2007/06/01 - 2007/06/10
392位(同エリア494件中)
きっちーさん
ウッス!
早起き!
キュートな笑顔で、朝食を運んでくれる宿のお兄さんは大好きなものの、固いパンと紅茶だけというのは、1日でリタイアし、「朝食抜きで」と宿泊プランを変えたところ、カウンターの女性が朝食抜き宿代から、さらに10%オフにしてくれました。
うーん、いい宿。
リヨンについて3日目。
いちおう自分なりに旅プランinリヨンを用意したものの、連日スダちゃんガイド付きだったので、あんまし一人旅って感じではないのですが、今日は午前中いっぱい色んな所をウロウロしてみましょう。
とりあえずは朝飯か。
ユゴーさんの広場から続く、大通りの商店は9割がたシャッターが閉まっています。
しかーし!
開いているお店も。
それは、パン屋さん!
あと、チーズ屋さん!
スダチャンに言わせると、
「パンとチーズは、米と漬物のようなもの」だそうで。
え〜!うっそ!
チーズって、デザート的な位置づけなのじゃないの〜。
反論してみましたが、違うんだそうです。
塗って食べたりするそう。
それは分かるけど。
チーズがキムチやお新香のようなモノといわれると、調子くるっちゃうな。
フランスのパン屋さん、日本のと違って、置いてる種類はあまり無いし、それよりなにより「食パン」がなーいっ!←これはびっくり。
あの四角い形の食パンは、あまりメジャーではないようです。
美味しそうな、そしてリーズナブルな主力商品は、ご存知の方も多いと思いますが、クロワッサン。
朝から開いているパン屋さんで、クロワッサンを買い込み、さくらんぼとオレンジジュースの朝食。
なんか、フランスっぽい??
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
-
朝ご飯を済ませ、歯磨きも済ませて、いざ出発。
徒歩でてくてくとレジスタンス博物館へ。
看板が見つからずにすこし迷いましたが、この建物の敷地内の一角が、レジスタンス博物館!
おもてに看板がでてる訳じゃないんですね。 -
門を入った中庭の左手奥の建物が、そう。
建物全体は、学校とかコミュニティーセンターなのかな?
学生さんみたいな子達が、行きかっています。
玄関で切符を買って奥へすすみます。
奥へ・・・。
・・・?
壁・・。
こっちも行き止まり・・。
どこ?博物館はどこーっ!?
なんか、それらしい展示もあるのですが、『博物館』らしき展示が見当たりません。
切符は売ってもらったし、ここがそうなんだよな?
どうしたものかと困って、通りすがりのお兄さんを捕まえてたずねても、英語が通じず・・っ。
「フランスで英語が通じるのなんて、都会だけだよ。パリとかリヨンとか」
そういえば、スダちゃんがそんな事を言っていたような・・。
リヨン、入ってるんでしょ〜。
「マダム」
凹んでいる私に、制服姿の女性が声をかけてくれます。
カウンターに案内され、手渡されたのはヘッドフォン式の音声ガイダンス!
ものすごくたどたどしい英語で、エレベーターに乗るよう教えてくれます。
いやん、それが聞きたかったのヨ。
ヘッドホンの使い方も、丁寧にレクチャーしてくれて、良い人だ!親切だ!リヨン、最高!
この博物館は、グラウンドゼロからエレベーターでうえの階へ行き、そっから降りて来るつくりのようです。
ヨシ、ワカッタ!アイノウ、おねーさん!メルシー!!
エレベーターに乗り込んで、「そーいや、レンタル料払ってないよな」と気づきます。
いいのかな?
さっそく、バッテリーを入れてみると・・。
しまった・・!
英語だ・・。 -
もお〜。
ワタシの英語力なんて、「〜したいんですぅ」「〜はどこですかぁ」ぐらいの、自己欲求をおしつける程度しか使いこなせない、返答不可の一方通行英語なのにィ〜!
へたに長文で返されると、「ワタシ、英語ワカリマセーン」と、なんじゃそりゃーっの会話で終わります。
音声ガイダンスなんて、レベル高すぎてインポシブル・・。
ともあれ、せっかく借りたので、モノは試しで利用してみます。
エレベーターを降りると、廃虚の夕暮れのような展示室。
ナチスの侵攻と、それに抗した人たちのポートレートと、解説文がならんでいます。
わきに番号があり、その番号をガイダンスに入力すると、英語で解説してくれます。
解説してくれます・・・。
わっかんね〜っ!!
ウッキーィ!! -
「セカンド・ワー」とか「ジャーマン」とか微妙に聞き取れる単語以外はさっぱりわからず、挫折!
-
解説もまったく読めないので(泣)、何なのか分からないのですが。
戦時下の民家のようなセットを通り抜けたり。
なんだろ?
レジスタンスのアジト?
生活用品の展示なんかもありました。 -
これはミニチュア。
レジスタンスがどう頑張ったのかよく分からないまま、社会科見学に来た小学生にもまれながら、出口へ。
音声ガイダンスを返却。
せっかく借りたのにな。
ちなみに、無料でした!
見学に来ている人も、小学生以外はお年寄りが2〜3人いただけで、マイナーな施設のようですが、英語に自信のある方はぜひトライしてみてください! -
中高短と、続けた英語学習の成果もこんなもんです。
少女・少年、大志を抱け!
英語喋れなくても、世の中ジェスチャーで渡るのだ〜。
やや、逃避気味。
そんなわが身のあほさを嘆きつつ、スダちゃんお勧めの『うえから降りてくるコース』に挑戦。
地下鉄を乗り継ぎ、メトロC線の終点駅CUIREへ。
「まっすぐ、道なりにくだって来れば、大丈夫。迷ったら川沿いに歩けば、もとの場所にでるから」
「古い町並みを見ながら、楽しいよ」
その言葉につられて、やって来たのですが・・・。
駅のまわりには、ただのアスファルトの道路。
どこー?!
古い町並みはどこーっ!
つか、誰もいね〜。
やや不安が心をよぎりますが、また電車でひき返すのもシャクなので、とりあえず歩きだします。
すこし歩くと道がふた手に・・・!
どちらも、下り坂といえばそのような・・。
くそーっ!
スダちゃんめーっ。
一本道って言ったじゃ〜ん。
判断に困りますが、迷ったときは川に近いほうの道で、行こう。 -
古い町並みどころか、ひとけもない殺風景な道を行くと、ようやく団地らしき建物が、ちらほら。
学校帰りの子ども達や、スーツを着たビジネスマンなどが行きかう賑やかな通りにたどり着きます。
あんまり古そうでもないけど、ここらあたりも世界遺産なんでしょうか??
道はといえば、四方にわかれており、すでにロストウェイ。
悪いことに、建物が高いので川の方向は分からないし、どの道も下り坂になっていません!
オイッ。
話がちがうぞーっ。
やぶれかぶれで歩いていると・・・。
「お。あった」
わかります?
この写真。
建物まるごと、だまし絵。
スダちゃんの言ってた、「もっとスゴイだまし絵のビル」。
めちゃくちゃに進んできましたが、どうやら正しい順路を行っているようです。
それにしても、どう行きゃいいのかなんて、全然わかんないよーっ! -
行けども行けども、自分がどこらあたりまで来ているのか、不明。
2時の待ち合わせの前に、美術館行こうと思ってたのに、あとどんだけ歩きゃいいのだ?!
ときおり、地下鉄の入口やバスが目に入りますが、「ここまできて諦めたとあっちゃ、オンナがすたるぅ〜」と、ヘンな負けん気をおこして、強引に徒歩で通します。
6月とはいえ、初夏の陽気。
昼に近づくにつれ、気温はどんどんあがります。
ひ〜。
汗びっしょり〜。
「やっぱ、乗るか。バス乗るか・・。あつい、死ぬ・・」
やる気もくじけたその時・・!
か、川だーっ!! -
バタバタバターッと坂をくだると見慣れた町並み。
ああ、ようやく着いたよ。
ありえないし。あついし。
なにが一本道じゃ、スダっちのうそつきー!! -
もう、なにが「古い町を見ながら、楽しいよ」だっ!
ぜえぜえ、ハアハア・・。
暑い。
死ぬ・・。
弱りきって、それでもみたい。
「縁起の悪い」HOTEL DE VILLE(ホテル・ドゥ・ヴュー)のテロー広場一角にある、Musee des Beaux-Arts(リヨン美術館)。
ここも、看板なんかはでてなくて、フラッグが掲げられています。
建物の階段をのぼり、小さな扉をくぐって、噴水のまぶしい中庭へ。
石造りの回廊を左手に進むと、そこが入口です。 -
チケットカウンターで、学生証を提示します。
おいっ。
社会人!
どっからそんなもの?!
と、思われる方。
ほほほほ。
ワタクシのじゃなくてよ。
しかも、名前T(ネームはナイショ)・SUDAになってるし。
そう、この学生証、きのうスダちゃんに借りました。
「学生証、渡しとく。なんでも割り引き利くから、持ってなよ。オレもう使わない。日本に帰ったときに返して」
「え・・。性別ちがうし。コレ、写真つき。顔ちがうし」
「へーきへーき。たいして見ないって。有効期限だけチェックしてんの。性別の記載もないよ」
「ん〜。じゃあ借りとくか。
名前なら男女の区別なんて、知らないだろうし、顔は・・・アジア人じゃ区別つかないかなー?」
「わかんないんじゃない?」
たしかに、写真は全体的に色落ちして薄く、メガネかけて写ってるので、強引に「これは私です。眼鏡をかけてるんです」と主張しても、通ってしまいそう。
てか、通ってくれ。
学生証を差し出し、「アン、ヴィレ、シルヴプレ」。
途端に、ベラベラっとフランス語で返されます。
止まっていた汗がふきだします。
動揺〜。
「え・・クスキューズミィ〜?」
よく分からないものの、「フリープライス」とか聞き取れて。
「あ?タダ?」
そういう単語だけは聞き逃さなくてよ。
前に並んでいたおじさんは支払っていたので、フリープライスの日ではないようです。
学生は無料ってコトか。
さすがフランス!
「メルシー!」
世の中では、身分詐称、もしくは詐欺といいます。
良い子は、まねしちゃダメよ。 -
静かな館内。
見学者もほとんどいません。
パリの美術館とは大違い。
フランスで、2番目に規模の大きな町と聞いていましたが、それほど人口があるようでもなく。
リヨンは、のどかな地方都市の様相です。
目の前に人垣のできない美術館、大好き。
ぶらぶらと、2階へあがったその時・・!
こ、これは・・っ!! -
この、靄がかかったような淡い筆使い。
寓話のような、心象風景のような。 -
いやん。
また出会ってしまった。
フランスじゃ、有名画家なのかしら。
そう、オルセーの衝撃画家Pierre Puvis de Chavannesの絵が、このリヨンでも常設展示されていたのです!
しかもまとめてドーンっと! -
う、うれしい・・っ!
係員さんにきくと、ノーフラッシュフォトなら、テイク・オーケー。
・・ってあいかわらずデタラメ英語で、通してるな(笑)。
なんでこんなに、あるんだー!大喜び。
3階にはさらに、階段に沿って壁画まで、Pierre Puvis de Chavannes!
ひょっとして、こっち出身なのかな? -
3階の踊り場には『失楽園』(アダムとイブね☆)の巨大壁画も!
テーマはありがちですが、Chavannesならなんでも好き。
遠慮なく撮りつづけていると、いつのまにやら係りの女性たちに取り囲まれています。
なに?!
写真撮っちゃダメだった?
無言のまま、かこまれて焦ります。
「エクスキューズミィ〜?メイアイ、テイクア、ノーフラッシュフォト、オーケー?」
おそるおそる尋ねると、「オーケー、オーケー」と言うのですが、離れてくれません。
いつのまにか、人数も増えてるし。
なんなの〜?!
ひと通りカメラにおさめ、3階の展示室へ入ろうとすると、「ノー、ノー」と入室を断られます。
午後はクローズしてしまうそう。
まわりにいた係りの女性たちは、3階展示室の人たちで、踊り場の写真が撮り終わるのを、待っていてくれたのでした。
さっさと追い出さないで、見守ってくれてたのね。
スマートな対応ですが、緊張したせいで写真はぶれてました(笑)。 -
3階をみそこなってしまったので、ギフトショップで画集やポストカードを購入し、美術館に付随している建物を見学します。
1階は、中庭を中心に、四方を建物が取り囲んでいます。
それぞれの棟は、渡り廊下でつながっていて、ここだけは現代的なガラスの扉を押して、開いていれば入室も自由のようです。
ちょっと入ってみよう。
シンプルで落ち着いているけど、キレイな装飾。
誰かのお屋敷か、プライベートな礼拝所だったのかなあ。
『歩き方』によると、17世紀あたりは修道院として使われていたそう。
へええ〜。
さりげないけど精緻な彫刻に、みとれてしまいます。 -
掃除は大変そうだけど、2〜3か月すんでみたいな〜☆
中庭にでると、子ども達がいっぱい。
社会科見学のようで、先生に引率されています。
出口のガラス戸を押そうとすると、小さな男の子が扉を開けて押さえてくれます。
えー!
やさしいー!
「メルシー」
お礼をいうと、にっこり笑ってグループのところへ走っていきます。
いやあ、子ども苦手だけど、かーいいなあ〜。
ほのぼのした気分で、ヴァージンレコードへむかいます。
そろそろ、待ち合わせの時間。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- 権天使さん 2007/11/07 20:34:49
- ぼんそわ〜
- きっちー殿
スダくんがなにをしでかしたのか・・・??
この前から気になって気になって。
今日はゆっくり眠れそうです。(笑)
シャヴァンヌの画像にコメントはいるのも待っていました!
そうかなと思いつつも自身がなかったもので。(笑)
シャヴァンヌは私の好きなユトリロの師なる存在でもあるのです。
シャヴァンヌに絵を習っていたというんではないんすがね。
あと、ユトリロって父親が誰だかわからないのですが、
確率はものすごーく低いけど、シャヴァンヌ説ってのもあるようです。
有名な画家ですが、ユトリロつながりで訊くまでは知りませんでした。
倉敷の大原美術館で何点か観たことがあります。
では、引き続きコメントがはいるのを楽しみにしております。
またね。
- 権天使さん からの返信 2007/11/07 20:39:56
- RE: PS
- 書き忘れちゃった!
今、きっちーさんのアクセス数、123439です。
123456と並んだ瞬間を見たいなぁ〜
- きっちーさん からの返信 2007/11/07 22:25:32
- RE: ほんとだーっ!
- こんばんわ〜。
ただいま帰ってきました。
おー!あと6人だ!!
(小さな喜び)
権天使さんにいろいろ教えてほしいことがあるんですけど、もうちょっとあとでまた書きます!
- きっちーさん からの返信 2007/11/07 23:12:54
- RE: みれたので満足(笑)
- シャヴァンヌって、ぜんぜん知りませんでした。
オルセーではじめて見て大ファンに!
画集も買ってきました!!
重かった・・・。
ユトリロは有名だし、日本でも展覧会へ行ったりしましたが。
知らんかった〜。
また、耳寄り情報がありましたら、教えてください。
-
- 唐辛子婆さん 2007/11/03 18:29:13
- スダめーっ!
- きっちーさん
どうして「スダめーっ!」なのか知りたくて
何回もお邪魔してるのにまだまだみたいね。
と、矢のような催促。
だって気にせずにはいられないタイトルなんだもん。
わくわくしながら待ってます。
〜唐辛子婆〜
- きっちーさん からの返信 2007/11/03 22:31:33
- RE: 遅めーっ!
- 遅くてスイマセン。
なっかなか進まないもの、それは旅行記(笑)。
あんまりたいした話じゃないので、読んだあとでのクレームはご勘弁を〜。
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