ヘルシンキ・サンクトの旅（ヘルシンキ市内観光）

2007/05/18 - 2007/05/18

ヘルシンキの２日目は市内観光に出かけました。
フィランドを代表する陶器アラビアの工場見学以外は
定番コースを回りました。

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

まず観光の最初にのスポットは
港のマーケットです。

マーケットホールと呼ばれるレンガ造りの屋内マーケットと屋外マーケットがあります。
こちらは屋内マーケットの様子です。

入り口から一直線に左右の壁際にそれぞれ１列、真ん中に背中合わせに２列にお店が出来ています。
途中には踊場のように広い空間が取られて、カフェになっていました。

マーケットホールの入り口から一直線に歩いて出口から出て、先の方に見えるオレンジのテントをめがけて
歩いて行くとそこが屋外マーケットでした。
いちごの甘い香りが漂ってきました。

バスを降りて、２つのマーケットをひやかして帰ってくると、ストックホルムとを往復する豪華客船シリアラインが入港してきました。

次はテンペリアウキオ教会です。
この教会は３回の設計コンクールをして、スオマライネン兄弟が選ばれて、設計をした教会です。
岸壁をそのまま利用していますから、入り口は洞窟の中へ入っていく感じです。

入り口のイメージから暗いかと思いきや、１８０枚からなる天井の窓ガラスから入る自然光で厳かな明るさに包まれていました。
椅子は白樺から作られ、フィンランドを代表する教会となっています。

緑が美しい湖畔にあるのがシベリウス公園です。

ここには作曲家シベリウスを記念して、ステンレスパイプのモニュメントがありました。
豪快なデザインですが、エイラ・ヒルトゥネンという
女性彫刻家による作品です。

やはり緑と湖の国フィランドらしく、こちらも緑と湖の近くにあるオリンピックスタジアムへ立ち寄りました。

１９５２年のヘルシンキオリンピックのために建てられた競技場です。
ここには72ｍの展望台がありました。
椅子は木で出来ていました。
こんなに大きなスタジアムなのに、トイレが少ないように思いました。

街中に戻り、ヘルシンキ大聖堂へ行きました。
どういうわけか最後までわからなかったのですが、大聖堂前の元老院広場で兵隊さんの行進がありました。

大聖堂の中はとても明るくて、美しい聖堂でした。

明かるい聖堂の中にパイプオルガンがあり、丁度オルガンの練習中で美しい音色を楽しむことが出来ました。

少し郊外にあるアラビア窯の工場とショールーム、博物館と見学しました。
このことについては次のブログでご紹介します。

観光の最後はやはりここははずせません。
映画で、その後はパンのＣＭで有名になった、「かもめ食堂」です。
かもめ食堂の文字がウインドーに残っています。

今、日本からの観光客が多く訪ねていることから、ガイドさんから、迷惑にならないように、お店に断ってから店内は写す様に言われました。
オーナーに快くＯＫを出していただき撮影できました。
映画そのまま。

この窓辺も映画そのままですよね。
かもめ食堂に行って来ました。

あの映画に流れるヘルシンキのゆったりした空気に魅せられたのですが、長く住んでいる日本人のガイドの方は「どうってことない映画ですね。」と一蹴。
住んでしまえば、時の流れもなじんでしまうのかもしれませんね。と思いながら観光が終了しました。