2008/01/11 - 2008/01/14
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ぽんぷらすさん
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1月12日
朝5時起床。
今日は、この旅の目的の一つ、旧型客車の列車に3本乗ります。
花蓮ー宜蘭(98.2キロ) 往復
花蓮 5時54分 ー 宜蘭 8時00分 534レ 普快車
宜蘭 8時23分 ー 花蓮 10時45分 535レ 普快車
花蓮ー台東(155.7キロ) 移動
花蓮 11時53分 ー 台東 13時55分 1079次 自強号
台東ー枋寮(97.1キロ)
台東 15時32分 ー 枋寮 17時23分 354レ 普快車
枋寮ー新営(147.5キロ) 移動
枋寮 17時43分 ー 新営 19時49分 2056次 自強号
今日1日で596.7キロ走破です。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
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-
5時起床。宿の部屋はお昼まで使えるというので、荷物を置いて出かけます。
花蓮ー宜蘭は片道98.2キロ、普快車で105元ですが、往復割引で190元=約660円。
切符売り場で、宜蘭往復とだけ言うと、出てきたのは次発の急行の切符。わけを話すと、窓口氏は「おお、普通ね。」と言って、再発行してくれました。
発車時間になっても、まだ真っ暗。
この一両だけ、ドアが末端部でなく、内寄りにあるインド製客車。しかもドアは、ちょうつがい式でなく両スライド式です。 現地では通勤客車と呼び習わされているようです。 -
駅前のコンビニで調達した朝食。
日本炭火焼3食弁当 65元
お茶 20元
しめて約300円也。 -
「超の油切」なぞのお茶です。(笑)
台湾では、品物に日本語やひらがなを入れることが多いようです。
無熱量は無カロリーですね。 -
30分ほどすると、少し空が明るくなってきました。夜明けです。
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崇徳駅進入。
東海岸なので海側から日が昇ります。
台湾の東海岸は、急峻な山が海まで張り出しています。 -
海からの日の出を期待しましたが、和平を過ぎると、海の見えないところを走ります。
最後尾の展望席を楽しみます。
う〜ん、この開放感! たまりません。 -
最後尾車両が一番混んでいました。
(他の車両はもっとがらがら。)
何となく、鉄道関係の制服を着ている人が、たくさん最後尾に乗っているように思えました。機関区などの職員の通勤なのでしょうか。 -
カーブにつくられた新馬駅。
いろんなものが傾いていて、水平が分かりません。 -
新馬駅発車。
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あと20分弱で終着駅宜蘭。
冬山からは、新しくできた高架をラストスパート。
右下には、線路が撤去されたばかりの旧線が見えます。 -
宜蘭が近づくと、平地が広がりました。緑が美しい、のどかな田園風景です。
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宜蘭の町が見えてきました。
遠くの山並みがきれいです。 -
534レ列車は宜蘭到着後、折り返し535レ列車となります。
客車列車なので、進行方向が変わるため、機関車の付け替えが行われました。 -
宜蘭駅にて。
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隣のホームに、台北発6時42分の台東行き自強号が着きました。
花蓮には9時37分、台東には12時20分に着きます。 -
ダイヤが少し乱れているようで、535レ列車も7分遅れで発車との案内が表示されています。
台湾では5分10分の遅れは日常茶飯事とのこと。 -
旧型客車 連結器まわり。
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テールランプまわり。
日本では昭和30年代に廃止された、金属の赤い標識がランプのまわりにとりつけられています。 -
発車の時を待ちます。
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対面ホームに、韓国製の区間車用電車が到着しました。
いずれ、この旧型客車の普快車も、電車に置き換えられてしまうのでしょう。 -
旧型客車 車内風景。
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結局、535レ普快車は、宜蘭を10数分遅れで発車、もときた道を南下し、花蓮に向かいます。
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羅東駅で後続の自強号に追い越されます。
左は上りの電車の上り自強号、右はディーゼル車下り台東行き自強号。 -
客車内からも、最高尾風景が楽しめます。
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普通車とはいえ、台湾は日本に比べて駅間距離が長いため、スピードは出ます。 が、追い越しやすれ違いの停車時間は長め。
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最後尾の通路は、落下防止のため、鎖が設置されています。
風と流れ去る景色が旅情を誘います。 -
走行中も開いたままの手動式ドア。
確かに危険ですね。 -
手回し式のブレーキのハンドルも目立ちます。
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再び、先ほどの新馬駅。
こうしてみると、この駅のプラットホームは直線部分がないようです。 -
蘇澳新駅を出たところで、上り太魯閣号とすれ違いました。
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永楽駅到着。
ここで急行列車に追い抜かれました。 -
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開放的です。
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車窓右手には、険しい山々が迫っています。
有名なタロコ渓谷も近くにあります。 -
車窓左手には、太平洋の穏やかな海が続きます。
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終点、花蓮まであと一息。
すてきな景色の中をスパートします。 -
無事、花蓮に到着。
往復、196.4キロの旅路でした。 -
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車庫に入るため、機関車が付け替えられました。
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向こうのホームには、電車の自強号が停まっています。
いつまで、こんな光景が見られるのでしょうか。 -
朝は、チェックアウトしていなかったため、いったん宿に戻ります。
宿からは、花蓮駅前に保存してある昔の車両が見えました。かつて東海岸は、レールの幅が762ミリの軽便鉄道が走っていましたが、その当時の車両です。 -
花蓮からは、1079次 自強号で台東に向かいます。
花蓮発11時53分、台東着13時55分、約156キロの道のり。 355元=約1200円。
車内では、車内販売の弁当をいただきました。
60元=約200円です。 -
弁当の中身です。
チャーシューとゆで卵、野菜炒めというシンプルな弁当です。 -
台東到着15分ほど前の風景。
台湾らしい、雄大な景色です。
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この旅行記へのコメント (3)
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- makkoさん 2008/01/23 12:40:24
- 私も行きたい台湾列車旅
- 昨秋台湾へ初めて行き、台北市内のMRTと台北ー新竹間の特急に乗りました。
ガイドブックによると台湾にもレイルパスみたいなものがあるようで、今度は列車で台湾を一周してやろうと思ってます。ぼんさんのお勧めポイントがあればお教え下さい。
もっともその前に日本列島を回るのが先かもしれません。(残るは九州と北海道です。後は大抵回りました)
それでは又。
以上 makko
- ぽんぷらすさん からの返信 2008/01/24 14:15:07
- RE: 私も行きたい台湾列車旅
- makkoさん
書き込みありがとうございました。
環島周遊券だったかと思いますが、たしか1700元=5000円強のきっぷがあったかと思います。7列車まで一方向一周のみの乗車が可能。一方向というのは逆送や重複は不可能ということです。
台湾の特急である自強号で、台中・台南・高雄・台東などを一周してもほぼ同額なので価格的なメリットはそんなになさそうです。また、台湾入国後、台北駅など大きな駅でしか入手しなければなりません。 メリットとしては、窓口で切符を取る際に、その都度の支払いはせずに済みます。
最優等の自強号を使わない区間が長ければ、価格的には、都度購入の方が安くなります。
あと、台湾新幹線は会社が違うので、周遊券では乗ることができません。
台湾は、西海岸が日本でいうところの太平洋ベルト地帯にあたる発展した地域です。古くから電化・複線化していますが、地方の駅には、古いストラクチュアがたくさん残り、車両は最新式なのに、駅の光景は昭和40年代、時には戦前みたい?と錯覚することさえあります。 東海岸は路線自体が80年以降に建設されたところも多いです。南回り線や、花蓮ー基隆は海岸線沿いを走り、すばらしい景色が楽しめます。
↓ こんなサイトを参考に、今回、旅しました。
http://blog.so-net.ne.jp/taiwan_rail/2007-06-07
それでは。
- makkoさん からの返信 2008/01/28 09:12:34
- RE: 私も行きたい台湾列車旅
- ぼんさん
お早う御座います。
ご返事有難う御座いました。
女房と一緒でしたら優等に乗るでしょうが、一人でしたら鈍行です。必ずしもレイルパスがお得でないとのアドバイスは助かります。
小生も読ませてばかりでなく旅行記を投稿したいのですが、デジカメをマスターできておりませんので、完全リタイアしてからの楽しみに取っておきましょう。
どうぞお元気で。又旅日記をお聞かせ下さい。
以上 makko
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