2007/12/24 - 2007/12/24
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ぬいぬいさん
元興寺の旧境内に広がる、江戸時代末期から明治時代の面影を残す街並みを、通称「ならまち」と呼んでいますが、ここはいまも人々の暮らしが息づいています。そんなならまちを人通りのない早朝のんびり散策しました。ガイドブックに紹介されているのと、お店も開いていないため雰囲気もずいぶん違う感じがします。
- 交通手段
- 徒歩
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ここ元興寺は、南都七大寺の1つに数えられる寺院で蘇我馬子が飛鳥に建立した、日本最古の本格的仏教寺院の法興寺がその前身で、由緒ある世界遺産にも登録されているお寺です。
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もともと東大寺や興福寺の門前町として奈良時代より街並みが形成されていたようですが、ならまちが一番活況を呈したのは江戸時代の頃で、ここ元興寺境内に筆、墨、蚊帳、晒、布団、刀、酒、醤油等様々な産業が発展し、人口35000人を数える江戸期を代表する商工業都市として栄えたそうです。
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奈良町には江戸末期から明治時代にかけての古い町屋や商店が残ってノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。
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民家の窓に嵌められていた街並みのそぐわないこのオリエンタルな木製の格子、大阪万博のどこかのパビリオン(ネパール?)からはずしてきて取り付けたものと書かれていました。
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早朝のならまち 人通りはほとんどなく朝の静寂につつまれています。
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菊岡漢方薬局は創業800年余、平安時代末から漢方薬を扱ってきたお店で、江戸中期の町家を改装した建物です。
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ならまちの街並みの外観として町家の正面に見られる格子は、外からは中が見えにくく、中からは外が見やすいという昔からの知恵が詰め込まれています。
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2階部分の正面両側につけられた袖壁は総うだつと言い、防火や目隠しの役割があります。
うだつが上がらないの語源はここから来ているとか。
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ならまちの通り沿いで見かけた元興寺塔祉の看板に誘われて中に入ってみると山門の向こうに何か見えます。
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元興寺の境内に五重塔が建っていた場所。15世紀の近所の大火により焼失してしまい今は基礎の石だけが残っています。
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寧屋工房
町家を改修した工房内では赤膚焼が作られ、陶芸教室も開かれています。 -
京や奈良の町家の間口が狭く、奥行きが深いという特徴がありますが、かつて租税が間口の広さによって課されていたこと、表通りに面したいという住民の願いを出来るだけ多くかなえるための知恵でもあったようです。
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奈良町のこの一帯は、道路に沿って伝統的建物の輪郭が建ち並び、美しく連続感のある景観となっています。
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今回は通りを歩いただけで外側からしか眺めていませんが、町家の造りを中も見てみたいですね。
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ほとんどのお店がまだあいていない中、早起きの勤勉なお店がありました。砂糖傳の看板が出ています。砂糖屋さん?
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この「砂糖傳」は創業150年を超える老舗で、江戸末期に大和茶と炭の店して創業、その後、砂糖の商いに転じたそうです。このあたりは創業100年は当たり前のようです。
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2階部分は漆喰塗りの壁に虫籠窓が付いていますが階高が低いので中2階的な部屋になっているようです。
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格子戸の左右に横に建具を貼り付けたようなものは、ばったり床几といって、折りたたむと壁に作りつけになっていて、朝下ろして商品を並べ、夕刻閉店する時は折りたたむ陳列棚。
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西新屋町のレトロな住居表示板 じつは奈良町という地名は地図上にはなくこの西新屋長、元興寺町などの一帯を総称して奈良町と呼んでいる通称なんですね。
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町家の道路に面して設けられた格子状の垣は駒寄せといい、軒下に人が入るのを防いだり、もともとは馬や牛をつなぐために設けられました。
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ならどっとFMの看板 これって地元FM局のスタジオのようです。昨年行った犬山にも同じような町屋を改装したFM局がありましたが、いかにもローカル局と言ったイメージでいいですね。
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ここ奈良町資料館はこの辺りに古くから伝わる生活用具などを展示する、私設資料館。
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軒先からぶら下がる赤い人形は、身代わリ猿と言って、家族の悪事を知った天帝の怒りを、代わりに受けてもらうためのもの。背中に願いを書いておくと、願いが叶うともいわれています。
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これは地元で「庚申さん」と呼ばれる庚申堂。庚申信仰の奈良の拠点であり、青面金剛像を祭祀しています。先ほどの身代わり猿は青面金剛の使いとされているそうです。
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屋根の上に乗っているのは瓦人形?
よく見ると、見ざる、言わざる、聞かざる -
お店の看板の上についているのは虫籠窓(むしこまど)と言って虫籠窓(むしこまど)虫籠のように格子の目を細かくした窓で、町屋の二階壁面に付けて、防火や採光そして通風口としての役割を果たしています。
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この菊岡漢方の忍び返しすごいですね。過去に泥棒にあわない限りこんなすごいのは付けないですよね。きっと漢方薬って高価な貴重なものも多いんでしょうね。
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奈良物語館は、明治時代初期に建てられた築100年のタバコ屋だった町家を改修し、現代風に再生した土間と座敷を使い、イベントスペースとして活用しています。
朝のならまちを散策しましたが、まだ早朝のため店も開いていなくて、公開されている町屋も中を見ることができませんでしたので、町の雰囲気だけしか楽しむことができませんでした。
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