春の南九州の旅《その２》◆観音滝（鹿児島県さつま町）

2008/04/17 - 2008/04/17

ＫＮＴのツアーで超格安ツアーを見つけてしまったので、「これは行かなくては...」とwifeの両親を誘って春の南九州をレンタカーで２泊３日でまわってきました。
往復のエアー・２泊２朝食・３日間のレンタカーが付いて、＠32,000円という破格値です。
日本の滝百選２ヶ所（龍門滝・関之尾滝）を含む周辺の滝めぐりをして、霧島＆指宿の温泉に入ってきました。
出発時の伊丹空港は強い雨、初日の鹿児島は曇りでしたが、２日目と３日目は快晴のお天気だったので、滝はもちろん、山々の風景もたっぷり堪能することができました。

《その２》は、鹿児島県薩摩郡さつま町にある「観音滝」編です。

エリア 阿久根・薩摩川内・いちき串木野(鹿児島)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

龍門滝の次に向かったのは、さつま町にある『観音滝』です。
途中で見つけた、妙な形の山です。
写真はありませんが、鹿児島県を走っているとこんな感じの地形が多かったように思います。

近くまでは迷わずに行けたのですが、近付いてから『観音滝』がどこにあるのかよくわかりませんでした。
迷い込んでしまったのがこの「観音滝公園交流センター」というところ...。

その付近に咲いていた（葉桜ですが）ヤマザクラ。

八重の花がとてもキレイでした。

さっきの建物の奥に風車型の展望台があったので、ここから滝が遠望できるのかな？
いえ、違いました...。付近の公園風景が見えるだけでした。いったい、滝はどこにあるのか？

さっきの交流センターの隣りの建物の玄関に来ると、温泉水が飲める場所があり、早速試飲...。
温かくて、けっこう美味しい水...いえ、お湯でした。

この建物は、観音滝温泉「滝の宿」という施設のようです。
ちょっとしたお土産なんかも置いてあったので中に入ってみました。

滝の宿の中には食堂もあって、ちょうどお昼時分だったので、ここでいただくことにしました。
私がオーダーしたのは、“黒豚ナンコツ”という言葉に惹かれて「黒豚ナンコツ煮込み定食」にしました（チャーシュー丼にもかなり惹かれていたのですが...）。

たまたま入った食堂なのであまり期待していませんでしたが、この黒豚のナンコツは激ウマです。
軟らかくトロトロになるまで煮込まれた豚肉とコリコリ感の残るナンコツ、たまりまへ〜ん！！

味噌汁は白ミソでした。お雑煮みたいです（我が家では、正月の雑煮以外ではめったに白ミソは食べないので...）。

wifeが注文したうどんです。きつね（うす揚げ）の代わりに分厚いはんぺんのようなものが入っていました。
wife談；ダシも麺も“◎”、金刀比羅宮前で入った店よりもはるかに美味しかったよ。

さて、お腹もいっぱいになり、店の方に滝への道筋を尋ねて、観音滝に向かいます。

見えてきました、観音滝？？
上部はそれらしい姿ですが、下部は人工的な雰囲気です。

詳しい案内などはなく、これが観音滝だろうと信じて何枚も写真を撮りました。

半信半疑でこの滝を見つめるwife。

この旅行中にたくさん見たツツジ。
半分つぼみのこの花もキレイでした。

向こうの方に観音像らしきものがある。
そちらに移動してみると、ようやく『観音滝』の案内板を発見！
やはり、さっきの滝はそうではなかったようです。

見えてきました、本物の『観音滝』です。

観音滝は、総落差18ｍの美しい段瀑で、滝の落差の割りには滝壺が大きいのが特徴ですね。

観音の滝に近づいて見た前景。
大きくはありませんが、水量も豊富で形の美しい段瀑です。

観音滝の上段部。目測落差5ｍ位だと思います。

上段部をズーム。

観音滝の下段部と滝壺。
滝壺の水は澄んでいます。

左側に移動すると、丸太で作られた滝見台がありました。
少し角度が変わると違って見えますね。

では、観音滝を後にして駐車場に戻ることにします。

かじか橋という橋があって、カエルのつがい像が乗っています。

スヌ君＆ウッドストック、カエルのつがいと記念写真。

スヌ君＆ウッドストック、お邪魔ムシ...

川原にはセリが自生していました。

観音滝の下流の風景。
観音滝周辺は、公園になっていて、休日には家族連れなどで賑うそうです。

南九州はやはり暖かいんでしょうね。
ツツジがあちこちで咲き始めています。

では、次の目的地に向かいます。

"to be continued"