2006/10/24 - 2006/10/24
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まみさん
2006/10/24(火)第17日目:シギショアラ
シギショアラ着4:40頃
駅前ホテル・シクに飛び入りで部屋をとり(早朝5時頃)、少し仮眠をとった後、旧市街へ
改革派教会(入れず)、ルーマニア正教会、中世武器博物館と歴史博物館と時計塔はどれも入れず、屋根付木造階段、山上教会と墓地散策
ルーマニアではどんなおみやげを手にすることができるかしら。
ここ数年の私の東欧フェチのきっかけの1つは、素朴で可愛いフォークアート。
当然それはおみやげにも反映されます。
あんまり高かったりかさばったりするなら買う気にはなれませんが、きっと手頃な可愛い小物があるでしょう。
初めて訪れる国ゆえ、ルーマニアではどんなおみやげがあるか、とても楽しみ@
この先にまだ移動があるので、買うのは最後の街ブカレストで、と決めていましたが、ウィンドウショッピングをする私が、ウィンドウだけで満足できるとは思えません。
案の定。
自制しつつも、最初の街シギショアラで、早速、民芸品やパンフレットに手を出している私。
でも、そのついでに、お店の品々の写真を撮る許可をもらうことも忘れませんでした。
転んでもただでは起きない!───いや、ウィンドウショッピングですまされずに手を出したことを、「転んだ」と言うのもどうかと思いますが。
ちなみに、行く前にチェックしていたルーマニアのおみやげ。
やはり手芸品が多いとのこと。
刺繍のテーブルクロスやブラウス、スカーフや織物、イースターエッグ、陶器や飾り皿、木彫り製品───品目だけ見れば、ハンガリーでもチェコでもポーランドでも似たようなものでしたが、ルーマニアにはルーマニアらしさが当然あるでしょう。
この他にも、ルーマニアで目をつけていたおみやげは、ガラス・イコンやドラキュラ・グッズです。
目をつけていたといっても、そんなに買う気があったかは別ですけれど。
実際、これらは買わずに写真を撮って帰ってきただけでした。
おお、そうそう、これを忘れてはいけません。
若返りクリームともしわ取りクリームとも言われている「ジェロピタール」。
もっとも、これはかさばるし、薬局で売っているものなので、シギショアラで買おうとは微塵も思いませんでしたけれど。
ジェロピタールは完全に余談でしたが、やはりドラキュラのモデルであるヴラド・ツェペッシュの生家があるシギショアラ。
なんだかんだと目についたおみやげは、ドラキュラ・グッズでした。
この旅行記では、シギショアラの城山要塞の旧市街のみやげ屋めぐりで撮った写真を集めました。
そしておまけとして、私が買ったおみやげの写真も@
-
ドラキュラ・グッズ@
時計塔の下のおみやげ屋にて
マグも置物も、どちらもヴラド・ツェペッシュではなく、ブラム・ストーカーのドラキュラのイメージですね。 -
木製の壁掛け
時計塔の下のおみやげ屋にて
左手は、シギショアラのシンボルの時計塔。
右手はヴラド・ツェペッシュ。しかし、はっきりとドラキュラ(Dracula)とも併記されてありますね。 -
ルーマニア民族衣装
時計塔の下のおみやげ屋の入口にて
トランシルヴァニア地方の男性用の服でしょうか。
羊の皮を使ったジャケット。ふち飾りの刺繍がとてもカラフルです。 -
カラフルなイースターエッグと毬
チェタチイ広場(Piata Cetatii)近くのおみやげ屋にて
ハンガリーのイースターエッグは花模様だとかニワトリの絵とか、イラストっぽい模様が多かったように思います。やっぱり特に花模様がね。
でもルーマニアはこんな風に幾何学的な模様が多かったです。
幾何学的模様なので一見地味なのですが、よく見ると華やかという摩訶不思議さ@
それは後にブカレストで訪れたルーマニアの民族衣装博物館で民族衣装を見たときも思いました。 -
花模様の木箱とヴラド・ツェペッシュのイラストの木箱
チェタチイ広場(Piata Cetatii)近くのおみやげ屋にて
宝石箱にちょうどいいくらいの大きさだなぁ。 -
ふたたび、ドラキュラ・マグ
チェタチイ広場(Piata Cetatii)近くのおみやげ屋にて
こうして見ると、なかなか愛嬌があります@ -
さまざまな壁掛け
時計塔近くの通りの出店にて
時計塔を始めすとるシギショアラの街角に街の紋章、そしてお約束のヴラド・ツェペッシュ。 -
ルーマニア民族衣装と伝統的農具……かな@
チェタチイ広場(Piata Cetatii)近くのアンティーク・ショップの入口に展示されていました。
中を覗いてみたかったのですが、あいにくお店の人がお昼でもとりにいっているのか不在で、入ることができませんでした、残念@ -
ちょっとエッチくさいドラキュラの置物と城塞の粘土細工の模型と民族衣装の男女のイラストのマグ
チェタチイ広場(Piata Cetatii)にほど近いおみやげ屋にて
同じ置物は最初の時計塔の下のおみやげ屋にもあって、写真も撮っていましたけど、あのときはあんまり注目していなかったので撮ったことも覚えていませんでした。
このお店で改めて見かけて、いやん、エッチくさーい!って思いました。
美女が裸でドラキュラがまっぱ。
映画の影響かな。 -
民族人形
チェタチイ広場(Piata Cetatii)にほど近いおみやげ屋にて -
仮面
チェタチイ広場(Piata Cetatii)にほど近いおみやげ屋にて
吸血鬼というより、死霊を思わせるおどろおどろしさ。
と思うと、その下の段にあるのはなかなか愉快な仮面です。 -
いろいろなドラキュラ・マグ
時計塔に近い通りの出店にて -
ルーマニアで買ったお土産
シギショアラではまだお土産は買うまいと思ったのですが、手ごろなお値段ですし、いかにも手作りですし、可愛いので買ってしまいました。
私は小箱って大好きなもので@
でもシギショアラで買ったのは、黒い方です。
20.00レウでした。
(2006年10月現在、1レウ=約40円)
白いのと黒いのが両方あり、そのときはさすがに2つも欲張っても仕方がないか、と思ったので、黒い方を選びました。
でも、ブカレストに移動した後のこの旅行の最終日前々日、家族や友人たちのお土産屋を物色しているときに、結局、白い方にも手を出してしまいました。
同じものなのに2レウ安く、18.00レウでした。
ブカレストでも売っているお土産なら、地方よりもブカレストの方が安いんですね。
いま2つとも、家でジュエリーケース代わりに使っています@
一緒に写したリングは、左から、モルガナイトのホワイトゴールド・リング、黒ダイヤのホワイトゴールド・リング、イエロー・サファイアのプラチナ・リング、それからアレキサンドライトのプラチナ・リングです、ムフフ@@ -
時計塔の下のおみやげ屋で買ったパンフレット
「Vlad Tepes DRACULA Fantomes celebres/ Umbre incoronate/ Crowned shadows ROMANIA」
ルーマニア語と英語とフランス語三カ国語併記で、写真がなかなか美しい本です。
ドラキュラ伝説とそのモデルとなったヴラド・ツェペッシュとの関わりやヴラド・ツェペッシュ自身の生涯の解説があります。
それから、ドラキュラならぬヴラド・ツェペッシュゆかりの地───トゥルゴヴィシュテ(Targoviste)の城跡、シンディアの塔、ブカレストの旧王宮跡、ブラム・ストーカーのドラキュラ伝説の舞台のブラン城(ヴラド・ツェペッシュはともかく、その祖父のミルチャ公の居城だったことはあります)、シビウ、そしてヴラド・ツェペッシュが密かに埋葬されたというスナゴウの修道院などが、美しい写真と共に紹介されています。
もちろん、ヴラド・ツェペッシュが生まれたシギショアラもです。
表紙の写真の3枚のうち2枚があきらかにシギショアラの街並みであることから分かるとおり、ドラキュラの生家でありシギショアラで販売されていたせいか、シギショアラの写真が一番多いです。
なので、シギショアラの町のパンフレット代わりに買いました。
値段は19レウでした。
(2006年10月現在、1レウ=約40円) -
夜の時計塔
シギショアラで買ったパンフレット「Vlad Tepes DRACULA Fantomes celebres/ Umbre incoronate/ Crowned shadows ROMANIA」より
この本では、ドラキュラのモデルとされたヴラド・ツェペッシュの実像を解説しようとしています。
ブラム・ストーカーがヴラド・ツェペッシュをドラキュラのモデルにした背景には、1431年、ヴラド・ツェペッシュが生まれた年の2月8日、彼の父親のヴラド2世が、時の神聖ローマ皇帝ジギスムントによって、オスマントルコのヨーロッパ世界への侵入を食い止める任を負ったドラゴン騎士団の騎士に叙任されたことをまず挙げています。
ドラゴン騎士団は、その紋章として、オスマントルコのシンボルの竜と十字架を掲げており、ヴラド2世はヴラド・ドラクルと呼ばれるようになりました。
そのため、その息子である後のヴラド・ツェペッシュことヴラド3世は、ドラクルの子という意味でヴラド・「ドラクラ」とも呼ばれるようになったのです。
「ドラクラ」が転じて、ドラキュラ。
そして串刺し王の異名の「ツェペッシュ」は、串刺しの刑を、オスマントルコの兵に対してだけでなく、自国の領民の重罪者に対し、たとえ身分の高い貴族でも容赦せず断行したために恐れられたからであって、たとえば、処女の血を浴びて若さを保とうとしたハンガリーの公爵夫人エリザベス・バートリーのような犯罪者ではないことを強調しています。
また、昔からの民間伝承では、人の魂は血に宿り、血には不死と若さをもたらす力があると信じられ、死霊が生き血を吸って蘇るという言い伝えがありました。
これらが混ざり合って、ヴラド・ツェペッシュ像が大げさに西欧に伝えられたことにより、ブラム・ストーカーを始めとする吸血鬼伝説の誕生へとつながったのです。
そのため、本物のヴラド・ツェペッシュ像がその影に隠れてしまったと述べています。 -
シギショアラの屋根付階段や塔の下のトンネルや路地
シギショアラで買ったパンフレット「Vlad Tepes DRACULA Fantomes celebres/ Umbre incoronate/ Crowned shadows ROMANIA」より
続いて、この本では波乱に満ちたヴラド・ツェペッシュの生涯を解説しています。
1431年にヴラド・ドラクルの次男としてシギショアラで生まれた後、同名の父親は、1436年にワラキア公となります。
しかし、その父親がオスマントルコとの戦いに負けたため、ヴラドは少年時代の1442年から弟のラドゥと共にオスマントルコのムラド2世のもとで人質生活を送ります。
ヴラドは1448年に帰国を許されますが、ラドゥはずっと後の1462年です。
ラドゥは、そのときはすっかりオスマントルコの傀儡となっていて、ヴラドを追いつめる側に回ります。
その前年の1447年に父と兄ミルチャが、トゥルゴヴィシュテの古い勢力の特権貴族たちによって残酷な手段で謀殺されます。その背景には、ハンガリーのフニャディ・ヤーノシュがいたとの説もあります。
1449年にヴラドは父と兄の復讐を果たし、ワラキアを掌握します。
1462年、ヴラドの対オスマントルコ戦での戦績が良かったため、時のローマ教皇ピウス2世は、ハンガリーのマーチャーシュ・コルヴィアヌスを通じてヴラドに経済的支援を行おうとしますが、それは間に合わず、結局、ヴラド軍は3倍のオスマントルコ軍を前に撤退せざるを得なくなります。
しかし、撤退の途上にあったトゥルゴヴィシュテの村々を焼き払い、井戸には毒を投じて、後から追跡してくるオスマントルコには利用させまいとする徹底ぶりを見せました。
しかも、このときに捕虜のトルコ兵2万人をみせしめに串刺しの刑にしたとも言われています。
ヴィクトル・ユーゴーの「世紀の伝説」という本では、オスマントルコのムラド2世は、そのあまりの残酷なシーンにショックを受け、兵を引かせたということです。
しかしムラド2世は、代わりに自らの傀儡と成り果てたヴラドの弟ラドゥを使ってヴラドをワラキア公国から追い出します。
ヴラドは、ハンガリーのマーチャーシュ・コルヴィヌスのもとに避難しようとしますが、マーチャーシュ・コルヴィアヌスは逆にヴラドを捕らえて、最初はヴィシェグラードの要塞に投獄してしまいます。
ヴラドは結局、12年間もの幽閉生活を強いられることになります。
1476年、ヴラドはモルドダヴィア公国のシュテファン大王(3世)のおかげでワラキアに帰国できましたが、そこでまた古い勢力の特権貴族の謀略か、あるいはオスマントルコとの戦いのせいか、いずれかで死亡します。
ヴラドの生涯の解説を、このパンフレットでは最後にこのように結んでいます。
「ヴラド・ツェペッシュは、目的を成し遂げるために対外的・内政面で何をすべきか、理解していた君主でした。ただ、彼は、対オスマントルコ政策、公国の議会や軍の再編成、古い特権貴族以外からの新しい人材登用、トランシルヴァニア地方商人による市場独占状態の排除など、当時としては過激な政策を推し進めた人物でした。」(私訳)
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この旅行記へのコメント (2)
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- パパスさん 2007/04/21 05:03:20
- お土産、困りますね。
- 旅行に行った時、何時も悩むのがお土産。
もしルーマニアに行ったらドラキュラ・マグ買ってきます。(笑)
よく見ると可愛いですね。
少しHなドラキュラは買えないですね。
ドラゴン騎士団→ドラクル→ドラクエ(ドラゴンクエスト)?????
ここからドラクエの名前が付いたのかなぁ?
失礼いたしました!
パパス。
- まみさん からの返信 2007/04/22 07:36:29
- RE: お土産、困りますね。
- パパスさん、こんにちは。
シギショアラに行ったら、ぜひドラキュラ・マグをおみやげにどうぞ!
これはブカレストでは見かけなかったので、やはりシギショアラで買ってしまうのが一番でしょう。
ブカレストでも探そうと思えばあったかもしれないけれど。
もう一つのブログでルーマニアで買ったおみやげシリーズを載せたいんだけど、いやはや。
旅行の下調べも含め、ネット生活は忙しくなってきました。
これからどんどん、あちこちに出かけた方たちのすてきな旅行記もアップされるでしょうしね!
ルーマニアに行く人、今年はどのくらいいるかな〜。
ドラゴン騎士団。
ゲームはやったことがないけれど、私も巷に溢れるそっち系をまず連想してしまいます@
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