2007/04/01 - 2007/04/07
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shayajiaさん
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4月6日いよいよ市外の砂漠を走り遺跡巡りへ。
シルクロードについてあまり詳しくないが
これらの遺跡を回ると、多くの人がシルクロードを
追う旅をしたくなる理由が分かる気がする。
まさに「百聞一見にしかず」
気候、歴史、人情。奥深いぞ、敦煌!
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- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国東方航空
-
朝8時、砂漠ツアーに出発!
と思ったら今回ドライバーを務めてくれた付さん、
まずタイヤの整備に向かう。後で砂漠に出てから
その必要性はわかりましたが。
また私を朝ごはんにも連れて行こうと思っていて
くれたらしく、すでにホテルの前で済ませていた
私は申し訳なくなった。とにかく、いい人である。
付さんが朝食を取った食堂の前でヤギに出会った。
人のことは言えないが、顔が間抜けで憎めない。 -
さ、改めて、出発!
市内を出発して10分も経たないうちに、こんな
風景に。何もない…。風景も変わらないから
どこまで進んだのか判断するすべもない。
としばらくすると行き先を示す、さして目立つ
わけでもない標識が置かれている。
ちょっとよそ見して見逃したら・・・とも思ったけど
あまりに周りに何もないので、自然とそんなもの
でも目につくのかも。 -
1時間以上走って、一つ目の遺跡、「玉門関」へ。
素人知識で簡単に説明すると、シルクロードは
漢の時代(約2000年前)に開かれた。西安から
スタートし、今回敦煌に来る途中で通った安西
(瓜州)で分かれ、そして敦煌でさらにまた
2つに、合計3つのルートになる。そして敦煌から
出た2つルートの最初の関所が玉門関と後で行く
陽関。
玉門関に着くと、何とも言えないオーラを感じる。
それをただの土の塊と言ってしまえば、それまで
だが、2000年も残っているということにその価値が
ある。 -
ここから先は西域で、そこを通るために関所で
何らかの手続きをしたはず。それならこの周りには
それをつかさどる人たちの生活の場があって、
小さな街のようになっていたかも。それに関所を
避けていく人がいないように、柵や塀のような
ものがこの周りにはあったかも・・・と想像しだすと
おもしろい。 -
ここからの景色がまたすごい。
写真には写り切らないが、手前は沼地のように
なっていて、その先には平たい山が広がる。 -
続いて玉門関から4kmの漢代の長城へ。
漢代は匈奴という民族の侵攻が悩みの種で、
その対策として造られたそうだ。
ここでは敦煌遺跡存続の秘密を知ることができた。 -
ここの長城は石やレンガではなく、土・石と
草で層が重ねられている。 -
草・・・?
私:「何で昔の草が残っているの?腐らないの?」
付さん:「雨降らないもん。」
私:「!!!」
そこで私、やっとわかった。この辺りの遺跡は
砂や土でつくられていて正直丈夫な造りとは
言えないのに、なぜ2000年も残りうるのか。
つまりキーワードは「乾燥」。 -
「腐乱」する気候の中で育って、乾燥地帯に行った
ことがない私にとって、かなり衝撃だった。
写真は2000年も残り続けている草のかたまり…。
乾燥が時間を止めている場所。 -
これは長城の途中で置かれる烽火台。
-
玉門関に戻り、長城と逆方向に13km進むと
やはり漢代に軍需食糧倉庫として造られた
河倉城に到着。かなり大きい。 -
こんな大規模な倉庫をここにぽつんと
一つ造ったのか、それともやはりこの周り
にはいくつかの家もあったのか。
とにかく今は一つしか残っていないから
わからない。
そういえばもう一つ気になる話を聞いた。
清の時代かその辺りに敦煌を全く管理して
いない時代があったそうだ。考えてみると
敦煌が北京のように近現代の重要都市
になっていたら、これらの遺跡も外国に
破壊されていたかもしれない。皮肉なことに
乾燥・水不足という生活上の困難や不便を抱えた
砂漠の中の遺跡だからこそ、2000年も残れた
のかも。(無知の勝手な想像です。)
もちろん莫高窟の芸術品が外国人に持ち去ら
れたり、既に消失されている遺跡もきっとある
ことは忘れてはいけないのですが。 -
河倉城の横にあった壁に近づいて見るとやっぱり
土で固められていた。触ってみると表面は硬い。 -
昔は河のふもとに造られたそうだが、今は遠くに
浅い川が見えるだけ。地面も乾燥している。 -
玉門関一帯を後にして、また1時間以上走り
もう一つのルートの関所、陽関へ。
これだけ車で走るほど離れているということは
その時代の敦煌は大きな都市構造だったのかあ。
それとも砂漠地帯だからしょうがなかったのかな。
この辺では車も壊れるのが早そう。 -
ちょっと遠いですが、これが陽関関所の烽火台。
でもここの見所はこれではない。 -
ずばり、ここからの景色。壮大。
ゴビ砂漠が見える。
唐の時代、王維が詩で
「西、陽関を出ずれば故人無からん」と詠み
友人との別れを惜しんだというが、この先に行けと
言われたら、友達や家族ともう会えないかもと
思えてしまう。
ここから出発して新疆に入る道は過酷で、古代道端
に人の亡骸がよく見かけられたと陽関を案内して
くれたガイドさんは言っていた。
やっぱりここの景色は実際に見ないと分からない。 -
陽関を出てすぐのところに農家が並んでおり
食堂を開いている農家もあった。
そこでお昼。
付さんはここで車を洗い始めた。きれい好き
らしく、なかなか終わらない。帰り道で
また砂漠を走るのに…。 -
そこで私は農家を写真撮影をして過ごすことに。
きれいな小川がある。 -
この辺りは葡萄生産が盛んらしい。
まだ時期ではないので、畑しか見られなかった。
付さんは会う人会う人、私がなに人に見えるか
聞いて回る。みんな「中国人だろ」と言うから
そこでうれしそうに「彼女は日本人だ」と言うのを
今回の旅行中、何回聞いたことか…。 -
やっと出発し、市内へ向かう途中にある西千佛洞へ。
これは莫高窟の西に位置する石窟。 -
石窟は公開していない様子。莫高窟より破損が
進んでいるというが、中が見れないので確かめ
られない。 -
それよりも、西千佛洞の奥にあった河辺の景色は
見る価値あり!!この時期は水が少なく、河と
呼べるか分からないが、迫力のある岸壁を前に
河辺にはきれいな石も落ちていて、楽しく
過ごした。 -
夕方に行ったのもよかった。
-
付さんです。(写真公開したら怒るかな。)
-
石を拾ってきた。
「それ以上荷物を増やすな」と言われ、4個で
あきらめた。(私はいつも荷物が多すぎるタイプ) -
最後に敦煌古城へ。
つまり映画村、日光江戸村といったところ。 -
翌日から中央電視台のドラマ「神探狄仁杰」の
撮影が始まるそうで、撮影スタッフが必死で
準備をしていた。
すでに撮影現場という感じで、観光地では
なくなっていた。だったら休館にすればいいのに。 -
プロのスタッフは大忙しで、何か聞いても
面倒くさそうに相手にしてくれない・・・。 -
これは作り物。
ということで砂漠ツアーはここまで。
ホテルまで送ってもらい、付さんに車代を
払って部屋に入ると、しばらくしてホテルロビー
にいた付さんから呼び出しが。
夜の敦煌を案内してくれるという。ということで
夜市の辺りのお土産屋さんや屋台が並ぶところを
ふらつき、面(名前を忘れた!)をごちそうに
なり、さらにはらくだの人形を買ってくれた。
私は自分でも夜光杯の一番安いものを購入。
敦煌を遊びつくし、現地の人とも楽しく過ごした
一日だった。 -
最終日7日の午前はゆっくりホテルで過ごし、
昼から日本人旅行者の間で有名な、旅人の家
と書かれた食堂(飛天賓館側)へ行き
日本人のメッセージが書かれたノートを見せて
もらい、二日酔いをビールという薬(!)で
治そうとしている隋さんに話し相手になって
もらった。宿泊先など決めずに敦煌に行かれたり
中国語が苦手な方はまず彼のお店を訪ねるのも
いいかも。
その後お世話になった付さんの奥さんのお店へ
行った。面を作ってもらい、二人でしばらく
おしゃべりをしていると、付さんがわざわざ
仕事を抜けてきて、私を空港まで送ってくれた。
「北京に着いたら、さらには帰国しても
連絡するように」という暖かい言葉をくれて、
本当にいい人たちに出逢ったなぁと思った。
空港の搭乗ゲート前で座っている間、敦煌での
いろいろな思い出に浸っていた。 -
15:30発のフライトで北京へ。
甘粛省での7日間の旅行から帰宅の途に着く。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- こまちゃんさん 2010/09/14 13:07:10
- 神探狄仁杰
- 梁おじさん主演の狄仁杰、結局3シーズンまで撮影しましたね。
みんなは「シーズン4もやろう」と言うノリだったのですが、梁おじさんが、
「・・・・・」だったそうです。彼の台詞、橋田壽賀子のドラマなみに
長すぎますよね。^^
残念な報告です。。。
こまは今敦煌にいますが、金城牛肉面が閉店していました・・・
近所のおっちゃんに聞いたら、「早就関門了哦(敦煌のイントネーション)」。
他に美味しいと言われる店を回ってみましたが、金城が良すぎて足下にも及びません。
電話番号をロストしてしまったので、連絡してみる事も出来ず。。。
残念・・・(;;
(こまの個人HPに書いているのですが、大陸からのアクセスが出来なくなっちゃいました…)
こま
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