2007/03/11 - 2007/03/11
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oscar002さん
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会社にあった「ガイドブックにないパリ案内」を片手にチョット出掛けてみました。今日行ってみたのは小見出しが「『勝手にしやがれ』のカンパーニュ・プルミエール通り」。ゴダールは気狂いピエロしかDVDは持ってませんが、ヌーベルヴァーグの旗手として、見なきゃいけない監督でしたし、折角パリにいるんだから行っとかなきゃいかんでしょ。場所はメトロ6番線のラスパイユからすぐです。知らなきゃ何の変哲もない通りですので、ヒマな人限定かも知れませんが…。表紙は写真家マン・レイのアトリエがあった31番地。
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ブールヴァール・ラスパイユとの角にあるカンパーニュ・プリミエール通りの看板。『勝手にしやがれ』ではジャン・ポール・ベルモンドがこの角で死んでゆく場面で終了。
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表紙に使った31番地。陶板作家ビゴのタイルで飾られている建物です。
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23番地は藤田嗣治(レオナール・フジタ)がパリに戻って住んだ建物。あまりにキレイなのは改築どころじゃなくて建て替えられてしまったのだろうか?
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こちら14番地はかのランボーのいたところ。
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17番地は写真家ジャン-ウジェーヌ・アジェのアトリエがあった場所。
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ここにはアジェが住んだとの小さなプレートがありました。他には見つからなかったのは、建て替えられてしまったからかな。ガイドブックには「数が多すぎるためかも…」とありましたが。たしかにパリは人を集める街かもしれません。
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17番地の横の路地を入ったところ。ガイドブックには「数件のアトリエがあり、ピカソがジャコメッティやマックス・エルンスト、そしてカンディンスキーやミロと出会った場所」とありました。あっさり書いてますけど、それってモノスゴイことですよね。
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こちらも17番地から入った路地にあったレリーフ。
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ここら辺が『勝手にしやがれ』でベルモンドが出てきたところらしい。今度DVD買ってしっかり見てみます。
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ブールヴァール・モンパルナス側、つまり若い番地側から見たカンパーニュ・プルミエール通り。日曜日で人通りも殆どなし、勿論観光客なんかいるわきゃない状態。
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見かけたのはお散歩中のワンコくらい。
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現在ではブールヴァール・ラスパイユからは聳え立つモンパルナスタワーが見えます。
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パリのカフェ文化は、ここモンパルナスとサンジェルマン・デ・プレが代表選手と言って良いと思います。ここヴァヴァン交差点近辺に芸術家、政治家、哲学者たちが集っていたわけです。これはその一つラ・ロトンド。
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こちらはル・ドーム。今はカフェというより魚介を中心としたレストラン。元ボスがここのブイヤベースが大好物でよく来てました。
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Le Domeをもう一枚。店内にはフジタも含めて芸術家たちの写真が残されています。
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これはル・セレクト。この辺りのカフェはカンパーニュ・プルミエール通りとは違って、観光客であふれかえってます。ワタクシも昼間来たのは久しぶり。
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ヴァヴァン交差点から直ぐにあるグランド・ショーミエール通り。ここには最初のタヒチ行きから戻ったゴーギャンが暮らしていたそうです。
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1911年創立の彫刻と絵画のアトリエ「アカデミー・グランド・ショーミエール」。
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見えにくいのですが、上から三番目には画材を抱えて歩くゴッホの彫刻で有名なザッキンの名前もあります。
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アカデミー・グランド・ショーミエールの向かいには画材屋さんがありました。
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こちらは印象主義の先駆者ともいわれるヨハン・ヨンキントのいた場所。ブールヴァール・モンパルナスにあります。
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おまけ
ヴァヴァンにいたので4番線に乗ってレ・アールまで。モントルグイユ通りを歩いてきました。ここは1730年創業のパティスリーSTOHRER。ワタクシはキッシュ・ロレーヌとトマトとバジリコのタルトを購入、2つで7.5ユーロ也。タルトが予想外に美味でした。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 真@tokyoさん 2007/04/04 02:00:32
- カンパーニュ・プルミエール通り
- oscar002さん
ご無沙汰しています。
voodooさんと同じです。
4月下旬ロンドン生活に・・を見ました。
新たな任地でのご活躍をお祈りいたします。
ロンドンの写真もお願いしますね。
さて、昨年似たようなコースをたどりました。
31番地ビゴのタイルの建物。これをはじめてみた時はとうとうここまで来たと感慨にふけりました。(ちょっと大げさ) フランクリン通りのペレのアパートもピゴですが、31番地のほうが8年も新しく、よりデコっぽい幾何学的な模様ですね。
14番地はかのランボーは分かりましたが、17番地の路地というのが勘違いしたのか改装工事中の道に入ってしまいました。
こちらは写真の整理が追いつかないというだらしない状態です。
何とかしましょう。
- oscar002さん からの返信 2007/04/04 03:00:12
- RE: カンパーニュ・プルミエール通り
- 真@tokyoさん、メッセージ有難うございました。
多少余裕が出てきたときには転勤になってしまうもので、出来ればもう少し
パリ生活を楽しみたかったのですが、サラリーマンしてる限りは仕方ない
ですね。「来い」と行ってもらえるうちが華ですしね。
ロンドンは会議でトンボ帰りするだけなので、正直全くわからないんです。
ま、パリも来たときは同じようなものですから、そのうち慣れるだろうと
高を括っています。
イギリスはダヴィンチ・コードの続きが楽しめるところだと思いますので、
そこら辺りを訪ねてみたいと考えています。
ダン・ブラウンでは、「天使と悪魔」絡みでローマを再訪したいと思っていた
のですが、しばらくは仕事に追われる日々かも知れません。
ヴェネツィアは路地が楽しいので、次回はツアーではなくトライしてみて
下さい。
これからも、旅行記楽しみにしております。
ではまた。
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- wiz さん 2007/04/02 11:20:51
- 31, rue Campagne Premiere
- oscar002さん、お久しぶりです〜ぅ。
あしあとが残っていたところに、
4年半のパリ生活が終わりロンドン生活がはじまる
…と書いてあるのを見て、
えーーっ今度はロンドン〜っと思って遊びに来ました^^
「勝手にしやがれ」の最後の場面rue Campagne Premiere
(年末年始にパリに行ったのですが)私も行きたかったけれど
滞在日数の中で行けなかったんです(泣)
ル・セレクトも(映画に)少し出てきますよねー!
それに31, rue Campagne Premiereのビゴのタイルの建物の写真嬉しいです♪
今回の訪仏でモンマルトルのサン・ジャン・ド・モンマルトル教会や
オルセーの装飾美術のコーナーでビゴのタイルを見て…
次回訪仏したらこの31番地の建物なども見に行きたいなぁと思っていました。
この前の旅行記「ルーヴル」編、
ドゥノン翼…撮影出来たのでしょうか…?
これからはロンドンの旅行記も楽しみにしていますね♪
- oscar002さん からの返信 2007/04/02 20:25:01
- RE: 31, rue Campagne Premiere
- voodooさん、カキコありがとうございます。
ちょっとメトロに乗れば、こういうところを見ることが出来る生活ではなくなってしまうのが、少々心残りではありますが、心機一転ロンドン生活を楽しんでみるつもりです。
でも、食事は確実にパリよりは落ちると思いますので、単身生活にはツライな〜。
あと、ご指摘の通りドゥノン絵画は撮影禁止です。今回はPas Flashで言ったら黙認してくれただけで、普通は怒られちゃいます。その点を書いていなかったので、表紙の文章を変更しておきました。ご指摘誠にありがとうございました。
ではまた、お邪魔させて下さい。
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