接待で京都祇園の御茶屋「駒屋」へ。<br /><br /> 呼んでもらった舞妓さんの名は「君波」。千葉県出身の16歳。まだ去年の10月から始めたばかりとのこと。既に彼女の京都弁は完璧なように聞こえる。<br /><br /> 舞妓の世界は厳しく、完全な縦社会。姉さんがカラスは白いといえば、白と答えなければならない。そんな舞妓の世界だから脱落する者もたくさんいるという。<br /><br />女将にどういう人が成功するか聞いてみた。<br /><br /> 「そりゃ、心を持った人どすえ。容姿よりも心。料理でもなんでもそうですけど、味や見かけが劣っていても、心がこもっていれば何とかなるもんどすえ。」<br /><br />なるほど。そういう意味では君波は合格だろう。話していて楽しい。心がこもった優しい対応だ。<br /><br />更に女将から芸者遊びについて話を聞く。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芸者遊びは、銀座のクラブやキャバクラとは違って格式があるらしい。舞妓や芸者との関係は一見で終わる訳ではない。御贔屓の舞妓を決め、その子のために踊りを見に行ったり、お昼にいったり、関係を一つずつ作って行かなければならない。舞妓が成長する姿を見ながら、自分も成長していく。お互いの関係を時系列で楽しむが「趣き」なんだそうだ。<br /><br />　名刺代わりに君波の名前を書いたシールをもらった。これを財布に貼るとお金がどんどん舞い込む（舞妓）らしい。そう聞いて、すぐに自分の財布にシールを貼った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　できれば次月の京踊りで彼女を応援しに京都へ来たいなぁ。その為には、お金がもっともっと舞妓まないと！僕も頑張るから、君波も頑張れよ!!<br /><br /><br />・・・といいつつ早２年、会社を退職したため、そんな高級な遊びもできず、「君波」はがんばっているだろうか。

舞妓の君波＠祇園

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2005/03/04 - 2005/03/04

6551位(同エリア6666件中)

#その他

フーテンの若さんさん

接待で京都祇園の御茶屋「駒屋」へ。

呼んでもらった舞妓さんの名は「君波」。千葉県出身の16歳。まだ去年の10月から始めたばかりとのこと。既に彼女の京都弁は完璧なように聞こえる。

舞妓の世界は厳しく、完全な縦社会。姉さんがカラスは白いといえば、白と答えなければならない。そんな舞妓の世界だから脱落する者もたくさんいるという。

女将にどういう人が成功するか聞いてみた。

「そりゃ、心を持った人どすえ。容姿よりも心。料理でもなんでもそうですけど、味や見かけが劣っていても、心がこもっていれば何とかなるもんどすえ。」

なるほど。そういう意味では君波は合格だろう。話していて楽しい。心がこもった優しい対応だ。

更に女将から芸者遊びについて話を聞く。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　芸者遊びは、銀座のクラブやキャバクラとは違って格式があるらしい。舞妓や芸者との関係は一見で終わる訳ではない。御贔屓の舞妓を決め、その子のために踊りを見に行ったり、お昼にいったり、関係を一つずつ作って行かなければならない。舞妓が成長する姿を見ながら、自分も成長していく。お互いの関係を時系列で楽しむが「趣き」なんだそうだ。

　名刺代わりに君波の名前を書いたシールをもらった。これを財布に貼るとお金がどんどん舞い込む（舞妓）らしい。そう聞いて、すぐに自分の財布にシールを貼った。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　できれば次月の京踊りで彼女を応援しに京都へ来たいなぁ。その為には、お金がもっともっと舞妓まないと！僕も頑張るから、君波も頑張れよ!!

・・・といいつつ早２年、会社を退職したため、そんな高級な遊びもできず、「君波」はがんばっているだろうか。