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4月4日嘉峪関から敦煌へ。列車ルートではなく長距離<br />バスで4時間半。見えてきた景色は砂・砂・砂。<br />中国滞在3年にもかかわらず「外国だぁ」とよく分から<br />ないことを考える興奮・緊張状態。<br />敦煌は私にとって歴史と時間と人情を感じる街に<br />なった。

嘉峪関・敦煌−敦煌編?

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2007/04/01 - 2007/04/07

347位(同エリア489件中)

4

28

shayajia

shayajiaさん

4月4日嘉峪関から敦煌へ。列車ルートではなく長距離
バスで4時間半。見えてきた景色は砂・砂・砂。
中国滞在3年にもかかわらず「外国だぁ」とよく分から
ないことを考える興奮・緊張状態。
敦煌は私にとって歴史と時間と人情を感じる街に
なった。

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  • 4月4日10:30のバスで嘉峪関のバスターミナルから<br />敦煌に向けて出発。<br />(長距離バスターミナルのトイレはドアがなく<br />長い溝が掘ってあるタイプが多い気がする。)<br /><br /><br />

    4月4日10:30のバスで嘉峪関のバスターミナルから
    敦煌に向けて出発。
    (長距離バスターミナルのトイレはドアがなく
    長い溝が掘ってあるタイプが多い気がする。)


  • 下が長距離バスのチケット。<br /><br />嘉峪関から敦煌まで70元。<br />一日4便あるが、人が少なければ便が出ない<br />こともあるという。出発時間より多少早めに<br />行って切符を買うか、前日に買っておいた<br />ほうが確実。ちなみに私が乗ったバスは<br />満員で、発車直前に来た人は乗れなかった。<br />

    下が長距離バスのチケット。

    嘉峪関から敦煌まで70元。
    一日4便あるが、人が少なければ便が出ない
    こともあるという。出発時間より多少早めに
    行って切符を買うか、前日に買っておいた
    ほうが確実。ちなみに私が乗ったバスは
    満員で、発車直前に来た人は乗れなかった。

  • 高速が敷かれているようで、まっすぐに進んで<br />行く。景色に変わりばえがなく、つい居眠り。<br /><br />走って3時間、途中の街安西に到着。<br />その辺りから周りの景色が土から砂に変わり、<br />安西から敦煌までの1時間弱は完全に砂原の中の<br />細い道を走る。途中、道脇に遺跡が立っていた。

    高速が敷かれているようで、まっすぐに進んで
    行く。景色に変わりばえがなく、つい居眠り。

    走って3時間、途中の街安西に到着。
    その辺りから周りの景色が土から砂に変わり、
    安西から敦煌までの1時間弱は完全に砂原の中の
    細い道を走る。途中、道脇に遺跡が立っていた。

  • 敦煌に近づくと急に家屋や空港、建設中の列車駅<br />など建築物が見えてくる。<br />高速の敦煌入り口に到着。

    敦煌に近づくと急に家屋や空港、建設中の列車駅
    など建築物が見えてくる。
    高速の敦煌入り口に到着。

  • 敦煌長距離バスターミナルに到着。

    敦煌長距離バスターミナルに到着。

  • まずはホテルの敦煌飯店でチェックイン。<br />ここは内装にこだわっていて、最近の旅行で<br />宿泊した場所の中で一番かわいかった。<br />去年あたりに内装を変え3ツ星になったそうで、<br />そのせいで値上がりしたらしい。<br />シャワー、トイレ、鍵、全て支障なし。<br />従業員もみんな感じがよく、いろいろと教えて<br />くれた。

    まずはホテルの敦煌飯店でチェックイン。
    ここは内装にこだわっていて、最近の旅行で
    宿泊した場所の中で一番かわいかった。
    去年あたりに内装を変え3ツ星になったそうで、
    そのせいで値上がりしたらしい。
    シャワー、トイレ、鍵、全て支障なし。
    従業員もみんな感じがよく、いろいろと教えて
    くれた。

  • その日15時過ぎに到着したため観光はせず<br />まずは恒例の街散策へ。(この街散策は<br />地図の距離感を確かめる目的もある。)<br />ホテルの近くにあった市場。

    その日15時過ぎに到着したため観光はせず
    まずは恒例の街散策へ。(この街散策は
    地図の距離感を確かめる目的もある。)
    ホテルの近くにあった市場。

  • 広場の琵琶を弾く女性の像。<br />敦煌のイメージキャラクターになっている<br />みたいだ。<br /><br />後で聞いた話だが、この女性は後ろに琵琶を<br />持てる秘訣として、腕が2mあるという<br />伝説があるそうだ。そんなことってあるの!?<br />

    広場の琵琶を弾く女性の像。
    敦煌のイメージキャラクターになっている
    みたいだ。

    後で聞いた話だが、この女性は後ろに琵琶を
    持てる秘訣として、腕が2mあるという
    伝説があるそうだ。そんなことってあるの!?

  • 敦煌市博物館。夕方だったのでもう閉まっていた。<br />1階売店のおじちゃんが「明日おいでー」と<br />気さくな人で、新しい街に来たてでまだ若干<br />緊張気味の私はちょっとホッとした。

    敦煌市博物館。夕方だったのでもう閉まっていた。
    1階売店のおじちゃんが「明日おいでー」と
    気さくな人で、新しい街に来たてでまだ若干
    緊張気味の私はちょっとホッとした。

  • 東路あたりでモスクを発見。<br />モスクの中には入れなかったが、館内では<br />ずっと拡声器で流されるコーランが聞こえている。

    東路あたりでモスクを発見。
    モスクの中には入れなかったが、館内では
    ずっと拡声器で流されるコーランが聞こえている。

  • モスクの近くで桜に似た木を見かけた。<br />この木は敦煌中で見かけられる。後で聞いたら<br />桜ではなく、杏の木だそうだ。<br />もう4回も春を中国で過ごしている私は、桜が<br />懐かしくて、どこへ行ってもこの木に目がいって<br />しまう。

    モスクの近くで桜に似た木を見かけた。
    この木は敦煌中で見かけられる。後で聞いたら
    桜ではなく、杏の木だそうだ。
    もう4回も春を中国で過ごしている私は、桜が
    懐かしくて、どこへ行ってもこの木に目がいって
    しまう。

  • 街を歩いたら小学校の下校時間と重なったらしく<br />子供の集団に囲まれる。

    街を歩いたら小学校の下校時間と重なったらしく
    子供の集団に囲まれる。

  • そして、見つけてしまった。偽スタバ…。<br />こんな店がまかり通っているということは<br />たぶん本家本元のスタバはこの街にないと<br />いうことだ。<br /><br />敦煌の街は小さく、1時間半くらいで大体の<br />路をゆっくり見て回った。市内ならどこに行く<br />にもタクシーに乗る必要はない。<br />この時期、夜8時以降から一気に暗くなるが、<br />それまでは気温は下がっても外は明るい。

    そして、見つけてしまった。偽スタバ…。
    こんな店がまかり通っているということは
    たぶん本家本元のスタバはこの街にないと
    いうことだ。

    敦煌の街は小さく、1時間半くらいで大体の
    路をゆっくり見て回った。市内ならどこに行く
    にもタクシーに乗る必要はない。
    この時期、夜8時以降から一気に暗くなるが、
    それまでは気温は下がっても外は明るい。

  • そして翌日、4月5日午前、行ってきました<br />世界遺産の莫高窟!<br />うーん、妖艶な腰つき。<br /><br />敦煌飯店の裏手からバス(班車)が出ている。<br />(8元)但し人がある程度集まるまで発車しない<br />ため、ちょっと時間が無駄になった。旅の連れが<br />いるならタクシーで行ってもいいと思う。<br />

    そして翌日、4月5日午前、行ってきました
    世界遺産の莫高窟!
    うーん、妖艶な腰つき。

    敦煌飯店の裏手からバス(班車)が出ている。
    (8元)但し人がある程度集まるまで発車しない
    ため、ちょっと時間が無駄になった。旅の連れが
    いるならタクシーで行ってもいいと思う。

  • 莫高窟は366年に造営が始められた仏教建築で<br />断崖に掘られた大規模な石窟。十六国、西魏、<br />北魏、隋、唐、五代、宋、西夏、元と建設が<br />続けられ、各時代の芸術特徴を見ることができる。<br />これまでに保存された洞窟は492個、壁画は<br />計45000?、彩像は3000以上ある。ガイドが<br />一定数の客を引き連れて、鍵を開けながら<br />見て回るので、自由には見れない。<br /><br />写真の入り口の前にあるカウンターで荷物を預け<br />貴重品以外は持ち込み禁止で、撮影も一切許可<br />していない。これは中の壁画や塑像を守るため。<br />私たちが見ていたとき、カメラを隠し持っていた人<br />がいたようで、フラッシュの音と光で気づいた<br />ガイドさんがかなり大声を上げて怒っていた。<br />モラルのない人がいるのは残念。<br /><br />参考HP<br />http://www.mogaoku.net/shiku/index.html#1

    莫高窟は366年に造営が始められた仏教建築で
    断崖に掘られた大規模な石窟。十六国、西魏、
    北魏、隋、唐、五代、宋、西夏、元と建設が
    続けられ、各時代の芸術特徴を見ることができる。
    これまでに保存された洞窟は492個、壁画は
    計45000?、彩像は3000以上ある。ガイドが
    一定数の客を引き連れて、鍵を開けながら
    見て回るので、自由には見れない。

    写真の入り口の前にあるカウンターで荷物を預け
    貴重品以外は持ち込み禁止で、撮影も一切許可
    していない。これは中の壁画や塑像を守るため。
    私たちが見ていたとき、カメラを隠し持っていた人
    がいたようで、フラッシュの音と光で気づいた
    ガイドさんがかなり大声を上げて怒っていた。
    モラルのない人がいるのは残念。

    参考HP
    http://www.mogaoku.net/shiku/index.html#1

  • この手前に見える9階建ての建物の中にはこの9階分<br />の高さのかなーり大きな仏像が、そしてその奥に<br />見えるたくさんの小さなドアが石窟の入り口。<br /><br />この日観光客が少ない時期の平日午前に行ったため<br />か日本語のガイドがおらず、私は中国人料金(非ピー<br />ク時の中国人は80元、外国人は100元。5月以降は<br />値上げ。外国人は150元と聞いた気がする。)で<br />中国人と一緒に回った。近現代に外国人(日本も<br />含む)が、中国人がその価値を知らないことを<br />いいことに洞窟内の塑像や経典を持ち去った<br />との説明を聞いたとき、私が外国人と知らない他<br />の客はぶつぶつを文句を言っており、ちょっと<br />居心地が悪かった。今となっては持ち去られた経典<br />などが海外で極力状態を維持して大事に保管され<br />続けているを祈るのみ。

    この手前に見える9階建ての建物の中にはこの9階分
    の高さのかなーり大きな仏像が、そしてその奥に
    見えるたくさんの小さなドアが石窟の入り口。

    この日観光客が少ない時期の平日午前に行ったため
    か日本語のガイドがおらず、私は中国人料金(非ピー
    ク時の中国人は80元、外国人は100元。5月以降は
    値上げ。外国人は150元と聞いた気がする。)で
    中国人と一緒に回った。近現代に外国人(日本も
    含む)が、中国人がその価値を知らないことを
    いいことに洞窟内の塑像や経典を持ち去った
    との説明を聞いたとき、私が外国人と知らない他
    の客はぶつぶつを文句を言っており、ちょっと
    居心地が悪かった。今となっては持ち去られた経典
    などが海外で極力状態を維持して大事に保管され
    続けているを祈るのみ。

  • 敷地内(莫高窟入り口の外から駐車場にかけて)は<br />観光地らしく広い公園になっており、季節もよく<br />お土産屋や杏の木をみながらゆっくり歩けて、気分<br />がよかった。<br /><br />見終わった感想としては、古いものほど見甲斐が<br />あった。各石窟のメインの像だけではなく、その<br />周りの壁画も全て興味深かったが、懐中電灯を<br />持っていなかったため、ガイドが話しながら<br />一瞬だけ照らしてくれるところしかはっきり<br />見えなかった。価値が高いものだけに管理が厳しく<br />ゆっくり見れないのは残念。でもこれを後世に<br />残していくためにはやむを得ないんだろうなぁ。

    敷地内(莫高窟入り口の外から駐車場にかけて)は
    観光地らしく広い公園になっており、季節もよく
    お土産屋や杏の木をみながらゆっくり歩けて、気分
    がよかった。

    見終わった感想としては、古いものほど見甲斐が
    あった。各石窟のメインの像だけではなく、その
    周りの壁画も全て興味深かったが、懐中電灯を
    持っていなかったため、ガイドが話しながら
    一瞬だけ照らしてくれるところしかはっきり
    見えなかった。価値が高いものだけに管理が厳しく
    ゆっくり見れないのは残念。でもこれを後世に
    残していくためにはやむを得ないんだろうなぁ。

  • 帰りもバスで市内へ。(市内まで20〜30分)<br />バスの中ではたまたま乗っていた莫高窟研究所の<br />関係者が旅行客に莫高窟についての説明をして<br />いて賑やか。聞くとガイドが連れて回る石窟の<br />他に敷地内に他の石窟郡があって、ガイドに<br />言えば見れるが、一般的に旅行客は時間がなく、<br />またガイドも特に勧めないため、ほとんどの人が<br />見ずに帰るそうだ。私は時間が余るほどあったのに<br />すぐに出てきてしまった…。見ればよかった。<br />

    帰りもバスで市内へ。(市内まで20〜30分)
    バスの中ではたまたま乗っていた莫高窟研究所の
    関係者が旅行客に莫高窟についての説明をして
    いて賑やか。聞くとガイドが連れて回る石窟の
    他に敷地内に他の石窟郡があって、ガイドに
    言えば見れるが、一般的に旅行客は時間がなく、
    またガイドも特に勧めないため、ほとんどの人が
    見ずに帰るそうだ。私は時間が余るほどあったのに
    すぐに出てきてしまった…。見ればよかった。

  • このサイトのクチコミで紹介されていた牛肉面の<br />お店(金城蘭州牛肉面館)に行ってみた。<br />入り口は小さく、勇気を出して入ると、中にはクチ<br />コミコーナーでも見られた牛の絵が!!<br />「ブログの紹介を見てきました」というと、店主の<br />若い女性がうれしそうだった。<br /><br />さらに彼女のだんなさんが私を次の目的地月牙泉<br />まで連れて行ってくれるという。<br />ここでの出逢いが私の敦煌旅行を特別なものに<br />することになった。

    このサイトのクチコミで紹介されていた牛肉面の
    お店(金城蘭州牛肉面館)に行ってみた。
    入り口は小さく、勇気を出して入ると、中にはクチ
    コミコーナーでも見られた牛の絵が!!
    「ブログの紹介を見てきました」というと、店主の
    若い女性がうれしそうだった。

    さらに彼女のだんなさんが私を次の目的地月牙泉
    まで連れて行ってくれるという。
    ここでの出逢いが私の敦煌旅行を特別なものに
    することになった。

  • 面をつくってもらう。北京でいつも行っていた<br />馬蘭拉面はあくまでもチェーン店的な味だった<br />ことを知る。<br />「辛いのは好きだ」というと、かなりラージャオが<br />入ってきて相当辛かったが、美味しかった!<br />

    面をつくってもらう。北京でいつも行っていた
    馬蘭拉面はあくまでもチェーン店的な味だった
    ことを知る。
    「辛いのは好きだ」というと、かなりラージャオが
    入ってきて相当辛かったが、美味しかった!

  • 牛肉面館のお姉さんのだんなさん付さんの<br />車で月牙泉・鳴沙山へ!<br /><br />入り口から入ってすぐにらくだがいっぱい<br />座っている。らくだは動物園でしか見たことが<br />ないと付さんに言うと、ちょっと沈黙していた。<br />らくだには乗らず歩いて奥へ。

    牛肉面館のお姉さんのだんなさん付さんの
    車で月牙泉・鳴沙山へ!

    入り口から入ってすぐにらくだがいっぱい
    座っている。らくだは動物園でしか見たことが
    ないと付さんに言うと、ちょっと沈黙していた。
    らくだには乗らず歩いて奥へ。

  • 月牙泉とそのふもとにたたずむお寺。<br /><br />ガイド本では、この月牙泉は枯れたことがないと<br />書いてあるが、地元の人や付さんの話では年々<br />水が減っており、最近になってやむを得ず補給<br />措置を取りだしたそうだ。付さんが「子供の時は<br />ここまで水があった」と指すところは、今の水面<br />からかなり離れている。

    月牙泉とそのふもとにたたずむお寺。

    ガイド本では、この月牙泉は枯れたことがないと
    書いてあるが、地元の人や付さんの話では年々
    水が減っており、最近になってやむを得ず補給
    措置を取りだしたそうだ。付さんが「子供の時は
    ここまで水があった」と指すところは、今の水面
    からかなり離れている。

  • この木も昔は泉のふもとにあった。今は泉から<br />3〜4メートルは離れている。

    この木も昔は泉のふもとにあった。今は泉から
    3〜4メートルは離れている。

  • この後、2つ前の写真のお寺の後ろに見える砂丘に<br />上った。いや上らされた…。しかも向こうに階段が<br />あるのに、あえて砂の部分を進んだ。<br />砂丘は一歩進むたびに足が砂の中に埋もれていく。<br />最初は20歩、最後は10歩進むだけで息が切れて、<br />体力に自信がなくなる。こんなに砂丘を歩くのが<br />大変だなんて!!途中であきらめる私を付さんは<br />許さず、「絶対に上る」とスパルタで手を引っ<br />張って上っていく。<br />らくだはこの砂を歩くのに適した足をしている<br />から砂漠で愛用されるらしいが、この時ばかりは<br />らくだになりたかった!<br /><br />でも上りきったときの景色は絶景!砂丘の頂上<br />部分の曲線は芸術的。

    この後、2つ前の写真のお寺の後ろに見える砂丘に
    上った。いや上らされた…。しかも向こうに階段が
    あるのに、あえて砂の部分を進んだ。
    砂丘は一歩進むたびに足が砂の中に埋もれていく。
    最初は20歩、最後は10歩進むだけで息が切れて、
    体力に自信がなくなる。こんなに砂丘を歩くのが
    大変だなんて!!途中であきらめる私を付さんは
    許さず、「絶対に上る」とスパルタで手を引っ
    張って上っていく。
    らくだはこの砂を歩くのに適した足をしている
    から砂漠で愛用されるらしいが、この時ばかりは
    らくだになりたかった!

    でも上りきったときの景色は絶景!砂丘の頂上
    部分の曲線は芸術的。

  • 砂丘頂上から見た景色。<br /><br />ちなみにガイド本で夜の砂丘を推薦しているが<br />この時期はまだ夜寒いため、誰も行かないそうだ。<br />残念…。

    砂丘頂上から見た景色。

    ちなみにガイド本で夜の砂丘を推薦しているが
    この時期はまだ夜寒いため、誰も行かないそうだ。
    残念…。

  • 月牙泉からの帰り路にあるお寺にも寄ってみたら<br />地元の人がお経読みをしているところで厳粛な<br />雰囲気だったので、これ以上近くでは写真は取れ<br />なかった。<br /><br />さらにやはりその路にあった小さな博物館にも<br />寄ってみると敦煌史と性文化の展示がされていた。<br />性文化展はまさにその方面の様子を絵や置物に<br />残したものが展示されているので、見ているのも<br />恥ずかしいが、若いガイドの女の子がはずかしさを<br />押して一生懸命任務を果たしている姿にむしろ<br />感動した…。<br />それと性文化の芸術品には仏教的要素と教育的要素<br />があり、特に教育的な意味合いを持つものを例に<br />あげると、親が娘の嫁入りの際にその最中の姿の<br />置物を贈り、嫁入りが意味するものを暗示する<br />らしい。こんなことは他では学べないので、<br />見終わってみると勉強になった。またこれらの中に<br />莫高窟に描かれているものの複製品がいくつもあり、<br />ということは私が参観できた莫高窟の芸術は本当に<br />一部だったということになる…。やっぱり残念。

    月牙泉からの帰り路にあるお寺にも寄ってみたら
    地元の人がお経読みをしているところで厳粛な
    雰囲気だったので、これ以上近くでは写真は取れ
    なかった。

    さらにやはりその路にあった小さな博物館にも
    寄ってみると敦煌史と性文化の展示がされていた。
    性文化展はまさにその方面の様子を絵や置物に
    残したものが展示されているので、見ているのも
    恥ずかしいが、若いガイドの女の子がはずかしさを
    押して一生懸命任務を果たしている姿にむしろ
    感動した…。
    それと性文化の芸術品には仏教的要素と教育的要素
    があり、特に教育的な意味合いを持つものを例に
    あげると、親が娘の嫁入りの際にその最中の姿の
    置物を贈り、嫁入りが意味するものを暗示する
    らしい。こんなことは他では学べないので、
    見終わってみると勉強になった。またこれらの中に
    莫高窟に描かれているものの複製品がいくつもあり、
    ということは私が参観できた莫高窟の芸術は本当に
    一部だったということになる…。やっぱり残念。

  • 夕方市内に戻りホテルで休んだ後、また街散策へ。<br />夜はライトアップされていて、それなりにきれい。<br />

    夕方市内に戻りホテルで休んだ後、また街散策へ。
    夜はライトアップされていて、それなりにきれい。

  • 沙州市場夜市。平日で人は少ないが、ドライ<br />フルーツや工芸品を売る小さなお店が並ぶ。<br /><br />翌日は付さんがわざわざ会社を休んで、郊外の<br />遺跡巡りに連れて行ってくれることに。<br />(もちろん代金は払う。)

    沙州市場夜市。平日で人は少ないが、ドライ
    フルーツや工芸品を売る小さなお店が並ぶ。

    翌日は付さんがわざわざ会社を休んで、郊外の
    遺跡巡りに連れて行ってくれることに。
    (もちろん代金は払う。)

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  • こまちゃんさん 2007/04/10 10:04:47
    沙州一条街夜市
    ここが、2005年に我々が夜店を出していた通りです。
    4月は初日の15日から、9月の中頃まで居ました。

    お写真の右手を入れば、小吃広場と言うビアガーデンですが、
    この時期はまだ始まっていませんね。
    でも、シシカバブや料理店はやっていますので、夜ならお出掛け
    されたのでしょうか?
    司馬義さんの羊肉串店で、オヤジの髭を引っ張ってきて欲しかったです。
    (昨年夏の様子→http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10098043/)

    結果的に、2003年から4年連続出掛けましたが、
    今年は行けるかどうか判りません。

     こま

    shayajia

    shayajiaさん からの返信 2007/04/11 02:52:23
    RE: 沙州一条街夜市
    はぁぁっっ!司馬義さんのお店はあの小吃広場の中にあったんですね!
    私はこの情報をどうやら見落としていたようですぅ…。残念!

    最近は夜はまだちょっと寒いのでビアガーデンは開いていません
    でした。小さなお店が並ぶところで付さんが面をおごってくれ、
    その他に夏に食べる涼面のスープがあったので、それもお店の方が
    味見代わりにサービスしてくれておいしかったです。(酸っぱくて
    さっぱりした味でした。面をつけて食べると言っていました。)
    次回機会があればぜひ夏に行きたいですね。月牙泉の辺りも
    夏のほうが景色がよさそうです。


  • こまちゃんさん 2007/04/10 09:35:20
    ははは!勇気を出して入る面館!
    こんにちは!
    ホントそうですよね。
    こんな良い店とは知らなかったら、あの「偽病院みたいな白い布」を
    押して入るような店構えですから、そう感じてしまうかも。
    前は、大通りに面した良い所で、店構えも広い間口で立派でした。
    中国では老実な人は押しやられてしまうんですね・・・ホント残念です。

    なので、我々が看板を作って上げたり、色々提案して店を盛り立てて
    上げようとしても、最初は「そんなおいしい話し無いぞ!」ってな物腰
    でした(^^;。でも、仕方ない事は判っていますので、行動で証明して
    おきました。

    これはホント難しい事ですが、
    みんなが信頼し逢えれば、中国って良い国になるでしょうね。

     こま

    shayajia

    shayajiaさん からの返信 2007/04/11 02:31:02
    RE: ははは!勇気を出して入る面館!
    私もあれだけお世話になったので、もっとお店が繁盛してほしいと
    思い、自分なりに方法(街中に看板を出すとか、日本人の目につく場所に
    広告を出すなど)を考えてみたのですが、実際、自分がどこかに旅行に
    行った場合、現地を堪能するために逆に旅行客狙いの派手な宣伝
    活動のあるところは避けてしまうんですよね。
    これは飛天賓館近くに日本人の集まる食堂を開かれている隋さん
    ともお話ししたのですが、ガイド本には載せないほうが
    いい場合もあります。
    やはりクチコミが効果的なのかもしれません。
    あの牛の絵は私がお店を探す上でまず役に立ってますので、
    今後欠かせないものになりそうですね!それとお店の人たちが
    それほどプロモーションにこだわらないのも、あのお店の味
    かもしれません。

    一人旅をしていて、「信じる」ってことがすごく大事なんだと
    思いました。中国で最近まで仕事をしていましたが、中国人の
    上司があくどいことをしていて、中国人をひねた目で見る癖が
    ついてしまいました。ところが旅行に出ると、相手を見極めた上で
    ある程度信じないと車にも乗れないし、ご飯も食べれず、旅行が
    できないんですよね。信じてみると相手と気持ちが通じて、貴重な
    話が聞けたり、時には感激させられたりします。
    本当に旅行って勉強になりますねー。

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