マドリード旅行記(ブログ) 一覧に戻る
スペイン~ポルトガル旅行の PART?です。<br /><br />2007年11月16日(金) マドリッドに到着。<br /><br />夏からの長い準備期間の末、ようやく辿りつくことができました。もともと私はポルトガルだけの周遊で考えていましたが、同行する妻の強い希望でスペインが加わりました。でもスペインに割り振れたのはわずか3日半。全体で10日間の休暇なので、あちこち大きく動き回る訳に行きません。それで、マドリッドに腰を据えて、市内の観光と日帰り可能なクエンカ、トレドを見に行く計画にしました。これだと、大きな荷物はホテルに置いて軽装で歩き回れます。大きな国の、ほんの中央部をかすめる感じの旅行です。<br /><br />ところで、人間は無事マドリッドに着きましたが荷物は中継地のヘルシンキに残っていました。長旅で寝不足の上にこの事態で、浮き浮きした気分には多少水をさされましたが、届いていないのはほとんど着替え類だけです。荷物の所在も分かり、多少の不便を我慢すれば何とかなります。気を取り直して予定通り旅を続けることにしました。<br />最初の夜はホテルに直行後、近くのレストランで簡単に食事。疲労もたまっていたのですぐに就寝し、翌土曜日から本格的に動き始めました。<br /><br />思わぬアクシデントで幕を開けたスペイン・ポルトガルの旅でしたが、これ以降は困ったことにも危ないことにも遭遇することなく、希望通りの“のんびり旅”になりました。

マドリッド~トレド/スナップ紀行

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2007/11/16 - 2007/11/26

1900位(同エリア2653件中)

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極楽人

極楽人さん

スペイン~ポルトガル旅行の PART?です。

2007年11月16日(金) マドリッドに到着。

夏からの長い準備期間の末、ようやく辿りつくことができました。もともと私はポルトガルだけの周遊で考えていましたが、同行する妻の強い希望でスペインが加わりました。でもスペインに割り振れたのはわずか3日半。全体で10日間の休暇なので、あちこち大きく動き回る訳に行きません。それで、マドリッドに腰を据えて、市内の観光と日帰り可能なクエンカ、トレドを見に行く計画にしました。これだと、大きな荷物はホテルに置いて軽装で歩き回れます。大きな国の、ほんの中央部をかすめる感じの旅行です。

ところで、人間は無事マドリッドに着きましたが荷物は中継地のヘルシンキに残っていました。長旅で寝不足の上にこの事態で、浮き浮きした気分には多少水をさされましたが、届いていないのはほとんど着替え類だけです。荷物の所在も分かり、多少の不便を我慢すれば何とかなります。気を取り直して予定通り旅を続けることにしました。
最初の夜はホテルに直行後、近くのレストランで簡単に食事。疲労もたまっていたのですぐに就寝し、翌土曜日から本格的に動き始めました。

思わぬアクシデントで幕を開けたスペイン・ポルトガルの旅でしたが、これ以降は困ったことにも危ないことにも遭遇することなく、希望通りの“のんびり旅”になりました。

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  • 大船駅発08:09分の成田エキスプレス号で出発。10:00に成田にちょうどいい時間です。

    大船駅発08:09分の成田エキスプレス号で出発。10:00に成田にちょうどいい時間です。

  • それにしても、片道¥4,500/人は少々高い気がします。でも、こんなガラガラの貸しきり状態では止むを得ませんか。お隣の席のOLふう二人連れは、パリの地図を熱心に確認していました。

    それにしても、片道¥4,500/人は少々高い気がします。でも、こんなガラガラの貸しきり状態では止むを得ませんか。お隣の席のOLふう二人連れは、パリの地図を熱心に確認していました。

  • マイナーなFINNAIRのカウンターはいつも空港の端っこです。「Å」から始まる手続きカウンターの場所も「Z」。しかしこの日は何故か大混雑で、長蛇の列の最後尾で一時間以上待たされました。持参したeチケットを搭乗券に替え、妻と二人分の荷物を預け、これは中継地のヘルシンキではなく到着地のマドリッドで受け取ることを念押しして搭乗口に向かいました。並んだお客にはスキーらしきものを持つ人が多く、フィンランドはそんな季節なのかとあらためて気がつきました。

    マイナーなFINNAIRのカウンターはいつも空港の端っこです。「Å」から始まる手続きカウンターの場所も「Z」。しかしこの日は何故か大混雑で、長蛇の列の最後尾で一時間以上待たされました。持参したeチケットを搭乗券に替え、妻と二人分の荷物を預け、これは中継地のヘルシンキではなく到着地のマドリッドで受け取ることを念押しして搭乗口に向かいました。並んだお客にはスキーらしきものを持つ人が多く、フィンランドはそんな季節なのかとあらためて気がつきました。

  • 拡張された成田空港は、FINNAIRの遠い遠い搭乗口までの移動もスムーズです。<br />しかし、妻は少し不満げな表情。思わぬ長い手続き待ちの時間に、免税店での買い物時間がなくなってしまったせいです。妻にとって買い物は旅の一部分、私の写真と同じです。まあ、往路から荷物が増えずに済んだのは幸いでした。

    拡張された成田空港は、FINNAIRの遠い遠い搭乗口までの移動もスムーズです。
    しかし、妻は少し不満げな表情。思わぬ長い手続き待ちの時間に、免税店での買い物時間がなくなってしまったせいです。妻にとって買い物は旅の一部分、私の写真と同じです。まあ、往路から荷物が増えずに済んだのは幸いでした。

  • 正午12:00、わがFINNAIRは定刻に一路フィンランドへと飛び立ちました。成田〜ヘルシンキ間の飛行時間は10時間弱。ヨーロッパの他のメジャーな中継都市よりも2〜4時間も短くてすみます。喫煙者にはありがたい話ですし、適度な間隔で手足が伸ばせるのも気に入っています。

    正午12:00、わがFINNAIRは定刻に一路フィンランドへと飛び立ちました。成田〜ヘルシンキ間の飛行時間は10時間弱。ヨーロッパの他のメジャーな中継都市よりも2〜4時間も短くてすみます。喫煙者にはありがたい話ですし、適度な間隔で手足が伸ばせるのも気に入っています。

  • FINNAIRの機内食。出発直後と到着の2時間前に2回出されます。暖かく味もまあまあで、機内食としては美味しいほうだと思います。<br />機内では日本の人情時代劇「あかね空」、米映画「幸せのレシピ」「トランスフォーマー」と、自分では絶対見に行くことのない種類の映画を3本続けて観ながら飲んだり食べたり。うとうとする暇もありませんでした。

    FINNAIRの機内食。出発直後と到着の2時間前に2回出されます。暖かく味もまあまあで、機内食としては美味しいほうだと思います。
    機内では日本の人情時代劇「あかね空」、米映画「幸せのレシピ」「トランスフォーマー」と、自分では絶対見に行くことのない種類の映画を3本続けて観ながら飲んだり食べたり。うとうとする暇もありませんでした。

  • ヘルシンキ空港到着は現地時間15:20分。もう北国の夕闇が迫っていました。日本との時差は7時間です。ここで2時間の休憩後、飛行機を乗り換えてマドリッドまで4時間半の2度目のフライトです。入国審査は出国よりも多少時間がかかりますから、煙草を吸い、手足を伸ばしたらまた出発です。

    ヘルシンキ空港到着は現地時間15:20分。もう北国の夕闇が迫っていました。日本との時差は7時間です。ここで2時間の休憩後、飛行機を乗り換えてマドリッドまで4時間半の2度目のフライトです。入国審査は出国よりも多少時間がかかりますから、煙草を吸い、手足を伸ばしたらまた出発です。

  • とうとう着きました。マドリッド、バラハス空港。現地時間20:30分はスペインではまだ宵の口。日本との時差は更に一時間加わって8時間に広がりました。<br />ここで大問題が起こりました。預けた荷物が2つとも出てきません。いくら待っても、空回りするだけのベルトコンベアー。初めての体験でしたが、ここは落ち着いてゆこうとすぐ空港内の手荷物事務所へ。不幸中の幸いで、ヘルシンキにあることが分かりました。翌日の便で取り寄せ、ホテルに届けてもらう手続きをして、空港からタクシーに乗ったときは10時近くになっていました。タクシーはメータ22ユーロと、手荷物だけなのに空港発車フィーの1.5ユーロが加算されました。睡眠不足も手伝って、疲れ切った気分でホテルに到着しました。

    とうとう着きました。マドリッド、バラハス空港。現地時間20:30分はスペインではまだ宵の口。日本との時差は更に一時間加わって8時間に広がりました。
    ここで大問題が起こりました。預けた荷物が2つとも出てきません。いくら待っても、空回りするだけのベルトコンベアー。初めての体験でしたが、ここは落ち着いてゆこうとすぐ空港内の手荷物事務所へ。不幸中の幸いで、ヘルシンキにあることが分かりました。翌日の便で取り寄せ、ホテルに届けてもらう手続きをして、空港からタクシーに乗ったときは10時近くになっていました。タクシーはメータ22ユーロと、手荷物だけなのに空港発車フィーの1.5ユーロが加算されました。睡眠不足も手伝って、疲れ切った気分でホテルに到着しました。

  • ホテルはRENFE(国鉄)ATOCHA駅に近いCARLTONをWebで手配していました。これは翌日撮った外観写真です。<br />大きな荷物は2日後まで届きませんが、当面困ることはありませんでした。必要なものはすべて手元にあり、1日目の着替えはその中に入れることにしていたからです。そのうえ妻は空港で「荷物をなくした人用の下着等のセット」をもらっていました。<br />それにしてもここを3連泊にしていたのは正解で、安心して荷物の到着を待つことができました。

    ホテルはRENFE(国鉄)ATOCHA駅に近いCARLTONをWebで手配していました。これは翌日撮った外観写真です。
    大きな荷物は2日後まで届きませんが、当面困ることはありませんでした。必要なものはすべて手元にあり、1日目の着替えはその中に入れることにしていたからです。そのうえ妻は空港で「荷物をなくした人用の下着等のセット」をもらっていました。
    それにしてもここを3連泊にしていたのは正解で、安心して荷物の到着を待つことができました。

  • ホテルの玄関から30mも行かない先に、OpenCorというスーパーがあり、早朝から深夜まで営業しています。食料品や衣類などひと通り揃って便利です。わたしは一日分の下着のほか、水やお酒などの調達に何度も通いました。ただし、夜10時以降はアルコール類は買えないことになっていますから要注意です。<br />写真の左下方に見える、青いブラインドの建物がそれです。

    ホテルの玄関から30mも行かない先に、OpenCorというスーパーがあり、早朝から深夜まで営業しています。食料品や衣類などひと通り揃って便利です。わたしは一日分の下着のほか、水やお酒などの調達に何度も通いました。ただし、夜10時以降はアルコール類は買えないことになっていますから要注意です。
    写真の左下方に見える、青いブラインドの建物がそれです。

  • 5時過ぎに起きた私は、さっそく朝食前の探検に出かけました。外はまだ漆黒の暗闇です。ATOCHA駅には徒歩3分、切符売り場や改札口などを下調べしたのち、今度は駅の南側にある南バスターミナルへ。急ぎ足でも優に20分、路線や切符売り場などを確認して7時前にホテルに戻りました。<br />HOTEL CARLTONの朝食は7時半からです。カウンターにはいろんな種類のハムやチーズ、料理が並んで、どれを取ろうかと迷ってしまいます。パンはどれも固めでサクッとしていて、私の好みでした。外はこの頃ようやく白んで来ました。<br />

    5時過ぎに起きた私は、さっそく朝食前の探検に出かけました。外はまだ漆黒の暗闇です。ATOCHA駅には徒歩3分、切符売り場や改札口などを下調べしたのち、今度は駅の南側にある南バスターミナルへ。急ぎ足でも優に20分、路線や切符売り場などを確認して7時前にホテルに戻りました。
    HOTEL CARLTONの朝食は7時半からです。カウンターにはいろんな種類のハムやチーズ、料理が並んで、どれを取ろうかと迷ってしまいます。パンはどれも固めでサクッとしていて、私の好みでした。外はこの頃ようやく白んで来ました。

  • ゆっくりと食事・トイレを終えて、9時半頃トレドへの日帰り旅行に向かいました。ATOCHA駅は早朝に下見をしてあるので迷うことはありません。構内、熱帯植物の横の切符売り場で、トレドまでの新幹線往復切符を購入します。往復割引で13.75ユーロ、帰りの分が3.45ユーロ割安になります。往路10:20発、帰路17:25発を予約して出発です。切符を持って一階上に上がり、飛行機と同様の荷物検査を受けて改札を入ります。テロ事件以来の厳しい規則です。

    ゆっくりと食事・トイレを終えて、9時半頃トレドへの日帰り旅行に向かいました。ATOCHA駅は早朝に下見をしてあるので迷うことはありません。構内、熱帯植物の横の切符売り場で、トレドまでの新幹線往復切符を購入します。往復割引で13.75ユーロ、帰りの分が3.45ユーロ割安になります。往路10:20発、帰路17:25発を予約して出発です。切符を持って一階上に上がり、飛行機と同様の荷物検査を受けて改札を入ります。テロ事件以来の厳しい規則です。

  • 高速列車は30分ほどでトレド駅に着きます。イスラムとキリスト文化の両方を混在させた昔風の造りですが、よく見ると新しい建物です。<br />駅を出て右手(カメラの方向)に歩くとすぐバスの停留所があり、町の中心部へ行くことを確認して乗車しました。5分も走ると左手の高台に旧市街が見えてきて、バスはその坂を登ってゆきます。

    高速列車は30分ほどでトレド駅に着きます。イスラムとキリスト文化の両方を混在させた昔風の造りですが、よく見ると新しい建物です。
    駅を出て右手(カメラの方向)に歩くとすぐバスの停留所があり、町の中心部へ行くことを確認して乗車しました。5分も走ると左手の高台に旧市街が見えてきて、バスはその坂を登ってゆきます。

  • バスの終点から、街の端まで歩いたらこの景色でした。三方をタホ川に囲まれた自然の要塞、古都トレドです。中央にはアルカンタラ橋、徒歩で来るときにはここが街への入り口になるようです。私にとっては30数年ぶりの懐かしい光景です。

    バスの終点から、街の端まで歩いたらこの景色でした。三方をタホ川に囲まれた自然の要塞、古都トレドです。中央にはアルカンタラ橋、徒歩で来るときにはここが街への入り口になるようです。私にとっては30数年ぶりの懐かしい光景です。

  • 街にひときわ大きく聳える中世の要塞アルカサル。何度も破壊と再建を繰り返して、現在は図書館として使われているようです。

    街にひときわ大きく聳える中世の要塞アルカサル。何度も破壊と再建を繰り返して、現在は図書館として使われているようです。

  • タホ川の対岸にあるこの建物は古い砦のようです。はっきりしませんが、サン・セルバンド城を改装して現在はユースホステルになっている建物かもしれません。ガイドブックによく似た写真が載っていました。

    タホ川の対岸にあるこの建物は古い砦のようです。はっきりしませんが、サン・セルバンド城を改装して現在はユースホステルになっている建物かもしれません。ガイドブックによく似た写真が載っていました。

  • アルカサルの最上階に登ると、トレドの街が一望できます。高いところから見る景色は、いつも気持ちのいいものです。

    アルカサルの最上階に登ると、トレドの街が一望できます。高いところから見る景色は、いつも気持ちのいいものです。

  • トレドのメインストリート。何軒もの食堂や土産物屋さんが軒を連ね、石畳の狭い通りは一日中観光客でにぎわいます。

    トレドのメインストリート。何軒もの食堂や土産物屋さんが軒を連ね、石畳の狭い通りは一日中観光客でにぎわいます。

  • 陶器屋さんのお店です。食器、ナイフ、象眼細工など、トレドの特産品を売る店の多さに気がつきます。<br />昔来たときは“なけなしのお金”で古風なデザインのペーパーナイフを買いましたが、それは今でも自宅で愛用しています。

    陶器屋さんのお店です。食器、ナイフ、象眼細工など、トレドの特産品を売る店の多さに気がつきます。
    昔来たときは“なけなしのお金”で古風なデザインのペーパーナイフを買いましたが、それは今でも自宅で愛用しています。

  • アパートでしょうか。出窓に特徴があります。細い露地を通り抜けるたびに、凝った造りの家や広場にめぐりあい、味のある風景を楽しめます。

    アパートでしょうか。出窓に特徴があります。細い露地を通り抜けるたびに、凝った造りの家や広場にめぐりあい、味のある風景を楽しめます。

  • フラメンコの衣装も売っていました。スペイン滞在中、一度はフラメンコの実演を見ようと思っていましたが、早寝早起きの身体には夜10時以降の公演はしんどく感じられ、残念ながら機会のないまま終ってしまいました。

    フラメンコの衣装も売っていました。スペイン滞在中、一度はフラメンコの実演を見ようと思っていましたが、早寝早起きの身体には夜10時以降の公演はしんどく感じられ、残念ながら機会のないまま終ってしまいました。

  • これはゴシック様式のカテドラル。大きすぎて、広場の端まで下がっても写真に全景が入りません。<br />中には、エル・グレコやゴヤの貴重な宗教画が展示されていました。

    これはゴシック様式のカテドラル。大きすぎて、広場の端まで下がっても写真に全景が入りません。
    中には、エル・グレコやゴヤの貴重な宗教画が展示されていました。

  • トレドの旧市街から、対岸のパラドールに周ってみました。タクシーがなかなか来ず、たまに来るとお客同士の奪い合いになります。並んで待つルールが確立していません。気丈な妻の活躍で運よく乗れて、10分ほどで到着。5ユーロほどでした。ここは、この地方の邸宅風に作られたパラドールの玄関口です。

    トレドの旧市街から、対岸のパラドールに周ってみました。タクシーがなかなか来ず、たまに来るとお客同士の奪い合いになります。並んで待つルールが確立していません。気丈な妻の活躍で運よく乗れて、10分ほどで到着。5ユーロほどでした。ここは、この地方の邸宅風に作られたパラドールの玄関口です。

  • パラドールのテラスからは、対岸のトレドの街が一望できます。贅沢な景色です。パラドールでは、宿泊しなくても訪問可能で、レストランや喫茶の利用ができます。ただ、トイレが男女一つづつしかないので要注意です。

    パラドールのテラスからは、対岸のトレドの街が一望できます。贅沢な景色です。パラドールでは、宿泊しなくても訪問可能で、レストランや喫茶の利用ができます。ただ、トイレが男女一つづつしかないので要注意です。

  • 名物の「ウズラの赤ワイン煮」を望みましたが当日はメニューになく、ビールとスープ、肉料理を二種類とって分け合いました。味は可も不可もなく二人で71.58ユーロ。ちょっと高かったかもしれません。<br />この後、パラドールでタクシーを呼んでもらい鉄道駅まで帰りました。3.5ユーロでした。トレド滞在6時間。往きの列車で向かいに座ったドイツのカップルとまた一緒になり、やはりこのくらいの時間は必要なんだと思いました。ツアーでは確か往復移動込みで4時間のコース、実質2時間では厳しいですね。<br /><br />予約した列車ででマドリッドに戻り、夜7時にマドリッド三越にすべり込みました。商店はどこも日曜休業なので今日しかありません。夜8時まで営業、妻は精力的に買い込んでいました。

    名物の「ウズラの赤ワイン煮」を望みましたが当日はメニューになく、ビールとスープ、肉料理を二種類とって分け合いました。味は可も不可もなく二人で71.58ユーロ。ちょっと高かったかもしれません。
    この後、パラドールでタクシーを呼んでもらい鉄道駅まで帰りました。3.5ユーロでした。トレド滞在6時間。往きの列車で向かいに座ったドイツのカップルとまた一緒になり、やはりこのくらいの時間は必要なんだと思いました。ツアーでは確か往復移動込みで4時間のコース、実質2時間では厳しいですね。

    予約した列車ででマドリッドに戻り、夜7時にマドリッド三越にすべり込みました。商店はどこも日曜休業なので今日しかありません。夜8時まで営業、妻は精力的に買い込んでいました。

  • 3日目の朝、日曜日なので蚤の市が開かれます。でも、急遽予定を変更してプラド美術館へ急ぎました。新館が完成して長蛇の列だと聞いたからです。プラド美術館へは、ホテルからATOCHA駅を通り越して徒歩15分。写真はATOCHA駅の正面です。

    3日目の朝、日曜日なので蚤の市が開かれます。でも、急遽予定を変更してプラド美術館へ急ぎました。新館が完成して長蛇の列だと聞いたからです。プラド美術館へは、ホテルからATOCHA駅を通り越して徒歩15分。写真はATOCHA駅の正面です。

  • プラド美術館は大きなレティーロ公園の木立の中にありました。9時開館、9時半に着きましたが30分待ちでした。本来なら日曜は無料だったのですが、特別展示期間で6ユーロ/人。11時には次の予定があるので、妻だけが入場して大急ぎで裸と着衣のマハを鑑賞?してきたそうです。

    プラド美術館は大きなレティーロ公園の木立の中にありました。9時開館、9時半に着きましたが30分待ちでした。本来なら日曜は無料だったのですが、特別展示期間で6ユーロ/人。11時には次の予定があるので、妻だけが入場して大急ぎで裸と着衣のマハを鑑賞?してきたそうです。

  • 私はその間、附近の撮影にいそしんでいました。写真は美術館前に建つゴヤさんの銅像です。

    私はその間、附近の撮影にいそしんでいました。写真は美術館前に建つゴヤさんの銅像です。

  • マヨール広場。マヨールとは“最大の”の意味で、どこの街でも中心にある広場にこの名がついています。工事中に見えるのは、クリスマスの飾り付け準備だそうです。<br />この広場の27番地にあるインフォメーションに日曜の午前11時集合。スペインのボランティアの方が日本語でガイドをしてくださるツアーの開始です。この日は、とても品の良いシルバーガイドさんが流暢な日本語で「古き良きマドリッド」を徒歩で案内してくれました。<br />

    マヨール広場。マヨールとは“最大の”の意味で、どこの街でも中心にある広場にこの名がついています。工事中に見えるのは、クリスマスの飾り付け準備だそうです。
    この広場の27番地にあるインフォメーションに日曜の午前11時集合。スペインのボランティアの方が日本語でガイドをしてくださるツアーの開始です。この日は、とても品の良いシルバーガイドさんが流暢な日本語で「古き良きマドリッド」を徒歩で案内してくれました。

  • 参加者は若い日本からのカップルと我々の二組。歴史のこと、街のこと、レコンキスタや王家の統合、独特の紋章の由来など2時間に渡って露地から露地へ散策、最後は王宮の内部を回りました。これで3.25ユーロ。個人で王宮に入るだけでも6ユーロかかるのに、何という格安でしょう。「是非、宣伝してください。」とことづかりました。詳細はWebから「古き良きマドリッド」で検索できます。<br />写真はガイドさんに案内されて昔の城門をくぐるところ、右端がガイドさんです。

    参加者は若い日本からのカップルと我々の二組。歴史のこと、街のこと、レコンキスタや王家の統合、独特の紋章の由来など2時間に渡って露地から露地へ散策、最後は王宮の内部を回りました。これで3.25ユーロ。個人で王宮に入るだけでも6ユーロかかるのに、何という格安でしょう。「是非、宣伝してください。」とことづかりました。詳細はWebから「古き良きマドリッド」で検索できます。
    写真はガイドさんに案内されて昔の城門をくぐるところ、右端がガイドさんです。

  • スペイン広場です。見所が集中する繁華街の中心からいくらか北西に寄った場所ですが、ひとつひとつが微妙に離れていて、他の都市と比べるとなんとなく大味な感じがします。

    スペイン広場です。見所が集中する繁華街の中心からいくらか北西に寄った場所ですが、ひとつひとつが微妙に離れていて、他の都市と比べるとなんとなく大味な感じがします。

  • おなじみドン・キホーテの像。何処かのおじさんが記念写真を撮っています。

    おなじみドン・キホーテの像。何処かのおじさんが記念写真を撮っています。

  • マドリッド一番の繁華街コスタ・デル・ソル。メトロSOL駅附近の人波は暗くなっても途切れません。El Corte Ingles というデパートチェーンの進出が盛んで、SOL界隈だけでも4〜5店が目につきました。私たちはそこのCD専門店で、フラメンコギターの名手パコ・デ・ルシアのアルバムを買いました。

    マドリッド一番の繁華街コスタ・デル・ソル。メトロSOL駅附近の人波は暗くなっても途切れません。El Corte Ingles というデパートチェーンの進出が盛んで、SOL界隈だけでも4〜5店が目につきました。私たちはそこのCD専門店で、フラメンコギターの名手パコ・デ・ルシアのアルバムを買いました。

  • カウボーイ姿のパフォーマーが人気を博していました。人形のように動かず、しかし人が前に来ると突然乱射し、ひととおり動作を終えるとまた静かになります。面白さと愛嬌は他を圧倒していました。

    カウボーイ姿のパフォーマーが人気を博していました。人形のように動かず、しかし人が前に来ると突然乱射し、ひととおり動作を終えるとまた静かになります。面白さと愛嬌は他を圧倒していました。

  • コスタ・デル・ソルの広場に建つ「熊と桃の木」の像。熊はマドリッドの象徴で、紋章にも描かれています。<br />

    コスタ・デル・ソルの広場に建つ「熊と桃の木」の像。熊はマドリッドの象徴で、紋章にも描かれています。

  • ご紹介し忘れた CARLTON HOTELの部屋です。ここに3連泊しました。<br />部屋は広さも十分なスイート、大きな浴槽も設備も十分でしたがピンクの壁紙が気になりました。禁煙者用でしたがセンサーが鈍感で、窓を開けたりして慎重に喫煙すれば反応しませんた。

    ご紹介し忘れた CARLTON HOTELの部屋です。ここに3連泊しました。
    部屋は広さも十分なスイート、大きな浴槽も設備も十分でしたがピンクの壁紙が気になりました。禁煙者用でしたがセンサーが鈍感で、窓を開けたりして慎重に喫煙すれば反応しませんた。

  • この日の午後、失くしていた2人のスーツケースがホテルに届きました。妻は早速点検し、2日分の買い物を詰め込もうとしましたが既に容量を超えており、大人二人の力でも蓋が閉まりません。予定より早めの、エキストラバッグの出番となりました。<br />翌日は断崖の都市クエンカに向かいます。旅はいよいよ本番、詳細は「PART?クエンカ編」で紹介します。

    この日の午後、失くしていた2人のスーツケースがホテルに届きました。妻は早速点検し、2日分の買い物を詰め込もうとしましたが既に容量を超えており、大人二人の力でも蓋が閉まりません。予定より早めの、エキストラバッグの出番となりました。
    翌日は断崖の都市クエンカに向かいます。旅はいよいよ本番、詳細は「PART?クエンカ編」で紹介します。

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