2007/03/21 - 2007/03/25
218位(同エリア244件中)
瑞樹さん
阿里山へ到着した私たち。先ずホテルへチェックインして、気ままに阿里山を散策します。楽しみにしていた、ちょっと早いお花見、出来るかな?
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さてここから本日の宿泊先へと向かう。
阿里山森林鐵路には祝山線と眠月線という支線がある。どちらも沼平駅(旧阿里山駅、後に山の下に新しい阿里山駅が出来た為沼平駅と改名)が始発で、ここは早くから材木切り出しで拓けた集落だった。旅客が増加するに伴い、商店や宿泊施設が建設されていき、私たちが泊まるホテルもそこにある。 -
ここ、日本人が建てたらしい。沼平駅からは徒歩5分ほどなのだけれど、私たちは阿里山駅に着いたからそこから送迎バスでホテルまで行く。最初見付からなかったのだけれど、結局満員のバスに揺られて到着。
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写真は、ロビーに飾ってあったマネキン。多分ツォウ族(阿里山の原住民)の衣装を着ているのだろうけれど…マネキンが思いっきり西洋だし。日本も以前はこういうマネキンばっかりだったな〜。
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私たちの泊まった阿里山閣大飯店のツイン。この辺りでも最古参がこの阿里山閣大飯店らしく、改装したとは言え、古さは否めない。内装もシンプルすぎるほど。部屋も広くない。ま、寝るだけだから良いけれど。でも部屋数は98あるし、今はチェックインでごった返しているせいかスタッフの対応はよくなかった。
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部屋からの眺め。1枚目の写真の直ぐ左側の庭が見えた。何故かクリスマスちっくなイルミネーションで、夜になると煌々と光っていた。
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ロビーに張ってあったパネル。眠れないほど明るい月に照らされる眠月線にもいつか乗ってみたいけれど、今回はこれよこれ!明日はこの中央上のご来光を拝みに行くのだ!多くの人は祝山線に乗っていく為、ロビーで日の出時刻に合わせたその発車時刻を確認に来ている。
う〜晴れろ晴れろ〜。 -
そうそう、眠月線は921大地震の影響で現在も運休中のようで、乗る予定は無かったけれど、残念。
「眠月」という名は、阿里山森林鐵路の設計者でもある琴山博士が、調査の為この地で露営し岩の上に寝転んでいたところ、「明るく美しい月に照らされた幽玄な風景に感動して、夜も眠れなかった」という故事から命名されたらしい。 -
部屋に荷物を置いて、フロントでモーニングコールを頼んで…しかしここへ来て日の出鑑賞は必須事項らしく、必ずモーニングコールはするようになっているらしい(笑)。
これから散歩と、夕食へ出掛ける。外は丁度日暮れ。 -
阿里山の雲海は、台湾八景の一つに挙げられているほど。阿里山森林公園は凡そ二万坪もあり、ここには桜や梅などが咲く。丁度今がその時期で、一足お先に花見満喫と参るのだ〜。
見ると、ホテルの桜も満開。付近は凡そ一ヶ月花見が楽しめる。年初から3月までの間に、赤みの強い台湾の山桜が咲き、3月初旬から千島桜、大島桜、染井吉野、続いて八重桜が咲くという。勿論、山桜以外は日本人が植えたもの。 -
阿里山森林公園には染井吉野が1,900株以上、台湾山桜が1,780株以上、八重桜が1,000株以上という台湾にあっては絶好の花見ポイント。台湾の人も花見好きらしく、この時期は観光客が増える。
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ちょっとだけ青空が覗いた〜。折角桜が咲いているのだけれど、写真に撮ると空が白っぽく薄い桜色の花びらが同化してしまう。
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阿里山の最もすばらしい花見のルートは二本があるらしい。
一本は阿里山ホテルから梅園、阿里山派出所を経由して祝山の登山入り口まで、長さは約600mあまり、歩道の両側は数十年を越す樹齢の吉野桜ばかり。 -
もう一本は沼平駅から出発、沼平公園、姉妹潭、受鎮宮、慈雲寺、高山博物館、樹霊塔、香林中学校、三代木、象鼻木を経由して阿里山ホテルまで、長さは約2.6km。
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桜以外にも、木蓮、檜扇、森氏のホトトギス、台湾原産の一葉蘭(天然記念物)など、観光客にはとても人気があるらしい。
歩いていたら、途中に海抜を示す表示が。標高が2,000mは違うわけだから、気温は平地と比べて12℃から13℃は下がる計算。私は嘉義では脱いだセーター着ている。ほんと、気候や地形だけでも台湾って面白い。 -
線路脇にも桜の花びらが散っている。なんか、風情があっていいな〜。
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桜名所のひとつ、阿里山にある警察署の前階段からの桜。警察署の建物も、日本にあったら興醒めな色だけれど、ここでは景色にしっくり溶け込んでいた。この辺りは、古い石の塀が良い具合に苔むしている。
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私たちのツアーには、もうひとつ選べたホテルがあってそれがこのあたり、阿里山賓館。ちょっと宿泊料金が高くなるだけあって、建物もいい感じ。庭周辺はライトアップされていた。
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こんな風に。
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公園の中は、こんな巨木や切り株がたくさんあって、例え桜が咲いていなくても、ただ歩いているだけで楽しい。
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…まずい、そろそろデジカメのバッテリーがなくなってきた。あろうことか、今回はバッテリーの予備を忘れてきてしまったのだ。この台湾旅行の前にデジカメを買い換えたのだけれど、このデジカメは本当にバッテリーがもたなくて困るなぁ。
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夕食までの散歩中、こんな建物が。「阿里山警光山荘」って書いてある。
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つまり警察かぁ。なんか、威圧感とかないのね〜。オープンな感じ。
なるほど駐車場には救急車と、 -
消防車の働く車たちが。日本のカラーリングと似てる。アジアって割とこういう感じかな?
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ついでに車関連で、すっかり夜の帳が下りた頃。阿里山のレストランや土産物屋が集まっているところの駐車場には、こんな観光バスが。いい味出してる!
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そのバスの向こう側には、バスの阿里山站。遅くまで明かりがついていた。
この辺りで私のカメラのバッテリーは力尽きてしまい、みんみんちゃん(http://mingtpe.exblog.jp/)のご好意に甘えて、彼女のカメラで撮らせて貰った写真が並びます。その節は、どうも〜みんみんちゃん。 -
そろそろ20時なのでそろそろ夕食、と思ってひととおり店を眺めてみる。上のほうに見えるのがコンビニ。さっきの警察署のところで見た気温が10.6℃、この広場の辺りは12℃だった。時間が経ったのに上がってる???でも思ったより寒くなくて良かった。
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こんな表示があった〜。台湾の中で一番高いところのあるコンビニ。2200公尺。
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夕食の場所、どこにしよう?と見てみるも、大抵のところはセットが観光地値段そんなにお腹が減っているわけではないから、メニューを見てまぁここならいいかな?と思うところに入る。二階へ通された。
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頼んだのは、高麗菜(小)100元・五穀米竹筒飯70元・葱爆山猪肉(小)200元。どれも阿里山の名物ばかり。
高麗菜とはキャベツのことで、シンプルに炒めたもの。新鮮・シャキシャキでおいしい〜♪五穀米竹筒飯はひとり一つ頼んだのだけれど、食べきれず(見た目度通り結構詰まっていた)。
葱爆山猪肉は猪肉とネギの炒め物。殆どくせは無く、豚肉よりちょっと固めかな?という感じ。脂との境目はほんとに固かった。
こういう炒め物は、やっぱり中華系よね〜。 -
この店に決めたもう一つの理由、それはこの看板わんこが一階に居たから。顔だけじゃわからないけれど、ふとっちょわんこだった。
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私たちが犬と遊んでもらっていると、
お店の人「太っているでしょう」、
みんみんちゃん「大きいですね」、
お店の人「いや、太ってるんだよ〜」という会話が。
私は勿論その会話には加われず。そういえば、食べているときも二階にふらふら来たりしていたなぁ。きっとお客さんからもご飯貰っちゃって、こんなに成長あそばしたのね。
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