北京奮闘記072～明日から南方出張

2008/01/31 - 2008/01/31

昨日から慌て始めました。
そう、ビザが２月６日で切れるので、北京での延長とタカをくくっていたこま、
色々調べて気付いたのですが、住んでいる所が「他人の家」で、爺ぃも「外地人」となり、
居留証明を取る為の資格を持たないと判明しました。

上海なら、ウチに住む爺ぃは「長留証」が発行されているので、上海の住人扱いとされ、
こまの渡航滞留先として証明出来るのですが、北京にいる爺ぃは外地人扱いで、
こまを滞留させているという証明を出す場合の資格はありません。

さて、どうすれば良いのでしょうか！？

エリア 北京(中国)

いつものようにお天気で、何事もないかの如く１日が始まります。

でも、心中ここにあらず。
色々検討を始めました。

入国管理や公安に訊ねましたが、北京での証明は、認定されている高級ホテルのみで、
向かいにある常宿だった「金泰藍特賓館」では、その証明が取れないと
判りましたので、臨時的に宿泊して手続きする事が出来ないと判明。

では、どこに泊まれば良いか・・・
それを調べるのはとても簡単な事なのですが、最低でも３日程宿泊しなければ取れません。
７００元ほどしますので、２１００元となり、香港往復の価格になると判明。

その他、爺ぃの登録からスタートし、こまの登録なども含めて、公安へ出かけたり、
入国管理へ出かけたりと、お金だけじゃなく、無駄な時間も多大に掛かってしまいます。

と言う事で、行けば簡単にできる「香港でビザ手配」へ、先に出かける事にしました。
でも、問題は更に発生し、香港での日本人への発行ビザは、「３ヶ月」と短縮され、
価格も昨年の６ヶ月同様５００HK$に値上げされました。

これって、中国政府の日本バッシングですね。
オリンピックに向けて、日本人の自由な渡航を妨げる政策です。
言わずとも明かで、香港で訊ねると、「１０月に元に戻る」と言われました。

こう言う面では、ほんとうに姑息な国と言って良いと思うのが「中国」。
本質面での世界各国参画なんて、あと１世紀掛かってもムリだと感じます。

「プライド」の置かれる観点が、根本から違うので、先進各国の外国人が幾ら考えても、
「把握」は出来ても「理解」はできないでしょうね。

北京での手続きが、こまの環境ではムリと判明し、結果的に飛行機で広州へ。
今回広州へは、北京で延長後落ち着いてから出かけて、苦労して持参したIBMのノートPCを、爺ぃの次男へ届ける任務が有ります。
ちょっと前倒しになって、一番はしゃいでいるのが次男坊。(^^；

ネットで調べて、北京で配達してくれる最安値のチケットを手配してくれました。
今日はそのチケットを受け取ってから、新世界へやって来ました。(^^；

と言う事で、明日は早速広州へ飛びます。
南方雪害の中、交通手段の問題が懸念されますが、兎に角出かけて香港へ行き、「３ヶ月ビザ」を貰ってから戻ってきます。

８日に新疆から、例の高木ブー似のおじさんが、息子の顔を見にやって来るので、中華正月前に戻ろうと計画していましたが、今年もまたまた広州で春節です。
これで３年連続となってしまいました。

広州までは1400元。
春節でこの価格はまあまあでしょうね。

香港へはいつものようにフェリーで出かけます。
宿泊はタダなので、生活費や交通費だけで済むので助かります。

では、明日は夕方の飛行機なので、ゆっくり支度して出かけて参ります！