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元旦の遺跡めぐり、プノン・チソールを後にしてプレ・アンコール期に遺跡プノン・ダに向かいます。<br />周囲に広がるカンボジアの田園風景も魅力的です。<br />案内は日本語ガイドのバンタさん。<br />

カンボジア2008 ?郊外遺跡めぐり(中編) プノン・ダ

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2007/12/30 - 2008/01/04

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azianokaze

azianokazeさん

元旦の遺跡めぐり、プノン・チソールを後にしてプレ・アンコール期に遺跡プノン・ダに向かいます。
周囲に広がるカンボジアの田園風景も魅力的です。
案内は日本語ガイドのバンタさん。

同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
航空会社
中国東方航空
  • 正面に見える左の丘に目指すプノン・ダがあります。<br />地図で見るとプノン・チソールからは直線距離で20kmあまりという感じ。<br />ただし、問題は道です。<br />そのつもりで撮った写真ではないので十分には伝わりませんが、相当のでこぼこ道です。<br />5年前のシェムリアップ郊外はもっとひどい穴だらけでした。<br />それに比べればまだましとはいえますが、とにかく“カメ”です。<br />自転車にも軽く追い抜かれるありさま。<br />雨期になると、通ることすら困難になり、プノン・ダには水路をボートで向かうことになるそうです。<br />「今だってボートの方が早かったんじゃない?」「お金がかかります。」「・・・・」<br />まあ、“カメ”でも仕方ありません。<br />正確にはわかりませんが、この20kmあまりを1時間半ぐらいかけたようにも思えます。<br />

    正面に見える左の丘に目指すプノン・ダがあります。
    地図で見るとプノン・チソールからは直線距離で20kmあまりという感じ。
    ただし、問題は道です。
    そのつもりで撮った写真ではないので十分には伝わりませんが、相当のでこぼこ道です。
    5年前のシェムリアップ郊外はもっとひどい穴だらけでした。
    それに比べればまだましとはいえますが、とにかく“カメ”です。
    自転車にも軽く追い抜かれるありさま。
    雨期になると、通ることすら困難になり、プノン・ダには水路をボートで向かうことになるそうです。
    「今だってボートの方が早かったんじゃない?」「お金がかかります。」「・・・・」
    まあ、“カメ”でも仕方ありません。
    正確にはわかりませんが、この20kmあまりを1時間半ぐらいかけたようにも思えます。

  • ようやく到着。<br />しばし休憩。<br />「ここまでくるお客さんはあまりいません。」<br />でしょうね・・・。<br />

    ようやく到着。
    しばし休憩。
    「ここまでくるお客さんはあまりいません。」
    でしょうね・・・。

  • 丘を上がります。<br />そんな高い丘ではありません。<br />なぜかサボテンが。<br />

    丘を上がります。
    そんな高い丘ではありません。
    なぜかサボテンが。

  • 程なく頂上。<br />上部はレンガを積み重ねた祠堂がドンと建っています。<br />それだけです。<br />よくわかりませんが、下部は黒く焼けたような色をしています。<br />偽窓同様、偽の入り口があります。<br />

    程なく頂上。
    上部はレンガを積み重ねた祠堂がドンと建っています。
    それだけです。
    よくわかりませんが、下部は黒く焼けたような色をしています。
    偽窓同様、偽の入り口があります。

  • こちらが入り口。<br />プノン・ダが作られたのは7世紀。<br />カンボジアの歴史をざっとなぞると、まず2世紀頃インド文化の影響を受けた「扶南」がカンボジア南部のメコンデルタ地帯にできます。<br />5〜6世紀頃、メコン中流のラオス南部からクメール人が南下して「真臘(しんろう)」を建国。<br />7世紀には「扶南」を併合します。<br />その後、8世紀には「真臘」は分裂して混乱期を向かえ、これを802年に統一したのがジャヴァルマン2世で、アンコール時代が始まります。(“歩き方”より)<br />この歴史に照らすと、プノン・ダ遺跡は「真臘」が統一国家をつくった時代にあたります。<br />また、地理的にみて、「扶南」以来のインド文化の影響も強い土地ではないかと推測されます。<br />

    こちらが入り口。
    プノン・ダが作られたのは7世紀。
    カンボジアの歴史をざっとなぞると、まず2世紀頃インド文化の影響を受けた「扶南」がカンボジア南部のメコンデルタ地帯にできます。
    5〜6世紀頃、メコン中流のラオス南部からクメール人が南下して「真臘(しんろう)」を建国。
    7世紀には「扶南」を併合します。
    その後、8世紀には「真臘」は分裂して混乱期を向かえ、これを802年に統一したのがジャヴァルマン2世で、アンコール時代が始まります。(“歩き方”より)
    この歴史に照らすと、プノン・ダ遺跡は「真臘」が統一国家をつくった時代にあたります。
    また、地理的にみて、「扶南」以来のインド文化の影響も強い土地ではないかと推測されます。

  • 中に入り、頭上を見上げます。<br />レンガ積みでつくられた天井は崩れて落ちています。<br />

    中に入り、頭上を見上げます。
    レンガ積みでつくられた天井は崩れて落ちています。

  • 中央には土台みたいなものが残っています。<br />かつてはここにヒンドゥーのシバやヴィシュヌが立っていたのでしょうか。<br />国立博物館にある有名な「8本腕のヴィシュヌ神」がまさにここにあったのでしょうか。<br />よくバンタさんに聞いておけばよかったのですが、国立博物館はまだこの時点では行っていませんでしたし、でこぼこ道で脳味噌がシェイクされていましたので・・・。<br />建国に関わる物語(ラオス方面から身分の高い女性と恋仲になった男性の二人が流れ着いて、男性が金銀などをそれと知らずに見つけてくる。女性はかつて上流生活をしていたのでその価値がわかり、男性にもっと集めるように言う。やがてインド方面から交易に人がやってきて・・・ なんかそのような話。)もバンタさんからここで聞きましたが、ぼーっと聞き流してしまいました。<br />

    中央には土台みたいなものが残っています。
    かつてはここにヒンドゥーのシバやヴィシュヌが立っていたのでしょうか。
    国立博物館にある有名な「8本腕のヴィシュヌ神」がまさにここにあったのでしょうか。
    よくバンタさんに聞いておけばよかったのですが、国立博物館はまだこの時点では行っていませんでしたし、でこぼこ道で脳味噌がシェイクされていましたので・・・。
    建国に関わる物語(ラオス方面から身分の高い女性と恋仲になった男性の二人が流れ着いて、男性が金銀などをそれと知らずに見つけてくる。女性はかつて上流生活をしていたのでその価値がわかり、男性にもっと集めるように言う。やがてインド方面から交易に人がやってきて・・・ なんかそのような話。)もバンタさんからここで聞きましたが、ぼーっと聞き流してしまいました。

  • 国立博物館に展示されている「8本腕のヴィシュヌ神」<br />プノン・ダのものとの説明がありました。<br />プノン・ダ周辺からは“プノン・ダ様式”と呼ばれる最古のヒンドィウー教彫像が多数発見されているそうです。<br />国立博物館については別編で。<br />(なお、国立博物館内は撮影禁止ですが、中庭での撮影は有料で許可されています。そこで中庭から望遠で内部を撮影。壁がありませんので!そこのところの問題は別編で詳しく。)<br />馬蹄形の支柱がクメール美術の特徴だそうです。<br />高さ2m70cm。<br />

    国立博物館に展示されている「8本腕のヴィシュヌ神」
    プノン・ダのものとの説明がありました。
    プノン・ダ周辺からは“プノン・ダ様式”と呼ばれる最古のヒンドィウー教彫像が多数発見されているそうです。
    国立博物館については別編で。
    (なお、国立博物館内は撮影禁止ですが、中庭での撮影は有料で許可されています。そこで中庭から望遠で内部を撮影。壁がありませんので!そこのところの問題は別編で詳しく。)
    馬蹄形の支柱がクメール美術の特徴だそうです。
    高さ2m70cm。

  • ふもとからついてきた子供達です。

    ふもとからついてきた子供達です。

  • 偽の入り口。

    偽の入り口。

  • プノン・チソールほどの高さはないですが、丘の上ですから周囲の田園風景が眺望できます。<br /><br />

    プノン・チソールほどの高さはないですが、丘の上ですから周囲の田園風景が眺望できます。

  • バンタさんの育った村がここから見えるそうです。<br />ベトナム国境から5kmも離れていないようなところだそうです。<br />天気のいい日はここからベトナム側が見えるそうですが、この日は・・・見えてるのか見えてないのかよくわかりません。<br />

    バンタさんの育った村がここから見えるそうです。
    ベトナム国境から5kmも離れていないようなところだそうです。
    天気のいい日はここからベトナム側が見えるそうですが、この日は・・・見えてるのか見えてないのかよくわかりません。

  • 向こうの丘にもうひとつ遺跡が見えます(写真中央部付近)。<br />「道がよくないので」ということで行きませんでした。<br />実際行かれた(と思われる)redhouseさんの旅行記もありますが、この日は時間的にも無理だったと思われます。<br />http://4travel.jp/traveler/redhouse/album/<br />プノン・ダにはボートで行かれたようです。<br />

    向こうの丘にもうひとつ遺跡が見えます(写真中央部付近)。
    「道がよくないので」ということで行きませんでした。
    実際行かれた(と思われる)redhouseさんの旅行記もありますが、この日は時間的にも無理だったと思われます。
    http://4travel.jp/traveler/redhouse/album/
    プノン・ダにはボートで行かれたようです。

  • またでこぼこ道を引き返します。<br />とっくに12時は過ぎています。<br />予定ではプノンペンも近い湖畔のトンレバティで昼食ということでしたが、そんなことを言っていたら何時になるかわかりません。<br />近場で店を探してもらうようにバンタさんに頼みます。<br />「きれいな店はないですけど大丈夫ですか?」「大丈夫・・・多分」<br />それでもなかなか見つからないので、とりあえず道端で売っていた焼きバナナを買ってくれました。<br />生で食べるバナナとは種類が違うようで、味が淡白です。<br />やはり焼きたてのアツアツがよろしいようです。<br />なお、プノンペンも近くなる頃道端に屋台がたくさん並んでいるエリアがあります。<br />なにかを焼いているようです。<br />「あれはカンボジアの居酒屋です。」「何を焼いているの?」「カエルです。」<br />パスしました。(ちょっと試してみればよかった・・・残念)<br />

    またでこぼこ道を引き返します。
    とっくに12時は過ぎています。
    予定ではプノンペンも近い湖畔のトンレバティで昼食ということでしたが、そんなことを言っていたら何時になるかわかりません。
    近場で店を探してもらうようにバンタさんに頼みます。
    「きれいな店はないですけど大丈夫ですか?」「大丈夫・・・多分」
    それでもなかなか見つからないので、とりあえず道端で売っていた焼きバナナを買ってくれました。
    生で食べるバナナとは種類が違うようで、味が淡白です。
    やはり焼きたてのアツアツがよろしいようです。
    なお、プノンペンも近くなる頃道端に屋台がたくさん並んでいるエリアがあります。
    なにかを焼いているようです。
    「あれはカンボジアの居酒屋です。」「何を焼いているの?」「カエルです。」
    パスしました。(ちょっと試してみればよかった・・・残念)

  • このあたり一帯の殆どの家が高床式です。<br />床下部分には牛がいたり、バイクや荷車などの大きな道具が置かれたりしていますが、なんといっても目を引くのは、大きめの縁台みたいなものがどこの家にも置かれていて、そこで簡単な昼食をとったり、近所の人がお茶したり、あるいは昼寝をしたりと、決して“床下”ではなく、非常に豊かな生活を演出する空間として活用されていることです。<br />機織の機械をおいて精を出す女性もよく見かけます<br />

    このあたり一帯の殆どの家が高床式です。
    床下部分には牛がいたり、バイクや荷車などの大きな道具が置かれたりしていますが、なんといっても目を引くのは、大きめの縁台みたいなものがどこの家にも置かれていて、そこで簡単な昼食をとったり、近所の人がお茶したり、あるいは昼寝をしたりと、決して“床下”ではなく、非常に豊かな生活を演出する空間として活用されていることです。
    機織の機械をおいて精を出す女性もよく見かけます

  • そんな高床式の1軒の庭先に車を入れて写真を撮らせていただきました。<br />別にこの家がなにか“典型的な”云々という訳でなく、たまたまバンタさんに頼んだときに通りがかっていた家というだけです。<br />比較的古い家で50年ぐらいはたっているそうです。<br />女の子がハンモックに揺られながら犬と遊んでいました。<br />いきなり車で入ってきて、バシャバシャと写真をとって、「ありがとうございました」と帰って行く・・・なんとも迷惑な外国人です。<br />

    そんな高床式の1軒の庭先に車を入れて写真を撮らせていただきました。
    別にこの家がなにか“典型的な”云々という訳でなく、たまたまバンタさんに頼んだときに通りがかっていた家というだけです。
    比較的古い家で50年ぐらいはたっているそうです。
    女の子がハンモックに揺られながら犬と遊んでいました。
    いきなり車で入ってきて、バシャバシャと写真をとって、「ありがとうございました」と帰って行く・・・なんとも迷惑な外国人です。

  • ようやくそこそこの集落があり、食事ができる店が見つかりました。<br />光のかげんで随分暗い絵になりましたが、ごく普通の食べ物屋さんです。<br />

    ようやくそこそこの集落があり、食事ができる店が見つかりました。
    光のかげんで随分暗い絵になりましたが、ごく普通の食べ物屋さんです。

  • 料理するおかみさんとその娘さんでしょうか。<br />そのときは気づきませんでしたが、写真で改めて見ると、なかなか魅力的な娘さんです。<br />

    料理するおかみさんとその娘さんでしょうか。
    そのときは気づきませんでしたが、写真で改めて見ると、なかなか魅力的な娘さんです。

  • 料理が出来るのを待つ間、向かいのお店などを見物。<br />バイク修理屋さん。<br />どこの国でも、どうにかこうにか修理しながらバイクや車を使っています。<br />

    料理が出来るのを待つ間、向かいのお店などを見物。
    バイク修理屋さん。
    どこの国でも、どうにかこうにか修理しながらバイクや車を使っています。

  • こちらは青空床屋さん。

    こちらは青空床屋さん。

  • ギャラリーに囲まれて男の子は迷惑そう。

    ギャラリーに囲まれて男の子は迷惑そう。

  • そうこうしているうちに料理ができました。<br />肉野菜炒め風のものとスープ。<br />このスープに当然のようにパクチーが入っていたのですが、「私、パクチー苦手なんですよね。」と言うと、バンタさんがすぐにおかみさんを呼んで“パクチーを取るように”みたいな指示。<br />「自分でより分けて食べるから・・・」とも言ったのですが、結局一旦スープがさげられ、パクチーはきれいに取り去られて出てきました。<br />かえすがえす、迷惑な外国人です。<br />

    そうこうしているうちに料理ができました。
    肉野菜炒め風のものとスープ。
    このスープに当然のようにパクチーが入っていたのですが、「私、パクチー苦手なんですよね。」と言うと、バンタさんがすぐにおかみさんを呼んで“パクチーを取るように”みたいな指示。
    「自分でより分けて食べるから・・・」とも言ったのですが、結局一旦スープがさげられ、パクチーはきれいに取り去られて出てきました。
    かえすがえす、迷惑な外国人です。

  • 左が肉で、右が魚の干物。<br />肉はちょっと固目。<br />

    左が肉で、右が魚の干物。
    肉はちょっと固目。

  • カンボジアの農村。

    カンボジアの農村。

  • 「こんなところに住めますか?」<br />「そうね、2,3日はいいけど、1週間もすると退屈するかもね・・・、インターネットがパソコンで使えれば・・・」<br />「私はお金儲けにはあまり執着していません。ある程度都会で働いたら、こんな田舎に戻って暮らしたいです。」<br />意地悪な日本のおじさんは「でもね、人間ある程度お金を持つと、もっともっと欲しくなって、いつかそんな願いなんて忘れちゃうもんなんだよ」なんて、つい余計なことまで言ってしまいました。<br />

    「こんなところに住めますか?」
    「そうね、2,3日はいいけど、1週間もすると退屈するかもね・・・、インターネットがパソコンで使えれば・・・」
    「私はお金儲けにはあまり執着していません。ある程度都会で働いたら、こんな田舎に戻って暮らしたいです。」
    意地悪な日本のおじさんは「でもね、人間ある程度お金を持つと、もっともっと欲しくなって、いつかそんな願いなんて忘れちゃうもんなんだよ」なんて、つい余計なことまで言ってしまいました。

  • 昼ごはん食べるところだけで7枚も写真を使ったりしているので、話がなかなか先に進みません。<br />カメです。<br />長くなったので中締めして、ワット・タ・プロームなどは後編で。<br />

    昼ごはん食べるところだけで7枚も写真を使ったりしているので、話がなかなか先に進みません。
    カメです。
    長くなったので中締めして、ワット・タ・プロームなどは後編で。

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