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朝、起きて外を見ると、素晴らしいお天気。昨日の夜はお祭りのフィナーレを見られなかったことで悶々とした気分で眠りにつきましたが、晴れ渡った空を見ると気分も爽快に(←単純)。<br /><br />朝食を済ませ、早速、町を散策することにしました。<br />1000年の古都クヴェトリンブルクは町全体が世界遺産になっているとのことですが、実際に町を歩いてその家並みを見て、本当に驚かされました。ドイツに木組みの家並みは多くあれど、何百年も前の家並みがこれほど見事に保存され、しかもこんなにもたくさんの家があるとは。ガイドブックによると1200件の木組みの家があるそうです。まるで町全体が博物館のよう。ほんとに、ほんとにすごい!!<br />

魔女祭り《ヴァルプルギスの夜》とハルツの旅(4)~クヴェトリンブルク

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2006/05/01 - 2006/05/01

19位(同エリア66件中)

ショコラ

ショコラさん

朝、起きて外を見ると、素晴らしいお天気。昨日の夜はお祭りのフィナーレを見られなかったことで悶々とした気分で眠りにつきましたが、晴れ渡った空を見ると気分も爽快に(←単純)。

朝食を済ませ、早速、町を散策することにしました。
1000年の古都クヴェトリンブルクは町全体が世界遺産になっているとのことですが、実際に町を歩いてその家並みを見て、本当に驚かされました。ドイツに木組みの家並みは多くあれど、何百年も前の家並みがこれほど見事に保存され、しかもこんなにもたくさんの家があるとは。ガイドブックによると1200件の木組みの家があるそうです。まるで町全体が博物館のよう。ほんとに、ほんとにすごい!!

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  • マルクト広場に面して立つ市庁舎。<br /><br />ガイドブックの写真を見たところ、夏場は緑の蔦に覆われるようです。

    マルクト広場に面して立つ市庁舎。

    ガイドブックの写真を見たところ、夏場は緑の蔦に覆われるようです。

  • マルクト広場でひときわ目を引く木組みの赤い建物。1階はカフェ。<br /><br />写真右の市庁舎の端には、ハンザ都市の守護神ローラントの騎士像が立っています。

    マルクト広場でひときわ目を引く木組みの赤い建物。1階はカフェ。

    写真右の市庁舎の端には、ハンザ都市の守護神ローラントの騎士像が立っています。

  • 市庁舎側から見たマルクト広場。

    市庁舎側から見たマルクト広場。

  • マルクト広場の全景。

    マルクト広場の全景。

  • では、路地の散策開始!

    では、路地の散策開始!

  • 左手の黄色の建物に施されている扇形の装飾は、町のあちこちの建物で見かけました。

    左手の黄色の建物に施されている扇形の装飾は、町のあちこちの建物で見かけました。

  • グリム童話に出てきそうな家。

    グリム童話に出てきそうな家。

  • うねうね続く細い路地。

    うねうね続く細い路地。

  • 表札&スタンプのお店。入り口の上に1660年の表示が。

    表札&スタンプのお店。入り口の上に1660年の表示が。

  • 「Hotel Zur Goldenen Sonne」。かなり傾いちゃってます。<br /><br />このあと、土産物店でこのホテルをモデルにした陶器製のキャンドルスタンドを見つけました。そのお店にはハルツ地方の町の名所になっている建物をモチーフにしたキャンドルスタンドがいろいろあり、ヴェルニゲローデの市庁舎もありました。記念にどれか買おうと思ったものの、ひとつに決めきれず、結局、このホテルのと、ヴェルニゲローデの市庁舎のを買っちゃいました。<br /><br /><br />★購入したふたつのキャンドルスタンドの写真を、この旅行記の最後に載せています。

    「Hotel Zur Goldenen Sonne」。かなり傾いちゃってます。

    このあと、土産物店でこのホテルをモデルにした陶器製のキャンドルスタンドを見つけました。そのお店にはハルツ地方の町の名所になっている建物をモチーフにしたキャンドルスタンドがいろいろあり、ヴェルニゲローデの市庁舎もありました。記念にどれか買おうと思ったものの、ひとつに決めきれず、結局、このホテルのと、ヴェルニゲローデの市庁舎のを買っちゃいました。


    ★購入したふたつのキャンドルスタンドの写真を、この旅行記の最後に載せています。

  • 細い路地が多いなかで、ここは数少ない開けた場所。

    細い路地が多いなかで、ここは数少ない開けた場所。

  • シューホーフ(Schuhhof)。<br /><br />クヴェトリンブルクには細い路地がいくつもありますが、ここは町で一番細い小路です。シューホーフは直訳すると「靴の中庭」。その名が表すように、この小路の両側に連なる家々は、かつて靴職人たちの住宅兼仕事場だったそう。右手の建物の緑色の戸板は、昼間は陳列台として使われていたそうです。左手の赤い建物は現在ホテルになっています。

    シューホーフ(Schuhhof)。

    クヴェトリンブルクには細い路地がいくつもありますが、ここは町で一番細い小路です。シューホーフは直訳すると「靴の中庭」。その名が表すように、この小路の両側に連なる家々は、かつて靴職人たちの住宅兼仕事場だったそう。右手の建物の緑色の戸板は、昼間は陳列台として使われていたそうです。左手の赤い建物は現在ホテルになっています。

  • 小路の両側はこんな感じ。<br />戸板や窓枠などがカラフルな色で塗られていて、とってもかわいい♪

    小路の両側はこんな感じ。
    戸板や窓枠などがカラフルな色で塗られていて、とってもかわいい♪

  • その先には、家の1階をくり抜いたみたいな細い通路が。人がひとり通れるほどの幅しかありません。<br /><br />この建物は、500年近く前に建てられた靴職人組合の家だそうです。<br /><br />ここを通り抜けてびっくり。マルクト広場に出たのです。広場にいたときには、この通路には全く気づきませんでした。

    その先には、家の1階をくり抜いたみたいな細い通路が。人がひとり通れるほどの幅しかありません。

    この建物は、500年近く前に建てられた靴職人組合の家だそうです。

    ここを通り抜けてびっくり。マルクト広場に出たのです。広場にいたときには、この通路には全く気づきませんでした。

  • マルクト広場にいたとき、通路があるとは気づかずに撮った写真。<br /><br />その通路はというと、市庁舎の横の黄色の建物の右隣り、黒の木組みの家の1階にあったのでした。<br /><br />この写真ではちょっとわかりづらいので拡大すると――

    マルクト広場にいたとき、通路があるとは気づかずに撮った写真。

    その通路はというと、市庁舎の横の黄色の建物の右隣り、黒の木組みの家の1階にあったのでした。

    この写真ではちょっとわかりづらいので拡大すると――

  • 画質がわるいですが、通路があるのがわかるでしょうか。<br /><br />靴職人組合の家だったこの建物は、現在、1階部分は通路を挟んで右側がインフォメーション兼土産物店に、左側が刃物店になっています。

    画質がわるいですが、通路があるのがわかるでしょうか。

    靴職人組合の家だったこの建物は、現在、1階部分は通路を挟んで右側がインフォメーション兼土産物店に、左側が刃物店になっています。

  • レストラン「Zum Roland」。隣り合う7つの家が内部でつながっているそうです。

    レストラン「Zum Roland」。隣り合う7つの家が内部でつながっているそうです。

  • お店の看板も騎士ローラント。

    お店の看板も騎士ローラント。

  • ため息がでるほどに美しい路地。

    ため息がでるほどに美しい路地。

  • 置物のようにじっと座っていたわんこ。

    置物のようにじっと座っていたわんこ。

  • ビヤホール。

    ビヤホール。

  • 麦の穂の看板。

    麦の穂の看板。

  • 肩を寄せ合うようにして立っている?仲良しの家?(←勝手に命名)。

    肩を寄せ合うようにして立っている?仲良しの家?(←勝手に命名)。

  • 左手の白と黒の木組みの家、横から見たときは気づかなかったけれど――

    左手の白と黒の木組みの家、横から見たときは気づかなかったけれど――

  • 正面から見たら、ファサードが傾いていた……。

    正面から見たら、ファサードが傾いていた……。

  • ひととおり路地を歩いたので、次は町の丘に立つ城山へ行ってみました。<br /><br />城山には女子修道院と付属の聖セルヴァティウス教会、教会の隣りに城博物館があります。<br /><br />こちらは城博物館。ゆっくり見る時間がなかったので、中には入りませんでした。

    ひととおり路地を歩いたので、次は町の丘に立つ城山へ行ってみました。

    城山には女子修道院と付属の聖セルヴァティウス教会、教会の隣りに城博物館があります。

    こちらは城博物館。ゆっくり見る時間がなかったので、中には入りませんでした。

  • 城山にある庭園。

    城山にある庭園。

  • 城山からの眺めは――絶景〜!!!

    城山からの眺めは――絶景〜!!!

  • 城山のレストラン。<br /><br />おなかがすいたので、ここでお昼を食べることにしました。

    城山のレストラン。

    おなかがすいたので、ここでお昼を食べることにしました。

  • この景色を眺めながらランチを食べて、もう気分は最高!!<br /><br />今になって気づきましたが、城山そのものの写真を撮っていなかった……。丘にそびえるお城の姿はとてもすばらしかったのに〜。

    この景色を眺めながらランチを食べて、もう気分は最高!!

    今になって気づきましたが、城山そのものの写真を撮っていなかった……。丘にそびえるお城の姿はとてもすばらしかったのに〜。

  • 泊まったホテル「Romantik Hotel Am Bruehl」<br /><br />とってもかわいくて居心地のいいホテルでした。<br />Romantik Hotels のメンバー・ホテルは小規模で質がよく、コストパフォーマンスもいいので気に入っています。

    泊まったホテル「Romantik Hotel Am Bruehl」

    とってもかわいくて居心地のいいホテルでした。
    Romantik Hotels のメンバー・ホテルは小規模で質がよく、コストパフォーマンスもいいので気に入っています。

  • ホテルのラウンジ。暖炉が素敵。<br /><br />ホテルを出て、これからこの旅の最後の目的地アイゼナハへ向かいます。<br /><br />クヴェトリンブルクにもう1泊したかったなぁ……。

    ホテルのラウンジ。暖炉が素敵。

    ホテルを出て、これからこの旅の最後の目的地アイゼナハへ向かいます。

    クヴェトリンブルクにもう1泊したかったなぁ……。

  • ★購入したキャンドルスタンド(1)<br /><br />こちらは「Hotel Zur Goldenen Sonne」のもの。ほのかにもれる灯りに癒される〜♪

    ★購入したキャンドルスタンド(1)

    こちらは「Hotel Zur Goldenen Sonne」のもの。ほのかにもれる灯りに癒される〜♪

  • ★購入したキャンドルスタンド(2)<br /><br />こちらがヴェルニゲローデの市庁舎のもの。

    ★購入したキャンドルスタンド(2)

    こちらがヴェルニゲローデの市庁舎のもの。

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  • jijidarumaさん 2014/10/02 17:17:39
    Quedlinburg
    ショコラさん

    "北ドイツ周遊の旅”と称して、2005.4.21(木)〜5.05(木)15日間:ハンザ都市・エリカ街道・ハルツ山地・メルヘン街道を走りましたから、1年前の同時期です。 
    4/29 &30とQuedlinburgのRomantik Hotel Theophanoテオファーノ Markt13/14に2泊したのです。(今はRomantik Hotelから外れ、Ringhotelとなっている。)

    30日の午後は魔女伝説のあるThaleターレに行ってみようと、日本を出てくる前の行程表では考えていたのですが、真夜中までかかる祭りでは、どうしようかと実は迷っていました。
    たまたま、ホテルで頂いたパンフレットに、魔女の祭りがあるという城塞、Burg Falkensteinブルグ・ファルケンシュタイン城---“鷹の城”を見つけ、名前が気に入って、行き先(25km)を変更してしまったのです。

    写真を拝見したターレは面白そうで、楽しませていただきました。
    どうも古城好きですから、“鷹の城”に興味が向いてしまったのです。それはそれで面白かったのですが・・・、この日はお土産を魔女からもらいました(苦笑)。

    ファルケンシュタインを16:15に出発し、道を下っていくうちに、車の窓に赤い丸に斜線のある四角いものが、くっ付いているのが目に付きました。車を道端に寄せて、取ってみると、駐車違反票ではないか?!しかし、さっきの駐車場は、禁止の印もない所で、隣もドイツ人が駐車していた。アッ、ソーカ!!“ハルツ・ヴァルブルギスの夜;魔女の祭りだから、誰かが外国人の我々に悪戯したな!!!と気が付いた。
    祭りの記念にするかと駐車違反票を持って帰る事にしたのです。
    ---(帰国後、駐車違反の罰金・消費税が23Euro=3196円がハーツ経由、賦課された!違反票は癪なのでアルバムに貼ってあります。)

    jijidaruma

    追伸;私のホテルの選択基準は、?古城ホテル、?ロマンチック掲載のホテル、?Relais&Chateauxルレ・エ・シャトー掲載のホテル?インターネットで見つける---という順序にしています。

    ショコラ

    ショコラさん からの返信 2014/10/03 17:47:16
    RE: Quedlinburg
    jijidarumaさん、こんにちは。

    魔女祭りの旅行記をご覧くださってありがとうございます。投票もたくさんしていただいて恐縮しております。

    2005年に北ドイツ15日間の旅をされたのですね。わたしもそのくらいの日数をかけてゆっくりと旅をしたいものです。来年は、夫が10年に1度のリフレッシュ休暇で2週間のお休みがもらえるので、ヨーロッパに行こうかと考えているところですが、まだ時期が確定していないので、まったく具体的になっていません。

    魔女祭りのときにファルケンシュタイン城へ行かれたとのこと。魔女とお城とは本当に絵本の世界ですね。そのときの旅行記はまだアップされていないのでしょうか? 拝見できるとうれしいです。

    駐車違反は災難でしたね。レンタカーでの違反でも日本まで追いかけてくるというのがドイツらしいというか。我が家もドイツで駐車違反ではないですが、スピード違反で何度か経験があります(^^;)

    ホテル選び、ちゃんと基準を設けて決めていらっしゃるのですね。ロマンチックホテル系列の宿には何か所か泊ったことがありますが、はずれだったことがないので、ドイツ旅行のときはわたしもチェックしています。ドイツで入手した古城ホテルガイド "Zeit fuer Burgen und Schloesser" や "Traumhotels fuer wenig Geld in Deutschland" というホテルガイドも愛用しています。
    旅の宿選びは楽しいですね。わたしにとって、ホテルに泊まることは旅の楽しみの3分の1以上を占めているかも?

    ショコラ
  • スーポンドイツさん 2008/06/26 15:52:25
    お久し振りです。
    ショコラさん
    この街は初めて知りました。
    魔女狩りシリーズ、本当に魔女がいるみたいですね。

    そして・・みーつけた!
    やっぱりあるんですよ♪ドイツには・・
    突然のお願いですみませんが、コミュ「上も向いて歩こう」をご覧になった上、是非是非に参加してくださいませm(__)m
    スーポンドイツ

    ショコラ

    ショコラさん からの返信 2008/06/27 01:30:51
    RE: お久し振りです。
    スーポンドイツさん、こんにちは。

    ご訪問ありがとうございます!
    看板の写真に目を留めてくださってうれしいな。そう、わたし、看板大好きなんです。おもしろいのを見つけるたびに写真を撮ってます。

    「上も向いて歩こう」のコミュへのお誘いありがとうございます。今月誕生したコミュなんですね。さっそく参加登録してきました(^^)v。コミュのほうでもこれからどうぞよろしくお願いします。

    ショコラ

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