1998/04/28 - 1998/05/04
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旅人のくまさんさん
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<1998年4月29日>
<板門店ツアーの申し込み>
Muさんが板門店ツアー参加の経験があり、金浦空港の観光案内で電話予約を申し込んでくれました。1人当たり昼食付きで5万5千ウォン、約7時間の小旅行です。
正式の申し込み場所は、ロッテデパートの3階の旅行社でした。そこへ11時45分に集合し、バスで出掛けることになりました。通常は、もう少し早い時間に出発するツアーだと言います。
同じ階に大韓航空の事務所がありましたので、帰りの便の予約確認、リコンファームも済ませることができました。出発まで時間がありましたので、デパートや市場の散策に出掛けました。
<板門店ツアー出発>
ツアーバスは2台用意されていて、1号車が割り当てられました。乗客は日本人、英語圏の人、それと添乗員とおぼしき人に引率された中国語を話す一団でした。
車中では、日本語と英語の2人のガイドさんが、交互に説明してくれました。ところが、中国語を話す添乗員とおぼしき人からクレームがつき、ハングルでのポイント説明が加わりました。このハングルを中国語に添乗員さんが更に通訳していました。
4カ国語が飛び交い、なかなかの国際的な雰囲気になりました。英語ガイドさんは未だ若い人でしたが、素晴らしい発音なので、つい、そちらの方のアナウンスメントに引き付けられました。
日本語と英語のガイドの内容は相当に違っていましたが、見学の際の注意点だけは丁寧に教えてくれました。添乗員とおぼしき人が、ハングルを中国語に通訳する時は、皆真剣に聞き入っていました。顔付きや,会話に紛れ込んだ単語から、インドネシアからの旅行客のようでした。日本語ガイドになかった英語のアナウンスメントでは、
「韓国の宗教は15%位がブッディスト(仏教)です。大多数はローマンカトリックですが、曜日によってそれぞれ使い分けている人も多いです」
と説明していた。この点では、日本とも変わらないようです。韓国とノースコリア(北朝鮮)との国力の違いを、数字を上げて説明していましたが、細かいことは分かりませんでした。キムイルソン(金日成)からキムジョンイル(金正一)体制のことにも触れていました。
特に丁寧に説明していたのが、韓国の近代史でした。150年程前、日本では明治15年頃からの話に始まり、第二次世界大戦後の1945年の日本からの独立、1950年の韓国動乱(日本では朝鮮戦争とか朝鮮動乱とか呼んでいます)のことを丁寧に説明していました。これは日本語での説明も同じでした。
英語のガイドでは、目的地までは約60kmで、食事は13時30分頃と説明していましたが、結果は大違いでした。食事だけは1時間以上遅れました。ガイドさんは『自分も腹ぺこです』と言って、さかんに謝っていました。
「途中2箇所のチェックポイントがあります。1個所目がブリッジオブアフリーダム(自由の橋)です。ここで、国連軍による検問があります」
と説明がありました。実際、交互通行のこの橋の手前でしばらく待たされ、全員パスポートのチェックがありました。2個所目のチェックポイントのアナウンスメントは聞き逃しましたが、宣伝教育とパスポートを観光客用のプレートと交換するところが2個所目だったようです。
<板門店到着>
最終地点の共同管理区域にある会談所のテーブル上の国境(こちらではあくまでも停戦ライン)を示すマイクのリード線の向こう側、つまり、北朝鮮側にも簡単に入ることができました。このことを日本語ガイドさんに聞きましたら、
「雨の日はここへ出てきません。いつも北はサボっています」
と説明してくれました。申し込みの時には、例えばジーンズ、迷彩服模様等の服装では、国連軍から立ち入りを拒否されると説明がありましたが、事実、国連軍と韓国軍によるチェックは、形式だけでなく、非常に規律のとれたものでした。
雨が降っていても傘の使用は禁止され、会談テーブルにバッグを置いた人は、無言ながら相当な迫力で、それをゆび指され、取り去るよう指摘を受けていました。
ソウル市内にて
南大門取り残されし街の春
地下道を春風潜る店仕度
板門店ツアーにて
春雨や今日は顔見ぬ猪の山
若草の間に間に猪の掘し穴
春の山猪には棲よき国境
春雨に立る表情消す兵士
ペチュニアを飾りし鉄のバリケード
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