2006/09/22 - 2006/09/28
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2006年9月に、旅の仲間4人で行ってきた、現地5泊のベトナム縦断旅行の旅行記第6弾。
ベトナム南部のホーチミンから始まり、中部のフエ、ホイアンを巡った私達の旅も、ついに終盤に入り、一行はベトナム北部に位置する首都ハノイへ。旅行5日目のこの日は、早朝にホイアンのホテルを出発し、8:50ダナン発のベトナム航空で一気にハノイへ。午前中はハノイ郊外の焼き物の村、バッチャンへ。昼過ぎにはハノイの市内に入り、一旦はホテルにチェック・イン。純粋にハノイの市内を散策できる時間は短く、実際に散策できたのはホアンキエム湖周辺だけだったけど、ホアンキエム湖北側に広がる職人街「36通り」は散策にはうってつけの街でした。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ベトナム航空
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9/26、旅行5日目。今回の旅は移動に関しては、今のところ比較的順調だ。この日のダナンからハノイへのフライトも非常に順調で、8:50にダナンを出発したVN310機は、ほぼ定刻通り10:00にハノイに到着。ハノイの空港では、北部の現地ガイドさんが私達を持っていた。細身、小柄、小顔、若く見える、といった見た目の印象のベトナム人の中では、長身な方の男性ガイドだった。
私達を乗せたバンは、空港を出発すると、しばらくは田園風景の中を走っていた。過去の経済的に苦しい時期においても食料には困らなかったというほど農業は恵まれたベトナムだが、稲作はまるで機械化されておらず、往々にして牛が農作業に使われているのを見た。分かりづらいが、この田んぼの写真にも牛が写っている。 -
ハノイの市内に入った模様。周囲に多くの建物が立ち並ぶようになる。でも、私達の最初の目的地は、郊外の焼き物の村。バンは、ホン川(紅河)を越え、川沿いに南へ進む。
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ハノイの空港から1時間少々で、私達は焼き物の里バッチャン(Bat Trang) に到着。この村は、約2000人の村民のうち、実に約9割が焼き物に関係した仕事に就いているのだという。
私達は早速、焼き物の作業場へ。 -
絵付けの作業風景。
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色つけが終わった陶器。まだ、焼く作業の前。
図案中の赤い絵は、トンボを描いたもの。ベトナムではトンボの図案をよく見かけた。 -
こちらは絵付けの終わった器等を釉薬に浸ける作業を行っているところ。
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作業場を見終わった後で、私達は建物の1階と2階にある店を見て回る。物価の違いからか、やはり安く感じる。
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同じく店内にて。ちょうどうちでは、家族の人数分揃ったスープ用のカップがないので、いいのがないか探してみたのだが、ちょうど今まで使っていたのと同じくらいの大きさのカップがなかなか見つからず、結局断念。残念。
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これがバッチャンの街の様子。あれ、雨でも降っていたのか? さっきは乾いていた路面が濡れている。
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バッチャンを出発した私達はハノイの市内に入り、ハノイ駅近くのレストラン「インドシナ」で昼食を摂る。
その後、私達はホテルにチェック・イン。写真は、私達がハノイで宿泊したホアビン・ホテル。今まで泊まったホテルに比べると、部屋は狭く建物も古かったが、ヨーロッパ調の落ち着いた雰囲気の建物で、なにより観光のアクセスは良かった。
また、ここのホテルではNHKの放送を見ることが出来た。ちなみに、私達がハノイを訪れたときは、ちょうど阿部内閣の組閣が発表されたときで、NHKをつけるなりそのニュースが流れてきた。 -
ホテルにチェック・インした後、少し時間に余裕があったので、辺りを散歩してみることに。
まずは、ホテルから5分弱くらいの所にあるホアンキエム湖へ。
ハノイには「・・・湖」がやたらとあるのだが、日本人の感覚でイメージする「湖」ほどの大きさはなく、どちらかというと「池」と言った方が良さそうな大きさが殆ど。
このホアンキエム湖も徒歩で1周するのにそんなに時間はかからない。何となく上野の不忍池を彷彿とさせる雰囲気を感じたんだけど、僕だけですかねぇ。。。 -
湖の中央に浮かぶ島に立つ「亀の塔」と呼ばれる8角形の塔。
ホアンキエム湖には亀にまつわる有名な伝説があり、その伝説については、ハノイの伝統芸能である水上人形劇の演目にもなっている。 -
玉山祠に来ました。玉山祠は学問の神、武の神、医の神などを祀ったホアンキエム湖の北側の小島にある祠。ホアンキエム湖が上野の「不忍池」なら、さしずめこの玉山祠は「弁天堂」に当たるようなもの。
日本が鎌倉時代に2度にわたる元の侵攻を退けたのと同様、ベトナムも3度にわたり元の侵攻を退けているのだが、その時に活躍したチャン・フン・ダオもここに祀られている。 -
橋を渡って、湖の島に建つ玉山祠へ向かう。
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更に橋を渡る。
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ホアンキエム湖には、黎朝を築いたレー・ロイが湖に棲む亀から授かった剣で明軍を退け、後にその剣を亀に返すという伝説が伝わっている。
島に建つ祠の中には、全長2メートルにもなる大亀の剥製も展示されている。 -
祠の前で将棋を指しているおじさん。
本当はじっくり指しているところを撮りたかったのだが、運悪くにわか雨が降り始めた時で、丁度カメラを向けた時は、おじさん達が雨を避けられる場所に移動する状態に入ったところだった。 -
急に降り始めた雨を恨めしく眺める。
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ホアンキエム湖の北東の脇には水上人形劇場がある。
水上人形劇はハノイ周辺で生まれた伝統芸能で、もとは農民達が収穫を祝う行事の1つとして行っていたものだが、現在は人形を操る人も民俗音楽を演奏する人も国立人形劇団に所属する人達だということで、芸術性が高い。人形使いは舞台裏から半身を水に浸かった状態で、竹の棒を巧みに使って人形を操っている。
私達もこの日の夕方に観劇した。写真は撮らなかったが、思っていたよりも楽しめた。演目の中には、ホアンキエム湖の還剣伝説も取り上げられていた。 -
ホアンキエム湖をぐるっと回ってみる。湖の北側にて撮影。写真の方向にハノイの旧市街が広がっている。
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ホアンキエム湖北側の旧市街に入る。旧市街の通りは36通りとも呼ばれており、各通りには同業種による職人の町が形成されている。
通りは各職人外の業種にちなんで、すだれ通り、シルク通り、銀通りなどといった名前がつけられている。 -
旧市街を散策。残念ながら、今となってはどの写真がどこの通りを撮影したものかをよく思い出せない。
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今回、私達はハノイ旧市街を1時間ほど散策してみたが、正直言ってその時間がぜんぜん物足りない感じがした。半日くらい時間をかけてゆっくりこの街を歩いてみたいと思えるくらい古い街並の雰囲気がいいところだ。
もっとも、散策を楽しむためにはバイクがひっきりなしに走る通りを横断するための「慣れ」が必要だけど。 -
一夜明けて9/27の朝。ハロン湾に出発する前に、ちょっとだけ散歩してみる。写真はホアビンホテルの面するリートゥンキエット(Ly Thuong Kiet)通り。
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ホアンキエム湖の西側に位置するハノイ大教会。
この後、ホテルに戻る際、私は地元の人にホテルまでバイクに乗っけて貰う。別にバイクタクシーの人というわけではなかったため、始めは少し警戒していたのだが、その日のホテル出発の時間に間に合わなくなりそうだったのだ。10000ドンでホテルまで。距離はそんなになかったのだが、遅れるよりはましなので仕方ない。
さあ、次はいよいよハロン湾だ。
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