真冬の北京と極寒のハルピンへ旅して来ました

2008/02/21 - 2008/02/24

　2008年2/21から2/24に友人と共に北京とハルピンへ旅して来ました。　その友人は中国通で、1年以上北京大学に留学していた為、中国国内に関してはかなりの情報網があり、私の旅の中国担当コディネーターも兼ねており、中国に行く時はその友人を連れて旅しております。
　今回は格安航空券の為、木曜日の夕方の便（ＮＷ11）で北京に飛び翌日、ハルピンへ日帰りもしくは夜行寝台で北京に戻る予定で行動しておりました。キャリアとホテルは万が一を考えて予約して行き、現地で寝台の予約が取れたらキャンセルするつもりで飛びました。結論は寝台列車ＰＭ9：35分発がありましたが、現地の駅の大混雑と体の疲労を考慮して最終のハルピン発の飛行機で戻りました。

理由は旧正月明けまだ中国人が帰省の最中で、駅で切符を並んで買う時間その他を考慮して飛行機にしました。

北京の気温は晴れ5度から-9度くらい。ハルピンはそこから10度マイナスの-5度から−19度でした。昼間は暖かかったのですが（−10度前後）日が陰り暗くなるに連れて、極寒になってきました。
もちろん川は完全に凍り川の上を歩くことができました。

最後に今話題の天洋食品の中国製ギョーザ中毒問題について、中国人の現地人3人に聞きました。

”みなさんニュースで聞いているみたいでしたが、本当に中国製ギョーザに毒が入るなんて信じられない！そんなことしても何の特にもならないし、そんなことある訳がない！と言ってました。
天洋食品は中国でも大手みたいで、中国人もみんな餃子を食べていると言っておりました。”

結論として毒入り餃子は事実とし、日本と中国の言い分が違うのとどこで混入されたかはなぞですが？？？

中国製の商品敬遠ムードありますが、私はこれからも懲りなく中国の商品を買いまた中国本土を旅していきます。

（掲載してある写真はハルピンの松花江（凍った川）の上です。気温がマイナス15度くらい。完全武装して腰とジーパンのポケットの中に使い捨てカイロが入っておりますが、まさに極寒でした。）

エリア 哈爾濱(中国)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー

今回は友人のリクエストで自宅から変わったルートで成田に行きました。
普通は地下鉄経由で箱崎からリムジンバスで成田ですが、今回は地下鉄で住吉乗換え京成八幡から東成田まで京成で行き第5ゲートから歩いて第一ターミナルまで歩いて行きました。バスに比べて40分くらい遅いですが、変わった行き方で成田に向かいました。なかなか面白い行き方でした。

今回ハルピン行きに、大新華航空（初めて聞く名前）で行きました。日本だと海南航空の親会社でとてもサービスが良く満足しました。
この写真はハルピンへついてゲートから撮影しました。

ハルピンの空港内で中は暖かいですが外はマイナス10度くらい

ハルピン駅の近所でタクシー降りて見たら、なんと霜柱があるではないですか！

この写真で橋の付近を走る3輪バイクタクシー。我々の中国の旅はこの様な車を止め交渉して乗っております。この時は残念ながら人が乗車しておりました。左の水色の車が正式なタクシーです。

馬ぞりが走ってます

プロフィールでご紹介しております友人で、尚且つ、私の中国担当スーパーコーディネーター兼ガイドの友人です。この写真はハルピン駅のキオスクで市内の地図購入と情報を売店のおばちゃんから聞いている様子です。

私の友人でキオスクで地図を買い、これからハルピン市内の観光のプランを立て、キオスクのおばちゃんに相談しているところです。

ハルピン駅

ハルピン駅の正面

帰りの夜行電車の時刻確認と予約状況の確認中

この掲示板の9時36分発の北京行き寝台を取るつもりでハルピン駅に行き考えましたが、余りにも大混雑と翌日の行動に支障きたすと考え今回は見送りました。
この写真撮影すのにかなりのズームしてます。
本当に人だかりで凄かったです。

街の店先でうどんの麺を伸ばしていました。

友人ですが、ロシア軍の帽子をかぶり街中を歩いていましたら、注目度ナンバーワン！みんなジロジロと見ておりました。ハルピンのメインストリート中央大街の入り口で撮影してます。

旧ハルピン1等郵便局

ハルピンの一番の繁華街、中央大街、直進で500メートルくらいはあり終点は松花江です。

ハルピンの一番の繁華街、中央大街、直進で500メートルくらいはあり終点は松花江です。

中央大街の中央付近、左側、霞曼街

昼食をこちらのロシアレストランで食事しました。ハルピンはロシアに近いためロシアの影響が多く、色々な場所で見ることが出来ます。　華梅西餐庁（旧マルス）

このソーセージ見た目は普通ですが、食べると大変美味しく深みがありました。ハルピンの空港でも販売してますので是非お買い求めください。

言わずと知れた、ロシアの代表的スープ”ボルシチ”です。トマトの酸味が効いておりました。

カフェレストラン露西亜。ロシアンティが有名でオーナーが日本語堪能で中もモダンでお洒落でした。ここでピロシキとロシアンティーをいただきました。

写真で見ると大きさがわかりづらいですが、1つが握りこぶしぐらいの大きさでした。

ハルピンはロシアに近いこともあり食事は最高！ボルシチ、ソーセージ、ピロシキ、ロシアンティーなど。この写真はもちろんピロシキです。食べ応えがあり本当に美味しかったですよ！

街中でアイスバーを見つけましたが、とても入る気にはなりませんでした。

スターリン公園の記念塔。1957年の松花江の氾濫による洪水を記憶に留めるために建てられた塔

これ全部氷で出来てます。

松花江の川の上で一面凍っていました。私もダウンジャットと股引、カイロなど完全武装して行きましたがそれでも寒いです。息が肺の中で突き刺さる感じがするぐらい強烈でした。

午後3時過ぎの松花江。見るからに寒そうです。

松花江
大興安嶺に源を発して、ロシアでスンガリー、アムール河となってオホーツク海に注ぐ大河。冬には全面凍結し氷の世界となりトラックが走れる程の厚さで、馬ぞりやアイスヨットなどで賑わっております。

反対岸の風景街まで歩いて行けます。

スターリン公園から松花江を撮影してます。

松花江の上で犬ぞりが出きます。もう一つ馬ぞりもありました。

これが馬ぞりですが、川の上を馬が走れる！それだけ厚く凍っているのです。

濱州鉄路橋

中国と言えば凧揚げ！松花江の上でも凧揚げしてました。

スターリン公園から松花江に向けて有料ですが、氷のアイススライダーが出来ます。

アイススライダーの終点口。これすべて凍りですよ！

私は北京に来ると毎回有名店で北京ダックを食べに行きます。もちろんお土産に真空も購入するほど大好きな料理です。
今回は全衆徳の本店ではなく、友人がお薦めの北京大董店（ダドン）に行きました。味は油こくなくさっぱり系の為、2人で1羽食べてしました。全衆徳は美味しいですが、やや皮が油ぽい為、1羽全部は2人で食べきれないのです。
他に竹の子と青海苔の揚げた炒め物は絶品でした。

当日かなり混雑してました。やはり人気があるレストランです。日本人らしき人は見かけませんでした。

ペキンダックを食べるための薬味です。

北京ダックをこれからさばきます

北京ダックを目の前でさばいてくれます。よく熱くないなあ！と毎度関心しております。

北京ダックをさばいて盛り付けしたところ！
美味しいですよ！

竹の子と青海苔の揚げた炒め物は不思議な味ですが絶品でした。

薬膳料理のチャーハンですが、味は。。。？？？

北京に来ると必ず立ち寄る店で永和大王です。

北京にくると必ず立ち寄る店で、永和大王のショーロンポウです。北京の再開発で店舗数が減ってきてますが、何時来ても安くて美味しいです。今回は北京駅の正面右側の店で食べました。詳しくはクチコミに書きます。