サンティアゴ・デ・コンポステーラ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 朝は5時30分、予定より30分も早く自然に目がさめた。テレビをつけると、おなじみのアニメ「ドラえもん」がやっていた。のび太がスカートめくりをしている。そんなのび太をドラえもんがたしなめている。まったく日本のやつと同じ光景だが、すべてがスペイン語なのだ。あ〜いう単純な漫画は、スペイン語を覚えるのにとっても好都合な教材だと思う。さらにチャンネルを変えると、なんと同時間帯に「くれよんしんちゃん」がやっていた。あのとぼけた声のトーンも一緒。でもスペイン語。なんだか変な感じ。聞いてみると、日本のアニメはとっても人気があるらしいね。

北部スペインの旅 4日目【サンティアゴデコンポステーラ】

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2006/09/21 - 2008/09/30

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pablitoさん

 朝は5時30分、予定より30分も早く自然に目がさめた。テレビをつけると、おなじみのアニメ「ドラえもん」がやっていた。のび太がスカートめくりをしている。そんなのび太をドラえもんがたしなめている。まったく日本のやつと同じ光景だが、すべてがスペイン語なのだ。あ〜いう単純な漫画は、スペイン語を覚えるのにとっても好都合な教材だと思う。さらにチャンネルを変えると、なんと同時間帯に「くれよんしんちゃん」がやっていた。あのとぼけた声のトーンも一緒。でもスペイン語。なんだか変な感じ。聞いてみると、日本のアニメはとっても人気があるらしいね。

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  •  朝は5時30分、予定より30分も早く自然に目がさめた。テレビをつけると、おなじみのアニメ「ドラえもん」がやっていた。のび太がスカートめくりをしている。そんなのび太をドラえもんがたしなめている。まったく日本のやつと同じ光景だが、すべてがスペイン語なのだ。あ〜いう単純な漫画は、スペイン語を覚えるのにとっても好都合な教材だと思う。さらにチャンネルを変えると、なんと同時間帯に「くれよんしんちゃん」がやっていた。あのとぼけた声のトーンも一緒。でもスペイン語。なんだか変な感じ。聞いてみると、日本のアニメはとっても人気があるらしいね。

     朝は5時30分、予定より30分も早く自然に目がさめた。テレビをつけると、おなじみのアニメ「ドラえもん」がやっていた。のび太がスカートめくりをしている。そんなのび太をドラえもんがたしなめている。まったく日本のやつと同じ光景だが、すべてがスペイン語なのだ。あ〜いう単純な漫画は、スペイン語を覚えるのにとっても好都合な教材だと思う。さらにチャンネルを変えると、なんと同時間帯に「くれよんしんちゃん」がやっていた。あのとぼけた声のトーンも一緒。でもスペイン語。なんだか変な感じ。聞いてみると、日本のアニメはとっても人気があるらしいね。

  •  朝9時にホテルを出て、昨夜も行った大聖堂の散策に出発! 宿泊した「ウサシウダッドデコンポステーラ」からは、大聖堂まで歩いて10分から15分というところ。ほかの街と違って適度なアップダウンもあり、山がちな土地であることを感じさせてくれる。あちこちには巡礼者(写真参照)が、大聖堂に向かって歩いている。バックパックを背負い、手には杖をもって、シンボルの帆立貝をつけ、一歩一歩歩いている。観光で来ている私たちより、彼らのほうが歩くスピードが早い。とっても疲れているはずなのに。最後の目的地にたどり着いたら、疲れなんてふっとんでしまう、ということなのか。

     朝9時にホテルを出て、昨夜も行った大聖堂の散策に出発! 宿泊した「ウサシウダッドデコンポステーラ」からは、大聖堂まで歩いて10分から15分というところ。ほかの街と違って適度なアップダウンもあり、山がちな土地であることを感じさせてくれる。あちこちには巡礼者(写真参照)が、大聖堂に向かって歩いている。バックパックを背負い、手には杖をもって、シンボルの帆立貝をつけ、一歩一歩歩いている。観光で来ている私たちより、彼らのほうが歩くスピードが早い。とっても疲れているはずなのに。最後の目的地にたどり着いたら、疲れなんてふっとんでしまう、ということなのか。

  •  大聖堂の荘厳な印象は機能と変わらず。レオンのような派手さはないとはいえ、重くどっしりとした存在感のある大聖堂だと思った。これでスペインにある大聖堂は、トレド、セビージャ、ブルゴス、レオン、サンティアゴと5つを見てきた。その中でも特筆すべき美しさ、そして神聖さを感じることができた。<br /> 大聖堂に入ると、まずここの下に眠っている聖ヤコブの像が、訪れた巡礼者などを石造のアーチの上で見守ってくれている。もう数え切れないくらいの人たちが、そのアーチを支える柱に向かって手を当て祈ってきた。そのため、その柱には5本指のくぼみができている。今は観光客が列を作って、かわるがわるその穴に指を当てている。私も実際にやってみた。穴は思ったより深く、そして大きい。しかも私は世界の人と比較して若干手が小さいことがわかった。思わぬ発見だった。<br />

     大聖堂の荘厳な印象は機能と変わらず。レオンのような派手さはないとはいえ、重くどっしりとした存在感のある大聖堂だと思った。これでスペインにある大聖堂は、トレド、セビージャ、ブルゴス、レオン、サンティアゴと5つを見てきた。その中でも特筆すべき美しさ、そして神聖さを感じることができた。
     大聖堂に入ると、まずここの下に眠っている聖ヤコブの像が、訪れた巡礼者などを石造のアーチの上で見守ってくれている。もう数え切れないくらいの人たちが、そのアーチを支える柱に向かって手を当て祈ってきた。そのため、その柱には5本指のくぼみができている。今は観光客が列を作って、かわるがわるその穴に指を当てている。私も実際にやってみた。穴は思ったより深く、そして大きい。しかも私は世界の人と比較して若干手が小さいことがわかった。思わぬ発見だった。

  •  さらにこの大聖堂では、中央祭壇に祭られている聖ヤコブの像をさわることができる。階段で裏側に回り、着ているマントに抱きつきキスをするのがいいらしい。というか、みんなそうやっているから、私もそうしてみた。金色のえもいわれぬ装飾に包まれていて、美しいこと極まりないのだが、残念ながら係員がいて、ビデオ、カメラ撮影ともに禁止されていた。<br /> 午前10時からちょうどミサが始まったため、運よくそのミサを見ることができた。みな信者たちは祭壇に向かって何列にも並べられた木製のいすに座って祈りをささげるのだが、座ったとき、自分の足元にちょうどいい高さの横棒がある。ちょうど列車やバスの「足置き」のようなものだ。私も最初に座ったとき、そこに足を置いてしまったが、これは間違いで、敬虔な信者が祈るときに前のいすの座席にひじをついて顔の前で手を組み、ひざまずくときに足をおくための横棒らしい。これはミスらないように注意しないといけないと思った。

     さらにこの大聖堂では、中央祭壇に祭られている聖ヤコブの像をさわることができる。階段で裏側に回り、着ているマントに抱きつきキスをするのがいいらしい。というか、みんなそうやっているから、私もそうしてみた。金色のえもいわれぬ装飾に包まれていて、美しいこと極まりないのだが、残念ながら係員がいて、ビデオ、カメラ撮影ともに禁止されていた。
     午前10時からちょうどミサが始まったため、運よくそのミサを見ることができた。みな信者たちは祭壇に向かって何列にも並べられた木製のいすに座って祈りをささげるのだが、座ったとき、自分の足元にちょうどいい高さの横棒がある。ちょうど列車やバスの「足置き」のようなものだ。私も最初に座ったとき、そこに足を置いてしまったが、これは間違いで、敬虔な信者が祈るときに前のいすの座席にひじをついて顔の前で手を組み、ひざまずくときに足をおくための横棒らしい。これはミスらないように注意しないといけないと思った。

  •  そして12時からは、ちょうど巡礼者のミサが始まると言うことで、それまでみやげもの屋などで時間をつぶして、(というかまさよは買い物を楽しんでいたが)、参加してみることにした。すると10時からのミサとは比べ物にならないほどの人が大聖堂を覆い尽くした。実にいろんな国の人、いろんな人種の顔が見える。でもやはりアジア人は少ない。<br /> ここで横道にそれるが、今回の旅でほとんどアジアの顔をした人たちをみていない。特にマドリードやバルセロナは、観光名所にいくと必ず日本人旅行者に出会うのだが、今回はそれが一度もない。自分たちがいかにマイナーな場所を旅しているかと改めて感じることになった。<br /> 話を本題に戻すと、そのミサの最後に、有名な香炉の振り回しのイベントが行われた。(これは正式にはなんと呼ぶのかわからないので、このような表現にとどめておきます。) 祭壇前に天井からロープで吊り下げられた、巨大な「香炉」に点火し、司祭たちの手によって、左右にちょうどブランコの要領で振るのだ。すると中の香りが大聖堂内にひろまるというわけ。<br /> なぜこのようなことをするのかというと、大聖堂内に集まる巡礼者たちは、長旅を終えた直後ということで、しっかりと体の汚れも流していない場合も多いと言う。つまり端的に言えば「汗臭い」のだ。そのため、この香りによってそれを打ち消す意味合いがあると思われるが、この「行事」を目の当たりにできただけでもうれしかった。<br />

     そして12時からは、ちょうど巡礼者のミサが始まると言うことで、それまでみやげもの屋などで時間をつぶして、(というかまさよは買い物を楽しんでいたが)、参加してみることにした。すると10時からのミサとは比べ物にならないほどの人が大聖堂を覆い尽くした。実にいろんな国の人、いろんな人種の顔が見える。でもやはりアジア人は少ない。
     ここで横道にそれるが、今回の旅でほとんどアジアの顔をした人たちをみていない。特にマドリードやバルセロナは、観光名所にいくと必ず日本人旅行者に出会うのだが、今回はそれが一度もない。自分たちがいかにマイナーな場所を旅しているかと改めて感じることになった。
     話を本題に戻すと、そのミサの最後に、有名な香炉の振り回しのイベントが行われた。(これは正式にはなんと呼ぶのかわからないので、このような表現にとどめておきます。) 祭壇前に天井からロープで吊り下げられた、巨大な「香炉」に点火し、司祭たちの手によって、左右にちょうどブランコの要領で振るのだ。すると中の香りが大聖堂内にひろまるというわけ。
     なぜこのようなことをするのかというと、大聖堂内に集まる巡礼者たちは、長旅を終えた直後ということで、しっかりと体の汚れも流していない場合も多いと言う。つまり端的に言えば「汗臭い」のだ。そのため、この香りによってそれを打ち消す意味合いがあると思われるが、この「行事」を目の当たりにできただけでもうれしかった。

  •  またきょう大聖堂の前で買い物をしていた際に、地元のテレビ局「ガリシアテレビ」に取材を受けた。どんな取材かと言うと、地元の言葉「ガリシア語」の俗語を、カメラに向かって言ってほしい。ということらしい。スペイン人以外の人にどんどんいらしていたので、たぶんまとめて短く編集をするのではないだろうか。と思う。 女性のリポーターとディレクター、カメラマン、そしてカメラアシスタントの4人の取材だったが、5分程度で終わった。貴重な経験だったが、放送は金曜日だという。ポルトガルにいるため、それはみることができない。残念!

     またきょう大聖堂の前で買い物をしていた際に、地元のテレビ局「ガリシアテレビ」に取材を受けた。どんな取材かと言うと、地元の言葉「ガリシア語」の俗語を、カメラに向かって言ってほしい。ということらしい。スペイン人以外の人にどんどんいらしていたので、たぶんまとめて短く編集をするのではないだろうか。と思う。 女性のリポーターとディレクター、カメラマン、そしてカメラアシスタントの4人の取材だったが、5分程度で終わった。貴重な経験だったが、放送は金曜日だという。ポルトガルにいるため、それはみることができない。残念!

  •  本来であればきょう午後、アコルーニャにいこうかとも思っていたが、きょう中にビーゴまで行かなければならないため、時間に余裕もないと判断。いかないことにした。まさよと約束したのは、また数十年後にこの地に歩いて訪れたときに、アコルーニャにいってみようということ。でも私はキリスト教に関心があるわけではないので、「巡礼」という形ではなく、「旅」として、サンティアゴまでいつか歩いてみたいとは思っている。<br /> で、その開いた時間にあてたのが、サラ訪問。ブルゴスでシエスタのためいけなかった、念願のサラ。サンティアゴのサラではシエスタはなく、開いていたため、まさよは喜び勇んで買いに言った。商品はどれも、日本の「半額」だとまさよは話している。ただでさえ安いと評判なサラ。それが半額だとは、おそるべし地元への企業還元意欲。<br />

    本来であればきょう午後、アコルーニャにいこうかとも思っていたが、きょう中にビーゴまで行かなければならないため、時間に余裕もないと判断。いかないことにした。まさよと約束したのは、また数十年後にこの地に歩いて訪れたときに、アコルーニャにいってみようということ。でも私はキリスト教に関心があるわけではないので、「巡礼」という形ではなく、「旅」として、サンティアゴまでいつか歩いてみたいとは思っている。
     で、その開いた時間にあてたのが、サラ訪問。ブルゴスでシエスタのためいけなかった、念願のサラ。サンティアゴのサラではシエスタはなく、開いていたため、まさよは喜び勇んで買いに言った。商品はどれも、日本の「半額」だとまさよは話している。ただでさえ安いと評判なサラ。それが半額だとは、おそるべし地元への企業還元意欲。

  •  写真にあるのは、そらまめをまだ小さいうちに収穫し、オリーブオイル、塩、ベーコンを加えたタパス。そして、ただのアサリ。テーブルに運ばれてきたのは、ただのアサリ。それ以上でもそれ以下でもないが、これが「おいしい」のだ。 私は彦麿呂とか、あとうかい、ではないので、味の表現はまったくうまくないのだが、「うまい!!」の一言、おそれいりました。

    写真にあるのは、そらまめをまだ小さいうちに収穫し、オリーブオイル、塩、ベーコンを加えたタパス。そして、ただのアサリ。テーブルに運ばれてきたのは、ただのアサリ。それ以上でもそれ以下でもないが、これが「おいしい」のだ。 私は彦麿呂とか、あとうかい、ではないので、味の表現はまったくうまくないのだが、「うまい!!」の一言、おそれいりました。

  •  私は彦麿呂とか、あとうかい、ではないので、味の表現はまったくうまくないのだが、「うまい!!」の一言、おそれいりました。

    私は彦麿呂とか、あとうかい、ではないので、味の表現はまったくうまくないのだが、「うまい!!」の一言、おそれいりました。

  •  午後5時のバスに何とか間に合った。普段のんきに過ごしているスペイン人の乗車券売り場のおじさんさえもあせるほどの、午後4時58分に切符を購入し、バスに走った!なんとか間に合った!息が切れた!<br /> バスは2時間ほどの乗車だったが、途中で地元の親父が携帯電話でものすごいでかい声でだれかと話しているのはかなりストレスになった。今回の旅でも感じたが、スペインではかなり携帯電話が普及している。しかしアイモードで着メロをダウンロードする、ということはできないらしく、街が変わっても、同じ着メロを聞くことがたびたびあった。どんなに携帯電話が普及していても、スペインでは、「他人に迷惑をかけないよう、声を小さくして話す」という考えは普及していないようだ。そのあたりを、番号ポータビリティー制度の普及に伴い、地元の親父に要望したい。強く要望したい。<br />

    午後5時のバスに何とか間に合った。普段のんきに過ごしているスペイン人の乗車券売り場のおじさんさえもあせるほどの、午後4時58分に切符を購入し、バスに走った!なんとか間に合った!息が切れた!
     バスは2時間ほどの乗車だったが、途中で地元の親父が携帯電話でものすごいでかい声でだれかと話しているのはかなりストレスになった。今回の旅でも感じたが、スペインではかなり携帯電話が普及している。しかしアイモードで着メロをダウンロードする、ということはできないらしく、街が変わっても、同じ着メロを聞くことがたびたびあった。どんなに携帯電話が普及していても、スペインでは、「他人に迷惑をかけないよう、声を小さくして話す」という考えは普及していないようだ。そのあたりを、番号ポータビリティー制度の普及に伴い、地元の親父に要望したい。強く要望したい。

  •  で、ビーゴっていう街はスペインの北西の港町。でも到着したのが、すでに夜で、もともと観光ではなく、ただの宿泊地としてしか考えていなかったため、通りを散歩し、カフェで食事をしただけにとどまった。でもまさよさんは、とびっきりかっこいいブーツを「日本の半額以下(本人談)で購入。終始ご満悦の様子だった。

    で、ビーゴっていう街はスペインの北西の港町。でも到着したのが、すでに夜で、もともと観光ではなく、ただの宿泊地としてしか考えていなかったため、通りを散歩し、カフェで食事をしただけにとどまった。でもまさよさんは、とびっきりかっこいいブーツを「日本の半額以下(本人談)で購入。終始ご満悦の様子だった。

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