2007/09/23 - 2007/09/24
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vegemaruさん
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以前、戸隠の山を車で走っていると、「戸隠古道」の看板を見つけました。戸隠山に続く修験道の道では?と、記憶の片隅に会ったのですが、今年に入って、戸隠イヤーと観光に力を入れている様子。その一環として6月に戸隠古道を歩くツアーが開催されました。
今回はそのツアーを真似して戸隠古道を歩いてみました。
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古道ウオークは長野市の善光寺から一泊二日の行程で実施されたようですが、今回は半日の行程で一の鳥居から始めました。
観光協会が出しているパンフレットも一の鳥居がスタート地点になっています。 -
遊歩道のような道が続いています。
一の鳥居から歩き始めると、アップダウンが少なくて、歩きやすい道でした。 -
所々に古道の説明があります。
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1町(109メートル)毎に道標が立っています。
ちょうどいい距離毎に置かれているので、道を間違えてもすぐに修正できて便利です。
古いものは壊れているものやなくなってしまって新しいものが建てられている場合もあります。 -
戸隠神社宝光社に到着。
昔は参詣道=生活道路だったようで、古道のまま残っている道もあれば、幹線道路だったものは県道になって舗装されていたりします。どうしても歩きやすい舗装道路を選んでしまい、道に迷うこともしばしば。
宝光社周辺が古道と生活道路が交差し一番分かりにくいと思いました。 -
宝光社の前の石段が、今回一番の難所でした。
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宝光社から中社へ向かう道です。
歩きやすい古道でした。
中社近くは門前町で民宿や蕎麦屋が立ち並んでいます。古道もここでは生活道路です。
小腹が空いたので、中社前の蕎麦屋で、おやつ代わりに蕎麦を食べてから中社に参拝しました。 -
戸隠神社中社に到着しました。
この連休は戸隠そば祭りが開催されていて、会場の中社周辺は大変な人出でした。
夕方、参拝時間も終了間際に中社に入ったので、お参りしている目の前で神主さん達が今日のお賽銭を片付け始めていました。
頭の上で小銭がジャラジャラする音の中でお参りをしたので有難いのか有難くないのか・・・
しかし、そば祭りの人出を反映してお賽銭の量のハンパではありません。中社に着いてからお参りを済ませてもまだジャラジャラ。金運が上がるかも。 -
中社の近くの女人堂跡。
この先の戸隠神社奥社は昔は女人禁制だったため、女性の参拝場所として建物が建っていたそうです。
女人禁制なので、ここでお祈りをして今回の古道歩きを完了します。
って、今日も結界の向こうから戸隠に入ってきたのですでに結界を破っているのですが・・・ -
戸隠古道のパンフレット(右)と古道の拓本です。
拓本はお土産屋などで購入できます。懐かしいクーピーで各チェックポイントに建っている石柱のマークを写し取るようになっています。
チェックポイントは30箇所、今回は11箇所訪れました。
車で回れば一日で拓本を埋めることは可能だと思います。 -
翌日は山を下りて、小布施を観光しました。
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小布施と言えば栗。
町の中にも栗の木がたくさん植えられていて、大きな実をいっぱい実らせていました。
歩いていたら上から熟したイガが落ちてこないか、かなり心配なほど。 -
小さな町ですが、観光客はひっきりなしに訪れます。
栗と果物と北斎の絵、他の市町村と比べても飛びぬけたポイントとは思えないのですが、観光に対する抜群のセンスで訪れた人が楽しく町を歩けるようになっています。
町に入る前に、スタンドの若い男性に「お勧めは?」と聞くと「あるかなあ?」との返事が。20歳そこそこの若い男性には長野市に遊びに行くほうが楽しいでしょうけど、観光地の入口のGSなんだから、素敵な町をもっとPRしてもらいたかったです。 -
まずは小布施堂で栗アイスクリーム。
300円ですが、栗の粒がぎっしりのかなりのボリュームがあります。
水が欲しくなるほどの濃厚さです。 -
最初は栗ご飯のつもりでしたが、秋の長野とは思えないほどの暑い日になったため、ざるそばにしました。
小布施のお気に入りのお店の一つ、「鼎(かなえ)」です。GWには3時間待ちと目眩がしそうなほど混んでいましたが、今日は10分程待ってすぐに食べられました。 -
小布施の町から少し山に行った所にある浄光寺。
今は本堂の修復中のため、ひっそりとしていました。
観光客よりも名水を汲みに来ている人やお彼岸なのでお墓参りに着ている人が多かったようです。
山門からの参道はこれも古道か?と思ってしまう道でした。
掃除をしていた管理人らしい人に聞いた所、藁葺き屋根の本堂の葺き替え工事中だということ。完成予定は今年中となっていましたが、管理人の方の見立てでは今年中の完成は無理じゃないかと言うことです。
と言うのも、住職がかなりこだわりを持っていて、葺き替えする藁の色も建築当時の色に焼き色を付けるため作業が遅れているとか。
完成が楽しみです。 -
浄光寺の近くの岩松院も行ってきました。
こちらは北斎の天上画のあるお寺として、かなりの人出です。
写真は本堂の奥の部屋から蛙の池を眺めた所です。一茶の蛙の子の俳句の場所でもあり、蛙のナンパ池でもあるそうです。部屋にはナンパ写真がたくさん飾られています。蛙が嫌いな人はご注意。
境内の奥の墓地の中に、戦国時代の武将の福島正則の墓所があります。その家臣と思われるようなかなり古いお墓もありました。 -
お昼に食べられなかった栗ご飯は持ち帰りにして、帰り道に高速のSAで食べました。
おやつも栗あんの入ったあんみつを食べたので、まさに栗三昧。今年の分の栗を全てクリアした感じです。
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