2008/02/16 - 2008/02/16
2640位(同エリア6966件中)
晴れ男。さん
冬の京都二日目、時折雪が舞う寒い日でした。
○【清水寺】
(歴史)
宝亀11年(780年)、坂上田村麻呂が観世音菩薩を安置する堂を音羽(おとわ)山中に建てたのが、清水寺の発祥とされている。その後、奈良興福寺の末寺となり、西国三十三ヵ所16番目の札所にもなる。また、清水の舞台で名高い本堂が造られたのは、寛永10年(1633年)。徳川家光が再現したもので、139本の柱を組み合わせて造った壮大な建造物だ。本堂の手前にある三重塔も、国内にある三重塔のなかでは最大級のものだという。昭和の大改修によって、建造物群は美しくリニューアルされている。夜間にはライトアップされたりと様々な姿をみせてくれる。
(鑑賞のポイント)
山の斜面に沿って何本もの柱を立て、その上に伽藍を配置する、これが「舞台造り」と呼ばれる建築法で、清水寺はその方法によって建てられた最大級の建築物。奈良時代に、世俗化して堕落した仏教を嫌って、一部の僧たちはその修業の場を大自然に求めた。「舞台造り」も、そうした山岳寺院が増えるにしたがって発展していったものだという。五条坂の坂道を上がりきったところで、巨大な伽藍が現れる。それは、山の中腹の緑の中に、まるで空中に浮かんでいるような姿で建っている。伽藍の下の方へ行ってみると、建造物を支える巨大な柱が、まるで綾取りの糸のように複雑に組み合わされている。見上げれば、その眺めはいかにも‘雄大‘という言葉がピッタリとくる印象で、そこに人気がある理由も感じる。中腹の境内まで上がってみれば、本堂をはじめ諸堂が並ぶ。舞台からの遠望もすばらしい。ここは京都市街地の最高所に位置するだけに、街の全域が見渡せる。また、この寺の拝観時間は早朝6時から。京都の寺の中では最も早く門を開く。朝もやにけむる古都の街並みをみるのも価値がある。周辺の山々の新緑や紅葉、四季折々の自然の景観も大きな魅力がある。とくに春の桜が素晴らしい。ふつう、桜は木の下から花を見上げるのだが、清水寺では舞台の上から境内の満開の桜を見下ろすというのが最良の鑑賞法。眼下に広がるピンク色の花園は、言葉では言い表せない美しさだ。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JRローカル 徒歩
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「仁王門」。入母屋造檜皮葺きの優美な門。左右に安置された金剛力士像は鎌倉時代の像で、高さ4m。朝早くにいったが、人が結構いて、日本人と思えど、近くで会話を聞くと外国人。ああ〜、国際都市、京都。
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「三重塔」と「経堂」。薄日が差すもとにかく寒いの。
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この風景が、新緑、紅葉の時期にはとてもきれいになるだろう。
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「釈迦堂」。寒くて、寒くて、修行僧にでもなった感じ。
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「本堂」。昔から「清水の舞台から飛び降りるつもりで」などといわれているが・・・・・。
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ここからの京都市街の眺めはすばらしい。坂を上がってきた甲斐があるかも。
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清水寺境内にある「地主神社」。恋愛に関する願い事はなんでも叶えてくれそうな雰囲気。恋、恋の文字がいたるところに。特に熱心な高校生のみなさん、恋愛成就しますように!
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「恋占いの石」。2つの石の間を目を閉じたまま歩き、無事たどりつけたら恋が成就するという‘恋占いの石‘。撮影するのにもひと苦労。
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「音羽の滝」。本堂下にある滝で、3つの筧から清水を落とす。それぞれ健康長寿、学業上達、縁結びにご利益があるとされる。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 三昧さん 2008/03/16 09:43:47
- 舞台造りという建築技法なんですね
- 晴れ男。さん こんにちは!
「清水の舞台から飛び降りるつもりで」って、そう言うことだったんですね。舞台造りという建築技法なんですね。清水寺、今まで有名すぎて何も考えないで鑑賞していました。
晴れ男。さんの前説を読んで、改めて先人の偉業に脱帽です。昔から、神社仏閣の建築には匠の宮大工が関わってますが、現代建築と違って釘を使わなかったり木造建築っていいですね。話がそれましたが!鳥取県にある三仏投入堂も崖に造られていて凄いですよ。
- 晴れ男。さん からの返信 2008/03/16 19:42:21
- そうなんです!
- 黒鯛釣師さん、こんばんは。
ご訪問、書き込み、投票までいただきありがとうございます。
昔の建築技法には、様々なものがありその造りに今になって驚きです。
なにも、「清水の舞台から飛び降りて・・」なんて言わなくたってって思っちゃいます。
今回ご紹介いただいた、鳥取県の三仏投入堂、はじめて知りました。貴重な情報ありがとうございます。ここも調べればなにか面白いことがわかりそうで楽しみです。機会があれば、ぜひ行ってみたいです。
これからもよろしくお願いします。
晴れ男。
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