2007年6月韓国鉄道旅行（４）

2007/06/02 - 2007/06/05

2007年6月2日から5日にかけて、ＪＡＬの特典航空券を使って韓国へ行ってきました。
　1年ぶりとなる韓国で、昨年から開業した鉄道はじめ、いろいろな鉄道に乗ってきました。

エリア 韓国

• 交通手段: 鉄道

　ＫＴＸの天安牙山駅が開通したので、長項線の路線を改良して天安牙山駅近くに接続駅をつくりました。　それが牙山駅です。
　天安牙山駅とは少し離れています。

　まだ開業したばかりの牙山駅です。
　天安〜牙山〜温陽温泉の路線が変更になったので、わざわざ乗りにきたのでした。（笑）
　本来なら、すぐに長項行きが来るはずでしたが、ずいぶん遅れてやってきました。
　実は、前日、ソウル駅西方の加佐駅で線路が陥没する事故が起きて、ダイヤが乱れているのでした。
　（その時はそんな大きな事故が起きたとはまったく知りませんでした。）

　牙山駅は２面４線のホームです。
　ただし、温陽温泉まで首都電鉄線が走る予定になっていて、鉄道線と車両が異なることから、ホームの高さも異なり、電鉄線と鉄道線の線路が２本ずつあることになります。

　温陽温泉駅に到着しました。
　ここは電鉄線乗り入れのための駅舎やホームの工事が真っ最中、ホームから駅舎までずいぶん離れていました。

　現在の温陽温泉駅舎です。
　折り返しに乗ろうと思っていたムグンファ号が運休、結局最終の龍山行きセマウル号に乗って天安まで行きました。
　天安からは、一昨日に続いて夜行セマウルで釜山へ、そして釜山からはＫＴＸの一番電車特室で再び北上しました。

　早朝のＫＴＸに乗ってソウルひとつ手前の光明駅で下車しました。
　

　実はデジタルカメラのバッテリーが少なくなって、最終日の写真がほとんどありません。
　光明駅でＫＴＸを見送ります。
　今回の旅行でたった一枚のＫＴＸの写真です。

　高くて広い光明駅のホームです。
　でも、午前８時というのにお客さんはほとんど見えません。（笑）

　光明駅からＫＴＸが通る京釜線への連絡線に、龍山までのシャトル電車が走り始めました。
　本数は３０〜４０分ごとの運転で逍遥山までの本数よりも少ないくらいです。
　九老駅で東仁川行き快速に乗り換え、富平駅で仁川地下鉄に乗り換えて、空港鉄道の接続駅である桂陽駅にやってきました。
　仁川地下鉄の橘ヒョン駅から桂陽駅間も、空港鉄道の開通の少し前に開通した新線区間です。

　空港鉄道の桂陽駅にはホームドアが設置されているので、なかなか電車の写真が撮れません。
　ホーム端のドアから電車の写真を撮りました。

　仁川国際空港に到着しました。
　私が乗る飛行機は金浦空港出発ですので、Ｕターンしないといけません。
　この時間帯は発着便が少ないのか、空港内は割と閑散としていました。
　折り返しの金浦空港行き直行ま出発まで時間があったので…

　やっぱりバーガーキングへ行きました。
　イスタンブール以来のバーガーキングです。
　さすがにダブルワッパーはやめときました。（笑）
　東京にも店が復活したようなので、機会があればまた行きたいと思います。

　金浦空港行きの直行電車の乗車券兼指定券です。
　今年いっぱいは一般電車と同じ3,100ウォンの特別料金で乗れるようです。
　カード式のきっぷですが、記念にほしいといったら「だめ」って言われました。
　写真は、携帯電話で撮ったのではっきりと写っていませんね。

　直行電車の車内の様子です。
　ＫＴＸのシートは中央に向かってお見合い式になっていますが、空港鉄道のほうは中央を境に背中合わせにクロスシートが並んでいました。
　しかし、この車両には私と友人の２人だけ、車内は閑散としていました。

　仁川空港から金浦空港までノンストップで２８分、これくらいの時間なら、それほど快適なシートは必要ありませんね。
　これで、４日間にわたる韓国鉄道旅行もおしまいです。ホテルにも泊まらず、電車に乗れるだけ乗る、今度いつ来れるかわかりませんが、今回もほぼ無事に予定通りの行程が取れました。

　帰りのＪＡＬ便はほぼ満席状態でした。機内食は、おやつ程度のちらし寿司でした。

　羽田空港に到着して、小松行きに乗り換えます。時間があったのでラウンジで時間をつぶしました。

　帰りの小松行きは、窓側座席でしたので、少し写真を撮りました。
　雲の上に富士山が見えます。

　ゴルフ場も見えますが、どこら辺なのか？？です。

　これは御母衣ダムだと思います。

　まだ雪が残る白山を左に眺めながら小松へ向かって下降していきます。

　小松の南にあたる柴山潟と片山津温泉を眺め、日本海に出てＵターンして小松空港に到着しました。