アウシュビッツ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ポーランドへの2日目は今回の旅の目的である『人類の負の遺産アウシュヴィッツ』へ。ホテルから近くの中央駅横ターミナルで、どのバスか聞きまくる。8:40のバスに乗り1時間40分で到着。11:00から15分の記録映画を見て、11:30からの3時間の英語ガイドツアーに参加。重い見学だった。<br />予想よりずっと見学者が多い。特にバックパッカー風の若者が世界各地から大勢来ていて、若い世代も皆関心があるのだなあと頼もしく感じた。<br />混雑していたのでガイドさんの指示で2キロ離れた第2収容所ビルケナウから見学(ツアーなのですぐバスを出してくれて便利)。ここでは数々のバラック・死の門からのレール・ガス室跡と見学。アウシュヴィッツ博物館に戻り、屋内の展示を見る。一緒になった日本人の女の子2人と感情を共有できて少し心が軽くなった。<br />なお、ロンドンの帝国戦争博物館のホロコースト館にも、解説とともに「靴・髪の毛の山」は展示されていた。<br />

ポーランドへの旅《負の遺産アウシュヴィッツ》

2いいね!

2004/08/18 - 2004/08/18

342位(同エリア385件中)

2

15

shinko

shinkoさん

ポーランドへの2日目は今回の旅の目的である『人類の負の遺産アウシュヴィッツ』へ。ホテルから近くの中央駅横ターミナルで、どのバスか聞きまくる。8:40のバスに乗り1時間40分で到着。11:00から15分の記録映画を見て、11:30からの3時間の英語ガイドツアーに参加。重い見学だった。
予想よりずっと見学者が多い。特にバックパッカー風の若者が世界各地から大勢来ていて、若い世代も皆関心があるのだなあと頼もしく感じた。
混雑していたのでガイドさんの指示で2キロ離れた第2収容所ビルケナウから見学(ツアーなのですぐバスを出してくれて便利)。ここでは数々のバラック・死の門からのレール・ガス室跡と見学。アウシュヴィッツ博物館に戻り、屋内の展示を見る。一緒になった日本人の女の子2人と感情を共有できて少し心が軽くなった。
なお、ロンドンの帝国戦争博物館のホロコースト館にも、解説とともに「靴・髪の毛の山」は展示されていた。

交通手段
高速・路線バス
航空会社
ブリティッシュエアウェイズ

PR

  • 第2アウシュヴィッツのビルケナウから見学。30度はゆうに越す暑さで日差しが痛い。ガイドの男性はネイティブのような英語。説明にとても熱心。伝えなければと思うのだろう。30数人のツアーには若い日本人女性も2人いた。

    第2アウシュヴィッツのビルケナウから見学。30度はゆうに越す暑さで日差しが痛い。ガイドの男性はネイティブのような英語。説明にとても熱心。伝えなければと思うのだろう。30数人のツアーには若い日本人女性も2人いた。

  • バラックをいくつか見学。700人使ったトイレは競争だったそう。

    バラックをいくつか見学。700人使ったトイレは競争だったそう。

  • バラックでユダヤ人たちが寝かされていたベッド。これも数人でシェアする。

    バラックでユダヤ人たちが寝かされていたベッド。これも数人でシェアする。

  • ビルケナウに入る死の門。遠くから来る電車内では7割以上の人が死んだという。

    ビルケナウに入る死の門。遠くから来る電車内では7割以上の人が死んだという。

  • 死の門からの引き込み線が尽きる所。この先がガス室。

    死の門からの引き込み線が尽きる所。この先がガス室。

  • 引き込み線つき当たりにある国際慰霊碑

    引き込み線つき当たりにある国際慰霊碑

  • 記念碑脇に20語の碑文が20個ある。これは英語版。

    記念碑脇に20語の碑文が20個ある。これは英語版。

  • アウシュヴィッツの建物は99%原型が残っている。<br />『ARBEIT MACHT FREI働けば自由になる)』の門。

    アウシュヴィッツの建物は99%原型が残っている。
    『ARBEIT MACHT FREI働けば自由になる)』の門。

  • 囚人たちの写真展示・地下牢・コルベ神父がいた牢・死の壁と言われた銃殺の壁などまわる

    囚人たちの写真展示・地下牢・コルベ神父がいた牢・死の壁と言われた銃殺の壁などまわる

  • 学者によると150万人が収容されたという。そしてほとんどの人が1年も生きられなかった。当初囚人たちの写真を撮ったが、次第にそれも間に合わなくなったとか。日本語のパンプレットもあり、日本語のビデオを購入。

    学者によると150万人が収容されたという。そしてほとんどの人が1年も生きられなかった。当初囚人たちの写真を撮ったが、次第にそれも間に合わなくなったとか。日本語のパンプレットもあり、日本語のビデオを購入。

  • 展示室を見学。毒ガスチクロンBの缶の山。この他に女性囚人の髪の毛・毛で織った生地、義足や眼鏡の山、などが展示されていた。抜いた金歯で金ののべ棒を作っていた。

    展示室を見学。毒ガスチクロンBの缶の山。この他に女性囚人の髪の毛・毛で織った生地、義足や眼鏡の山、などが展示されていた。抜いた金歯で金ののべ棒を作っていた。

  • 名前と住所を書いたトランク。何も知らされてないので全財産の荷物をトランクに積めてきた。

    名前と住所を書いたトランク。何も知らされてないので全財産の荷物をトランクに積めてきた。

  • 大勢が処刑された死の壁。右の11号棟に入りコルベ神父の監房「餓死室」や立ち牢を見る。ソウルのソデムン刑務所もここと似ていた。

    大勢が処刑された死の壁。右の11号棟に入りコルベ神父の監房「餓死室」や立ち牢を見る。ソウルのソデムン刑務所もここと似ていた。

  • 見学を終えて。Bの文字が逆なのは囚人たちのささやかな抵抗から、という説も。

    見学を終えて。Bの文字が逆なのは囚人たちのささやかな抵抗から、という説も。

  • 遅い昼食を一緒にした頼もしい日本の女の子2人。バックパッカーの医大生とスウェーデン人の婚約者に会いに行く子。

    遅い昼食を一緒にした頼もしい日本の女の子2人。バックパッカーの医大生とスウェーデン人の婚約者に会いに行く子。

この旅行記のタグ

2いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

この旅行記へのコメント (2)

開く

閉じる

  • chikuouさん 2010/07/06 09:14:08
    私も見てきました。
     私も6月27日にここへ行きました。4月の中頃にハルピンの731部隊跡を見ましたので、アウシュビッツやビルケナウはスケールが違うなと思いました。この画像は撮影禁止なのでスキャナーででも撮られたのですか。次の鞄の画像もそうですね。アウシュビッツの入り口はうまくとられていますね。
     ぜひ、ハルピンの731部隊後もご覧になってください。

    shinko

    shinkoさん からの返信 2010/07/06 21:27:17
    RE: 私も見てきました。
    chikuouさん

    こんにちは。アウシュヴィッツ行かれたのですね。衝撃的な負の遺産ですが、一度は見ておくべき跡ですよね。私が行ったのは2004年ですが、当時は写真撮影が出来たと思います。(フラッシュは禁止だったかもしれませんが)靴や髪の毛の展示はロンドンの戦争博物館にも同じようなものがありました。アウシュヴィッツ入り口写真は、行きは逆光で上手く撮れませんでしたが、帰り時は丁度タイミング良く取れる時間でした。夏でしたが、世界中の若者が見学に来ていて頼もしく感じました。ハルピンにも731部隊跡があるのですね。一度ぜひ訪問したいと思います。

shinkoさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安 497円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

ポーランドの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

PAGE TOP