2008/01/24 - 2008/01/24
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M-koku1さん
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かつてイギリスに住んでいた時、偶然目の前の家に住んでいたのが、ユダヤ人のご夫婦でした。ユダヤ人に対する反感とか、差別とか、日本人はあまり持っていない気がします。(私だけかもしれませんが)。身近にあまりいないせいもあるでしょう。カトリック系の学校で育ったので、ユダヤ人の発生の経緯の、一般的な知識はありましたが、何の先入観もありませんでしたから、すぐに仲良くなりました。お二人の数奇な運命は、スティーブン・スピルバーグがインタビューフィルムに撮ったぐらいです。多分「シンドラーのリスト」製作の資料に使ったのかもしれません。お二人の手記も、「サバイバル」という本に収録されています。
http://www.amazon.co.jp/Survival-Wendy-Whitworth/dp/0954300114
その奥様Veraさんが幼い日の体験をレクチャーすることになったと聞いて、ロンドンまで駆けつけました。
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- 鉄道
- 航空会社
- エールフランス
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成田空港第一ターミナルにあるエアーフランスのラウンジです。
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さすがファッション国フランスの航空会社です。赤と白のとてもおしゃれなラウンジでした。お水はもちろんペリエとエヴィアン。
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成田の管制塔。あまりこの角度から見たことはなかったです。いい天気です。
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去年、食事がおいしかったので、今年も絶対にエアフランスで行こうっと決めていました。これは前菜の鴨肉のロースト、オレンジ、スモークビーフ、フレッシュサラダ。
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こちらがメイン。的鯛と海老、マルセイユ風ソース、バター風味の赤ピーマンとズッキーニ、ライス。
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眼科にはシベリアの台地が広がっていました。天気が良かったので、凍った河が光って美しく見えました。
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私がいくらフランス語でメニューをオーダーしても、必ず英語で返事を返してくれたフライトアテンダントさん。日本人=英語とインプットされてるのだろうか?
それとも私のフランス語が、そんなに下手になっちゃったのだろうか? f^_^; -
まだシベリアが続きます。
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シべりアに広がる山々。雪化粧している。
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映画を見たり、ゲームをするのがもったいない位きれいだったので、じっと見ていました。今回の飛行機は空いていて、ビジネスの2人席を一人で独占。サイコッ!!!
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成田を出てから3時間ぐらいこんな感じでした。
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この下には、野生の動物ぐらいしかいないんでしょうか?
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ウランバートルとか有名な都市もこの彼方のどこかにあるんでしょうか? 何もないように見えます。そのうちに、ブラインドを閉めてくださいと指示が出たので、映画を見ることにしました。
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いつの間にか朝食の時間になりました。もう北欧の上を飛んでいますね。そしてパリシャルルドゴール空港に到着したものの、何かのミスで、なかなか空港の中に入れず、乗り継のある私はびくびく。イギリスは、シェンゲンに入っていないので、パリでは入国手続きがありません。空港の中で、セキュリティーチェックを再度受けて、ヒースロー行きに乗り換えました。
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ヒースローに午後4時過ぎに到着。先を急ぐので、大慌てで入国審査へ。特にひっかかることもなくすんなり入国。タクシーで、ホリデーインへ直行。(10ポンド/チップ込)。チェックインして、荷物を置いてから、すぐに今度はシャトルバスで空港に引き返しました。(4ポンド/片道) ピカデリーラインの地下鉄で、ピカデリーサーカスへ。そこでベーカールーラインに乗り換えて、ランバスノースまで。
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会場になったのは、帝国戦争博物館。Imperial War Museum。1927年設立の博物館ですが、何ともとは精神病院の建物だったものを改築したそうです。
http://www.iwm.org.uk
Lambeth Road, SE1
Tel 7416-5320 -
向かって左一番前がスピーチをしたVeraさん(78歳)です。その後ろがご主人のAvramさん(82歳)です。
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http://london.iwm.org.uk/server/show/nav.00b005
一瞬戦争博物館というと、戦果を誇るようなイメージを持ってしまいますが、ここにはホロコーストの展示もあり、戦争犯罪に反対する運動もしているそうです。このレクチャーはその一環です。 -
写真の女の子がVeraさんの、幼き日の姿です。イギリスの教会系の団体が、ユダヤ人の子供たちを救うためにVISAの発行をイギリスの政府に依頼し、チェコを初めとする各国から疎開列車を仕立てたそうです。Veraさんは、その列車でイギリスに来ました。その列車でドイツを通過中、親戚の方が面会の許可を得て、オランダとの国境まで一緒に行ってくれたそうです。その方からお人形を頂いたときの写真だとか。ご両親、祖母、みな収容所で惨殺されたそうです。この親戚の方たちも殺されています。
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Veraさんと、Ottoさんの2人の体験談が終わった後、アウシュビッツで命を落とした作曲家達の音楽の演奏がありました。一曲目はビクターウルマン作。何と、Terezinに収容されている間に作曲したんだそうです。その後アウシュヴィッツへ搬送されて、殺されました。
Viktor Ullmann (1898-1944)作曲 String Quartet No.3
説明によると、皮肉にも彼が収容所の中で作曲したオペラは、彼の作品の中でも一番美しいメロディーだったとのことでした。 -
二曲目はギデオンクライン作。彼も、Terezin収容所からアウシュビッツに移送され、死因不明で亡くなっています。彼の「Fantasie and Fugue」はきれいな音楽なのですが、先入観のせいでしょうか、何となく狂気が混じっているような、不思議な和音が混じっているように感じました。
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三曲目はHans Krasa作。「Theme and Variations」。彼は、Terezin収容所の中で、子供達のオペラを企画したり、テレジン弦楽四重奏団を組んだり、積極的に文化的な活動をした方だそうです。この日演奏していたのは、Solaris Quartet でした。この人たちは、収容所で活動していた音楽家の曲を中心に演奏活動しているグループです。今回のこのイベントは、ネットから予約できて、会場では名前を言うとすぐに入れました。奥の映画館が会場でした。
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体験談の後、ミニコンサート、そしてその後参加者を交えての懇談会。ワインかソフトドリンクが2杯ずつつきました。スナックもありました。
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懇談会会場は入り口を入ってすぐの展示場でした。
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銃火器、戦闘機、戦車等、ところ狭しと並べられていました。
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飛行機の好きな人には、面白いかもしれません。
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女性向の博物館ではないですね。ただ、全館を見て回ったわけではないので、コメントは避けます。ロンドンでは、学校の子供たちが校外学習で訪れるそうです。
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懇談会で、みんなのところを回るVeraさん。
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ご主人のAvramさん。アウシュヴィッツの地獄の生存者です。手には、刻まれた番号が今もくっきりと残っています。「これが自分のアイデンティティーの根源だから。」と言って、この刻印を消したりはしないそうです。
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並んでいる飲み物。戦争の武器が並ぶ中での反戦と言うのは、どうもなんかしっくり来なかったというか、居心地が悪いというか。
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これはミサイルでしょうか。
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これぞ「ナイトミュージアム!!!」
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有名なスピットファイア戦闘機や、モンゴメリー陸軍元帥が作った野戦指揮車などもあるそうですが、どれがどれだか私には・・・
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ロンドンの北ヘンドンには王立空軍博物館があって、以前住んでいた家から近いので、何回か訪れたことがありました。
こちらは以下のウェブ
http://www.rafmuseum.org.uk
地下鉄で行くには、ノーザンラインのコリンデール下車。 -
夜だったせいか、余計に戦争を感じさせられました。
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この博物館で一番有名な展示物がこれだそうです。理由はこの戦車のおかげで、ドイツ軍をやっつけることができたから。スピードがとても早く出たようです。
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これが博物館の外観。
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再びランバスノースから地下鉄に乗り、ピカデリーサーカスで乗換え。
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ピカデリーサーカス駅に入ってきた地下鉄。
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夜も遅かったので、地下鉄の中はすいていました。往復で、7ポンドでした。(オフピークの一日券)。
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その2日後、今度はVeraさんのお宅にお邪魔しました。これは、Avramさんの子供のときの写真。
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上記の写真はこの本の中に載っています。日本人も世界大戦の時には「10人に一人死んだそうだ」と一緒に行ったパートナーが言ったところ、Avramさんの家族は「10人中9人殺されたよ。」と。ドイツと同盟していた日本人としては、肩身が狭かったです。
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家でくつろぐVeraさん。
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家でくつろぐAvramさん。数年前、チェコまでは旅行で行ったそうですが、「アウシュビッツには、決して、二度と足を踏み入れたくない。」と言っていました。戦後生まれの私たちでさえ、明るい日の光の中で訪れたアウシュビッツで震撼としたのですから、当然の発言だと思いました。
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かつてVeraさんと一緒に浮世絵の展示を見に行ったことがありました。その時に買った絵葉書をいまだにベッドルームに飾ってくれてありました。こんな素敵な人々が、もしかしたら終戦前に、まだ幼いその命の灯を消されていたかもしれないと思うと、本当に差別の恐ろしさを痛感します。
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パリ、ロンドン間のエールフランスのビジネスクラスです。3人がけの普通席の真ん中を塞いだだけでした。
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この旅行記へのコメント (18)
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- 横浜臨海公園さん 2009/09/03 12:16:42
- 11月11日
- M-koku1さま、こんにちは。
今回の旅行記を拝見させて頂き、小生、英国で思い当たる事を思い出しました。
一般にイギリス・アイルランド人は世界大戦と言えば第二次では無く第一次大戦の方を重視します。
即ち、当時は英国貴族全盛の時代で身分高き者の義務感とばかりに、大戦勃発の報を耳にしたオックスフォードやケンブリッジに在籍する貴族階級に属する若者が続々と志願して軍役で将校に就き、英国人特有の最先頭主義に基づいた攻撃で敵方から狙われ、戦死率が60パーセントを超える事態に発展します。
第一次大戦後、此れら社会での指導層になりうる有能な若者が払拭してしまった為に英国経済は低下の一途をたどる結果を招きます。
現在でも11月11日になるとイギリス。アイルランドでは第一次世界大戦の死者を弔う意味で、胸元に白いアイルランドポピーの花を着用して歩く習慣が残っております。
横浜臨海公園
- M-koku1さん からの返信 2009/09/03 22:47:41
- RE: 11月11日
- 横浜臨海公園さま、こんにちは。
それはきっとRemembrance Day のことをおっしゃっているんでしょうね。
イギリスでは赤いポピーの花をつけていましたね。
戦場に沢山のポピーの花が咲いていたそうで、
人の血を吸って赤くなったなどという
ちょっとこわ〜い噂も聞きました。
日本ではワンちゃんで有名な「フランダース」地方ですが、
あちらではもっぱら激戦地として名をはせているみたいです。
その激戦地一面に咲いていた赤いポピー…
ちょっと不気味な気もします。
白いポピーに関しては記憶にありません。
まだまだ世の中には知らないことが沢山あります。
「足るを知る」日は来るんでしょうか・・・
ではまた M
-
- 潮来メジロさん 2009/08/30 09:40:08
- 自然はそのままの方が美しい・・・。ヾ(^o^)
- M-koku1さん、おはようございます。ヾ(^o^)
今回は重いテーマで、私のようなものにはコメントが難しくて・・・。
シンドラーのリストは、私もTVで見ました。
戦争・殺戮・差別・・・人間のDNAの中に組み込まれてしまっているのでしょうか。
「歴史は繰り返す」といいますが、こんな戦争はもう繰り返してほしくないです。
> この下には、野生の動物ぐらいしかいないんでしょうか?
そうだといいですね。人間が入ると開発の名のもとに自然破壊を繰り返し、野生生物に致命的な打撃を与えてしまいます。
自然はそのままの方が美しい・・・Mさんの写真を見ているとホントにそう思いますね。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- M-koku1さん からの返信 2009/09/01 22:57:36
- RE: 自然はそのままの方が美しい・・・。ヾ(^o^)
- 潮来めじろ師匠
こんばんわ。
台風、行っちゃったら、今朝の神田川は
本当に汚かったです。
でも会社から帰る頃には水の匂いも消え、透明度も増してきました。
良かった、良かった・・・
鳩が羽を広げて、歩道でへたり込んでいました。
羽でも乾かしていたのでしょうか・・・
潮来のあたり、台風の影響はなかったでしょうか?
>
> 今回は重いテーマで、私のようなものにはコメントが難しくて・・・。
そうですね、日本人には重いテーマですね。
実際に関係があるような、ないような・・・
私の場合は、たまたま知り合ったこのVeraさんご夫妻から、
ユダヤ人迫害についていろいろ学びました。
実は中学生時代に読んだ「アウシュビッツの5本の煙突」という本が
この事実と私との最初の出会いでした。
ルーマニア人のオルガ・レンゲルが書いたノンフィクションで、
本当にショックを受けました。
その頃は、歴史上の過去のことと思っていたわけで、実際に将来こういった生き残りのユダヤ人に会う日が来るなんて想像もしていませんでした。
この筑摩書房から出ていた世界ノンフィクション全集には
アウシュビッツ以外にも「サッコとヴァンゼッティ」(死刑台のエレベーターの元の話)や、ロシアの怪僧「ラスプーチン」、「黒い哀しい歌」(ビリー・ホリデーの話)、「ポンペイの最期」など、とても質の高い作品が収録されてたように思います。
この頃の子供たちは、私を含め、歴史をこういう形で自然に勉強していましたね。
今は絶版になってしまったそうで、
もったいないなあと思います。
こういう作品は埋もれていってしまうのでしょうか…
> 「歴史は繰り返す」といいますが、こんな戦争はもう繰り返してほしくないです。
本当ですね。
>人間が入ると開発の名のもとに自然破壊を繰り返し、野生生物に致命的な打撃を与えてしまいます。
自然はそのままの方が美しい・・・
ペンギンも、北極熊も、生き延びてほしいです。
ではまた M
-
- 迷子さん 2008/02/21 20:42:55
- 勉強になりました。
- 初めまして、こんにちは。
人が番号を刻印されモノとして扱われた
壮絶な歴史の生き証人の方達のお話ですね。
辛くて重いテーマっすが、考えさせられましただョ。
でも、この方達も今のパレスチナ問題はどう
感じているのか?とフト気になりました。
いかにせよ、民族問題が地上から無くなってほしいと願いますだ。
- M-koku1さん からの返信 2008/02/21 21:48:54
- RE: 勉強になりました。
- 迷子さん
ご訪問有難うございました。
迷子さんの言葉は、どこの言葉なんでしょう?
掲示板も皆さん同じ口調で書かれているので、びっくりしました。
ひょっとして、「迷子語」でしょうか?
このお二人は、戦後、イスラエルのキブツにしばらく行ったようです。
でも、イギリスに戻ったということは、
何か合わない点があったんじゃないでしょうか。
どうして帰ってきたのか質問をしたことはないです。
今このサバイバルの本を取り寄せているところなので、
書いてあるかもしれませんね。
はっきり言って、デリケートな問題は直接ご本人たちに聞きにくいです。
だからこそ、今回のような講演会は、貴重なお話を聞ける絶好のチャンスだったのです。
ではまた M
- 迷子さん からの返信 2008/02/22 08:51:07
- RE: 勉強になりました。
- お早う御座いますだ〜。
と、この奇怪な言葉使いは・・・・・・
迷子訛りでありますだ。
ご返信ありがとうどす、そうっすねぇ
多分(迷子の想像っすが)この貴重な辛い体験を
語り継がせている方達は現在のイスラエルVSパレスチナの
状況にも心を痛めていると思うどす。
ところで、プロフィールのお写真の
オカメインコ?!か、可愛いぃ〜♪
- M-koku1さん からの返信 2008/02/24 10:11:40
- RE: 勉強になりました。
- 迷子さん
ハリーの写真 かわいいといっていただき有難うございます。
おかめインコです。
もっとハンサムなものもあるのですが、
どのCDに焼いたかわからなくなっちゃって…
ゆうべはしんどらーのりすとをBSで見て、
クラカウでおとづれたあの工場とかを思い出して
感慨にふけっておりました。
では M
-
- rimigardenさん 2008/02/18 17:32:10
- 考えさせられました。
- TAMkokuさん今日はです。^^
日本人が外国人を差別をする対象は
その殆どが外見や雰囲気によるものだと思います。
でもヨーロッパ人のユダヤ人に対する差別は
また質が違うもののようですね。
宗教がらみの差別の恐ろしさは
無宗教に殆ど近い私のような日本人には
到底理解できないようなものだと思います。
TAMkokuさんはなかなか実りのある旅行をされましたね。
でも戦中の日本人も捨てたものではありません。
日本のシンドラーと呼ばれた外交官杉原千畝氏は
日本の軍の反対を押し切って
リトアニアのカウナスで多くのユダヤ人に無償で
ビザを発行して救いました。
私の尊敬する日本人です。
リトアニアのカウナスには彼の記念館があるようです。
ぜひいつか行ってみたい場所です。
・・・りみ・・・
- M-koku1さん からの返信 2008/02/19 09:09:33
- RE: 考えさせられました。
- rimiさん
風邪で、やっぱり完全にはなおっていません。
頭ががんがんしています。
寒気もあるので、仕事は午後から行くことにしました。
今忙しい時期なので、休みが取れないのがつらいです。
>でも戦中の日本人も捨てたものではありません。
日本のシンドラーと呼ばれた外交官杉原千畝氏は
日本の軍の反対を押し切って
リトアニアのカウナスで多くのユダヤ人に無償で
ビザを発行して救いました。
私の尊敬する日本人です。
リトアニアのカウナスには彼の記念館があるようです。
ぜひいつか行ってみたい場所です。
そうですね。こういう立派な方が世界各地にいたようです。うれしいですね。
宗教に関係ない日本人は、その点を利用して、もっと平和貢献できればいいのにと思います。(アッ、もちろん仏教や神道を熱心に信奉している方々もいらっしゃるので、決め付けてはいけませんね。)
杉原さんのお名前は私も聞いたことがあります。
リトアニアに行くチャンスがあれば、是非訪れたいと思います。M
-
- エフエムさん 2008/02/17 20:50:28
- Veraさん、Avramさん
- TAMkoku1さん、こんばんは。
Veraさん、Avramさん・・・。以前、コメントに書いて頂いたお向かいさんのお話ですね。とても興味深く読ませていただきました。
この方々がまさに当事者でいらっしゃるのですね・・・。自分のための墓穴までも掘らされたという・・・。こうやって今、間接的とはいえ自分が実際のご経験をされた方とお会いする機会があろうとは思っていませんでした。
色んな関連する書籍を読みましたが、あの環境から生還することが出来た方というのはまさにいくつもの信じられない奇跡が重なったとしか言えないほどに僅かな人数ですし、また、このご夫婦のように高齢であり、なまの声を聞ける機会が減りつつある昨今、私たちの役割をよく考えなくてはならないとまた思うようになりました。
このような機会を頂き、ありがとうございました。
エフエム
- M-koku1さん からの返信 2008/02/17 22:16:34
- RE: Veraさん、Avramさん
- エフエムさん
すぐに読んでくださって有難うございました。
この問題は本当に重くて、いつも心にひっかかってしまいます。
アブラムさんは、今回もまた刺青になって残ってしまっている
収容所の囚人番号を見せてくださいましたが、
さすがに写真には撮れませんでした。
撮っていいかと聞いたら、もしかしたらOKが出たのかもしれませんが、
いくらずうずうしい私でも、遠慮しました。
ただ今回は、このサイトで少しでも真実が伝えられるならと思って、
昔の写真や、手記の載っている本を紹介させていただきました。
(アマゾンドットコムの回し者じゃあありませんよ。)
今私自身読みたくて、注文中です。
慰めは、日本人でもユダヤ人の逃亡に協力した方がいらしたそうで、
その事実をベラさんご夫妻が知っていたことです。
ちょっとだけほっとしました。
ではまた M
- エフエムさん からの返信 2008/02/18 23:41:54
- ありがとうございます。
- TAMkoku1さん、お返事ありがとうございます。
ヴェラさんご夫妻がおっしゃるユダヤ人の逃亡に協力した日本人とは杉原千畝さんのことでしょうか・・・。それとも他の日本人でも協力された方がいらっしゃるのか・・・。私は知識がないので存じないのですが。
話は変わりますが、今日の新聞(中日新聞)に
「加害国・ドイツの戦争被害に光」
という話題が出ていました。もし興味があったら私の下記旅行記の掲示板で恐縮ですが、内容を書いておきましたのでお越し下さい。
http://4travel.jp/traveler/nikonikonikon/album/10216630/
- M-koku1さん からの返信 2008/02/19 21:50:36
- RE: ありがとうございます。
- 見ましたよ。
感想は、エフエムさんのほうに書き入れました。
ユダヤ人を助けた日本人は、1人だけではないみたいですよ。
お名前までは知りませんが…
ちょっとうれしいですね。
- エフエムさん からの返信 2008/02/19 23:56:29
- ありがとうございます。
- TAMkoku1さん
感想ありがとうございます。
そうですか、お一人ではないのですね。
私もうれしく思います。
エフエム
- エフエムさん からの返信 2008/02/24 13:06:15
- シンドラーのリスト
- TAMkoku1さん
こんにちは。
昨晩はNHKでシンドラーのリストをやっていて、何年か振りに観ました。以前は今ほどの知識もなく観たため、「ひどい話だ」程度の印象でしたが、今回はずっしりとその重たさを感じました。実感などと言える立場ではないですが、まさに今起こっている問題のように伝わってきました。
この映画は1993年に発表されたものなんですね。それからもう15年も経っているとは思えませんが・・・その15年に、たった「4」をかけると60年・・・。たった60年前の出来事なんですよね。
やはりちょっとしたことによって、これからも全く起こらないとは限らない出来事だと思いました。
エフエム
- M-koku1さん からの返信 2008/02/24 18:25:03
- RE: Veraさん、Avramさん
- エフエムさん
やっぱりご覧になりましたか。
私も久し振りに見ました。
そして、実地に見たシンドラー社を思いだし、収容所を
以前見た時以上に、くら〜い気持ちで見ていました。
ナチス党員の立場を利用しながらユダヤ人を助けたシンドラー氏の
勇気に、本当に敬意を払わなければと思いました。
あのイスラエルで、シンドラー氏のお墓に石を置いていった
サバイバーの方たちを見て、
本当に少しでも救われて良かったと、センチメンタルな気分になりました。
でもスピルバーグは、素晴らしい監督ですね。
改めて見直しました。
- エフエムさん からの返信 2008/02/25 19:05:35
- シンドラーのリスト
- TAMkoku1さん、こんばんは。
私はクラクフではカジミエーシュ地区に短時間滞在しただけなので、
もう少し時間があればもっと見れたのに、と後悔しました。
きっと最後に登場した生存者の方々も既にかなり高齢の方が多いと思いますので、この映画のような、後世につなげていくものをもっと作り出して欲しいですね。自分たちも出来ることはやらなくてはという気持ちに改めてなりました。
エフエム
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旅行記グループ ユダヤの歴史 イギリス訪問
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