チェンマイ訪問【24】リタイア日本人のパラダイス

2006/12/01 - 2006/12/01

2006年12月1日（金）

夕食はホテル内のタイ料理にしようか、ホテル前のイタリア料理にしようか、いろいろ迷ったのだが、結局近くの「日本料理」を選ぶ。

近くには、日本料理店がたくさんある。
日本料理といっても、うどん屋とすし屋のあいのこのようなもので、割烹料理店ではない。

大通りの看板で知り、路地を少し入って日本レストラン「なごや」を見つけた。
どんな様子だろうとそっと外から眺めると、まだ客は誰もいない。

ドアを開けて入ると、入口に近いレジに座っている、日本人らしいおやじと目が合った。
私が「いいですか」と言ったら、「エェ」とうなづいた。

見慣れぬ客の私に、少しだが警戒心を感じているらしい。
表情のぎこちなさが、それを物語っている。

奥から着付け下手な着物を着て出てきた若い女性は、現地の人らしかった。
この人も私に人見知りをしているのか、愛想がいまいちである。

私は、カツ丼と燗酒一合を注文した。
待っていると、日本語を話す、元気で高齢らしい客が二三人入ってきた。

この人たちは常連らしく、椅子に付くと直ぐに主人と話を始めた。
興味を持って聞いていると、今日は日本人会の集まりがあってその帰り道で、これからの行事について話し合っているらしい。

ここチェンマイは、老後を過ごすためのパラダイスのようだ。
現在すでに4,000人ほどの日本人が暮らしていて、毎日を楽しんでいる。

写真は、
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載しました。

エリア チェンマイ(タイ)

ホテルの玄関ホールにある
「からかさ」の飾り
からかさは　この辺りの産物らしい

ホテルのホールで
タイ琴の演奏をしている

「なごや」の入口

「なごや」の食卓

壁に貼られた
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