2007/07/11 - 2007/07/11
1483位(同エリア1560件中)
まみさん
2007/07/11(水)第4日目:シビウ
【宿泊:Pensiunea Tosca(シビウ)】※予約していたのはCasa Baciu
8:04発の特急列車でシビウ着11:30(約10分遅れ)
マゲル将軍通りのカトリック教会、小広場・大広場等を散策、大広場のカトリック教会、インフォメーションでシギショアラ直行バスの情報を得る、Huet広場の福音教会、ブルケンタール博物館、正教聖堂、小広場の時計塔にのぼる、うそつき橋、Cetatii(中央)通りの民衆の壁・塔を眺める、P. Onofrein通り〜Tineretului広場を通ってペンションに戻る
こういうときは、ルーマニア語がいくら分からないといっても、私にとって類推のつく言葉でよかったとつくづく思いました。
それとも中途半端に類推がついたがゆえに、余計な心配をしただけでしょうか。
シナイア発8時4分、シビウ行き(終点)の特急列車(R825号)が何番ホームから出るかは、昨日のうちに調べておきました。
今朝、念のためにもう一階、発着案内板を確認してみたら───昨日は気付かなかったのですが、他の便の中に、赤い手書きの張り紙で「Anulat」とあるものがあります。
これって、フランス語のannulationとかイタリア語のannulareといった「キャンセル」の意味の単語の仲間でしょうか。つまり、運休。
下調べのときのルーマニア鉄道の評判の1つを思い出して、心配でドキドキしてきました。
その評判とは、インターネットの時刻表が必ずしも正確ではなく、現地に行ってみたら、時刻表にあるのに運行していないことが時々ある、というものです。
とはいえ、インターネットの時刻表でも、運休といった特別の情報がある便については、別ウィンドウで確認できるようになっていたりしましたが……。
私の便は大丈夫?
よく見ると、私の乗る825号に注意書きがあります。
不吉な……。
でもルーマニア語オンリー。
読めないやいっ!
と思ったのですが、使わないので枯渇しつつあるフランス語やイタリア語からのカン、それから下調べのときに接したルーマニア語の断片や行きの飛行機でひっくり返した会話集などのなけなしの知識を総動員し、なんとか理解しようと必死になると───。
[Se anuleaza pe distanta Brasov - Sibiu in perioada lucrarilor la linie.]
ブラショフ・シビウ間は線路の整備(?)で運休、と読めてしまいます。
なんですとーっ!
ドックン、ドックン、ドックン……。
心拍が上がり、いやな汗が流れます。
誰かウソだと言って〜〜!
と叫び出したい気持ちを抑え、他に情報がないか探します。
インフォメーションで確かめたくても、7時半まで開きません。
すると、もっと下にプリントアウトされた掲示があるのに気付きました。
その中には、R825号について書かれたものもあります。
[... 825 se va anula in relatia Brasov Sibiu 25.06.2007 - 06.07.2007...]
つまり、運休期間は6月25日から7月6日まででした。
今日は7月11日、R825号はすでに運行されているはずです。
セーフ!
こういうときは、ルーマニア語がいくら分からないといっても、私にとって類推のつく言葉でよかったとつくづく思いました。
それとも中途半端に類推がついたがゆえに、余計な心配をしただけでしょうか。
だって私はR825号のシビウまでの座席指定席券を持っていましたから。
というのも、ルーマニア鉄道はローカル(普通列車)以外は、座席予約が必須だからです。
今回の旅行の鉄道の切符は、ブカレストの国鉄旅行センターでまとめ買いしました。
運休だったら、いくらなんでも売らないはずです。
このニアミスのせいか、安心したせいか、しばらく心臓がばくばく言っていました。
記念に(?)しっかり掲示を書き写してきました@
でも今日の日程を決めたときには、こんな運休情報は全く知りませんでした。
シビウ行きは一日に3本。
8時4分発の後は約3時間半後の11時37分発までないのです。
11時37分に乗るつもりでいるのであればともかく、いきなり3時間半も待たなければならないと聞かされたとしたら……!
念のためにやはりインフォメーションに確認したいと思ったのですが、窓口は7時半を過ぎても開きません。
仕方がないので、ホームにいた英語が話せる一般人のおねーさんを捕まえて、張り紙を読んでもらいました。
するとおねーさんは、運休期間のところはすっとばして、「8時4分発のシビウ行きはブラショフまでしか行かないよ」と断言。
もっと自分を信じていいんですね(笑)。
本人が一番、必死になるものですから。
それにしても、この貼り紙に気付かなくても、座席指定券を持っていたので、運行していたわけですし、余計な心配だったともいえます。
しかし、気付いて、分かった上で大丈夫と安心感を得るほうが、すっきりするのは確かです。
実際、そろそろ8時4分発の列車がやってきそうな頃を見計らうかのように、全く聞き取れないルーマニア語のアナウンスが流れたときは、私の乗ろうとしている便に何かあったのではないかと気が気ではありませんでした。
ま、それも余計な心配だったようで。
ほぼ定刻どおりに出発した列車で、シナイアからシビウへの列車の旅は無事に始まりました。
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シナイア駅
階段を使わずにホームに出るには
8時4分発のシビウ行きの特急列車(R825号)は、3番ホームから乗車します。
重いスーツケースを抱えて地下階段を使うのはイヤなので(エスカレーターなんて上等ものは、当然、ありません!)、昨日のうちに下調べしておいたように、ホームの端からこうして地上を渡りました。
荷物が重くなければねぇ、柵の間からじゃんじゃんホームを渡ってしまうんですけどね、現地の人をまねて。
(去年、初めて目撃したときはびっくり! 駅員さんもお仲間だったんですもの。)
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12189251/
関連の旅行記
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第20日目(1):ブカレストへの列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10148250/
それにしても、ルーマニア国鉄は、工事などで運休であっても、代替バスを出したりとかしないのでしょうか。
ただ切符売り場で販売を拒否するだけ?
それともブラショフ駅でなら、なんらかのフォローがあったのでしょうか。
いまとなっては私には分からないし、分からないままですんで(=知る必要もなくて)幸いでした。
そりゃ、駅のすぐそばには、長距離ミニバスのマクシー・タクシー乗り場がありました。
ルーマニア国内をくまなく結んでいる、とのことなので、シビウ行きもきっとあると思いますけどね。
だけど、もう期限切れの貼り紙や注意書きは、さっさと外すなりして欲しかったです〜。
紛らわしいから。 -
ルーマニアで一番美しいといわれるシナイア駅
このアングルではいかが?
ホームのベンチに向かってスーツケースをずるずる引きずっているときに、ある一点でビビッ!と来ました。
その結果、このような写真になりました。
3番ホームで待っていれば良いと確信できたので、早めにホームで待つことにしました。ホームにならベンチがたくさんあるので。
インフォメーションの窓口が見える位置に座っていました。見ると、窓口は7時半からのはずなのに、係員は15分遅刻してきました。
しかも、その後しばらく、席を外していました。
あまり人のいない早朝だからそれですんでしまうのかもしれませんが……インフォメーションを当てにしている旅行者がいたら、困ってしまいますよねぇ。
まあ海外を旅行していると、国によってはよくあることなので、カリカリしても仕方がありませんが@
だいたい切符売り場も、まだ8時前だったからか、窓口は1つしか開いていませんでした。
しかもそのたった窓口も、係員が朝食にでも出ているのか(というのは私の邪推ですが……)、オフィスの扉を開けっ放しにしたまましばらく不在でした。
おい、こら、当日券を買うつもりだったら、あせるじゃないの!
と思いましたが、当日券を求める人は飛び込みではなく、たとえ窓口が全部開いていても、長い列を警戒して余裕をもって切符を買うのは当然でしょう。
そして空いているときは列ができないから、なんとかなってしまうんでしょうね。
この国の人々にならい、鷹揚に構えていなければ、異国の旅なんてやってられません。
郷に入れば郷に従え。
……なんちゃって、すでに全行程の切符を手配済みの私には関係ないからこその余裕です@ -
白い岩肌の美しいブチェジ山の雄姿
ブチェジ山の雄姿にカメラを構えずにはいられませんでした。
シャッターチェンスはわりと長かったので、向かいの席の学生らしき男の子も、私につられたわけではないかもしれませんが、カメラを取り出して撮影し始めました。
シナイアで泊まったホテル・カライマンは朝食付ですが、時間はなんと、7時半からでした!
いくら駅がホテルの目の前にあるとはいえ、8時4分発の列車に乗るのに7時半から朝食をとり始めたのではぎりぎりで落ち着けません。
(だいたい私はいつも、バイキング式の朝食に30分はかかりますし(笑)。)
7時にチェックアウトしたとき、レセプションに、何か食べるものをもらえないか聞いてみたところ、「何か出してもらえるかもしれないから、私の(朝食担当の)同僚に直接聞いてみて」と言われました。
食堂に行ってみると、朝食のバイキングは、温かい食べ物以外、ほぼ準備が出来ていました。
ひとこと断ってから食べ始めたかったのですが、誰も見当たらないので、さっさといただきました。
菓子パン2切れ、トマト数切れとゆで卵1個、ヨーグルトとコーヒー。いつもより少ないけれど、朝食としては充分です。
ゆで卵を頬張っているとき、気配を感じたのか、スタッフがやってきました。
「列車の時間が早いので先にいただきました」と断ろうと思ったのですが、口の中がいっぱいでしゃべれません。
頬をめいいっぱい膨らませながら必死になにかを言おうとしている私を見て、彼女は吹き出し「OK、OK、落ち着いて!」と言って去りました。 -
白い岩肌の美しいブチェジ山の雄姿
列車に乗り込んだとき、日本語を話せる男の子がスーツケースを席のそばまで運んでくれました。
スーツケースは、20kgはあったと思います。
旅行前から右肩を痛めていたので、タウンバックの方は極力軽くしていましたから。
持ち上げてみて、ヤバイくらい重くて、キャスターが使えないところでは大丈夫だろうかと心配していたところでした。
運んでくれた男の子も、最初は軽々と持ち上げたように見えましたが、列車の入口から座席までという短い間に息を切らしていました。
本当にすまないと思いましたが、とても助かりました。
シビウに到着したときも、座席からホームまで運んでくれました。
彼はとてもフェミニストな男の子で、他にもご婦人の荷物運びを何度もやっていました。
一説によると、ラテン系のルーマニア人はフェミニズムが徹底しいて、女性は大切にされると聞いていましたが、確かに去年(2006年)旅行したハンガリーよりは、恐縮してしまうくらい手を差し伸べてもらえました。
(ハンガリーは逆に、フェミニズムが育ちにくい国らしいです。一説によると@) -
白い岩肌の美しいブチェジ山の雄姿をふもとの村と
私の席は進行方向に背を向けていたので、やや撮りづらかったです。
いいな、と思う風景を車窓の外に見出したときには、写真を撮るには後ろ向きに景色を追わなければなりませんでしたから。
列車は2両だけでしたが、ブカレストからシナイアで利用したのと同じ、きれいな車両でした。
始発ではないし、停車時間も2分程度と短かったので、乗る前に車両の写真を撮るヒマはありませんでした。
というか、昨日と同じ車両だし〜@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/12604973/
関連の旅行記
「2007年ルーマニア旅行第3日目(1):ブカレストからシナイアへの列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10173871/
最初は、車内はむしむししていました。
窓を開けたいなぁと思ったのですが、ルーマニア人は迷信から隙間風を嫌うときいていたので、耐え切れなくなるまでしばらく我慢しようと思いました。
空調がきいてきたのか、次第に涼しくなってきたので、ホッとしました。
ちなみにルーマニアは、私が旅行したこの2007年7月は異常気象による猛暑に悩まされ、人々は隙間風だなんだと言ってはいられなかったのか、空調のきかない車両ではどんどん窓を開けてくれました。 -
駅のすぐそばにある面白い教会と貨物列車
途中のプレデアル(Predeal)駅にて
どこかで名前を聞いたことがあると思ったら、「地球の歩き方」に載っていました。
ブラショフからのエクスカーション先として。
標高約1000mのスキーリゾートで、シーズン以外でも森林浴や避暑客で賑わうそうです。
18〜19世紀の僧院が街中にあるとのことですが、この教会は違うでしょうね。
ただし、Lonely Planetはもっと辛口で、見るべきところはほとんどないとミもフタもないです。
一番のハイライトのスキーコースもいまいち物足りなくて、どちらかというとルーマニア人の子供たちが学校行事か課外活動で参加するのに向いている、みたいな。
ただ、あまり難しいコースはダメな人にとってはちょうどよいし、周辺のスキーリゾートよりは空いているらしいです。 -
穏やかな牧場が見えてきました。
家畜たちをファインダーに収めるのに成功しました@ -
フェンスのある田園風景
-
オレンジ屋根の家のある田園風景
この家が見えてきたとき、何回も何回もシャッターを切りました。
その中で構図的に一番気に入ったこの1枚を残しました。 -
今度は、積みわらを標的にするのに成功!
田園風景の魅力といえば、やっぱりコレでしょう@
テントみたいな、アポロチョコみたいな形が可愛いですね。
しかし、この積みわら、こうやって車窓から眺めている分には「可愛い〜!」でしたが、後日、すぐそばに近付くことができたときは、思ったより大きかったです。
それまでの視覚イメージとのギャップに少し驚きました。 -
草ぼうぼうのホーム
一時停止のときに撮影
もちろん、現役のホームです。
背景にある納屋のような建物も悪くないと思ったので、1枚! -
途中でみかけた村
トランシルヴァニア地方だけれど、あきらかにハンガリーらしくないルーマニアの村です。
どこがどうと言葉では説明しづらいけれど、去年(2006年)のハンガリー旅行と今年のルーマニア旅行で、その差はやっと見分けがつき始めてきた気がします。
ただし、答えが分かった上で見分けがついている状態なので、クイズに出されたらまだまだアウトかも(笑)。
去年、車窓から見たハンガリーの風景
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第4日目(1):バラトン湖地方への列車とバスの旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10105098/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第5日目(1):バラトンフュレドからケストヘイへのバスの旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10106279/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第6日目(1):ケストヘイからヴェスプレームへのバスの旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10107919/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第9日目(1):エステルゴムへの列車の旅(往復)」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10112003/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第10日目(3):ジェールからパンノンハルマへのバスの旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10113280/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第11日目(1):ジェールからショプロンへの列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10114692/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第11日目(2):ショプロンからフェルトゥードへのバスの旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10114985/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第13日目(1):ペーチへの列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10116452/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第14日目(7):ブダペストへ戻る列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10120603/
「2006年ハンガリーとルーマニア旅行第15日目(1):ブダペスト・ニュガティ駅とケチケメートへの列車の旅」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10121574/
畑の作物としては、ハンガリーのように麦畑もよく見かけましたが、とうもろこしが目立ちました。
ママリガ(※)の原料ですものね、とうもろこしは@
黄色い芝みたいな大地は、日が射し込むと黄金色に輝きます。
去年(2006年)は紅葉の真っ盛りの時期に旅行することができました。
今回は夏なので、あの美しさは望めないと残念に思っていたものですが、なにをおっしゃいますやら、夏の緑の美しさも格別でした。
ふとしたところに花がたくさん咲いているのも、ヨーロッパでは夏ならでは、です。
※ママリガ
ルーマニアン・ポレンタ(粥)と説明されることがありますが、トウモロコシの粉に牛乳とバターを練り込んで煮たものだそうです。
粥というよりはもっともちもちとしていて、味は特になく、肉料理などの付け合せとして「ご飯」みたいに食べます。
そう、味の濃いおかずと一緒にご飯だと思って食べる分にはいいのですが、温かいママリガに冷たいチーズクリームを一緒にして食べる食べ方は、残念ながら私は苦手です(残してしまいました(泣))。 -
暗雲たちこめるドラマチックな空模様と、村のある風景
雲が山脈にかかっているところがお気に入り。
とはいえ、シビウにだいぶ近付いてきたころからこんな空模様が続いたので、着いてからの天気が心配になってきました。
天気予報では木曜日(明日)あたりから天気が崩れはじめるとは聞いていましたが……。
今日の目的地のシビウも明日の目的地のシギショアラも街並み散策がハイライトといってよいので、あまりひどい天気にならないで欲しいです。 -
教会と村
村のアクセントとして教会はぜひファィンダーに収めたいもの@
シビウ到着まで1時間を切りました。
3時間半の鉄道の旅は長いと思いましたが、車窓の外の写真を撮ったり、持参の資料やガイドブックでシビウの最後の予習をしたり、日記をつけたりしてまったりと過ごしていると、そう長く感じませんでした。
なによりも、一分一秒、どんどん目的地へ向かっているという前向きな高揚感があります。
駅などでじっと待つ時間とは違いますからね。 -
教会のある村と川沿いと山並み
列車の移動中の後半は、降ったりやんだりでしたが、シビウに着く直前、雨がざーっと強く降りました。
タイミングが悪かったです。15分程度で止みましたから。
列車が停車した駅のホームに屋根はなかったため、残念ながらのんびりシビウ駅を撮っていられる状態ではありませんでした。
屋根のあるところまで大急ぎで移動しなくては。
シビウ駅でも、みんな堂々と線路を横切り、駅舎の脇から直接、外へ出ています。
石段のところへ行くのは遠回りだし、混んでいたし、雨を早く避けたいため、私もその列に続きました。
ところは駅舎の脇は土がむき出しのちょっとした坂になっていた上に、前の人がなかなか坂を上れず、もたもたしていました。
勢いで一気に上りたかった私は、ずりずり何度も滑りそうになりながら踏ん張るハメに。
スーツケースにべったりと泥がついてしまい、気付かずにズボンも汚しました。
あとで、ぎゃっ!───でした。
(余計な洗濯はしたくなかったのに……(泣)。)
ちなみに駅舎は工事中のせいか、切符売り場は駅の建物の外の小さなプレハブ小屋のようなところにありました。
ただし、駅前はシナイアより広々としたロータリーになっていて、市内を巡回するらしいバス停もいくつも並んでいました。
さすが、空港のある町だけのことはあるかもしれません。
シビウは歩行者にとって歩きやすい町だそうです。
予約してあるペンションは駅から近いそうなので、スーツケースを持っていても歩けるかな、と思ったのですが、雨が強かったので歩く気になれませんでした。
タクシー乗り場はもっと駅舎の正面の方なのですが、それよりずっと手前でみんながタクシーを拾ってしまうので、私もマネをして同じところで待ちました。
タクシー乗り場に行こうとしているタクシーをその手前で捕まえてしまうのですから、ちょっとズルかと思いましたけど@
タクシーを待っていたときに、前に並んでいた人に、空港に行くのなら一緒にどうか、と言われたりしました。
行き先が同じならタクシーの相乗りもふつうに行われているのではないかと思いました。
外国人同士だったら遠慮なく折半できます。
(経済力に差がある地元の人とだとしたら折半しづらいです。ルーマニアではありませんが当然のように「おごらされ」そうになったことはありますし、実はこの後の旅程で堂々と「おごらされ」たりしました。正規のタクシー代であればとても安いですし、「おごった」と思えば、それほどカリカリせずにすみます@
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