2006/10/20 - 2006/10/20
170位(同エリア185件中)
まみさん
2006/10/20(金)第13日目:ペーチ
ブダペスト・ケレーティ駅発9:30の列車でペーチ着12:30頃
旧ガーズィ・カスィム・バシャ・モスク、チョントヴァーリ美術館、大聖堂、ジョルナイ博物館、ハンガリー現代絵画館、マーティン・フェレンツ美術館、良きサマリア人の教会とジョルナイ噴水、セーチェーニ広場で夕刻と夜景の撮影
ペーチ───ハンガリーで1番冬が短く、穏やかなところ。春の花がどこよりも早く咲き出すところ。夏は1番暑いけれど、それでも十分快適なところ。穏やかでやさしい秋が最も長く続くところ。
美術館・博物館がたくさんあって、奇才の画家チョントヴァーリに出会える町。
町中でジョルナイ陶器がそこかしこに見られ、ジョルナイ博物館とショッピングが楽しみな町。
そして今回の旅行で、ブダペストから行く1〜2泊の地方旅行の最後の目的地でもあります。
さあ、いざ向かわん、あこがれのペーチへ。
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ペーチ直行の9時半ブダペスト・ケレーティ(東)駅発のインターシティ“TENKES”号はコンパートメント
ジェールとショプロンへの2泊3日旅行からブダペストに戻った翌日に、ペーチへの1泊2日旅行に出かけます。
ブダベストには、寝るためと、荷物の入れ替えのために戻ってきたようなものです。
そして、ぺーチへの1泊2日旅行が、ブダペストからの1〜2泊旅行の3回目にして、最後です。
明日、ペーチから戻ってきたら、土日をブダペストで過ごした後、月曜日の夜の寝台車でいよいよハンガリーに別れを告げ、ルーマニアに行くことになります。
ケレーティ駅に着いた9時。
座席予約済のめあての列車がすでにホームに入っていたので、余裕をもって車両に乗り込むことができました。
コンパートメント形式は久しぶりです。
ただし、私は、コンバートメント形式は、あまり好きではありません。
たしかにコンパートメント形式の方が、同乗者と言葉を交わすチャンスがあって楽しみです。
でも、足元が狭いのはいただけません。
私は足が長いですし(笑)、ヨーロッパの人は大柄な人が多いですから、向い合せに座っているとかなり窮屈です。
そんな狭い足元に荷物を置くことができません。頭上の棚に上げるしかありません。
今日はブダペストのホテルにスーツケースを預け、1泊2日の軽装なので自力で荷物を棚に持ち上げることができますが、いつものとおりフル装備で20kg近くのスーツケースがあった日には……ふう、これが毎度、鉄道旅行で私が頭を悩ませまる点です。
今回は軽装で良かったものの、6席すべて満席でした。
二等のコンパートメントはそう広いわけではないので、満席だとやや息苦しいです。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
なだらかな傾斜があるものの、平坦な土地が続きます。
これぞ私が思い浮かべていたハンガリーのカルパチア盆地です。
風景写真としては面白みがないかもしれません。しかも、逆光続きです。
なので、もう一本の線路をファインダーに入れるよう、狙ってみました。
ブダペストからペーチは列車で約3時間です。
日帰りでも行こうと思えば行けるのですが、見どころがたくさん、楽しみなところがたくさんなので、ゆっくり見学するために1泊することにしました。
ブダペスト在住のさがみさんのHP「ハンガリー良いとこ一度はおいで」によると、ペーチへはブダペストから列車・バス共に毎日運行していますが、列車のインターシティの方が便利で快適とのこと。
というわけで、最初から列車に狙いを定め、ネットで時刻表を検索しました。
すると、私にとって都合のよい時間帯の列車は往復とも要予約。
なので、今回の旅行でブダペストに着いた翌日(10/9)のうちに、ヴェルシュマルティ広場の近くの旅行会社Calson Wagonlit社で予約しておきました。
行きの10/20は、ブダペスト・ケレーティ(東)駅発9時30で、ペーチ着予定12時27分。
帰りの10/21は、ペーチ発15時55分で、ブダペスト・デーリ(南)駅着予定19時03分。
実は、10/21の夜、ブダペストのオペラ座で、オペレッタ「美女と野獣」が上演されます。
ペーチからブダペストに戻るのをもっと早くにして、このオペレッタを見ようかとも考えたのですが……やめました。
ペーチ観光の時間を短縮してまでそのオペレッタが見たいかと自らに究極の選択をせまり、やっぱりペーチに軍配が上がりました。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
山小屋が見えてきました。
逆光もきついし、カメラがどこに焦点を合わせるかのよって露出も変わってしまいます。
なので、パシャパシャパシャパシャ……チャンスを逃すまいと何枚も何枚もシャッターを切りました。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
奥に並木道が平行に走り、麦畑が黄金に輝いています。
しかし線路際の木がシャッターチャンスを阻み、タイミングが難しいです。
手前の木々が流れてしまっていますが、いかにも走っている列車の車窓から撮った写真らしく、自分ではわりと気に入っています。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
たくさんのススキが目に入ってきました。
そういえばこの旅行に出かける前、10月初旬の自宅の近所の畑のそばにも、ススキがたくさん生えていました。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
私の自宅の近所でも、ここまでではないにしろ、昔は一面のススキの穂が海原のように風に揺れる様を見ることができたものです。
いまは空き地がどんどん宅地化されてしまったため、近所のススキはちょびちょびです。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
こんな土地を、1000年の昔、馬にまたがったマジャールの戦士たちが駆け抜けたのでしょう。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
なだらかな大地とぽつりぽつりと現れる林のある風景。
ヨーロッパを旅行しているときによく目にする景色です。だからこそ、ぜひ写真に撮っておきたいと常々思っていました。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
どこまでもどこまでも続く大地。
赤く色付く木々もちらほら見られます。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
これぞハンガリーの田園風景。すくなとも私がそう心に描いていた風景です。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
一面に広がる麦畑。 -
ペーチへ向かう列車の車窓から
似たような田園風景ですが、何枚撮っても飽きないのが不思議です。 -
重厚で古そうなペーチ駅
約3時間の列車の旅。
これからのぺーチ観光のための準備に持参したガイドブックや資料をひつくり返すつもりでしたが、なんだかんだと写真撮影に夢中になってしまいました。
もっとも、そのことは予測の範囲でした。
でも、今回は逆光という障害と、なるべく村落というアクセントのない、心の中にある心象風景にある程度マッチする風景を求めたせいか、気に入る写真がなかなか撮れませんでした。
やっと、11枚ほど、それなりに気に入る写真が残りました。
でもそのために、シャッターを120回は切っていました。
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