2007/10/14 - 2007/10/21
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あーや@パンダさん
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プラハ・ウイーン・ブダペスト8日間というツアーに参加。
旅のメインテーマは「世界遺産の街を巡る」。
翌日は日本に向かう、6日目はミュシャゆかりの街プラハ。
旅の思い出に地元料理を食べることにしました。
観光の合間の昼食はさくっとグラーシュ、そしてこの旅の「最後の晩餐」はミュシャの絵に囲まれた部屋で優雅なディナータイムを過ごしました。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
プラハは、旧市街と新市街に分かれていますが、午後の半日自由行動は、観光のみどころやお買い物ポイントが集中している旧市街で過ごしました。
昼食は、ツアーのお仲間と一緒に、旧市街広場にほど近いレストラン「U.PAVOUKA」で。
私たちが選んだのは、ハンガリー、オーストリア、チェコ3国共通の地方料理である「グラーシュ(グヤーシュ)」という煮込み料理。
“グラーシュは国がかわるごとにだんだん味が濃くなる”という噂通り、ブダペストで食べたパプリカ風味のスープから、プラハではかなり塩味濃いめのビーフシチューになっていました。
←プラハの「グラーシュ」と「クネドリーキ」
この店のグラーシュは、チェコ料理に欠かすことの出来ない付け合わせ、「クネドリーキ」という蒸しパンと一緒に食べるとちょうど良い感じでした。この「クネドリーキ」は、素材や練り具合によって様々な種類があり、チェコ版おふくろの味といったところでしょうか。
他の人たちは、パスタとかサラダなどを注文していましたが、パスタのゆで加減は「アルデンテ」と何度も念を押さないと、「生煮え」というクレームを恐れて、茹ですぎた状態でサーブされるとか。
「U.PAVOUKA」は、1Fは明るい普通のレストランですが、地下のトイレに行く階段からいきなり薄暗くなり、地下室はヨーロッパの田舎風ホーンテッドマンションみたいなインテリア。なにやら穴蔵の秘密クラブのような雰囲気が漂っています。
後から、お店のパンフレットをみたら、毎晩「ヒストリカル・ファンタジー・ショー」なるショータイムがあるようです。一体どんなショーなのでしょう・・・ -
観光や買い物のあとは共和国広場のカフェでひと休み。
←プラハを代表するアールヌーボー建築の市民会館1階にある「Obecni’ Dum」(オベツニー・ドゥーム)に行きました。
高い天井に豪華なシャンデリアの歴史の古いカフェです。 -
←メニューの表紙にはミュシャ(ムハ)の絵。
泡が一杯のカプチーノでしばし優雅なひとときを楽しみました。
この市民会館1階のコンサートホール「スメタナホール」では毎年恒例の「プラハの春音楽祭」が開催され、スメタナの「我が祖国」の演奏で幕をあける、とガイドブックに書いてありました。 -
さて、あしかけ8日間のツアーも明日は帰国の途につかねばなりません。
今回のツアー参加者は女性ばかりで人数も少なかったので、毎日の食事時も話がはずむ楽しい旅行になりました。
夜は、ヴァーツラフ広場からほど近い「Mucha(ムハ)」というレストランで、添乗員さんも一緒に「最後の晩餐」のテーブルを囲みました。
アールヌーボー様式の内装やインテリアで、壁面にはミュシャ(ムハ)の絵が沢山飾られているお店です。
←個室の両側にも見覚えのある「まどろむ女性」の絵などがありました。 -
←壁面に飾られたミュシャの絵。
今回私は行きませんでしたがプラハには「ミュシャ美術館」があります。
彼が晩年チェコに戻り“スラブの魂”をテーマに制作した作品が中心で、一番華やかなパリ時代の作品はあまりないようです。
また、版画についても最近復刻版が多数出回っているという話をきいたことがありますが、美術品コレクターではない私にとってはきれいな絵に囲まれて食事をするだけで十分幸せです。 -
←私が食べた「ムハ・プレート」は、鴨のロースト、ポークのローストなどが盛り合わされ、いろいろな味を少しずつ楽しめるので、日本人にぴったりのメニュー。
もちろん付け合わせには、ほうれん草ソテーなどの野菜の他に2種類のクネドリーキがあるので、これだけでお腹が一杯。
特に、鴨のローストは皮がぱりっとして中がジューシーなお肉で塩味もほどよかったので「最後の晩餐」にふさわしい食事になりました。
海のない国チェコでは、魚介類は輸入品に頼るため、海老や鮭などのシーフードメニューは肉類よりも全体に高めの価格設定になっていました。 -
そして、ワインももちろん、ミュシャがラベルにデザインされたものをセレクト。
ワインはフランス産で、赤はカベルネ、白はシャルドネでした。
グラスではなくミニボトルなので、ボトルをホテルに持ち帰ってラベルをはがし、記念に日本まで持ち帰りました。
このワインは、帰りのプラハ空港の店でも販売していましたが、航空機への液体物持ち込み制限が強化されているため、おみやげに買うのはあきらめました。
その代わりに、ミュシャの絵のしおりをプラハの記念に買い、ミュシャづくしのプラハの旅は終わりました。
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