2007/12/30 - 2008/01/04
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azianokazeさん
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王宮・シルバーパゴダを終えて、トンレサップ川河岸に出てみました。
このあたりはシソワット・キーと呼ばれる川岸沿いの大通り、少し北上するとワット・プノンに至ります。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 航空会社
- 上海航空
-
トンレサップ川はこの付近でアジアの大河メコン川と合流します。
さすがに堂々たる大河で、遊覧船が川に流されるような感じで漂っています。
後日、私も小型のボートで川に出てみましたが、それはまた別編で。 -
王宮の丁度真向かいあたりの川岸に小さな祠がふたつあります。
そのひとつに人だかりがしています。
祠の前には楽団の一行が陣取ってチャカポン、チャカポンやっています。 -
なにやら随分偉い人が法事か何か、そんなもので楽団を従えでお参りに来ているような雰囲気です。
写真左手で手を合わせている方です。 -
写真手前のような警備の人が回りに大勢います。
相当な地位の方なのでしょうか? -
祠にお参りするその“偉い人”(写真右手)
祠の前には、慈悲を期待する貧しい身なりの人々が集まっています。
お参りする人は彼らにも何がしかの施しをします。 -
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片足をなくした人もいます。地雷でしょうか。
その話はまた後で。 -
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通りをはさんで向かいは王宮。
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王宮の月光殿。
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川沿いはのんびり休める公園のような雰囲気。
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反対側の北側。
この時間帯はまだ人は少ないですが、夕方ともなると腰掛ける場所がないくらい、地元の人々が夕涼みにやってきます。 -
この時期カンボジアは乾期で、気温は日中の最高気温でせいぜい30℃を少し超えるぐらいではないでしょうか。
朝晩は日によっては長袖の方が過ごしやすいくらいです。寒がりの地元の人の多くは日中から長袖です。Tシャツ・短パンで歩き回っているのは観光客ぐらいです。ホテルの室内でも冷房を切っていることが多いぐらいでした。 -
このあたりは、いわゆる外人街で、バンコクのカオサンやカトマンズのタメルのように、外国人相手の安宿・レストランなどが立ち並ぶエリアです。
そんな中の1軒で昼食。
席からは川岸が見渡せます。 -
食事はチキンカレー。
それはどうでもいいのですが、路上に近くに並べたテーブルに物売りの子供達などがやってきます。
車椅子に乗った男の子を別の男の子が押している二人連れがいました。
食べている最中で、テーブル越しだったこともあって、“どうしようかな。少しあげたほうがいいかな・・・”と考えているうちに、何も言わずに去って行きました。
それまでテーブルで隠れてよく見えなかったのですが、車椅子の子供の両手両足がないことにそのとき気づきました。
わざわざこちらから声をかける場面でもないので、立ち去る様子を見ながら“またこちらに来たら少し施しでも・・・”とは思ったのですが、彼らはそのまま行ってしまいました。
もちろん、このような境遇の人はどんな国でも大勢います。
今回の旅行でも、いつの旅行でも彼らを殆ど無視しています。
彼らに同情していたら、いくらお金があってもたりません。
世界中の不幸にひとり立ち向かうドン・キホーテです。
ひとりに施せば、大勢が集まってきて収拾が付かなくこともあります。
彼らが実際どのような暮らしをしているのかもわかりません。
そもそも、施しの行為がどのような意味を持つのかもいろいろ意見があるところでしょう。
それはそうではありますが、そのときいつになくすっきりしないものが心に残りました。
そのうち、別の大人の二人連れが近づいてきました。
やはり同じように車椅子です。
彼らにこちらから小額のお金を渡しました。
本当はさっきの子供達に渡したかったのですが、それでも少し気持ちが軽くなったような気がしました。
ささやかな免罪符でしょうか。
食事を終えて、観光を続けます。
それだけの話です・・・。 -
少し歩き疲れたのでトゥクトゥクでワット・プノンへ向かいます。
以下、“歩き方”よりの紹介。
伝説によると、14世紀末にペンという裕福な夫人がいたそうです。
ある日、ペン夫人はメコン川岸に流れ着いた流木の中に仏像が隠されているのを見つけ、近くの丘に寺を建立してその仏像を祀ったそうです。
やがて、その街はペン夫人の丘(プノン)・・・“プノンペン”と呼ばれるようになったそうです。
そして、そのお寺がこのワット・プノンということです。 -
お寺自体は1927年に修復されたもので、本堂に祀られた仏様もごく普通のお姿です。
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丘の周囲には参詣客目当ての物売りや、あてもなく時間をすごしている人が大勢います。
アジアの伝統競技セパタクローの球を蹴って遊ぶ若者。 -
物売りの少女。
せんべいでしょうか?
“買ってよ”と言われたのですが、今食べたばかりだし、かさばりそうなので“ごめん”。 -
これはなんだったかな・・・
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卵。スプーンも添えられているので、ベトナムの孵化しかけたアヒルの卵、ホビロンみたいなものでしょうか。
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大時計から見上げるワット・プノンのストウーパ。
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象さんもお食事中。
いくらか払えば、象さんに乗って敷地を一周できるそうです。 -
こちらはハスの実。
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こちらが正式な参道だったようです。
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お供えのハスの花。
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線香売りのおじさんはお昼寝中
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この後はリバーサイドに戻り、マッサージで時間をつぶし、日本人スタッフのいるクロマーツアーズ(カンボジア旅行スケッチトラベル)で明日の手配をお願いしました。
なお、ワット・プノンから戻る際、トゥクトゥクの兄ちゃんと例によって料金について少しもめ、降り際に“韓国人のけち野郎が!”みたいな悪態をつかれました。
最近は韓国人客が多いようです。
ホテル近くの店で晩御飯。
野菜と魚のスープにチャーハン。 -
プノンペンの夜の一人歩きは・・・という注意もありますが、プノンペン随一の目抜き通りモニボン通りですから、スリ・引ったくりなどは別として、安心して歩けます。
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この旅行記へのコメント (3)
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- SUR SHANGHAIさん 2008/01/22 19:52:32
- 施し
- …も旅先で考えさせられることの一つですね。
寄ってくる人々とは違って、個人的・精神的なコンタクトを感じてしまった相手の時には、「ああ、なぜ1ドルでもあげられなかったろう。」と思って気分がブルーになったり。
「いや、でも1ドルだけでその子のこれからの全人生が変わるわけじゃ無し…。」とも思ってみたり。
施しと言うのは、あげる(あげた)にしても、あげない(あげなかった)にしても、どちらにしても何故か割り切れない後味が残る気がします。
- azianokazeさん からの返信 2008/01/22 22:51:56
- RE: 施し(1)
- プノンペンのリバーサイド、夜になって外国人相手のホテル、レストラン、カフェの明りがきらめく通りに、一枚の布を敷いて乳飲み子を寝かせている女性がいました。十代ぐらいにしか見えませんが母親でしょうか?
汚れた身なりで、道をゆく人をただ眺めています。
物乞いをするでもありません。
私も特に歩みを止めるでもなく、緩めるでもなく通り過ぎます。
数秒後には彼女達のことも意識から消えていきます。
先程TVを見ていていました。
最近日本では食品の賞味期限偽装がよく問題になっています。
一方で、小売店はなるべく見栄えのいいものを店頭に並べたいということで、メーカーになるべく賞味期限を短くするように求めているとか。
そのため、本来は2,3ヶ月は有効なものでも1ヶ月程度に期限が設定され、それを過ぎるとゴミ箱に捨てられていきます。
世界には食べられない人が大勢いるというのになんてことをする国だ・・・と思いつつ、チャンネルを変えると、ペットの犬のダイエットとかリラクゼーションに高額なお金を使う人達。
「やれやれ・・・」と思ってしまいますが、考えると自分のやっていることも大差ないようにも。
現地の人が手にできないようなお金をかけて旅行し、物価の安い(と言うことは所得も低いということですが)ことを利用して好き勝手に楽しむ。
そのくせ、わずかばかりの施しをも惜しみ、面倒と見てみぬふりをする。
(続く)
- azianokazeさん からの返信 2008/01/22 23:04:42
- RE: 施し(2)
- 施しを求める人の手は、ときにそんなことを気づかせてくれます。
ただ、気づいたからと言って何をするでもなく、ボランティアに飛び込む訳でもなく。
ただ、あまりそんなことを考える必要もないのかも。
カンボジアの旅行代理店でもらったガイドブックに現地で働いている人の声が載っていました。
「この国への入口として同情から入る方が多いですが、思っている以上にクメール人は幸せな人達です・・・」
そう言えば今日北京の人達の幸せ度調査のニュースを見ました。
(北京とプノンペンを一緒にしたら怒られますね。)
「北京の経済貿易大学が《2007年の北京市社会生活指数体系》を発表した。
2007年度、北京市都市部住民は自分の生活に対して比較的に満足していて、全体の幸福指数は72.44に達している。1万人を超える調査対象者のうち、6割近い住民は自分の生活は比較的幸せだと感じている。ただ、2%の人だけは自分がとても不幸だと感じているらしい。
北京の女性は男性に比べて、より“幸福”を感じている。62.6%の女性は幸福を感じているが、男性は51.9%だけにとどまっている。・・・」
まあ、みんなどこでも満足して生活しているのですかね。
なんだかよくわかりませんが、話が長くなったのでとりあえずここまで。
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