2007/06/27 - 2007/07/01
595位(同エリア894件中)
ヒデールさん
窓を開けっぱにして走る普通列車の窓際ではのんびり気分で風を浴びながら時折バイクのモーター音を聞いたり、川のヘドロの臭いを嗅いだり、田園風景の緑がとても濃く思えたり、といったクーラー完備の快適な特急列車では決して味わうことのなかったありのままのリアルなタイをより身近に感じることが出来た。
急がない旅って贅沢なのかもなあ...
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北京の余韻に浸る間もなく中3日で再び国外へ脱出を計る。行き先は1年振り4回目となるタイランド。今回は丸3日動けるという利点から4度目の訪タイにして初の往復夜行便をチョイス。
さァー駅弁食って イケイケ バンコクー! -
あれ? 関空やってるよね?
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日をまたいだ深夜1時過ぎ、闇に包まれた滑走路をTG673便が飛び立つ。
それから3時間後...「 コレって夜食?...えっ?朝めしなの? 」 ほとんどの人が寝てたいはずなのになんで夜行便てこんな迷惑で無駄なコトすんのかな? て利用する度思うんだけど。フルーツとヨーグルト食うので精一杯。あーもったいな! -
AM4:50.スワンナプーム国際空港に到着。予定より30分近く早いヨ Lucky! おまけに早朝とあって空港内はガラッガラ。イミグレ出たとこで両替 (ここのレートは1B=3、64円) を済ませバゲージを受け取ってスムーズィーに到着ロビーへ。
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AM6:00.空港から車で40分、今日から3日間オレの寝床となるツインタワーズホテルに到着。このホテル泊まるのは初めてだけど8年前にランチビュッフェを、去年はタイスキを食べに来てるから今回が3回目。
早速ロビーの隅でジーンズからショーツに履き替え、バゲージをフロントへ貴重品をその横の金庫へと預け れっつ ごおー! -
ホテル前にたむろするトゥクトゥクおやじの誘いをきっぱり断ちフゥアランポーン駅まで歩く。しばらく行くと汚れた歩道の一角に屋台が出て魚や鶏肉、野菜といった地元の人達の朝めしの具材が所狭しと並んでいるのが見えてきた。そんな歩道脇の路地にはぐったりした数匹の野良犬。まだ6時過ぎだというのに外は蒸し暑い。オレのTシャツの胸元が汗でにじんでくるのがわかった ...ここは紛れもなくバンコクだ。大通りをモーターサイが走り去ったあと濃厚な排ガスの臭いが鼻をついた。 ...これだよな。オレは今バンコクにいる!
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てなコトを思いながらホテルから徒歩15分 フゥアランポーン駅に着いた。
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今回は前回行きそびれたシーラチャーへなんとしても行くぞお! そんな思いで窓口のおじさんに「 ワンニーチャーオ パイスィーラッシャー、スートアロッパァイー スィーラッシャーダイマイ? / 今日、朝シーラチャーへ行く、シーラチャー行きの切符買えんの? 」 するとおじさんは「 ダーイ / OK!」と言って微笑んだ。
たかが切符1枚買っただけなんだけど、なんかすげー うれしー! -
これがシーラチャーまでの切符。料金は驚きの28バーツ、日本円にしてなんと100円!! ありえ〜ん!
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前回同様何番ホームかわからず駅員に切符を見せながら尋ねる 「 ニー チャンチャラー タオライ? / これホーム何番? 」 すると 「6番」 て教えてくれた。「 ありがとう ...てタイ語で何だっけ? やべっ出てこねえ 」 おばさんに礼も言えずその場を去ってしまうオレ。次は何号車に乗ればいいかわかんないんでまたまたホームにいた今度は男の駅員に切符を見せながら尋ねると、「 どこでもいいヨ 」 てことだったんで取り合えず目の前の車両に乗ってみる。
おおおー 硬座にクーラーがない、コレだよオレが乗りたかったのは!(また嬉しくなる) でもこの車両あまりにも人がいなくて寂しいから何人か乗ってる車両へと移動する。 -
AM6:57.定刻よりわずか2分遅れで出発 Yeah!
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出発して2分後ツインタワーズホテルの傍を通過 Yeah!
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そしてAM7:04. 停まった...?
最初信号待ちかと思ったけど何やら前の方の車両に人が乗り込んでるぞ。 -
しばらくしてやっと動いたと思ったら50m程進んだとこで再停車。れれれ すると今度はオレが乗ってる車両よりも後ろの車両にお客が乗ってきた(写真)
てコトはここ駅かあ? ホームもなけりゃ、OO駅て看板もどこにも見当たらない ...やるぜタイランド! 次はオレもここから乗ろうっと。 てどこだよここ? -
AM7:11. ホーム無き駅?をあとに列車は再び走り出す。
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おっ バイヨークスカイじゃん。
この辺りの地図にも載ってない小さな駅やイースティンホテルのすぐ隣にあるマカッサン駅からたくさんの学生が乗ってきて空いてた車内はあっつー間に満席になっちまった。この路線通学用にも使われてんだね。 -
しばらくすると去年来た時に利用したペッブリー通りにあるTAT( タイ政府観光庁 )とサイアムコマーシャル銀行が入ってるタナプーム・タワーの建物が見えた。
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踏み切り待ちしてる車列をパチリ。バンコク市内どこへ行っても車だらけ。
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AM8:05. ぼちぼち腹が減ってきたんで車内でおばさんが売って歩いてるカーオ・パット・クンもどきを買って食う。いただきま... あっ!? スプーンがない。 オレは隣の車両までおばさんを追っかけてって 「 おばさん、スプーンないよ 」 てジェスチャーしたら 「 ここに付いてるよ 」 てパックの中を指さされた。 ...本当だ A ha ha ha... こういう時って笑うしかない。
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オレの前に座ってる女のコに話しかけたら「わたし大学生です」って答えた。そんな学生さんたちはバンコク郊外の2つの駅でいっせいに下車し、車内にはまた静かな空気が戻った。
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この列車はどの窓も全開にして走ってるんで田舎の方まで来るとやたら開放感があって気持ちいい。車内も想ってたほど暑くないし。
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列車内にはトイレが付いてんだけど残念ながら洗面所の水は出なかった。
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AM9:15. チャチョエンサオの次の駅 Peat Riu を過ぎたとこでけっこうでかい川を渡る。
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渡った途端景色が急転。
窓の外は一面椰子の木林。 -
お次は牛の群れ
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窓の向こうに流れる景色の中に仏教寺院を見つけると、やっぱここタイなんだなァ て改めて感じる。
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AM9:50. チョンブリーの手前でこの路線初めて山が見えてきた。
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AM10:00. チョンブリー駅に到着。駅名の看板によるといよいよ次がシーラチャーだ。
前回新型特急てヤツに乗った時もそうだったがこの国の鉄道は次に停車する駅のアナウンスが一切ない。だから自分が降りたい駅の手前もしくは近くの駅はチェックしておく必要があるのだ。 -
3時間を越す鉄道の旅もあっという間だったなぁ...
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列車が減速を始めたのでオレはバックパックを担ぎ乗降口へと移動し降りる態勢に入る。ドアがない吹きさらしの乗降口からちょいと顔を出してオレが今降りようとしてる駅のホームの様子をうかがったその時、
...??違和感を感じた。ホームがめちゃ短い。こっちは9〜10両編成なのに2両分あるかないかの超コンパクトホーム。おまけに看板を見るとシーラチャーじゃねーじゃん! コレ最近造った駅かあ? え?ひょっとしてオレひと駅見落としたとか? -
ちょい不安の中、出発して5分後 西の方角に市街地が見えてきてひと安心。
あれシーラチャーだよな。街まで遠いなあ 港は更にその先、駅からはトゥクトゥクだな。 -
オレが乗ってる列車と入れ替わるようにシーラチャー駅を出て行く貨物列車。
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AM10:29. やっほーい! フゥアランポーン駅から3時間半、ついにシーラチャーに到着!
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この駅で降りたのはおよそ10人。中でも一番後に駅舎を出たのがオレなんだけど、もう待ってたとばかりに3台いたトゥクトゥクのうちの1台の野郎が誘ってきた。オレはこれで足を確保できたと思ったんで慌てず駅舎の写真を撮ったり、地図を見たりした上で改めてトゥクトゥク野郎に 「 オレはシーチャン島に行きたい。港へ行ってくれ 」 てコトをタイ語で言うと 「 シーチャン島は汚いヨ。カオケオってとこがキレイだからカオケオに行けよ 」 みたいコトを返す。どうせコイツの魂胆はオレを遠いとこまで連れてって少しでも稼ごうってコトだろうけどオレの行きたい場所は決まってんだよ。 「港へ行ってくれ」 毅然とした態度でオレがそう告げるとヤツはちょっと不満そうな顔をしながらもオレの希望を受け入れた。
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港へ向けシーラチャーの街をぬける。
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駅から12分ほどで港に着いた。料金は50B。ちなみにコイツがシーチャン島を汚いと言ったトゥクトゥク野郎。別にコイツが言ったことなんか信じちゃいないけどなんか引っかかるなァ...
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トゥクトゥクを降りた埠頭におばさんがいて船代40Bを払う。
出航時間を尋ねると 「 スィエッモンチャーオ / 11:00 」 と返ってきた。あと15分ほどだ。 -
船着場の橋を渡った向かいにロイ島のシンボル ワット・コ・ロイが見える。いかにも華人が建てた寺 って感じだよなぁ。帰り時間があったら寄っとこうっと。
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船の中はすでに10人くらい客が乗ってた。席は自由でもちろんクーラーはない。だからか前にいるおばさんは左側に座ってるおねえさん方に 「 そっちも窓開けなきゃ暑いだろお 」 的なことをほざいててウザい。
それはそうとこのプラスティックの椅子汚ねーなあ。それと各椅子に付いてるこのフローティングベストがなんとも危機感を出してて ...いい感じ。 -
AM11:00. 出航
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船よりシーラチャーの街を眺める。
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この適度な揺れ、退屈しなくていいや。
イケイケ コ・シーチャン! -
この辺りの海域ではチョンブリー工業団地の貿易の窓口となるレムチャバンの港が近いとあって四方八方にたくさんの大型貨物船の姿を見ることが出来る。なんでもバンコク湾は水深が浅く大型船舶はこれ以上北上することが不可能らしい。
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船に揺られること45分、シーチャン島を目前にし心なしかみんな(乗客)の表情が緩んで見える。
なんだかワクワクしてきたぞー
<次の旅行記へつづく>
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