バリ島☆アシタバ　

2007/01/26 - 2007/02/08

大好きなアタ製品を作ってくれる職人さんたちへ敬意を表して、『アシタバ』だけをピックアップしてみる。
アタ製品が出来上がるまでの緻密な工程に感心すると共に、世の女陣が魅かれるのにも理解できる。

エリア バリ島(インドネシア)

『アシタバ』のファクトリー。
門を入ったところの小さな駐車場は、観光客を乗せてきたタクシーが数台止まれば一杯。
観光バスは外で待機していた。
正面のショップは左側にも伸び、商品のラインナップは充実している。
右手奥に工房がある。

アタ製品の出来るまでを丁寧に説明してくれる。
彼女が手にしているのが、アタの蔓。
これを乾燥させたものを編み上げて作る。

出来上がった製品の良さを見分けるポイントを説明中。

その後ろでは職人さんたちが製作中。

日本に職人さんのイメージとは違い、とってもラフな感じ。
それでも手を素早く器用に動かし、すばやく編み上げていく。

向かいの屋内では、ベテラン組みが作業。

左の男性は私の知っている日本職人さん(と言っても宝飾関係しか知らないのだが)の雰囲気と同じ。
デリケートなものを生み出すような外見には見えないが(失礼！)、なんとも器用な手先に、根気と集中力。
敬服致します。

ずらっと並んで天日干しされた製品。

この大きな籠。我が家にもある(持って帰るのは一苦労だったが)。
散らかりそうな小物を何でもパッパッと掘り込み片付け完了！の優れもの。

天日干しされた製品の奥には、なにやら釜らしきものが･･･。

天日干しが終わった製品を燻す釜。
先程アタを編んでいた職人さんの説明を受けながら、順番に中を覗いてみる。

燻されて良い色になった籠。

最近は持ち手が皮になったので、耐久性が上がった。

店内は整然としていて見易い。
定価制だが、製品の質は高くラインナップも豊富。
手作りならではの微妙なデザインの違いから、自分の好みにあったものを捜すのも楽しい。
「商売する為の仕入れか！？」と思われるほど買い込む女性も見受ける(バリッ子妻のように･･･あ〜、大蔵大臣様、その辺でご勘弁を)。