2007/12/30 - 2008/01/02
7524位(同エリア11695件中)
つーさん
上海2日目はツアーで有名な観光地を周るというもの。
主な場所は七宝(チーパオ)古鎮や豫園、そしてツアーにつき物の
ショッピング。
2007年最後の日、大晦日の1日は上海を感じることが
出来る場所を沢山訪れた日となった。
2007年の出来事を色々思い出しながら歩いた。
過去に訪れた東南アジアの国々と比べてみたり、新しい感覚を
覚えたり、美味しい食べ物、美しい景色、人々の喧騒、
全てをじっくりと感じながら歩く。
手には新しいカメラ、何度シャッターを切っただろうか。
歩きながら撮るとぶれてしまうのを覚悟しながら時間を
惜しんで押し続けた。そして食べ続けた。
そんな一日を旅行記にします。
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー
- 航空会社
- 中国東方航空
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-
上海2日目最初に訪れたのは七宝(チーパオ)古鎮。
ここは上海の近代的な街並みからバスで30分程度
の場所にある、かつての水郷の街並みを残した
場所です。中国国内各地からも観光客が訪れる場所で
あるそうです。 -
自転車についたリアカーで食べ物を売る人。
そのにおいにつられてついつい財布の紐が緩んで
しまう。静かな駐車場から七宝の中心地を目指し
歩く途中の風景はどことなく長閑で静かな街並みで
あった。 -
ところがどうだろう。ひとたびその中心地に近づくと
一気に様相を変える。まるでこの辺りの人々が全て
ここに集まってきたかのような賑わいだ。
そしてあたり一面に様々な食べ物のにおいが混ざり
合った独特の香りが立ち込めている。 -
そしてイメージしていた水もそこにはあった。
船が何艘か浮かべてある。 -
白い壁に真っ赤な屋根。そして人の流れが奥から
手前へ、手前から奥へ、どちら側を通行したら
良いか、そんなことは全く関係なく、次々と人が
ぶつかってくる。 -
しかし一度メインストリートから横に伸びる路地を
眺めると静かな景色。大通りと路地のギャップが
あまりにも凄い。
そのギャップがまたたまらなく心地よかった。
その静かな場所はまだ眠っているようだ。
いや違う、通りに面した店にみな移動しているのだ。 -
そして赤い提灯が風に微妙に揺られている。
まさに中国といった風景。
開発の進む上海の中で、この場所はこうした古きよき
風景をあえて残している場所なのだ。 -
日本でも残して欲しい風景というものはある。
きっと外国人の目から見た日本とは、期待する
日本の姿とはきっとそうした古きよき景色だろう。
同じことは中国にも言える。近代化が猛スピードで
進む中、私が期待している風景とはこれなのだ。
これが中国のイメージなのだ。 -
とんがった屋根が空に向かって反り返っている。
この屋根は何を意味して造られたのだろうか。
こうした建物がここには並んでいる。 -
大きく立派な門。特徴のある屋根。
-
空から降ってくる災いを粉砕するかのような
反り返る屋根が素敵だ。
晴れ渡る眩しい空に向かって気持ちよく建っている。
この場所では多くの人々が記念写真を撮っていた。 -
食べ物も豊富に売られている。
ここではある程度売られているものが地域によって
分かれている。食べ物の地域はお菓子から惣菜
燻製、果物など様々な食が並べられている。 -
こんな飾り物も思わず手がでてしまう。
海外旅行のお土産を部屋に飾り付けると
文化が混じりすぎてコンセプトが無くなってしまう。
でもその場所に来たことを思い出す事ができるので
欲しくなってしまう。 -
人ごみに疲れたらちょっと路地に目をやれば良い。
静けさを感じ心落ち着かせる。 -
お茶や調味料、漢方だろうか、様々な物が並び
どれも漢字でなんとなく意味がわかるが、
難しい見たことの無い漢字で結局それがなんなのか
わからない。でもそれが面白い。 -
この人ごみの中静かに遠くを眺め何かを考えている
老人がいた。 -
お茶がグラスに注がれている。
お茶が注がれたふグラスが太陽光を浴びて
キラキラと光っている。 -
日本でも結構訪れる飲茶で、よく見かける様な
饅頭を蒸すせいろから勢い良く湯気が出ている。
湯気のある方に思わず歩いて行ってしまう。 -
ここを訪れる前は水郷の町、という言葉に
水路が所狭しと巡らされた水の風景を想像していた。
大きな川は流れているが、イメージは水というより
浅草だ。 -
それでも川に浮かぶいくつかの小船が、良い景色の
一部となっている。 -
白壁に赤い窓枠。そう、想像していた中国の風景。
それはここにも当然のことながらある。
上海の中心部では中々見ることができない景色でも
ある。上海はそれ程発展していて、日本の新宿や
池袋、大手町や品川なんかとは比べ物にならない。 -
こんな可愛い食べ物もあった。これを焼き鳥のように
くわえながら食べ歩く人も女性に結構いた。果物か。 -
いっぱい食べて飲んでいるとトイレが近くなるが
さすが観光地。しっかりと清掃された意外と綺麗な
トイレがちゃんとあった。 -
地元の人々に大人気の店だろうか。カウンター越しに
料理が次々と買い物客の手に渡る。
その湯気と良い香りに誘われて次々と客が押し寄せる。 -
それにしても午前中の早い時間帯だからか、太陽が
まだ低くものすごい眩しさだった。
その太陽光を和らげているのは食べ物から出る湯気
なのだ。 -
近くでは餅つきのようなものが行われていた。
二人の料理人が交互についている。
日本のかき餅みたいにぺったんこになっていた。 -
どれもおいしそうな食材が並ぶ。
川が近いせいだろうか、魚貝類が多い。
こちらへ来てから魚料理やエビ、カニをふんだんに
使った料理を頂いたが、本当に美味しい。 -
威勢の良い店員たちが何か叫びながら所狭しと
動き回っている。
鶏肉なんかは鳥一羽丸ごと焼いたものがとても
おいしそうに見えた。 -
綺麗なガラス玉のようなものも売られていた。
水の中でキラキラと光っている。
計り売りだろうか、ガラスの器に入れて水を入れたら
とても綺麗だろうな。 -
それにしても上空遥か宇宙まで見えるくらいに
雲ひとつ無い素晴らしい空だ。
2007年最後の日は今年あったいやな事、悲しい事
全て吹き飛ばすような清々しい空。 -
中国といえば自転車の波を思い浮かべるのだが
こちらへ来て最初に見たのは車の渋滞。
自転車の風景は北京あたりだと見ることができる
らしいが、上海はもっぱら車。
その殆どはタクシーや路線バスで個人所有の車も
殆ど無いそうだ。
こちらに住む日本人などは、上海の町は運転できない
らしい。なぜなら皆が我れ先にと割り込んでくるので
譲り合う日本人は前へなかなか進めないそうだ。 -
ちなみに庶民の足は地下鉄。上海には南北を結ぶ
1号線、東西を結ぶ2号線、東北方面から西南方面を
斜めに結ぶ3号線、山手線のように環状に結ぶ4号線
そのほか5号線、建設中の6号〜9号と地下鉄網が
かなり整備されている。私の宿泊したメイフェア
ホテルのある中山公園はそのうち2、3、4号が
乗り入れる便利な駅だ。どこに行くにも地下鉄が便利。
運賃も日本円で30円〜ととても安い。
本当は空港からリニアにも乗ってみたかった。 -
チャイナドレスを着て休憩する女性。
家の中は日陰で薄暗いが、外へ出ると暖かい陽射しが
あたってほのかに暖かい。 -
通路がコンクリートで固められている。
雨などが降ると排水も万全なようだ。 -
そして七宝観光を終えて駐車場のバスに向かう途中、
家の入り口に鳥がつるされていた。
こちらの宗教観はわからないが、きっと魔除けか
何かだろう。 -
駐車場から見えた何十の塔だろう。遠くからズームで
撮ってみたが、あまり時間が無く周ることができ
なかった。それでも人の熱気を感じることができる
七宝であった。 -
そのあと養蚕業の工場へ向かう。
-
蚕の糸をつむいで布団なんかを生産していた。
ここでは工場の設備の説明や、布団ができるまでの
行程、それで眠ると良い眠りが得られるという話など
を聞くことができた。
最後は当然販売に至るわけだが、何人かのツアー客が
家族の分も、と購入していた。 -
布団以外にも服や小物などもお店では売られていた。
-
こういったツアーにはつき物のショッピングだが
殆どの人は休憩スペースまで行って煙草をふかしたり
飲み物を飲んで休憩しているだけだ。
ただ時間の無い人にはお土産を購入するチャンス。 -
中国といえばパンダ。
これだけがすごく気になった。でも意外と高いので
中々手が出ない。日本に比べて物価は安いかなと
想像していたのだが、やはりこういった観光客向けの
場所はそれほど安いわけは無い。そもそも外国人が
ターゲットなのだから。
中国、人の勢い、経済成長を支えるのはたくましい
商魂だ。
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