パタゴニア最果て紀行(８)～イグアスの滝～

2006/01/02 - 2006/01/03

とうとうやってきました、イグアスの滝。この滝を見てしまったら、どの他の滝を見ても小さく見えてしまいます。遠い南米まで足を延ばすのなら、このイグアスの滝は必見です。
日程の都合上１泊しかしないのに、ブラジル側まで行こうとしているので、事前に車の手配をしておきました。ホテルは奮発して、イグアスの滝のアルゼンチン側にあるシェラトンホテルです。

エリア イグアスの滝周辺(ブラジル)

早朝ブエノスアイレスからプエルトイグアスまで飛び、タクシーでイグアスの滝の公園の中にあるシェラトンホテルに向かいます。このホテルからは滝を望むことができます。

アルゼンチンとブラジルの国境。川が国境で橋を渡って越えていくのですが、橋の欄干が国旗の色で区別されています。国境越えは時間がかかりそうでしたが、ドライバーさんがするすると割り込んでいき、時間もかかりませんでした。

ブラジル側では滝のボートクルーズに参加します。鬱蒼と生い茂るジャングルの中を電動車で滝まで向かうのですが、途中極楽鳥のようなくちばしの大きな鳥を見かけました。船着き場に到着しダウンジャケットを羽織って出発です。アルゼンチン側の滝が目に入ります。下から見上げる滝は迫力ものです。

ブラジル側の滝に向かってゆきます。

ブラジル側の滝から引き返し、右にある滝の下にボートの頭から突っ込みます。

滝の真下に来た時は、もう何も考えられないくらいの衝撃がありました。デジカメにはダイビング用のマリンパックを装着していたので、この迫力をとらえることができました。

ボートクル−ズを堪能した後、ブラジル側の滝の展望台に向かいます。まずは、アルゼンチン側の滝を俯瞰してから奥の展望台まで歩いていきます。

先ほどはこの船のように滝の下に突っ込みました。

ここからはイグアスの滝の広さを実感できます。イグアスの滝は、スペイン語では複合的な滝という意味のcataratasが使われます。

最前線の展望台が見えてきました。

ここから見るイグアスの滝には圧倒されます。これほどまですごい景色は地球上でも最大級と言っても過言ではないと思います。

展望塔の階段付近から。

ここで激しいスコールに見舞われました。少し小降りになった時に端までいって撮影。所要５時間程度のとても短いブラジル旅行が終わりました。はじめての国に出かけた時は、絵葉書を書いて投函することと、その国のお札を持って帰ることを行っているので、急いで絵葉書を書くことにします。

アルゼンチン側に戻ってきました。朝早かったのでシェラトンにまだチェックインできておらず、チェックインしないと公園の入園料を別途とられてしまうので、ホテルに戻りチェックインし部屋で少し休憩しました。しかしこの休憩の時間ロスのために、公園の列車の最終にあと１０分というところで乗ることができず、悪魔ののど笛を結局見ることができませんでした。残念。

仕方ないので歩いていける範囲で滝をみてまわります。

アルゼンチン側の滝も迫力満点です。

遠くに先ほど見てきたブラジル側の滝が見えます。

イグアスの滝周辺はジャングルになっていて数多くの種類の動物が生息しています。

ホテルに戻ってきて滝を見ながらの食事。

水煙を上がっているのがわかります。

シェラトンに沈む夕陽。

プエルトイグアス空港。翌朝の早い便でブエノスアイレスに戻るので朝の滝の散策はできませんでした。

ジャングルの中のイグアス空港。

機内からは遠めにイグアスの滝が見えます。水煙が上がっているので滝とわかりました。