エヴェレスト街道トレッキング?　カトマンズ編

2007/04/27 - 2007/05/06

４月２８日。

カトマンズには現地時間の午前に到着しました。この日は特に予定もなく自由行動。我々がやるべきことはというと、お腹の元気なうちにネパールの現地料理を食べることとお土産の市場調査です。順調に予定を消化すれば、カトマンズには山から下りてきて２泊します。土産はその際に買いますが、相場をつかんでおきたいというのが連れの希望。私は行き当たりばったりの出たとこ勝負でお土産を買うので、気に入れば即買うと思います。またその時のお腹の具合は保証の限りではないので、今のうちに現地料理を食べておきたいというのも連れの希望です。で、その心配は現実のものとなり私以外はやられてしまいました。

午前中に空いた部屋から順にチェックインし、しばしの休憩の後いざ出陣。夜まで精力的に動きました。

エリア カトマンズ(ネパール)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

まずはホテル周辺のお散歩です。ホテルは広い道路から路地を入った突き当たりにあり、その路地にはお土産屋さんがびっしり。ホテルができてから土産物屋が集まったのでしょうね。

ホテル近くの果物屋さん。意外といっては何ですが、小奇麗です。

鮮やかなサリーを纏った女性。インド系の女性は美しい人が多いです。

昼食は、ラディソン・ホテル近くのホテルチベットのネパール料理レストランで。

これが代表的なネパール料理のひとつ、モモ。ほとんど餃子ですね。これは日本人には問題なし。

カレーも代表的な料理です。あっさりしていておいしい。

昼食後、２０分ほど歩いてタメル地区へ。土産調査です。　途中オート三輪車が道路を塞いでいます。デモ隊が出ています。

赤い鉢巻をしている連中がデモ隊です。規模は小さいですが、後ほどタメル地区で過激な場面に出くわします。

カトマンズでは町の中にこのような巨木があります。ここは現王宮の西側です。

タメル地区に到着。

蛇使いがいました。好奇心旺盛の私の連れうちの一人はニシキヘビを首に巻いてもらいご満悦。頭上にはコブラが…ちなみに彼は先ほどのデモ隊と記念撮影をしていました。

土産物屋の並ぶタメル地区。夜はもっと人出があって賑やかになります。

何やら騒がしいので様子を見ると道の真ん中でタイヤが燃えています。先ほどのデモ隊が火をつけたようです。

旧市街に向かいます。観光客向けのタメル地区とは異なり、庶民の暮らしがあります。これぞ混沌としたアジアですね。

アサン・チョークに向かう途中の寺院。

アサン・チョークのアンナプルナ寺院。

アサン･チョークでヒマラヤ岩塩とスパイス類の市場調査。ピンクと紫の岩塩を各１ｋｇずつ早速買ってしまいました。それぞれ１００ルピー（２００円弱）。この岩塩が帰国途中のラサでトラブルの原因となるとは、この時は知る由もありません。

寺院も現地の人たちにとっては商品陳列棚です。

インドラ・チョークのアカシュ・バイラヴ寺院。

インドラ・チョークで猿を見かけました。ネパールはヒンドゥーの国なので、野良牛を町の中で見かけることがありますが、猿とはねぇ。

ダルバール広場まで来ました。その北側にあるタレジュ寺院。

数多くの寺院のあるダルバール広場ですが、写真右下のチェックポストで入場料を払わないとは入れません。実はそのことを知らず女性兵士に止められました。他の人が素通りしているのに何故？と思いムッとして結局入りませんでした。外国人は２００ルピーもするんですね。ネパールの物価からすると高すぎる…

この後旧市街をさ迷い歩き、結局２万歩以上も歩きました。明日からいやというほど歩くのに…

夕食は、タメル地区のカトマンズ・ゲストハウスにあるレストラン、ラスクスでネワール料理を楽しみました。これはセットディナーです。写真右に移っている赤い色をした飲み物はスイカジュース。私はやめるよう忠告しましたが、ニシキヘビを首に巻いて喜んでいた連れが注文しました。彼はおそらくはこのせいで翌日から苦しむことになるのです。

私は、もっぱら紅茶。これまでの経験上、アジアでは暑くても、飲み物は熱いものに限ります。

ネパールの現地料理は結局これが最後。山から下りてきた後は、私以外は食べる気もしなかったようです。

明日からいよいよトレッキング本番です。天気が心配です。