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<1996年5月24日(金)><br /><br /> ガルーダインドネシア機で6時間あまりの飛行、無事デンパサール空港に降り立ちました。その途端、南国特有の空気の匂いと言った気配を感じました。<br /><br /><父から聞いたインドネシアのこと><br /> インドネシアは、今はもう亡くなった父から、よく戦争の頃の話を聞かされました。そのこともあって、今回の旅は殊更感慨が深い部分がありました。<br /> 父からは、ジャワ、スマトラ、ボルネオ、ハルマヘラなどの島の名前や椰子、タロイモ、パイナップル、バナナ、マンゴウ、ドリアン等の食べ物の話を繰り返し聴かされました。<br /> 父が教えてくれたインドネシアの民謡は今でも覚えています。日本でもお馴染みの『かわいいあの娘』の題名で知られている歌です。日本語の訳詩は『かわいあの娘は 誰のもの かわいあの娘は 誰のもの かわいあの娘は 誰のもの いえ あの娘はひとりもの』で知られている歌です。昔聴いた音訳は適当ですが、『ノーニャー マニサパ ヤンプンニャン』の繰り返しのあと『ラサ サーヤ サーヤゲン』で終わる歌です。 <br /> 『アンプン トアン』(お許しください旦那さま)を、非常識に日本語の『アンポンタン』と勘違いして、リンチを加えたりと、酷い兵士の話も幾度となく聴きました。<br /> 父は衛生兵の任務で、比較的安全な方だったようですが、それでも3度程は死を覚悟した場面に遭遇したと話していました。魚釣りの途中で機銃掃射に遭い、椰子の木の周りを回って難を逃れた話しや、移動中に魚雷攻撃を受けた時の話しや、終戦時の集結場所へ、ロバに乗っての移動の時の話などでした。<br /><br /><ラマパレスホテル><br /> さて、宿はラマパレスホテルと言い、広い敷地に2階建ての建物を配置した、なかなか洒落た中にも、落ち着いた雰囲気を持っていました。部屋割りは、その建物の2階でした。全員が相部屋で、私は太田さんとの相部屋でした。これは日本をたつ前に総幹事の村井さんが調整してくれていました。<br /> 玄関前で首に花輪を飾られ、1人1人写真を撮られましたが、案に違わず有料記念写真でした。断ることもできたましが、一緒に写ってくれた方に悪いので、1枚だけを頼みました。<br /> 部屋に入る前に一応の説明を聞いたり、飲み物サービスを受けました。その間中、南国の強い香りが漂っていました。その香りは、花瓶に飾られた花や、首にかけてもらったレイ、庭に植えられた植物からも発せられているようでした。知らない名前の花がほとんどでしたが、極楽鳥花のような知った名前の花もありました。<br /> その日の夜は、早速ホテルのすぐ前のクタ海岸と、宿の庭を散歩しました。ホテルの庭には色んな花が咲き、色んな香りが、そこかしこから漂ってきました。<br /><br /><クタの海岸><br /> クタの海岸での潮騒や、満天の星の輝きにも、異国の情緒を強く感じることができました。これほど輝く星を見たのは、本当に久しぶりのことでした。繰り返し押し寄せる波の音にも暫く耳を傾けました。クタ海岸はバリ島の南部になります。ホテルからは歩いて直ぐ近くの、至近の距離にありました。<br /> 瞬く夜空には南十字星が輝いていました。星座のことはほとんど分かりませんが、それぞれが知っている星座を、指差しながら星空を眺めました。<br /> 海岸に押し寄せる波は、遠くの方まで白く砕ける波頭が見えました。上弦の月が明るく海を照らしていたからです。<br />インターネットからの情報ですが、インド洋の荒波によって海岸が伸縮され、帆の保全には日本企業も活躍しているようです。<br /><br /><br />  バリ島へ着いて<br /> 大戦に征きし父より聞し国今訪れぬ赤道の国<br /><br /> レイ懸て記念写真を撮し夜バリの旅行の始りの時<br /><br /> 投宿の庭を巡て夕刻の花は見えねど香寄来る<br /><br /> 水中花ロビーに飾りしバリの宿極楽鳥花大瓶にあり<br /><br />  クタの海岸で<br /> 人も無き長き砂浜潮引て月下に砕くる遠き白波<br /><br /> 上弦の月は清かに輝て南十字の位置の確かさ <br /><br /> 瞬かぬ星を見慣れし長き日に瞬く星に驚きし夜

1996春、バリ島旅行記(2):5月24日:バリ島・クタ海岸、バリの宿

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1996/05/24 - 1996/05/28

11959位(同エリア17446件中)

旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

<1996年5月24日(金)>

 ガルーダインドネシア機で6時間あまりの飛行、無事デンパサール空港に降り立ちました。その途端、南国特有の空気の匂いと言った気配を感じました。

<父から聞いたインドネシアのこと>
 インドネシアは、今はもう亡くなった父から、よく戦争の頃の話を聞かされました。そのこともあって、今回の旅は殊更感慨が深い部分がありました。
 父からは、ジャワ、スマトラ、ボルネオ、ハルマヘラなどの島の名前や椰子、タロイモ、パイナップル、バナナ、マンゴウ、ドリアン等の食べ物の話を繰り返し聴かされました。
 父が教えてくれたインドネシアの民謡は今でも覚えています。日本でもお馴染みの『かわいいあの娘』の題名で知られている歌です。日本語の訳詩は『かわいあの娘は 誰のもの かわいあの娘は 誰のもの かわいあの娘は 誰のもの いえ あの娘はひとりもの』で知られている歌です。昔聴いた音訳は適当ですが、『ノーニャー マニサパ ヤンプンニャン』の繰り返しのあと『ラサ サーヤ サーヤゲン』で終わる歌です。
 『アンプン トアン』(お許しください旦那さま)を、非常識に日本語の『アンポンタン』と勘違いして、リンチを加えたりと、酷い兵士の話も幾度となく聴きました。
 父は衛生兵の任務で、比較的安全な方だったようですが、それでも3度程は死を覚悟した場面に遭遇したと話していました。魚釣りの途中で機銃掃射に遭い、椰子の木の周りを回って難を逃れた話しや、移動中に魚雷攻撃を受けた時の話しや、終戦時の集結場所へ、ロバに乗っての移動の時の話などでした。

<ラマパレスホテル>
 さて、宿はラマパレスホテルと言い、広い敷地に2階建ての建物を配置した、なかなか洒落た中にも、落ち着いた雰囲気を持っていました。部屋割りは、その建物の2階でした。全員が相部屋で、私は太田さんとの相部屋でした。これは日本をたつ前に総幹事の村井さんが調整してくれていました。
 玄関前で首に花輪を飾られ、1人1人写真を撮られましたが、案に違わず有料記念写真でした。断ることもできたましが、一緒に写ってくれた方に悪いので、1枚だけを頼みました。
 部屋に入る前に一応の説明を聞いたり、飲み物サービスを受けました。その間中、南国の強い香りが漂っていました。その香りは、花瓶に飾られた花や、首にかけてもらったレイ、庭に植えられた植物からも発せられているようでした。知らない名前の花がほとんどでしたが、極楽鳥花のような知った名前の花もありました。
 その日の夜は、早速ホテルのすぐ前のクタ海岸と、宿の庭を散歩しました。ホテルの庭には色んな花が咲き、色んな香りが、そこかしこから漂ってきました。

<クタの海岸>
 クタの海岸での潮騒や、満天の星の輝きにも、異国の情緒を強く感じることができました。これほど輝く星を見たのは、本当に久しぶりのことでした。繰り返し押し寄せる波の音にも暫く耳を傾けました。クタ海岸はバリ島の南部になります。ホテルからは歩いて直ぐ近くの、至近の距離にありました。
 瞬く夜空には南十字星が輝いていました。星座のことはほとんど分かりませんが、それぞれが知っている星座を、指差しながら星空を眺めました。
 海岸に押し寄せる波は、遠くの方まで白く砕ける波頭が見えました。上弦の月が明るく海を照らしていたからです。
インターネットからの情報ですが、インド洋の荒波によって海岸が伸縮され、帆の保全には日本企業も活躍しているようです。


  バリ島へ着いて
 大戦に征きし父より聞し国今訪れぬ赤道の国

 レイ懸て記念写真を撮し夜バリの旅行の始りの時

 投宿の庭を巡て夕刻の花は見えねど香寄来る

 水中花ロビーに飾りしバリの宿極楽鳥花大瓶にあり

  クタの海岸で
 人も無き長き砂浜潮引て月下に砕くる遠き白波

 上弦の月は清かに輝て南十字の位置の確かさ 

 瞬かぬ星を見慣れし長き日に瞬く星に驚きし夜

同行者
社員・団体旅行
交通手段
タクシー
  • 朝焼けの早朝の海岸風景です。椰子の木が南国情緒を漂わせます。

    朝焼けの早朝の海岸風景です。椰子の木が南国情緒を漂わせます。

  • 同じ稲作ですから、段々畑は、日本の山村風景と変わるところがありません。

    同じ稲作ですから、段々畑は、日本の山村風景と変わるところがありません。

  • タナロットの夕日、夕方は水平線近くに雲がかかり、なかなかサンセットを見ることができないと言います。

    タナロットの夕日、夕方は水平線近くに雲がかかり、なかなかサンセットを見ることができないと言います。

  • タナロット寺院のお祭りの場面のようです。大勢の人が海岸を埋め尽くしています。

    タナロット寺院のお祭りの場面のようです。大勢の人が海岸を埋め尽くしています。

  • タナロットの風景は、日本で言えば東尋坊と言ったところでしょうか。

    タナロットの風景は、日本で言えば東尋坊と言ったところでしょうか。

  • 10層以上の塔です。どことなく吉野ケ里の楼を思い出しました。

    10層以上の塔です。どことなく吉野ケ里の楼を思い出しました。

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