2001/05/25 - 2001/05/27
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旅人のくまさんさん
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<2001年5月26日(土)>
静かな慶州での朝明けでした。プサンへの旅行の際は、ぜひ訪れてみたい古都です。日本の街では奈良を連想させる、歴史の街です。殊に、この町の古墳群はぜひとも見学してみたい、お勧めの見所です。
<朝食>
昨日、ホテルに到着して直ぐに夕食の店と同じように、朝食の店を紹介してもらっていました。朝食のお店は、
「スンドゥプが食べられる店はありませんか?」
と、言う注文付きでした。この店も、昨晩の焼肉店と同じ並びのビル1階にありました。
注文どおりスンドゥプが出されましたが、余り美味しくありませんでした。ご年配の人が一人で支度をしていましたが、余り良い印象ではありませんでした。朝食の店なら値段書きがあるはずですが、それもありませんでした。
勘定の時に少し高いと思いましたが、値段書きが無かったので、文句の言いようがありませんでした。4人で2万ウォンと少し程度と思っていましたが、結局4万1千ウォン取られました。4人が全く同じ注文をしたのに、4で割り切れない数字なのも、おかしな話です。店にほかに客は無く、
「スンドゥプが不味かったのは、流行らなくて、古い豆腐を使ったのでは?」
との勘ぐりもしました。この日の昼から2人のお腹の調子が悪くなり、私の場合は、日本に戻ってから食中毒症状が出ました。焼肉では火を使うし、食品衛生上の可能性は低いと考えますと、どうしてもこの時の豆腐がおかしいと考えたからです。
この時の症状は、私が昭和54年に経験した、50人余りが食中毒を起こした時と似ていました。結局、旅行から帰った後、私も会社近くの病院のお世話になってしまいました。あっという間に、体重が4kg以上減ってしまったからです。病院では、昭和54年の時の食中毒と同じように、水分補給の点滴治療を受けました。
<朝の散歩>
ガイドさんは釜山の西面近くに住んでいると、昨日お聞きしました。それで、昨日は慶州に泊まらず、彼女だけ釜山の自宅まで戻りになりました。このことは、朝の待ち合わせ時間を決める時に、
「もう少し、早い出発時間にしたら?」
と、言っても、なかなか
「そうしましょう」
とは、返事が無かったので、見当がついていました。こちらも急ぐ旅ではありませんし、石窟庵を仏国寺に振り替えましたので、時間はたっぷりありました。
そんなことで、朝食の後はホテルへは戻らず、付近を全員で散歩しました。相変わらず、どんよりとした空模様でした。しかし、散歩をするのに、傘の心配をするまでの切迫した天候でもありませんでした。
朝食を摂った店から南に緩やかな坂を下ると、普門湖の周りの公園に行き着きました。スワンの形をした観光ボートが泊まった船着場がありました。朝が早いためか、シーズンオフのためかは分かりませんでしたが、散歩の人とは、ほとんど出会うことはありませんでした。
湖の周りは、周囲が4、5kmの散歩道として整備されていました。所々に案内看板があり、それで散歩コースということが知れました。全部を回るほどの時間はありませんでしたから、そこそこに切り上げてホテルに戻りました。新緑が素晴らしく、心身ともにまたとないリフレッシュができた思いがしました。
<佛国寺>
約束の時間にリーさんが車で迎えに来てくれました。最初の見学地は佛国寺です。いつもの個人旅行なら、
「今日本語の勉強をしています。無料でお寺を案内させていただきます」
と、若い女性の方に声を掛けられるところでしたが、今回は、ガイドさんと一緒なので、その気配はありませんでした。ガイドしてもらっても、すぐ近くのお土産店に案内されるだけです。
案内されるお土産店では、日本語の達者なベテランの御姐さんがいて、
「お茶をどうぞ。買わなくても構いませんから、お茶だけでも召し上がってください」
と、丁寧な接待をしてくれます。ここで、お茶だけご馳走になって引き上げるのは、至難の業です。とは言っても、以前に入手したと猫目石の数珠は、今でも大切に使っています。品物は悪くありません。壷やアクセサリー、数珠などを買い求めたいのなら、むしろ好都合です。
今日は土曜日なのですが、日本人客はあまり見かけませんでした。観光バスの台数も少ないようでした。5月の連休を過ぎて、観光の谷間の日になったのかも知れません。
ガイドの李さんは丁寧な観光案内をしてくれました。正門を潜って正面の石段に到る途中でも、何度も足を止めて解説をしてくれました。東西南北を四天王が守る天王門、韓国半島を模した池等々です。
実は、最初の予定だと石窟庵を訪れる予定でしたが、そこを止めて仏国寺の方にしましたので、時間の余裕が生まれていました。例によって、何百年前になる豊臣秀吉の焼き討ちの話も出ました。お寺がそこに存在する以上、韓国の人にとっては、おそらく永久に忘れ去ることの出来ない歴史事なのでしょう。
石窟庵までの往復時間を考えれば、2時間以上の余裕が生まれたので、ゆっくりと仏国寺を回ることが出来ました。寺院、仏閣の見学に、早足は似合いません。そぞろ歩きがお勧めです。写真を撮る余裕もたっぷりとあり、私にとっても好都合でした。石窟庵は、他の3名の方には、次回の韓国旅行、慶州旅行で訪れていただくとして、予定変更は、私にとっては有難いことでした。
ガイドのリーさんは、大雄殿やその他の建物ごとに、その役割などを説明してくれました。祀ってある仏像の解説、仏国寺全体の構成などにも解説が及びました。石段につけられた名前の由来や、下界と浄界とを分ける橋の説明もありました。急ぎの旅だと、ゆっくりと話を聴く気分にもなれませんが、たっぷりと時間がありましたから、説明を聞いたり、質問をしたりと、そぞろ歩きを十分に堪能しました。
<古墳公園、天馬塚>
古墳公園は、家族連れ、若いカップルで結構人出がありました。何度か訪れて、その度に感じることがあります。日本でいえば天皇陵に相当する古墳群が市民の憩いの場所になっている現実です。このことには、少なからず彼の国との制度の違いを感じます。
出土した金銅製品、馬具なども日本の出土品との共通性があるようです。過去には研究する事が憚れた不幸な時代がありましたが、今では相当に日韓共同研究が進んでいるようです。
古墳公園の中に天馬塚があり、石窟が一般に公開されています。その中に展示されている出土品はレプリカです。本物は博物館に収容されていると言います。出土した時の状況を再現したレプリカもあり、迫力満点です。
整備され、芝生で覆われた古墳群の中を歩いても、事前に予備知識を入れてこなければ、何の勉強にもなりませんが、それなりに歴史の臨場感と言ったものを感じます。公園の中の売店で日本語版の解説書を売っていましたので、それを買い求めました。
<高麗青磁窯元、天馬窯>
普門湖の近くに高麗青磁の窯元があります。訪れたのは、今回で2回目です。天馬窯といい、『土仙』の銘で展示即売も行っていました。そのご主人がその建物の一角で、作業風景を披露していました。高麗青磁の象嵌を入れて仕上げるまでの工程や、その途中の作品を見学する事もできます。
中々な創作意欲を持った方のようです。日本語が達者な中年の女性の方の説明によりますと、
「日本の東京などでも、先生は個展を開かれています」
と、紹介されていました。伝統的な高麗青磁に、新しい技法を取り入れた例では、茶色がかった粒々を揃えてデザインした物等が新鮮でした。点描派の画家を思わせる趣です。製作に手間も掛かり、まだ、値段が高いようです。少しだけその意匠を取り入れた、ぐい飲みとシンプルなデザインの香炉を買い求めました。
他にも欲しい焼物がありましたが、ちゃんとした作家の手になる作品なので、そんなに簡単には買い求められません。多分、また来る事もあろうかと思い、その時の楽しみにとっておきました。
<昼食の時>
昼食の店は、土産物の近くでした。旅行社と土産物店、レストランは付き物ですから、当然の成り行きでしょう。メニューは石焼ビビンバでした。ガイドさんは、
「これは旅行代金に含まれています」
と、先に説明してくれました。それで、ほかにヘムルパージョン(海産物入りお好み焼き)を一人前と、ビールを頼みました。
ところが、朝食べたものか、昨晩のものかは分かりませんでしたが、4人の内、二人がお腹の調子が悪くなってしまいました。皆さんから、
「生水で当たったのでは?」
との話も出ました。折角の数少ない食事なのに、残念な事です。今回も、水当たり、食当たり対策に海外旅行の際には正露丸を携帯していましたので、皆さんにも服用をお勧めしました。
幸い、2人とも軽症でしたから、夕食までにはほとんど回復されたようでした。私も用心のために、その時正露丸を服用していればよかったものの、つい、高をくくってしまいました。日本へ帰ってから食中毒の症状が出て、苦しむ羽目になりました。私の場合、生水は全く飲んでいないので、やはり、朝のスンドゥブが怪しいと、今でも思っています。
<実弾射撃>
4人とも実弾射撃は初めてでした。実は、慶州から釜山へ向かうバスの中で話題が出て、そのまま実現することになりました。たまたま、バスの運転手さんが射撃場のパンフレットを持っていましたから、携帯電話でガイドさんが話を聞いてみることになりました。
最初、どれくらいの費用がかかるか見当がつきませんでしたが、『日本円で5千円以内なら実弾射撃をしよう』と言った、4人の大まかな合意が出来ました。そこで、その点もガイドさんに電話で確かめてもらいました。その結果、予算内で出来そうなので、その場で予約をお願いしました。
島影観光射撃場は、釜山市の南に位置していました。旅行会社で用意されていたマイクロバスで、そのまま向かってくれることになりました。実弾射撃場は、
「ロッテデパートのような、大きなビルの中でも実弾射撃場を営業しています」
と、言うガイドさんの話でしたが、ガイドさんの勧めにしたがって、郊外にあるこの射撃場まで足を伸ばすことになりました。
釜山港(プサンハン)に入港する時に、一際目立つ赤い大きな橋を南に渡り、その射撃場は、海を見下ろす高台に位置していました。急な石段を登った右手に受付があり、20人ほどが座れるシートが用意されていました。その正面には、20種類弱の拳銃モデルの写真パネルがありました。
いずれも威力満点と思われる拳銃が揃っているようでした。門外漢の私には、説明者のポイント説明以外には、何も理解できることはありませんでした。火薬量が一番破壊力に影響があるようでした。拳銃の種類によって値段が異なり、火薬量などで決まっているようでした。
私は火薬量が少な目の、比較的小型の拳銃を選びました。それでも、実射してみると、大変な威力でした。頑丈な耳当て、ヘッドホーンの大型のものを装着しました。
「もし、装着しなければ、火薬量の多い拳銃では、確実に鼓膜が破れます」
と、事前に注意されました。
あっという間に10発の実弾発射が済みました。射撃が終わった後は、レール上を動かして、紙でできた同心円の的が手元に手繰り寄せられました。その紙を取り外してもらって、受付で料金清算です。
的は真中の円の10点満点、一番外の円内は6点に設定されていました。外れてしまえば、勿論0点です。10発を集計して満点が100で、外れた分を減点して点数を付けてくれます。
結果は、「その他資料」で巻末に収録したように、私の場合、80点でした。満点も3発ありましたが、かなりばらついていました。幸い的外れは無かったものの、撃っている最中に、何処に当たっているかが分かりませんでした。それで、途中での修正もできませんでした。ともかく、1回だけの経験では何とも言えません。
4人の内では、Ikさんが一番点数がよかったようです。その的の紙をそれぞれに折り畳んで紙袋に入れ、記念のお土産にしてくれました。
<西面(ソミョン)界隈>
プサンでの宿泊はコモドホテルでしたが、夕方はロッテホテルでのディナーショウを申し込みました。
そのロッテホテルの免税店での買い物は、全員、予定がありませんでしたから、ディナーショウが始まるまでの時間待ちに、揃って店外に出ました。残念ながら小雨が降り続いていましたので、ロッテホテルの付近を小走りに周っただけです。
その西面(ソミョン)は、プサン北部の交通の要所です。今年の連休の時にも、空港から西面行きのバスばかりが出ていて、これを見送ったら、随分と不便な思いをしました。次回からは、西面域のバスに乗り、ここからは地下鉄で移動すればよいことが分かりました。
雨雲のせいもあって、夕刻近くには薄暗くなりました。ネオンがあちこちで灯り始めました。夜はチャガルチ市場で刺身を食べる事にしていましたから、
「ここで、一寸ばかり赤暖簾にしましょうか?」
と、いう訳にはいきません。そんなことで、早々にロッテホテルに引き上げました。ホテルのロビーには空き席がありましたので、ここで暫く一休みしました。
<ロッテホテルでのディナーショウ>
写真が撮れなかったのが、実に残念です。1時間半余りのショウは、韓国民族舞踊、オートバイ曲芸、ラインダンスのようなものがありと言った具合で、盛りだくさんでした。
今までの韓国旅行では、大きなホテルに泊まることはめったに無く、またとない機会でした。正式なディナーと、飲み物だけのコースがありました。けれど、どうしてもチャガルチ市場で刺身を食べたかったので、ドリンクコースで申し込んでいました。
ほとんどの客がディナーのほうを注文されていて、ドリンクコースは、我々以外にはほとんど見かけませんでした。簡単なつまみと、ドリンクはビールかワイン、又は水割り等の選択性となっていました。私は躊躇無く、白ワインを頼みました。
ワインは、グラス1杯だけですが、観劇が目的なので、仕方がありません。ホテルの地下の店で、予めこのことを想定して、軽く冷麺を食べていたのが丁度いい具合でした。
後半は少し眠気がさしてきました。椅子に深く腰掛けていたら、財布をフロアーに落として泡を食いました。それは、退場して1階に降りた時に気が付き、慌てて探しに戻りました。照明が少し落としてあり、最初から付近のテーブルには誰もいなかったのが幸いしました。床に落ちた財布は無事でした。
パスポートは、いつも内ポケットにボタンを閉めて仕舞っているので、慌てた経験はありません。けれど、今回は始めての経験で、少なからずヒヤリとしました。やはり、海外旅行を油断してはならないと言う、大きな教訓になりました。
<チャガルチ市場での夕食>
チャガルチの魚屋さんは、飛び込みで、現地で探そうとしていましたが、ガイドのイーさんが、
「良く知っている店があります。高ければ、別の店にしてもいいです」
と、言ってシンドンア(新東亜)と言う店を紹介してくれました。ロッテホテルのある西面(ソミョン)からは地下鉄が便利だし、時間も読めるので、皆さんの賛同を得て、地下鉄での移動の積りでいました。しかし、どうしてもガイドさんを通じて、
「車で、そちらまで迎えにきます」
との店の方の強い勧めがあり、そちらが勝りました。私達が、別の店に行ってしまうのが心配なのでしょう。それで、地下鉄のほうは諦める事としました。皆さんも
「一度は地下鉄に乗ってみたい」
との希望がありましたが、結局、この時に地下鉄に乗りませんでしたので、諦めていただく事になりました。本当は、ソウルにしても、プサンにしても、一度は経験して頂きたい地下鉄乗車経験です。旅行の行動範囲がグンと広がります。
店の出迎えの人とは、私が財布を捜しに行っている間に、皆さんが落ち合っていました。ロッテホテルのあるプサンの中央から、やや北よりの位置から、市街の南端まで南下し、チャガルチ市場に到着しました。途中、思ったより市内は混んでいませんでした。
新東亜の店は、新しい方の魚市場の中にありました。早速1階の水槽で刺身の品定めをしました。ヒラメにイカ、タコ、サザエなどです。その場で籠に掬ってくれました。日本語が達者な店主に
「これでいくら位になりますか?」
と、尋ねましたら、
「12万ウォンくらいでしょう」
と、言うので、
「おまけにホヤを頂戴」
と、注文を付けました。店主がその場で2つ、3つホヤを籠の中に追加してくれました。ついでに
「ヒラメは刺身の後にメウンタンにしてください」
とも付け加えました。籠に掬った魚は、3階にある料理店の女性の人が運んでくれました。勘定の時に確認しましたら、1階の魚屋さんで仕入れた分は、丁度12万ウォンでした。一人当たり約3千円です。1階のご主人が言われた値段通りでした。私の場合、モンゲ(ホヤ) をサービスで貰いましたので、ご機嫌でした。
飲み物は、最初にビール、焼酎、そしてマッコルリを頼みました。マッコルリは、日本で言えば濁酒のような、余りアルコール度が高くないお酒です。飲み物代を含めて、締めて一人当たり4千円となりました。
翌日ガイドさんから
「昨日の店は、高くは無かったですか?」
と、聞かれましたので、
「予定通りの金額でした。親切で美味しかったですよ」
と、答えておきました。3階の料理店では、日本産のの山葵(わさび)も用意してあり、日本人客の多い事が窺い知れました。
私の場合、韓国風の刺身の食べ方に慣れてしまいましたので、唐辛子味噌で白身の魚を食べるのが最高です。ただし、韓国の山葵は美味しく感じられませんので、日本の山葵があれば、躊躇無くこちらを選択します。
メウンタンの注文だけは、ヒラメでなく、別の赤魚のようなもので調理してありました。明細書はもらえませんでしたが、どうやら別料金を少し取られているようでした。とはいっても、飲み物と白ご飯(ペッパン)を含めた分と併せて4万ウォンなので、少しだけの負担です。
締めて15万ウォンを請求されましたので、1万ウォンのチップを出して、一人当たり丁度4万ウォンにしておきました。チップは、正直ベースで請求されたことと、まかないの人が中々親切だったことへのお礼です。
夜、チャガルチ市場近くの屋台で、もう少し飲みたい気分もしましたが、皆さんの総意は
「そろそろホテルに戻りましょう」
と、言うことになりましたので、タクシーを拾いました。ホテルからの下り道であれば、歩く気がしたものの、上り坂では、つい、しり込みをしてしまいました。呑んだ後の、登りの坂道は、中々きついものです。タクシー代は2千ウォンもかかりませんから、日本円に換算すれば、一人当たり50円もしない料金でした。
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プムン・シクタンのハングル表示は、普門食堂のことでしょう。昨晩、スンドウプチゲがあることを調べておきました。
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どこかのレストランと見紛うばかりの壁画です。仔細に見ますと稚拙な表現ですが、迫力は中々のものでした。
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観光地だけあって、内装に相当の気配りがしてありました。テーブルなどの什器類も新しく、一見、清潔な感じのお店でした。
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天井画も描かれていました。胸像のようなものは、画ではありません。作り物を天井からぶら下げてありました。
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食堂クラスですと、普通は値段が書いてありますが、この店にはありませんでした。案の定、勘定の時、相場の3、4割増の料金を取られました。
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4人ともスンドゥプを注文しました。キムチなどの品数は揃っていましたが、味のほうはいただけませんでした。やはり観光地のせいでしょうか?
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昨晩散策した、慶州の昼間の街並み光景です。地中化工事により、戦線類は整理され、変圧器等を収めたボックスがありました。
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食堂の前には、郷土記念館のような立派な建物がありました。早い時間なので、まだ開いていませんでした。
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食堂の並びの場所です。直ぐ近くに堂々とした建物がありました。お寺の講堂か、市民会館のような造りでした。
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一寸面白いデザインの石碑がありましたので、写真に撮りました。何の石碑かは分かりません。ホテルから近い位置にありました。
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ホテルから湖に下りたところには、手入れが行き届いた散歩道がありました。朝はゆっくりと時間がありましたから、新緑の中を散歩です。
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裏側から見たチョースンホテルです。空模様は、余りすっきりとはいきませんでした。それでも、直ぐに降り出すような感じでもありませんでした。
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立派な枝ぶりの百日紅(サルスベリ)が、真っ白な幹にみずみずしい新緑を纏っていました。
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今はひっそりとしていますが、シーズン中だと賑わいそうな湖畔の船着場です。白鳥にデザインされたボートが浮かんでいました。
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フラワーポットのペチュニアやオレンジのマリーゴールドの花です。雨が少なかったのでしょうか?少しばて気味です。
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まだ建てられて間がない石碑です。白い台座に黒い石版です。韓国では、この種の石碑を多く見かけます。
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石碑の脇に咲いていた真っ赤なバラの花のアップです。石碑との因縁はあるのか、無いのかは。よく分かりません。
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少し赤みがかった楓の新緑です。散歩コースは、緑が豊富でした。散歩しながら、飽くことがありませんでした。
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早朝に、ほかに散歩を楽しむ人達を見かけませんでした。韓国は朝が遅いためでしょうか?人影の無い静かな広場です。
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この新緑は、ハナズオウ当たりでしょうか?写真の中央付近の木は、独特の枝振りをしていました。
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散歩道の脇に、茶花に似合いそうな素朴な花木が何種類かありました。この白い花は、お茶そのもののようです。
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途中に、距離を記した散歩道の案内看板がありました。全コース周るには、結構な距離がありました。
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散歩コースの全部を歩くまでの時間はありませんでした。看板にしたがって、ここで近道を選びました。左は普門湖です。
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左手は、止まったホテルのお隣のコンコルドホテルです。その中庭のような所を通過できるように散歩道が続いていました。
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慶州朝鮮ホテルの正面に戻って記念撮影です。ガイドさんがやってくるまでの時間を利用した朝の散歩は最高でした。
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慶州のホテルを引き払い、次の見学地は仏国寺です。世界遺産に登録された韓国の名刹です。1995年に登録されました。
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立派な構えの仏国寺の正門です。これが3度目か4度目の訪問になります。日本国内のお寺よりご縁ができてしまいました。
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案内看板も見事な造りです。木組みと立派な屋根を備えていました。雲は残っているものの、天候は大分回復してきました。
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ガイドさんの説明によりますと、池の形は、漢半島全土を模したものだと言います。黄色の花は、花菖蒲かアヤメの類です。
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欄干から見下ろしますと、池では、赤や白の緋鯉等が群れをなして泳いでいました。かなり大きな魚もいました。
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