2007/05/15 - 2007/05/24
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morikensさん
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ちなみに、おやじさんの名前は、ホエットさん。
あまりにも申し訳ないので、トルココーヒーを2杯注文する。
ホエットさんが作るトルココーヒーは特別な味わいがあった。
飲み終わって会計を済ますと、ホエットさんは、もう一本ノブラにタバコを差し出した。
神!
マール・ギルギス通りを北上するとバスターミナルがある。
その北隣にガーマ・アムルというエジプト最古のイスラム寺院がある。
その前では、子供たちがサッカーをしていた。
元気な子供たちだ。
と、思った瞬間、やはり来た。
「バクシーシ」
「ねーよ」
「イナモト」
「おまえもか!」
「ヤクザ」
「勉強しろ」
無視してガーマ・アムルの入り口に来た。
うさんくさそうなおやじが数人いる。
あちきらに気がついて手招きする。
ちょっと観てみたかったので近寄ってみる。
「5ポンドだ」
「はぁ?」
寄付歓迎とはガイドブックに書いてあるが、5ポンドとは書いてない。
もちろん入り口周辺にも。
「高いよ」
「5ポンド、バクシーシ」
「・・・」
一度外に出る。
ノブラに小銭の確認をすると、5ポンド札が1枚あった。
あとはそれ以上の札しかない。
絶対に釣りは出ないはずである。
ノブラから5ポンド札を一枚預かる。
再び入り口に行き5ポンド札を見せる。
おやじが手帆伸ばそうとしたので引っ込めた。
「後で払う」
おやじは、あごで行けと指図する。
行こうとするが、ここで靴は預けることに。
これはまずい、と悟られないようにポーカーフェイスで中に入る。
実際数分しかいなかったが、入り口のおやじのおかげで、ここも単なるむかつくおやじのいる場所のひとつにしか思えなかった。
そして入り口に戻り靴が手渡される。
「5ポンド」
「おっけー」
あちきは、自分とノブラが靴を履くのを確認してから払った。
「一人5ポンドだ」
「知らねーな」
「約束が違うぞ」
「約束なんかしてねーよ。二人で5ポンドだろ?」
「違う」
「じゃあ先に言え」
周りのおっさんも文句を言い出すが、アラビア語なので意味がわからん。
こっちは日本語で捨て台詞を吐いてそこから離れた。
特に外まで追っかけてくる気配は無かった。
ガーマ・アムルからマール・ギルギス通りをそのまま歩いて北上する。
1キロ先に水道橋なるものがあるらしい。
このあたりは、かなり地元色の強い場所である。
観光客の姿は全然無かった。
時々信号待ちしていると、地元の女子高生みたいな子が面白半分に声をかけてくる。
外国人、特にアジア人が珍しいみたいだ。
水道橋が近くなってくると商店が増えてくる。
周りにまったく観光客がいないので、ノブラと来て正解だった。
まだ時間が早いので良かったが、夕暮れ時はちょっと危なさそうである。
もちろん、女の子が一人で来るのもどうかと思う場所である。
水道橋に到着する。
もちろん今では使われていない歴史の産物である。
それでも断続的に東西に2〜3キロも伸びている。
その水道橋と平行して伸びるマグラ・イル・ウユーン通りを東に向かって歩くことにした。
この通りは、はっきり言って水道橋以外に見るものはない。
照りつける太陽の日差しでノブラは首とか腕が焼けて赤くなってきている。
ノブラもこんなに歩かされるとは夢にも思わなかったろう。
サラーフ・サーリム通りとぶつかる交差点は渋滞していた。
あちこちでクラクションや怒声が聞こえる。
渋滞ほど現地のお国柄が出る場所もないだろう。
そのサラーフ・サーリム通りは北に伸びているので通り沿いに北に進むことにした。
前方には、シタデルと呼ばれる巨大な城砦が見えてきた。
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