2007/03/21 - 2007/04/25
28496位(同エリア30115件中)
瑞樹さん
温泉を満喫した後は、リニューアル後の故宮博物院へ。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
-
14:20、國立故宮博物院へ到着。
前回訪台時にも来ているが、なんと行っても今回は改装後なので國立故宮博物院本館整備拡張工事完成祝賀(長い!)の一環で「大観−北宋書画、汝窯、宋版図書特別展」を開催中なのだ。 -
ただでさえ世界最多とも云われる中国古美術品の収蔵に加え、アメリカやイギリス、日本からも借り受けた、貴重な作品が展示される。
-
そういえば、前回来た時路線バスに乗って故宮へ向かっていたら、途中で乗客が私一人になって、運転手さんが信号待ちの間にチョコレートをくれたり、筆談をしたりしたなぁ(運転手さんは英語がさっぱりだった。私も今よりかなり喋れなかったけれど…)。
-
それはそうと、今回の大観、北宋書画がこんなに集まることも無く、宋版図書も現存するものが非常に少なく、又世界に一冊しかない珍書が展示されるし、本は展示に向かないから今後こういう展覧会が開かれるかどうか分からないし、汝窯の陶器も世界で70点ほどしか残っていないものだし。
-
今思うと、あれはナンパだったな(笑)。私がこっちに友達がいる、と言ったら「朋友」って紙に書いて、女か男か訊いていた。その時は「朋友」が何かピンと来なくて愛想笑いして終わったんだけれど、今なら分かるわ〜。その「朋友」は、今回の旅でも強力ナビ振りを発揮してくれたみんみんちゃん(http://mingtpe.exblog.jp/)だったんだけれど。あの時もお世話になりました。
こんなに大掛かりな展覧会は今後無いかもな〜。もう今週で終わりだから、運が良かった。
と思ったら、やはり会期終了間際だからか、春休みだからか?おお、ロビーが人で溢れている…。前回来た時は9月で暑かったのだが、その時はとっても空いていた。うーん。。。 -
ま、そんなことを思ってもしょうがないからさっさとチケットを買って順に見て行く。
館内案内マップも、今回の特別展のパンフもちゃんと日本語版があって嬉しい。取り敢えず、見逃してしまっては悔しい特別展を。 -
しかし最も良かったのは、汝窯の数々。ちょっと展示室は暗すぎるなぁと思ったけれど、とてもシンプルな形がきっちり完成されていて、その白というか青と言うか緑と言うか、何とも表現し難い色を持っていて、透き通っているかのような清廉さのある艶がある。これらを見て、器に何百万掛ける人の気持ちが分かった。これなら、私も大金はたいていい。もし、その大金があればの話だが。
-
故宮では、世界で70点ほどしか確認されていない内の21点を所有している。その美しさもさることながら、驚くほど良い保存状態にもびっくりした。ちょっと見た限りでは、目立つような欠けはないのである。
書画にしろ碗にしろ、よくもまぁ千年も前のものがこれだけ残っているなぁと感心する。 -
書画は、「猴猫図」なんか面白かったなぁ。横長の画面左に仔猫が居て、右には猫を抱いた猿が居る。猿は、画面中央よりちょっと右寄りに打たれている杭に繋がれている。なんとも表情がユーモアに溢れていて人間っぽく、生き生きとしている。「秋林群鹿」の燃えるような木々もいい。
図書は、「率真見」と書いてあった字がスッキリと正しくて好き。あと、色々な書に、印章が沢山押してあったのが面白い。ハンコばっかり。 -
汝窯を観てから特別展以外も観て、最後に又汝窯を見つめて、ミュージアムショップをささっと見たら、閉館。ミュージアムショップの手前にはカフェがあった。そういえば、上のほうに有ったカフェものんびり出来そうで良さそうだったな。昼が粥だけだったからちょっと小腹が空いたから入ろうかと一瞬思ったけれど、そんな時間、ない。私は、博物館は時間があったらあるだけ見てしまうから。
-
そういえば、館内を見ていて思ったのは、台湾の人ってスタンプ好き。故宮には至るところにスタンプが設置されているのだけれど、子供だけじゃなくて大人もかなり楽しみながら押していた。最近は余りスタンプを押さなくなった私も、つい触発されていくつか押してしまった。それと、土産物買うのも好き。
-
ミュージアムショップを覗いて、白菜と角煮のポストカード(是非この旅行中にこの葉書を出したい)、それに大観展の図録を買う。図録は、帯と最初の概要と作品名などだけ日本語が使われている。作品名とか、中国語、英語、日本語の順で書いてあるのだが、中国語と日本語じゃ殆ど同じだから、英語サンドイッチみたいになっている…。
工事後の故宮は、パンフレットのつくりや様々なレイアウトなど結構凝っていて面白い。館長さんが結構面白い方みたい。が、余りスペースがないのは分かるが、もうちょっと余裕を持った館内になるといいな。世界中から観に来るんだから。でも今回も、楽しませてもらいました。 -
故宮を堪能した後は、博物院前方にある至善園へ。ここは前回行かなかったので、是非観たかった。
故宮を出て直ぐ左の小さな入口から入ってみる。進んだ先には、チケットだかコインを入れると回転するバーがある。故宮を観覧した人は、チケットを見せれば無料なのだが、それで入場する人は違う入口に廻らなければならないらしい。 -
面倒だなぁと思っていると、後から来た中国人か台湾人の人たちが次々とバーをくぐったり、跨いだり。
「うぉ!」と思いつつも、私も直ぐに後に続く。「郷に入ったら郷に従え」。うん? -
ここは、王羲之が描いた『天下第一行書』を元に八大景勝(曲水流暢、篭鵞、松風閣、水、碧橋、洗筆池、招鶴鴬、至善園正門)が再現された、国内でただひとつの庭園なのだそうだ。中国式庭園の世界が余すところ無く再現、と云ったところか。
鯉、わんさか。 -
龍から水が勢い良く出ているところなんて、いかにも中華っぽくて面白い〜。
-
白く長い、曲がりくねった橋。辿り着くと、皆池に足を投げ出しての〜んびり。
座ってお喋りをしたり、鯉に餌をやったり、みな思い思いに過ごしていた。 -
こんな黒鳥も居た。黒鳥って、「白鳥の湖」のイメージしかない(笑)。実際に黒鳥を観るのは初めてかも。赤いくちばしが美しい。
-
みんなこの銅像たちと写真を撮っていて、なかなか人の居ない写真を撮れなかった。ほぼ人間と同じくらいだから、なんか妙にリアル。
-
不思議なのが、これ。どうしてこういうものを置くんだろう…。本物が居れば、いらないでしょ。
ホンモノと一緒に、何故かツクリモノが仲良く檻に収まっている…。この写真じゃ判らないかな。もしかしてホンモノの留守中に、檻を預かる身なのか。 -
至善園にある壷形ゴミ箱。流石。
-
初めて観たとげとげの植物。蒲葵?
-
実は孔雀なんかもいたりして。
-
さて、そろそろ移動するとしますか。最後は故宮の狛犬。後姿がチャーミングだったから、つい。
-
故宮博物院前から、敏捷士林駅までバスで移動。一応、乗るときに運転手さんに士林駅まで行くか確認する。17:30を過ぎ、故宮から移動する人に加え学校帰りの人たちや、家路を急ぐ人たちが乗ってきて、バスは結構な混雑。私はつり革につかまって、賑やかなバスの中を過ごす。
-
士林駅近くのバス停に着いた。駅まで歩く。道路沿いには、ファミマやスタバ、ピザハットなど日本と見紛うかのような店が並ぶ。人通りも沢山あり、車も多い。
まだ18時前だけれど、回転寿司屋は結構人が。世界にある「Sushi」はおいおい、ってものが多いけれど、台湾はどうでしょう。日本とほぼ同じかな。 -
駅の高架下の壁画。故宮近くの駅らしく、収蔵物の写真が並ぶ。下のって、有名な絵かな。士林夜市も近いだけに、やっぱり人が多い。待ち合わせの人も沢山。
-
故宮を離れる前にしたかったのだけれど、もうバスが来ていたのでそのまま士林に来てしまった。本当は着く前にみんみんちゃんに電話しようと思っていたのに。バスの中は皆平気で電話で喋っていたけれど、私はそれが出来ずに何度もショートメールを送ろうと試みていた。だが、失敗。やり方が悪いのか、昨日のこともあるし電話が繋がり難いのか…。
-
まだ時間もあるし、大好きなタピオカミルクティーを買って飲む。前回も、ここで飲んだな…あの時はスイカジュースだったか。
-
それから駅周辺の店(写真右端)を覗いて、ふとセーターを買う。面白いデザインで安かった。明日からちょっと寒いところに行くから、丁度良い。
-
うーん、なかなかみんみんちゃん来ないなぁと思っていたら、電話が。「何処に居る?」「えーっとねぇ、○○○っていう店の近く」「え〜?そんなお店ないよー?」またまたぁ、みんみんちゃんの方が地元じゃないの〜。なんて思っていたら、大間違いっ!
待ち合わせの駅を間違えていたのでした、ワタクシ。あぁ〜昨日豆花食べながら、決めたのに〜。ちゃんとメモも取っていたのに〜。対不起!ゴメン!みんみんちゃん。直ぐ参ります〜。 -
ごめんね〜と云いながらみんみんちゃんと落ち合う。遅くなってしまった〜。
敏捷石牌駅からタクシーに乗って移動。この辺りは外国人も多く住み、ちょっとお洒落な街らしい。みんみんちゃんが教えてくれる。 -
数分で到着。昨日のElly's Flower&cafeと古早味豆花に続き、私のリクエストで連れて来て貰ったのは、P.S. BU BU RESTAURANTという『流星花園』のロケ地としても知られるカリフォルニア料理を出す店。
-
『流星花園』とは、漫画「花より男子」を原作にしたドラマで、台湾の人気グループ・F4結成のもとになったもの。遅まきながら昨年放送されているのを観て、ちょっとハマってしまったワタクシ。その前にみんみんちゃんのブログを見ていたから、ドラマでそのシーンを見て「これはみんみんちゃんのブログで見たところだ!」と夜中にビデオを見ながら叫んでしまった。
ハンドルの形をしたノブの着いた扉を開くと、店内はアメリカの60年代風、そしてミニ(ミニ・クーパー)で一杯。勿論、BMWの技術に頼ってしまいすっかり変わってしまったミニではなく、ちゃーんとした懐かしい、可愛いミニ。
この上の写真のピンクのミニだけ、まるまる一台の形で、ここに『流星花園』の主人公杉菜(つくし)と司が座ってデートしていた。この席だけは、予約しないといけないそう。 -
ま、私はそこまでは恥ずかしいので、特に予約はして貰わなかった。ドラマが放送された当時は、凄く人気でこの席では一人につき、飲み物と料理1品をを注文しないといけないという(!)ルールを設けていたらしい。
しかし私たちが訪れたときはそんなことも無く(現地での放映からは随分経っているしね、)次なる目的地がある為、飲み物のみ。 -
2枚前の写真は、私たちが座ったテーブルのミニ。こんな風に、ミニがぶった切ってある。
にしても、ドラマの中ではすご〜く広く見えた店内。カメラワークって、凄いな。
店内はそれほど混んでもいないので、店員さんが写真を撮ってくれると云う。ピンクのミニに行ってもいいらしい。ポーズの指定もあった(笑)。
ってことで、ふたりして写真を撮って貰う。 -
壁には古いナンバープレートが飾ってあったり、ジュークボックスなどのアンティークが置かれていて、明るい雰囲気。「流星花園」を見たことがなくても、結構楽しめるのでは。
-
続いて夕食へ。
当初のリクエストは、現在13ある台湾の原住民の料理。でもこれがなかなか選択が難しく、結局、やはりこちらも静かで綺麗な町並みの天母にある女娘的店という店に決定。ここは台湾料理の店で、金城武やビビアン・スーも出没するという噂。 -
緩やかな坂の左側、あったあった。提灯が下がった入り口の向こうは、煉瓦造りの古い建物。外でにぎやかに御飯を食べている人も居る。
-
店内に入ってみると、木のぬくもりが暖かなテーブルと椅子が並んでいる。レジの付近には駄菓子や人形が飾られていて、何だか懐かしい雰囲気。内装は、店主さんの実家である宜蘭という地方のイメージで統一しているらしい。
お客さんに、家庭的な雰囲気を味わって欲しいとの願いで作られたそうで、所謂台湾の”おふくろの味”が楽しめる店といったところ。 -
店名の「女娘的店」は中国語で『ニュニャンドゥディェン』、台湾の方言で「あなたのお母さんのお店」は『リーリャンエイディェン』だそうで、これは両方の言葉が分かる人には特に面白い話では?
-
早速飲み物を注文。私は台湾ビールを頼んだのだけれど、みんみんちゃんの頼んだジュース…こんなにデカイ。別にビール瓶が小さいわけではなくて、台湾ではこういう風に大きいのがドンと出てくることが多いらしい。
-
先ず、絶対に食べたかった「古早味肉」 (写真左)。豚の角煮なんだけれど、すご〜く柔らかくて、とろっとろ、プルップル。初日に行った豆花の店も「古早味」という字が付いていたけれど、これは「昔懐かしい味」という意味だそう。3時間以上煮ているそうだ。
同じ写真に写っているのが「猪油飯」、肉の代わりに豚の油と醤油をご飯の上に掛けて、おかずの代わりにしたもの。昔の貧しい時代の台湾を代表する料理。 -
太い竹に入っているのは「竹筒君子蝦」で、生きている蝦に様々な漢方薬を混ぜて作ったスープ。蝦のうまみに漢方薬のエキスが染み渡って、あっさりしていながらもコクが有って美味しい。漢方薬独特の味…健康になりそうな味がちょっとするから、苦手な人は気をつけたほうが良いかも。
同じ写真の右に写っているのが「菜月甫煎蛋」、台湾版オムレツ。こちらもやはり苦しい時代に考えられた料理で、卵と塩辛い漬け物をかき混ぜて油で焼いたもの。ふっくらとして美味しい。 -
これは「地瓜葉炒菜」、その名の通りサツマイモの葉炒め。ワタクシ、サツマイモの茎葉、ほんのり甘くて好きざます。
実はこの店、みんみんちゃんが見付けてくれた時「塩酥蟋蟀」という料理に反応してだった。これ、やはり食べ物に困った時代に、土の穴に水を入れて、出させたコオロギを揚げ塩胡椒で味付けしたもの。コオロギ!日本でもコオロギって食べるのかな?これ、是非食べてみたかったんだけれど、二人じゃ多いんだよね、一皿が。 -
ここまで頼んだ料理も、美味しいんだけれど全部食べられなくて勿体無かった。女性なら、4人くらいいると良いかも。飲茶や上海料理、北京料理なども良いけれど、台湾ならではの味に先人たちの思いを知るのも旅の良さ。
-
今日も満腹で満足。
これから敏捷芝山駅まで散歩がてらに歩く。夜は専属ガイドさんが居るので、ついて行くだけ、楽チン。あ、今気付いたけれど、昨日連れて行ってもらったワーナービレッジ、あそこも『流星花園』のロケ地だったな。多分、大河原滋が美作あきらと西門総二朗を引っ張り回すシーンだ。
と思っていたら、台北市議会の世界地図の両脇にサインがあったところ、あそこもロケ地だった。知らない間に行っていたのか。道明寺とつくしが、初めてデートの待ち合わせをした公園だ。 -
暗いけれど、見えるかな、女娘的店に行く前には、こんなサイケなペインティングの車が。
歩いていると、またまた新光三越が。日本の三越はキビシイのに、台湾の三越は好調の様だなぁ。暫く歩くと、通りの向こうに大葉高島屋が。まだ煌々と明かりを放っている。休前日は22:30までやっているらしい。いいなぁ。 -
フーゾク?と思ってしまうような、スポーツクラブ。派手!
-
すると、左手に球場が。台北市立天母運動公園にある棒球場、兄弟象(兄弟エレファンツ)などのホームとして使われている球場。そう、前々回の野球のW杯で盛り上がったところ。
サイ・ヤング賞候補にもなった王建民、日本で活躍した・している選手なら郭泰源や郭源治(彼は確か帰化しましたね)、姜建銘や許銘傑、大豊泰昭、色々なところで話題に?なった呂明賜とか…でも一番有名なのは王さん、王貞治氏でしょう。そういえば国民栄誉賞って、日本国籍じゃなくても貰えるのね。
2002年に福岡ダイエーホークス(当時)とオリックス・ブルーウェーブ(当時)が台湾で戦後の日本プロ野球初の公式戦が開催され、凄い賑わいだった…しかし両チームとも今は母体が変わっちゃったのね。ははは。
因みに天母運動公園も『流星花園』のロケ地だった。歩けばロケ地にあたる? -
30分くらい歩いて、敏捷芝山駅へ到着。この後再び按摩洗髪へ。気持ち良いし楽だし安いし、按摩シャンプー大好きになってしまった。
同じ店へ行くのだけれど、冷たいものが食べたくなったので、通りすがりに見付けた店でかき氷を。 -
乾燥竜眼とうずら豆と梅ジャム…だったかな〜。ここもトッピングを選べて、注文票にチェックしてそれを持って会計。2階の壁にはこういう風に日本語でも名前が書いてあるから、日本人には便利。
この時点で既に23時。今日はコテなしでブローして貰って、終わったらもう日付が変わっていた。
今日も一日楽しかった〜!明日からはいよいよメイン・イベントだ!!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
瑞樹さんの関連旅行記
台北(台湾) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
52