日本の旅　京都の桜【６】　京都御所・春季一般公開の桜

2007/04/07 - 2007/04/07

京都御所では毎年春と秋に一般公開日があり、この時は事前に参観申し込みをしなくても、内部の見学ができる。御所は９２ヘクタールの広大な京都御苑の中央北部、築地塀で囲まれた内側にあり、面積は約11万?。明治維新までの皇居で、現在の御所は１３３１年に光厳天皇が土御門東洞院邸（つちみかどひがしのとういん）の里内裏（さとだいりー皇居が火災に遭った場合などの仮皇居）を正式な皇居と定めたもの。織田、豊臣、徳川時代には再建されたが度重なる火災に遭い現在の建物は１８５５年に再建されている。
紫宸殿は平安時代の典型的な寝殿造の正殿で、中央に天皇の御座「高御座（たかみくら）」皇后の御座「御帳台（みちょうだい）」が置かれている。大正天皇、昭和天皇の即位もここで行われた。今上天皇の即位は東京の宮殿で行われたが御座は東京に運ばれたそうだ。前庭には、向かって右手に「左近の桜」左手に「右近の橘」があり、ひな飾りを思い出す。
紫宸殿の周囲は、寝殿造の清涼殿、室町時代の書院造り御学門所、御常御殿、小御所などの建物や王朝文化の回遊式庭園の御池庭、優美な御内庭などが取り囲む。御学門所、御常御殿、小御所、御三間には貴族の衣装を纏った等身大の人形が並び、まるで「源氏物語絵巻」を見ているようだ。
（写真は紫宸殿の「左近の桜」）

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

京都御苑の桜。

諸大夫の間（しょだいぶのま）。

承明門から見る紫宸殿。

京都御苑の桜。

建春門。

京都御苑の桜。

紫宸殿前の白砂の南庭と承明門。

紫宸殿と「左近の桜」。

紫宸殿。平安時代の典型的な寝殿造の正殿で、中央に天皇の御座「高御座（たかみくら）」皇后の御座「御帳台（みちょうだい）」が置かれている。

紫宸殿と「左近の桜」。

紫宸殿。

御所の桜。

紫宸殿左手の「右近の橘」。

御所の桜。

小御所。

御所の桜。

回遊式庭園の御池庭。

御所の桜。

御学門所。

御所の桜。

御三間。

この旅行記へのコメント （4）

• クロガモさん 2007/09/11 22:07:33

  京都の桜

  さすらいのおじさんさん、こんばんは。
  クロガモと申します。ご訪問ありがとうございます。
  
  北海道に住んでいるせいか、平安時代、織田、豊臣の文字を見ますと
  それだけで、歴史を感じてます。
  
  桜の素晴らしさはもちろんですが、
  紫宸殿の朱色の美しさに圧倒されました。
  行って、触りたくなりました。
  
  これからも宜しくお願いします。
  

  さすらいおじさんさん からの返信 2007/09/12 19:03:38

  RE: 京都の桜

  クロガモさん
  
  北海道にお住まいですか。北海道は大好きで何度行ってもまた行きたくなります。広大な牧場は日本と言うより米国の牧場を見ているようです。
  
  京都は歩くだけで、日本の重要な歴史文化遺産に次々と出会います。
  川も道も寺も住居もそれぞれが、逸話を持っていて歴史を語っていることが魅力です。
  今年は京都をじっくり歩いていますが歩くたびに魅力が増します。
  京都の桜は格別だと思っています。
  秋の紅葉も今年はゆっくり楽しみたいと思っています。
  こちらこそよろしくお願いします。
  
  
  
  

• ralphinさん 2007/04/26 22:50:18

  御所の桜♪

  こんばんは〜。
  この旅行記で今年初めての京都の桜を見ました。
  こないだの、造幣局とは違って、一本一本に迫力がありますね。
  迫力と言うか、存在感がある桜ですね。
  京都は高校の修学旅行以来行ってません。
  見たいところが沢山ありすぎて、プラン立てれないんです。
  今年こそは行きたいなぁ〜。でも桜や紅葉シーズンに限らずいつも人気で予約を取るのが大変そうです。
  ralphin

  さすらいおじさんさん からの返信 2007/04/27 12:12:39

  RE: 御所の桜♪

  ralphinさん
  
  御所の桜をごらんいただきありがとうございます。
  私は京都が好きで、住まいからも近いので何度も行っているのですが、御所の一般公開に行ったのは１９５０年代、なんと５０年ぶりでした。
  近くに住んでいても行っていないところが多いです。
  今年は関西の京都や大阪などをもういちどしっかり見たいと思っています。
  ralphinさんもぜひ関西をご訪問ください。