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正月の3日間、富岡製糸場が見学可能という事を知って訪れました。富岡は高校時代にすごした町でもあり、その後ももちろん行ってはいますが、富岡製糸場は、片倉製糸から富岡市へ委譲された後、しばらくは時々開放していたようです。今回群馬に帰省した折に行ってみることにしました。<br />《日本で最初の富岡製糸》は『上毛カルタ』の一枚で、群馬で育った人たちには忘れようにも身についてしまった一句です。富岡製糸は、明治政府が富国強兵の下に巨額のお金を投入しフランス人技師を招聘して作った官営工場です。開設当時、フランス人技師が赤ワインを飲んでいたところ「外国人は生娘の生き血を飲んでいる」という噂で工女が集まらなかったとか、そのため良家の子女を集め、作法等教えながら当時としては珍しい8時間労働だったとか、いわゆる”女工哀史”とは違う世界があったようです。

日本で最初の富岡製糸ー世界産業遺産へ

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2007/01/03 - 2007/01/03

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くろべー

くろべーさん

正月の3日間、富岡製糸場が見学可能という事を知って訪れました。富岡は高校時代にすごした町でもあり、その後ももちろん行ってはいますが、富岡製糸場は、片倉製糸から富岡市へ委譲された後、しばらくは時々開放していたようです。今回群馬に帰省した折に行ってみることにしました。
《日本で最初の富岡製糸》は『上毛カルタ』の一枚で、群馬で育った人たちには忘れようにも身についてしまった一句です。富岡製糸は、明治政府が富国強兵の下に巨額のお金を投入しフランス人技師を招聘して作った官営工場です。開設当時、フランス人技師が赤ワインを飲んでいたところ「外国人は生娘の生き血を飲んでいる」という噂で工女が集まらなかったとか、そのため良家の子女を集め、作法等教えながら当時としては珍しい8時間労働だったとか、いわゆる”女工哀史”とは違う世界があったようです。

同行者
家族旅行
交通手段
自家用車

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  • 駐車場に車を止め、製糸工場へ行く途中の建物、望楼つきで消防の監視塔に使われていたとか。

    駐車場に車を止め、製糸工場へ行く途中の建物、望楼つきで消防の監視塔に使われていたとか。

  • 街並みから製糸場の正門が見えます。

    街並みから製糸場の正門が見えます。

  • 正門から入って左受付の建物。ここに貴賓室などがあり、大久保利通なども訪問したと言うことです。

    正門から入って左受付の建物。ここに貴賓室などがあり、大久保利通なども訪問したと言うことです。

  • 東繭倉庫正面

    東繭倉庫正面

  • 明治5年の刻印がある。

    明治5年の刻印がある。

  • 東繭倉庫、正面入り口、台貫の天井。

    東繭倉庫、正面入り口、台貫の天井。

  • 建物の中から、窓ノブ。明治5年からの建物、手すき窓ガラスがそのまま残っています。

    建物の中から、窓ノブ。明治5年からの建物、手すき窓ガラスがそのまま残っています。

  • 当時の錦絵のコピー。全体の様子が分かります。

    当時の錦絵のコピー。全体の様子が分かります。

  • 東繭倉庫の東側(正面)

    東繭倉庫の東側(正面)

  • 東繭倉庫の西側(内側)、二階部分には必ず回り廊下が付いていて、手すりがあります。なんともモダンな造りです。

    東繭倉庫の西側(内側)、二階部分には必ず回り廊下が付いていて、手すりがあります。なんともモダンな造りです。

  • 繰糸場の外観。ここで使われているガラスは、手すきガラスがそのまま残っています。波打っていたり、気泡があったりして、なんとも手作りのぬくもりを感じます。

    繰糸場の外観。ここで使われているガラスは、手すきガラスがそのまま残っています。波打っていたり、気泡があったりして、なんとも手作りのぬくもりを感じます。

  • 繰糸場の天井。長い建物なのですが、一本も柱がなく二本組みの梁で思い瓦屋根を支えています。

    繰糸場の天井。長い建物なのですが、一本も柱がなく二本組みの梁で思い瓦屋根を支えています。

  • 繰糸の機械。2棟並んでいます。

    繰糸の機械。2棟並んでいます。

  • ブリューナ館、フランス人技師の居宅。地下ワイン倉庫もあったとか。

    ブリューナ館、フランス人技師の居宅。地下ワイン倉庫もあったとか。

  • レンガ職人の屋号。当時はレンガ職人がいなかったので、近隣のかわら職人が工夫しながらレンガを焼いたのだそうです。

    レンガ職人の屋号。当時はレンガ職人がいなかったので、近隣のかわら職人が工夫しながらレンガを焼いたのだそうです。

  • 西繭倉庫

    西繭倉庫

  • ボイラーの煙突」

    ボイラーの煙突」

  • おまけ! 櫛渕邸(歴史的建造物)

    おまけ! 櫛渕邸(歴史的建造物)

  • おまけ2! れんが堂さんの蔵

    おまけ2! れんが堂さんの蔵

  • おまけ3! 七日市藩の藩邸跡の黒門(現県立富丘高校)<br /><br />戯れ歌一つ<br />”緑こもれる青垣山の ふもと近くの古代の遺物 これが甘楽の富岡高校 歴史なんぞが何になる トトコズンドコ<br />トトコズンドコ”<br />”古代先史の黒門くぐりゃ 破れ帽子に朴歯をはいて、肩で風切る小粋な姿 明治・大正の猛者ばかり トトコズンドコ トトコズンドコ”<br /><br />富岡高校は旧制中学からの学校で、創立100年以上、”御殿”と言われる当時からの建物も保存されています。

    おまけ3! 七日市藩の藩邸跡の黒門(現県立富丘高校)

    戯れ歌一つ
    ”緑こもれる青垣山の ふもと近くの古代の遺物 これが甘楽の富岡高校 歴史なんぞが何になる トトコズンドコ
    トトコズンドコ”
    ”古代先史の黒門くぐりゃ 破れ帽子に朴歯をはいて、肩で風切る小粋な姿 明治・大正の猛者ばかり トトコズンドコ トトコズンドコ”

    富岡高校は旧制中学からの学校で、創立100年以上、”御殿”と言われる当時からの建物も保存されています。

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この旅行記へのコメント (3)

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  • mottiさん 2007/02/11 10:44:22
    くろべーさんコンニチハ
    はじめまして。

    私、その歴史のある富岡高校の体育館の舞台の上で、高校3年生の時に、
    セーラ服を脱がさないで(おにゃんこクラブ)を踊った経験ありです。

    motti

    くろべー

    くろべーさん からの返信 2007/02/11 19:00:44
    RE: くろべーさんコンニチハ
    登校ありがとうございます。
    旅行記も読ませていただきました。「おっぺす」なんて言うのが、ぽっと出てきて思わず笑ってしまいました。上毛カルタ、本当にボクラの体の中にしみこんでいますね。群馬へ行くとふっと浮かんできてしまう。

    富高はボクラのころは共学だったのですが、男子校になってしまったとか聞いたのですが、今はどうなのでしょう? ところで、おにゃんこクラブと言うことは、ボクのずっとあとかな? “富高小唄”ご存知ですか?ボクの覚えているのは2番まで、どなたか全部覚えている人いませんかね?ご存知でしたらぜひ教えてください。


    motti

    mottiさん からの返信 2007/02/11 19:26:51
    RE: RE: くろべーさんコンニチハ
    上毛カルタ、ほんと染み付いてますよね。
    大学は県外だったのですが、居酒屋さんとかで、たまたま上毛カルタの話題とかしてる人がいたりして、聞こえてきて、
    『えーーっと、「あ」ってなんだっけ??』とか聞こえてくると
    『浅間のいたずらだよ・・・』ってつぶやいちゃいます。

    共学ですか!!?
    えー、あーー、もしかしたら、うちの父親の世代かもです。
    父親は昭和24年生まれです。
    くろべーさんもっと若かったらごめんなさい。

    富岡高校、今は男子校ですよ。
    私は富岡東(女子高)なのですが、毎年『富高と合併して共学になるかも!!』って言ううわさが出て、踊らされてきました。
    じゃぐうさんも、久々に行ってみたいなあって思ってます。
    富高小唄、今度友達に聞いてみますね。

    motti

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