 11:44:56
- 花より美女・・・
- コメントの十分だし、桜も綺麗・・・都大路も行ってみたい。
しかしトップページは舞妓さん、美女がいいですね!
私も皆さんから見てもらうように?
表紙は美女に決めた!
- pianoさん からの返信 2008/05/05 15:47:13
- 美人
- 大好きです、でも、一方向性のものなので何時も片思いです、いと哀し…。
GWにまたまた京へ旅立ちました、お前は京以外に行くところはないのか?と言われるかもしれませんが、京の町は好きです、大きな町なのにしっとりとした雰囲気が漂っている、時間もゆっくりと流れているような…。
ゲッ、そう言えば花見の2日目もアップ出来てない、我ながら蝸牛の歩みの如き旅行記です、反省・反省…。
では、良い旅を。
-
- テラーキさん 2008/04/28 07:13:33
- とても綺麗な写真ですね。
- 京都の魅力が凄く伝わります!
- pianoさん からの返信 2008/04/28 10:17:43
- お褒めの言葉
- 感謝感激雨あられです…、で、最近、デジタル1眼レフが多いんだよな〜、普通のじいさま、ばあさままで持ってるのを見るとおいおい…、って、思っちゃいます、神よ俺にも1個与え給え…。
さすがに、コンパクトと1眼レフでは写りが歴然としてます、哀しいかな、それも技術が進歩しているので、それなりの人でもかなりの画が撮れるとか…。
では、良い旅を。
-
- 前日光さん 2008/04/26 17:47:58
- 表紙の写真、きれいどすぇ(~o~)
- つ〜きは〜お〜ぼ〜ろ〜に ひが〜しや〜ま〜
pianoさん 相変わらずの女性の写真、ええどすなぁ〜
舞妓さん風の(それともホントの舞妓さん?)女性も
よろしおすが、南米風のケーナ(?)を吹く女性も
気になるわぁ〜
京の町を一升瓶抱えて、どこまでさまよい歩くのでしょうね(^_-)
このシリーズ、楽しく読ませていただいておりますぇ。
コメント楽しみどすぇ。
では〜
- pianoさん からの返信 2008/04/28 10:06:38
- 100%
- モデルの方では?プロのカメラマンの撮影に混じって、素人カメラマン100名ほどが我先にと争ってシャッターを押していましたが、終始、笑顔を絶やさず、完全にカメラ慣れしていました、ン〜、本当に綺麗な方だったな〜、あんな舞妓さんにお酌してもらえたら滂沱の涙に打ち震えてたのに…1人酒でした。
では、良い旅を。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
東山・祇園・北白川(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
6
27