「ヘルシンキ・サンクトの旅」アラビア窯

2007/05/18 - 2007/05/18

フィンランドを代表する有名な陶器メーカー
「アラビア」の工場とショールーム、博物館を見学に
出かけました。
古い建物と近代的なガラスの建物をうまくデザインした
工場でした。
写真は古い建物と煙突のある入り口です。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

工場は長い塀に囲まれていました。

入り口と工場の塀を見る限りでは古そうなイメージですが、ガラスが多用された明るいビルが入り口の向こうに隠れていました。

明るい廊下が続き、左手にはすっきりしたカフェもありました。

セキュリティーは万全で、一つ一つのドアの鍵を開けるガイドさんについて入って行きました。
最初にに出たのが広い広い、ショールームです。
天井はガラス張りで、自然光が入り、温室にいるようでした。

アラビアはイッタラと呼ばれるおしゃれなラインや、
ガラス製品、キッチン用品などのラインもあって、トータルでコーディネートできるようになっていました。

こちらは陶磁器製品のコーナーです。

壁際のコーナーも素敵に製品がアレンジして陳列してありました。

工場内は写真撮影が禁止でしたのでありません。
幸兵衛先生と一緒に写っているのはガイドさんです。
工場見学の途中で前の方を歩いていたガイドさんの驚きの声が上がり、それからさっき歩いたところもう一度歩いたりの迷走が始まりました。
なんと、幸兵衛先生に気づいたガイドさん、気が動転して、舞い上がってしまったのです。
先生の名声は遠くフィンランドのアラビア窯まで届いていました。

実はアラビア窯から陶磁器の産地として有名な多治見の意匠研究所へ陶器の勉強に来たり、多治見で開かれる国際陶磁器フェスティバルの審査員の一人としアラビア窯のディザイナーが選ばれていたりと関係が深かったのです。
先生のためにアラビアのディザイナーたちのアトリエ部門へ入れてもらえました。
残念なことに時間外でしたので、ディザイナーたちが帰った後で各部屋を訪ねることは出来ませんでした。

と言ったハプニングもあった工場見学でした。
最後はショップでお買い物。
レジのディスプレーがおしゃれでした。