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<1996年5月26日(日)><br /><br /> 今日も素晴らしい天候に恵まれました。朝、顔を洗っていましたら、早速小鳥の囀りの挨拶を受けました。昨日、ジャワ島まで飛び、先にボロブドール遺跡を見学しましたので、今日はジャワ島の各地を見学することになりました。市場や、マーケット、博物館などです。<br /><br /><今日もセンエン軍団><br /> この日も物売りの集団には、いささか閉口させられました。小学生くらいの小さい子供から働き盛りの青年、年配のおばさんまで、どこへ行っても集団で迫ってきます。<br /> 働き盛りの青年たちは、単車で我々のバスの後を追いかけ、何度も次の目的地に先回りされてしまいました。先方はこちらのスケジュールをお見通しのようで、こちらも、「また、先回りされてしまった」と、終いには、皆で笑ってしまいました。<br /><br /><タナロット寺院の夕日><br /> インターネット情報を参考にしながら、タナロット寺院とその夕日について紹介します。<br /> まず、タナロット寺院のことです。今回の旅行では寺院そのものの見学はしませんでした、遠くから眺めて、夕日の時を待ちました。<br /> タナロット寺院は、「チャタレイ夫人の恋人」の映画で有名になって以来、観光客が続々と訪れる名所になりました。最大の見所は、インド洋に沈む夕日に浮かぶ小島です。日が傾くと、寺が建つ岩の対面にあるテラス状のカフェは人でいっぱいになります。風が強い断崖側が当然のように人気スポットです。<br /> やがて、夕日が沈む頃になると、ちょっと残念なことが起きます。海の上は雲が発生しやすいためです。夕日が水平線に沈む光景に行き当たるのは、きわめて難しいのです。しかもこのバリ島の西側にはジャワ島があります。海を渡る湿気を含んだ風はジャワの山に突き当たり、まず間違いなく雲を発生させます。<br />実は、タナロットの夕日の本番はこれからです。<br /> 夕日が地平線の上の雲の陰に沈む頃になると、それまで期待感に満ちていた人々が潮を引くように帰路につきます。実は本当はこれからの景色が最高です。地平線の下へ沈み込んだ夕日の朱が、雲を染め始めてしばらくの頃、背景は青さを増した空のままです。<br /> この雲と空の色が絶品なのです。さらに暗闇が迫る寸前に、空全体が真っ赤に染まります。早々と帰路についた人達は、残念ながらこれを見ることはありません。<br /> この日は恵まれました。水平線に少しだけ雲が出てきましたが、タナロットの夕日は実に素晴らしいものでした。<br /><br /><br />  バリ島のラマパレスホテルで<br /> 我宿の槐に似たる庭の木に鳥の飛来て遊ぶこの朝<br /><br /> テラスから見下す椰子の葉に止る殿様バッタ今朝もその葉に<br /><br /> 南海の朝の小鳥の囀りは名知らぬ鳥と雀競いぬ<br /><br /> 鳴声も仕草も変らぬ雀等は飛立つ間合いの少し短かし<br /><br /> 日本の支配せる日は三歳余オランダ支配に続く長き日<br /><br />  バリ島で<br /> 大方はイスラム教徒のこの国に肥満の人を終ぞ見掛けず<br /><br /> 一つ木に白も朱色も橙も混りて咲けりブーゲンビリア<br /><br /> 赤道を過て少しのこの国の衛星アンテナ真上向たる<br />                      <br /> 手の届く位置に実し椰子の実は庭木の如く垣内にあり<br /><br /> 温室で実りしバナナ見し時を思い起して青き房見る<br /><br /> 椰子の木は屋根を凌ぎて林立す雷避くる生活の知恵<br /><br /> 椰子畑続きし彼方の小道より収穫袋乗せて人来る<br /><br /> 南国の香りは始め強かりし時経つうちに慣れて懐かし<br /><br /> バリ島の犬は一人で餌探し首輪付けたる姿見掛けず<br /><br /> 首輪なきバリの犬等は吠もせず午後の一刻転寝したり<br /><br /> 鋭角の面持て建てる石門は天の岩戸を開きし姿か<br /><br />  タナロット寺院の夕日を見て<br /> 低き雲沈むその時遮るも厳かにして一日終りぬ

1996春、バリ島旅行記(4):5月26日:バリ島、バリ散策、タナロット寺院

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1996/05/24 - 1996/05/28

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旅行記グループ 1996春、インドネシア旅行記1

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

<1996年5月26日(日)>

 今日も素晴らしい天候に恵まれました。朝、顔を洗っていましたら、早速小鳥の囀りの挨拶を受けました。昨日、ジャワ島まで飛び、先にボロブドール遺跡を見学しましたので、今日はジャワ島の各地を見学することになりました。市場や、マーケット、博物館などです。

<今日もセンエン軍団>
 この日も物売りの集団には、いささか閉口させられました。小学生くらいの小さい子供から働き盛りの青年、年配のおばさんまで、どこへ行っても集団で迫ってきます。
 働き盛りの青年たちは、単車で我々のバスの後を追いかけ、何度も次の目的地に先回りされてしまいました。先方はこちらのスケジュールをお見通しのようで、こちらも、「また、先回りされてしまった」と、終いには、皆で笑ってしまいました。

<タナロット寺院の夕日>
 インターネット情報を参考にしながら、タナロット寺院とその夕日について紹介します。
 まず、タナロット寺院のことです。今回の旅行では寺院そのものの見学はしませんでした、遠くから眺めて、夕日の時を待ちました。
 タナロット寺院は、「チャタレイ夫人の恋人」の映画で有名になって以来、観光客が続々と訪れる名所になりました。最大の見所は、インド洋に沈む夕日に浮かぶ小島です。日が傾くと、寺が建つ岩の対面にあるテラス状のカフェは人でいっぱいになります。風が強い断崖側が当然のように人気スポットです。
 やがて、夕日が沈む頃になると、ちょっと残念なことが起きます。海の上は雲が発生しやすいためです。夕日が水平線に沈む光景に行き当たるのは、きわめて難しいのです。しかもこのバリ島の西側にはジャワ島があります。海を渡る湿気を含んだ風はジャワの山に突き当たり、まず間違いなく雲を発生させます。
実は、タナロットの夕日の本番はこれからです。
 夕日が地平線の上の雲の陰に沈む頃になると、それまで期待感に満ちていた人々が潮を引くように帰路につきます。実は本当はこれからの景色が最高です。地平線の下へ沈み込んだ夕日の朱が、雲を染め始めてしばらくの頃、背景は青さを増した空のままです。
 この雲と空の色が絶品なのです。さらに暗闇が迫る寸前に、空全体が真っ赤に染まります。早々と帰路についた人達は、残念ながらこれを見ることはありません。
 この日は恵まれました。水平線に少しだけ雲が出てきましたが、タナロットの夕日は実に素晴らしいものでした。


  バリ島のラマパレスホテルで
 我宿の槐に似たる庭の木に鳥の飛来て遊ぶこの朝

 テラスから見下す椰子の葉に止る殿様バッタ今朝もその葉に

 南海の朝の小鳥の囀りは名知らぬ鳥と雀競いぬ

 鳴声も仕草も変らぬ雀等は飛立つ間合いの少し短かし

 日本の支配せる日は三歳余オランダ支配に続く長き日

  バリ島で
 大方はイスラム教徒のこの国に肥満の人を終ぞ見掛けず

 一つ木に白も朱色も橙も混りて咲けりブーゲンビリア

 赤道を過て少しのこの国の衛星アンテナ真上向たる
                      
 手の届く位置に実し椰子の実は庭木の如く垣内にあり

 温室で実りしバナナ見し時を思い起して青き房見る

 椰子の木は屋根を凌ぎて林立す雷避くる生活の知恵

 椰子畑続きし彼方の小道より収穫袋乗せて人来る

 南国の香りは始め強かりし時経つうちに慣れて懐かし

 バリ島の犬は一人で餌探し首輪付けたる姿見掛けず

 首輪なきバリの犬等は吠もせず午後の一刻転寝したり

 鋭角の面持て建てる石門は天の岩戸を開きし姿か

  タナロット寺院の夕日を見て
 低き雲沈むその時遮るも厳かにして一日終りぬ

同行者
社員・団体旅行
交通手段
タクシー
  • バリの宿の庭です。今日の見学に備えて、気合が入ります。

    バリの宿の庭です。今日の見学に備えて、気合が入ります。

  • 食事の後のひと時です。とにかくよく食べて、よく飲んだ、Kd、Nm、Isの3酒豪です。

    食事の後のひと時です。とにかくよく食べて、よく飲んだ、Kd、Nm、Isの3酒豪です。

  • 泊まったホテルのレストランです。卓上にはグラスが沢山並びましたが、どのグラスも残り僅かです。

    泊まったホテルのレストランです。卓上にはグラスが沢山並びましたが、どのグラスも残り僅かです。

  • 猿山の猿は、餌を強請(ゆす)りに肩に跳び乗ってきました。ただし、これはKdさんへの親愛の情のようです。

    猿山の猿は、餌を強請(ゆす)りに肩に跳び乗ってきました。ただし、これはKdさんへの親愛の情のようです。

  • 猿も人を見て作戦を立てているようです。3人の中では、Kdさんが一番好かれたようです。

    猿も人を見て作戦を立てているようです。3人の中では、Kdさんが一番好かれたようです。

  • 小さな寺院の庭です。散歩の途中での記念撮影です。

    小さな寺院の庭です。散歩の途中での記念撮影です。

  • これも小さな寺院です。立派な民家とは容易に見分けが付きません。

    これも小さな寺院です。立派な民家とは容易に見分けが付きません。

  • 猫は余り見かけませんでした。バリでは嫌われ者だと言われています。

    猫は余り見かけませんでした。バリでは嫌われ者だと言われています。

  • 寺院の門の前で。このすっぱりと切ったような門の由縁はなんなのでしょう?

    寺院の門の前で。このすっぱりと切ったような門の由縁はなんなのでしょう?

  • 寺院の中庭です。野性の蘭(デンドロビュウム) が、自生していました。

    寺院の中庭です。野性の蘭(デンドロビュウム) が、自生していました。

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