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日光東照宮は江戸幕府開祖、徳川家康公を御祭神としてお祀りしている神社です。二代将軍秀忠により日光に廟を造営したのが始まり。1636年、三代将軍家光公が大規模なものに建て替え、今日の絢爛豪華な社殿群となりました。当時、美術の監修を幕府御用絵師の狩野探幽(ルビ:かのうたんゆう)がとったといわれ、優れた絵師、名工たちよって生み出されました。<br />日光東照宮の国指定文化財(国宝、重文)の建造物は、木殿や陽明門、五重塔や石鳥居など55棟になります。<br />(指定数では国宝8、重文34)。 <br />  <br />冬の日光東照宮は閑散としており、ゆっくり鑑賞できました。<br />99年に、東照宮も含め日光山内にある二社一寺(輪王寺、二荒山神社)と周辺に広がる景観が世界遺産に登録された日光は、『平和』というキーワードを表した街だったと再認識しました。<br /><br /><br />

日光東照宮・特別祈祷 ☆巫女さんに案内されて参詣し

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2007/02/09 - 2007/02/09

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マキタン

マキタンさん

日光東照宮は江戸幕府開祖、徳川家康公を御祭神としてお祀りしている神社です。二代将軍秀忠により日光に廟を造営したのが始まり。1636年、三代将軍家光公が大規模なものに建て替え、今日の絢爛豪華な社殿群となりました。当時、美術の監修を幕府御用絵師の狩野探幽(ルビ:かのうたんゆう)がとったといわれ、優れた絵師、名工たちよって生み出されました。
日光東照宮の国指定文化財(国宝、重文)の建造物は、木殿や陽明門、五重塔や石鳥居など55棟になります。
(指定数では国宝8、重文34)。

冬の日光東照宮は閑散としており、ゆっくり鑑賞できました。
99年に、東照宮も含め日光山内にある二社一寺(輪王寺、二荒山神社)と周辺に広がる景観が世界遺産に登録された日光は、『平和』というキーワードを表した街だったと再認識しました。


同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄

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  • 東照宮は、跡を継いでいく将軍家に争いのない平和な時代を築いてほしいという徳川家康の願いを表した集大成なのです・・とのことです。

    東照宮は、跡を継いでいく将軍家に争いのない平和な時代を築いてほしいという徳川家康の願いを表した集大成なのです・・とのことです。

  • 大鳥居から入る。東照宮は、現在皇居となっている江戸城のほぼ真北に位置し、特に陽明門は北極星を背に建てられ、「北から江戸の政(まつりごと)に、にらみをきかしていた」そうです。<br /> 

    大鳥居から入る。東照宮は、現在皇居となっている江戸城のほぼ真北に位置し、特に陽明門は北極星を背に建てられ、「北から江戸の政(まつりごと)に、にらみをきかしていた」そうです。
     

  • 想像の象 国内にはまだ象がいなかった頃、想像だけで作られたという。<br />表門を入って右から正面に3棟並び、右から下神庫(しもじんこ)、中神庫(なかじんこ)、上神庫(かみじんこ)。祭事の道具などが所蔵されている。上神庫の妻(=側面)にある象の彫刻は要チェック!  <br />

    想像の象 国内にはまだ象がいなかった頃、想像だけで作られたという。
    表門を入って右から正面に3棟並び、右から下神庫(しもじんこ)、中神庫(なかじんこ)、上神庫(かみじんこ)。祭事の道具などが所蔵されている。上神庫の妻(=側面)にある象の彫刻は要チェック!

  • 三猿<br />神厩舎は神様に仕える神馬(しんめ)がいる建物。現在も2頭が飼育されているそう・・。この建物の長押(なげし)の上に猿の彫刻が8面、物語になっている。猿の一生を描きながら人の生き方を伝えている・・なかなか考えさせられる。 <br /><br />http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu/umagoya/index.html<br /> <br />正面左右に「阿吽(あうん)」の仁王像が安置されています。門の周囲には唐獅子や獏(ばく)、麒麟や虎など82体の動物彫刻が施されています。 <br />  <br />http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu/index.html<br /><br />

    三猿
    神厩舎は神様に仕える神馬(しんめ)がいる建物。現在も2頭が飼育されているそう・・。この建物の長押(なげし)の上に猿の彫刻が8面、物語になっている。猿の一生を描きながら人の生き方を伝えている・・なかなか考えさせられる。

    http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu/umagoya/index.html

    正面左右に「阿吽(あうん)」の仁王像が安置されています。門の周囲には唐獅子や獏(ばく)、麒麟や虎など82体の動物彫刻が施されています。

    http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu/index.html

  • 陽明門だけで500を超えるという彫刻一つひとつにも平和を願う意味が込められている。<br /><br />

    陽明門だけで500を超えるという彫刻一つひとつにも平和を願う意味が込められている。

  • 陽明門<br />国宝である陽明門。この門の彫刻群は圧倒させられる。なんと508体もの彫刻が飾られているそう・・。<br />魔除けの逆柱など、エピソードも豊富にある。  <br />

    陽明門
    国宝である陽明門。この門の彫刻群は圧倒させられる。なんと508体もの彫刻が飾られているそう・・。
    魔除けの逆柱など、エピソードも豊富にある。

  • 『日光東照宮特別拝観と将軍着座の間見学ツアー』<br />1999年(平成11年)に、『日光の社寺』の一部としてユネスコの世界遺産条約に基づき世界遺産に登録された日光東照宮。このツアーは、今まで団体参拝のみでしか体験できなかった特別拝観が1名から参加できる企画で、通常のガイドツアーでは味わえない世界遺産の魅力が味わえるというもの。Aコース(列車付日帰りコース)に含まれるものは、往復乗車券および特急券、日光スーパーチケット、日光東照宮特別拝観料金、東武徳川御前「昼食」代。<br /> <br />日光東照宮社務所前11時集合<br />〜日光東照宮特別拝観〜13時頃解散<br /><br />1999年、日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の二社一寺の103棟の建造物群と、これらを取り巻く遺跡(文化的景観)が世界遺産(文化遺産)として登録されました。<br /><br />東武日光駅のトラベルカウンターで日光スーパーチケットを世界遺産めぐりバスの1日乗り放題=“世界遺産めぐり手形”に変えました。<br /><br />神橋<br />大谷川に架けられた「神橋」(しんきょう)。ここは二荒山神社の建造物で世界遺産にも登録されており、聖地日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗りの美しい橋。石の橋脚に支えられた木製の橋で、全体が漆塗りで高欄や飾り金具がついている全国でも珍しい橋。 <br /><br />東照宮境内へ。各見どころで巫女さんの説明に耳を傾けます。その一部をご紹介していきましょう。しかし、『日光を見ずして結構と言うな』と日光東照宮の建築の美しさをたたえたコトワザがあるように、実際に足を運んでこそ感動が味わえるもの。世界遺産に登録された建築美はもちろん、その場の神聖な空気に包まれての参拝は心が洗われるようです。  <br /><br />社務所前の立て看板。後ろの客殿は建築家丹下健三氏によるもの。  <br />東照宮表参道。  <br />石鳥居<br />日本三大石鳥居のひとつでもある石鳥居。  <br />五重塔<br />石鳥居の左手にある高さ約36メートルの五重塔。 <br />  <br /><br />唐門<br />陽明門をくぐると正面には国宝の唐門が。これまた、全体が白く塗られ非常に美しい門です。東照宮でもっとも重要な正門だそうです。門の上部にある彫刻は1本のケヤキに4列、27人の人物が彫られているとか。こちらも必見!  <br />眠猫<br />奥社の参道入り口にある、東照宮の名彫刻のなかでもとくに有名なのは、この「眠り猫」 <br /> <br />御本社拝殿 将軍着座の間<br />ツアーのクライマックス御本社拝殿へ。拝殿に上がれたのは大名以上で、それぞれの格式により拝礼の位置が厳格に決められていたそうです。そして、将軍に用意された場所は東側の特別室。この将軍着座の間にて私は特別祈祷を受けました。<br />神主さんによりお祓いを受けます。<br />その後、拝殿、石の間を拝観。 <br /> <br /> <br />客殿<br />通常は個人では入ることのできない客殿2階の大広間へ。ここで清浄界から俗世に戻るための儀式が行われました。神主さんのご祈祷の後、お供え物とお神酒をいただきます。お札、さかずき、福箸、記念品をいただき、社務所前にて解散です。ありがとうございました! <br /> <br /><br /><br />http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu <br />   <br /> <br /><br />ホテル清晃苑の“徳川・日光社盛膳”<br />旅館の割烹料理を、家康の人生のようなストーリーをもたせて特別ランチに仕立てました。家康が生まれ、幼少を過ごした愛知県岡崎名物の八丁味噌をと、日光名産ゆばや鹿沼こんにゃくを使っているのが特徴。味噌の香りとコクがこんにゃくとの相性も最高で、ゆばの煮物の食感はたまりません! <br />   <br />『日光東照宮特別拝観と将軍着座の間見学ツアー』<br /><br />奈良時代、日光開山した勝道上人の像。以来関東の霊場として地位を確立してきた。 <br /><br />

    『日光東照宮特別拝観と将軍着座の間見学ツアー』
    1999年(平成11年)に、『日光の社寺』の一部としてユネスコの世界遺産条約に基づき世界遺産に登録された日光東照宮。このツアーは、今まで団体参拝のみでしか体験できなかった特別拝観が1名から参加できる企画で、通常のガイドツアーでは味わえない世界遺産の魅力が味わえるというもの。Aコース(列車付日帰りコース)に含まれるものは、往復乗車券および特急券、日光スーパーチケット、日光東照宮特別拝観料金、東武徳川御前「昼食」代。

    日光東照宮社務所前11時集合
    〜日光東照宮特別拝観〜13時頃解散

    1999年、日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の二社一寺の103棟の建造物群と、これらを取り巻く遺跡(文化的景観)が世界遺産(文化遺産)として登録されました。

    東武日光駅のトラベルカウンターで日光スーパーチケットを世界遺産めぐりバスの1日乗り放題=“世界遺産めぐり手形”に変えました。

    神橋
    大谷川に架けられた「神橋」(しんきょう)。ここは二荒山神社の建造物で世界遺産にも登録されており、聖地日光の表玄関を飾るにふさわしい朱塗りの美しい橋。石の橋脚に支えられた木製の橋で、全体が漆塗りで高欄や飾り金具がついている全国でも珍しい橋。

    東照宮境内へ。各見どころで巫女さんの説明に耳を傾けます。その一部をご紹介していきましょう。しかし、『日光を見ずして結構と言うな』と日光東照宮の建築の美しさをたたえたコトワザがあるように、実際に足を運んでこそ感動が味わえるもの。世界遺産に登録された建築美はもちろん、その場の神聖な空気に包まれての参拝は心が洗われるようです。

    社務所前の立て看板。後ろの客殿は建築家丹下健三氏によるもの。
    東照宮表参道。
    石鳥居
    日本三大石鳥居のひとつでもある石鳥居。
    五重塔
    石鳥居の左手にある高さ約36メートルの五重塔。


    唐門
    陽明門をくぐると正面には国宝の唐門が。これまた、全体が白く塗られ非常に美しい門です。東照宮でもっとも重要な正門だそうです。門の上部にある彫刻は1本のケヤキに4列、27人の人物が彫られているとか。こちらも必見!
    眠猫
    奥社の参道入り口にある、東照宮の名彫刻のなかでもとくに有名なのは、この「眠り猫」

    御本社拝殿 将軍着座の間
    ツアーのクライマックス御本社拝殿へ。拝殿に上がれたのは大名以上で、それぞれの格式により拝礼の位置が厳格に決められていたそうです。そして、将軍に用意された場所は東側の特別室。この将軍着座の間にて私は特別祈祷を受けました。
    神主さんによりお祓いを受けます。
    その後、拝殿、石の間を拝観。


    客殿
    通常は個人では入ることのできない客殿2階の大広間へ。ここで清浄界から俗世に戻るための儀式が行われました。神主さんのご祈祷の後、お供え物とお神酒をいただきます。お札、さかずき、福箸、記念品をいただき、社務所前にて解散です。ありがとうございました!



    http://www.toshogu-koyoen.com/toshogu



    ホテル清晃苑の“徳川・日光社盛膳”
    旅館の割烹料理を、家康の人生のようなストーリーをもたせて特別ランチに仕立てました。家康が生まれ、幼少を過ごした愛知県岡崎名物の八丁味噌をと、日光名産ゆばや鹿沼こんにゃくを使っているのが特徴。味噌の香りとコクがこんにゃくとの相性も最高で、ゆばの煮物の食感はたまりません!

    『日光東照宮特別拝観と将軍着座の間見学ツアー』

    奈良時代、日光開山した勝道上人の像。以来関東の霊場として地位を確立してきた。

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