2006/08/03 - 2006/08/03
7003位(同エリア17046件中)
コクリコさん
パリには無料で見学できる立派な美術館がいくつかあります。
その中でもプティ・パレは数年修復工事中で見学できなかったのですが、やっと今回見に行くことができました。
名前はプチ(小さい)ですが、実際はとても立派な宮殿が美術館になっています。
目の前にグラン(大きい)・パレが建っているので、それに対してプチなのでしょう。
グラン・パレもプチ・パレも、1900年のパリ万博の会場として建てられた宮殿でどちらも現在美術館として使われています。
グラン・パレは主に特別展会場として、プティ・パレは普段は常設の美術館になっています。
月曜日が休館日。
常設展は無料。
表紙の写真はプティ・パレのエントランスホールです。
『パレ』と言うだけあり、「ほんとに無料で良いの!」と思えるほど素晴らしい宮殿です。
午前中クリコ妹、コクリコ、ワカの3人はクリュニー中世美術館を見学、コクリコ夫は警視庁博物館(無料・写真撮影不可)見学、午後はコクリコ夫婦はプチ・パレ、妹とワカはオルセー美術館。
今日は美術館のハシゴです。
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アレクサンドル3世橋を渡り、左手に見える建物がグラン・パレ。
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グラン・パレ。
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グラン・パレの目の前にプチ・パレが建っていますが、プチ・パレの前に立つチャーチルの像。
プチ・パレの前になぜイギリスの大政治家ウインストン・チャーチルの像が立っているのかは不明。
目の前の通りはウインストン・チャーチル通りです。
パリには外国の政治家の像や外国人の名の付く通りや、駅名が多い。日本では考えられないことです。
さすがインターナショナルな都市ですね。
渡った橋の名前もロシアの皇帝の「アレクサンドル3世」橋だし(^^)v
身をかがめて歩くチャーチルの特徴を実に良く表していて面白いです。
数ある政治家の像の中でも私のお気に入り。 -
グラン・パレに比べて小さいとはいえ、立派なプチ・パレの入口。
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プチ・パレ入口の彫刻。
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プチ・パレの入口を入るといきなり広いエントランスホール。
見学者の大きさと比べてください。
高い天井、モザイクを敷き詰めた美しい床。 -
ホールの中央にある大きな彫刻。
作品の名前と彫刻家の名前はメモし忘れました。 -
エントランスホールから展示室に向かいます。
凄い!贅沢な空間に作品がゆったり飾られています。 -
《サルを連れた婦人》
このサルを連れた美しいマダムが目に止りました。
上流社会で、お猿や鸚鵡がペットとして流行した1900年頃の作品です。
作者はカミーユ・アラフィリプ(1908年製作)
Gresとbronzeでできています。
「Gres」とは「せっ(火偏に石)器」砂岩の粉を混ぜて作った陶器だそうです←ちゃんとメモして、良く調べたでしょv(^^)v
なんとも不思議な材質だったので、しっかりメモしたのでしょうね〜気紛れ者なので、メモしたりしなかったり。
帰国してから全てちゃんとメモすれば良かったとし反省しきり。 -
《女優サラ・ベルナール》ジョルジュ・クレラン作
この挑むような目つきは、サルを連れたご婦人と同じ頃の大女優サラ・ベルナール。
『黄金の声』とたたえられた美声の持ち主。
主演した舞台は数限りなし。最後は壊疽で片足を切断。 -
《まどろみ》クールベ(1866年製作)
これは、これは・・・同じクールベの作品とは思えない色っぽさ。
製作当時、同性愛の絵ではないかと物議をかもしたのがわかる気がします。
クールベといえばオルセー美術館にも、写真では写せないような絵がありましたね(^^;) -
《ピエール=ジョゼフ・プルードンと息子たち》クールベ(1803年製作)
プチ・パレにはクールベの作品がいくつかあり、その中のひとつ。
社会主義者プルードンとその息子たちが暖かいまなざしで描かれています。
聞くところによりますと、プルードンの方が先に死んでしまったので、クールベはプルードンの姿を頭に思い描きながら描いたとのこと。 -
展示室風景。
ひとつひとつ写真に撮るのは大変なことなので、
ひとまとめにざっと展示室です。 -
絵の前で真剣にメモしているコクリコ。
その絵とは・・・ -
アルフレッド・シスレーの《ロワン川の曳き船、サン=マンメ》
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同じくシスレーの《モレの教会》
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プチ・パレの目玉作品ともいえるクロード・モネの《ラヴァクールの日没》
水と夕日と風景が一つに溶け合う、いかにも印象派代表『モネ!』らしい作品ですね。
マルモッタン美術館にある同じくモネの《印象・日の出》を思わせる作品です。 -
《水浴する女たち》モーリス・ドニ
モネ、シスレー、ピサロ、セザンヌ、クールベの絵画の多くはオルセー美術館に展示されていますが、プチ・パレにも、オルセーでは置き切れない絵画のあふれこぼれたものがふわっと落ちてきたかのように展示されていました。 -
《パンを運ぶ村の娘》
印象派絵画が展示されている部屋から彫刻の展示されている部屋に続いています。 -
《手鏡を持つ女》だったかな?
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《バッカス教の女》
『バッカス教』は古代ギリシャのバッカスをあがめる宗教。
葡萄酒に酔いしれている生々しい女性の姿ですね。 -
とても気に入った彫刻。
《最初の死》
人類最初の死をイメージした彫刻だったような。
背後の絵が《ゴルゴダの丘》というのが実に良いじゃありませんか! -
古い食器や家具が展示されている部屋。
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プチ・パレの窓からグラン・パレの姿。
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絵画鑑賞をちょっと休憩して、プチ・パレの中庭ヘ。
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広々とした美しい回廊に囲まれた中庭。
宮殿に招待された貴婦人のような気分でベンチに座り庭を眺めるのも良いかも・・・ -
回廊には有名な彫刻家たちの像が並んでいます。
これは、うーんマイヨール作の《生まれたばかりのイブ》だったかな? -
《くだもの》ブールデル作
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《ヴィーナスの勝利》ルノワール作
トロイ戦争の発端となったリンゴを手にしているビーナス。
ルノワールの女性は彫刻もふっくら。 -
地下の新しい展示室。
ここには、日本語で「お手洗い」と書いてある案内があった。 -
古代ギリシャの女流詩人サッフォーの像。
サッフォーはいつも竪琴を手にしています。 -
《聖セバスチャン》
矢を射られて殉教するサン・セバスチャンですが、残酷で美しいサン・セバスチャンの絵画や彫刻になぜかホレ込んでいるコクリコ←危ないな(^^;)
サン・セバスチャンは常に《美男》に描かれているから(^^?) -
アールヌーボー風の階段。
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窓からシャンゼリゼの並木の緑が見える。
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カルポー作、貝を耳にあて、海の音を聞く少年。
《貝採りの少年》
この少年をたいそう気に入ったコクリコは、デイジョンで再会することができたのです。 -
変な顔その1。
ジャン・カリエスの陶器作品。 -
変な顔その2。
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古代ギリシャ・ローマ芸術の展示室。
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《ギリシャの壷》
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《トリトン》
ローマ帝政時代の作品。 -
最後は中世の展示室。
《聖ゲオルギウス》
ドラゴン退治をしているサン・ジョルジュ(ドイツ語だとゲオルグ?ゲオルゲ?、英語だとジョージ・・・英語の名前だと軽いね^^)ですが、おっと竜の姿をしたサタンを槍で突こうとしているサン・ミシェルかと思っちゃいましたよ。
サン・ミシェルも武装した青年の姿で描かれていますが、サン・ジョルジュも素敵な青年だこと!
写真では紹介しきれないほど美術品も展示室の装飾も充実しているプチ・パレ。
無料ですので、時間が少し空いた時にふらっと寄っててはいかがでしょうか。
午前中はクリュニー美術館、午後はプチ・パレと2つの美術館を見学しましたが、それぞれ違った個性の美術館だったので、アタマが疲れることはありませんでした♪ -
ブチ・パレを出て、シャンゼリゼ通りに向かうと・・・「虎」の異名を持ったフランスの政治家、第一次世界大戦時の首相クレマンソー(1841〜1929年) の立像がありました。
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シャンゼリゼ通りに接するクレマンソー広場に立つ
《シャルル・ド・ゴール像》
スタスタ歩いているようなド・ゴール元大統領の像でした。
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