2008/01/12 - 2008/01/12
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ぽんぷらすさん
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午前は、普快車で花蓮ー宜蘭間を往復した後、自強号で台東に移動しました。
今度は、台湾最南端、南廻線を走る普快車に乗ります。
台東ー枋寮(97.1キロ)
台東 15時32分 ー 枋寮 17時23分 354レ 普快車
東海岸を走る鉄道は、花蓮までしか電化されておらず、最南端を走る普快車は、ディーゼル機関車が牽引します。
台東から枋寮まで、アルファベットの「J」字型に走ります。
台東を出ると、左側に太平洋を眺めながら南下、途中から西に向きを変えて分水嶺を越えると、台湾海峡側の海岸沿いに北上するというルートをとります。
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- チャイナエアライン
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台東ー枋寮 普快車のきっぷです。
100キロ弱で、105元=340円でした。 -
枋寮行き 普快車354レは、4両編成。
インド製通勤客車が3両、最後尾に日本製客車1両という編成でした。
なぜ台湾にインド製客車が?
実は、1970年代に日本が中国と国交を結んだ際、台湾と断交状態になり、日本との取引が困難となった為、インドから輸入された経緯があるそうです。 -
最後尾の日本製旧型客車。
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発車時間が近づき、ディーゼル機関車が連結されました。
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日本製客車のデッキの警告。
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最後尾 日本製客車に乗り込みました。
乗り込むと、何か違和感。
車内をよく見ると、なぜかデッキへのドア両脇の壁が鏡ばりになっています。通路奥のドア両側は窓ではありません。鏡にこちらの車内が映り、妙な奥行き。これが違和感の理由でした。 -
台東を出て南下します。
デッキからの光景です。 -
電柱も信号用の電線もなく、すっきりした風景が続きます。
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南下します。
行く手方向に、少し曇が出てきました。
ちょっと天気が心配です。 -
水田風景。
1月というのに、田植えが済んだばかりのようです。
さすが南国! -
南国らしい風景です。
しかし! 雲も立ちこめてきました。 -
温泉で有名な(らしい)知本に到着。
昔ながらの腕木式信号機が立っていました。
観光用に、オブジェとして保存しているのでしょうか。 -
知本を過ぎると太麻里まで、太平洋沿いに走ります。
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太麻里の集落。
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金崙で、対向の普快車とすれ違いました。
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ほぼ同時に発車です。
台湾も日本と同様、列車は左側通行なのですが金崙駅では、右側通行での列車交換でした。 -
大武で、台東行き莒光号と列車交換。
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カレチ(列車長)室。
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お手洗い。
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大武を過ぎると、列車は進路を西に変え、山越えが始まります。
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トンネルが増えてきました。
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時刻表には出ていない枋野に停車しました。
プラットホームがなく、どうやら信号場のようですが、数人の人が乗降していました。
駅員さんが、発車した列車を見送ってくれます。かつては日本でもよく見られた光景ですが、台湾ではいまもよく見られます。 こんなことも、台湾鉄道旅行の魅力のひとつです。 -
枋山駅に到着。 あと20分ほどで終着です。
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枋山を出ると、突然、海が見えてきました。
台湾海峡側に出ました。 -
線路は、だいぶ高い位置を走っています。
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枋寮めざし、列車は坂をかけおりて行きます。
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数分後、突然、夕日が差し込んできました。
列車が北に向かっていることを体感する瞬間。 -
間もなく、今回の旧型客車の旅もおしまいです。
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インド製通勤客車は、ドア付近はロングシート、それ以外はクロスシート。 日本でいうところの近郊型電車と同じようなシート配置です。
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インド製通勤客車。
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インド製通勤客車。
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インド製通勤客車ですが、ドアは手動のようで、開いたまま走っていました。
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機関車側の通路扉は、かぎがかかっていました。
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普快車354レは、数分遅れで枋寮到着。
列車全景を撮ろうと、跨線橋を渡って、隣のホームに移すると、すでに入れ替えのため、発車していました。
これで今回、旧型客車ともお別れです。
日も沈み、黄昏の中、赤い尾灯がなんともいえない哀愁を漂わせていました。 -
枋寮駅に停車中の復興号客車。
普快車と違い、座席はリクライニングです。 -
普快車と違い、座席はリクライニングです。
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民国71年製ですから、1982年製。
台湾は国民党をベースにしています(いました?)から孫文の辛亥革命のあった1911年を建国の年としています。 -
枋寮からは、17時43分発の2056次自強号で嘉義に向かいます。
当初は嘉義まで行くつもりでしたが、明日のことを考え、迷った末、新營で下車することとなりました。 -
枋寮の駅。
1987年に訪れた際には、ここが終着だったはず。
こじんまりとした駅です。 -
1時間ほどで台湾第二の都市、高雄に着きました。
高雄を出た後、車内販売の弁当を購入。弁当パッケージは、今は移転保存されている旧高雄駅駅舎バージョンです。 -
弁当は、チャーシュー、ゆで卵、青菜いための内容です。
昼に続き、連続で、自強号車内での弁当です。 -
枋寮から1時間半、高雄から30分ほどで台南に着きました。
西部幹線は、昔ながらのストラクチュア(駅などの構造物)がたくさん残っています。
数分の停車時間があったので、ささっとホームに降りてみました。 -
屋根の骨組みアーチがいい感じです。
この後、19時49分、枋寮から2時間で新營に到着。駅前のホテルに投宿しました。
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